増田 浩一|増田みはらし書店・1日1冊良書ご案内 / 週1#考えるノート
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増田 浩一|増田みはらし書店・1日1冊良書ご案内 / 週1#考えるノート
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経営者の未来を見通すパートナーとして、ビジョン実現をサポート。1日1冊、経営の視座を高める良書を「絵と文」でご紹介📚。建築→広告→診断士の知見を融合し、対話から価値を共創。📣広告戦略プロデューサー 🔍中小企業診断士 📘増田みはらし書店店主 #ビジョナリーブランディング #ミラスト
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私たちにできるのは、社会として、個人として、「偶然のチャンス」を生み出す仕組みをつくること。誰かの挑戦を応援すること。自分自身も、成長できる環境に飛び込むこと。
 
「森全体を見る」視点を持てば、成功の本質が見えてきます。
 
masudabooks.com/2025-10-21/
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「1万時間の法則」で有名なこの本ですが、実は法則だけが独り歩きしているんじゃないかと思うんです。
 
グラッドウェルが本当に伝えたかったのは、成功は個人の才能や努力だけじゃ説明できないということ。環境、機会、コミュニティ、時代背景——そういった「見えない土台」があって初めて、人は変われるんです。
 
ビートルズがハンブルクで1200回のステージを経験できたのも、ビル・ゲイツが夜中までコンピューターを使えたのも、偶然が重なった結果なんです。
 
でも同時に、彼らはその環境を自ら選んだ。環境の力を認識しながら、主体的に動いた。その両輪が揃って、成功が生まれるんです。
あなたの人生は、あなたのものです。
他の誰のものでもない。
だから、自分を信じて、自分の道を歩いていきましょう。
その先に、本当の自由が待っているんですから。
masudabooks.com/2025-10-20/
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エマソンは「一人になるほど人は強くなる」と言います。
群れの中にいるとき、私たちは安心します。
でも、それは本当の強さじゃない。
本当の強さは、一人で立つことから生まれるんです。
 
面白いのは、自分を信じて生きると、最終的に「独自であることなど気にならなくなる」ということ。
自分の真実を生きることに夢中になるから、他人との比較なんて意味がなくなる。
「個性的でありたい」という欲求さえ、消えていく。
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自分を信じるって、簡単なようで難しい。
周りの目が気になるし、「普通」から外れるのが怖い。
でもエマソンは言うんです。「いつでもきみの心の中に答えはある」って。
 
子どもを見ていると、それがよくわかります。
彼らは自分の感覚を信じて生きている。
お腹が空いたら食べたいと言うし、嫌なものは嫌だとはっきり伝える。
大人のように「これを言ったらどう思われるか」なんて考えない。
 
でも大人になるにつれて、私たちはそれを失っていく。
周りの目を気にするようになり、「普通」や「常識」に合わせようとする。
そして気づけば、自分が本当に何を感じているのかさえ、わからなくなってしまう。
水は留まらない。形を持たない。高きを避け、低きに流れる。
そして、争わずして全てを潤す。
経営とは、流れを整え、循環をデザインする営み。
水のように柔らかく、しなやかに。
 
今週の #考えるノート は、
「取引から循環へ」という視点から、
経営の在り方を見つめ直してみました。
 
masudabooks.com/note2025_42
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「上善は水の如し」
 
老子のこの言葉に、経営の本質が隠されているような気がしています。
水は奪わない。押しつけない。
 
ただ流れながら、あらゆるものを潤していく。
ビジネスも本来、そのような「循環」の一部なのではないでしょうか。
 
短期的に見れば、取引は1対1のギブアンドテイクに見えます。
でも、もう少し長い時間軸で眺めると、それは大きな流れの中の一瞬にすぎない。
新しい企画や施策を考えるとき、
私たちが本当に問うべきは「何を売るか」ではなく、
「何を巡らせるか」なのかもしれません。
でも、それは孤立することじゃない。自分と他者、自分と社会、そのバランス感覚を絶えず磨き続けていくこと。そして、口先の議論じゃなく、体を使った実践を通じて学んでいくこと。
 
自然の摂理に従って生きる。過去を悔やまず、未来を恐れず、今この瞬間を全力で生きる。社会が作った「べき論」ではなく、自分の内側から湧き上がる自然な声に従う。
 
それが本当の意味での自信を持った生き方なんじゃないだろうか。
masudabooks.com/2025-10-19/
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あなたは、自分の心の声を信じて生きているだろうか?
それとも、周りの期待や世間の常識に合わせて、自分を押し殺していないだろうか?
 
実は、多くの人が他者の評価を気にしすぎて、本当の自分を見失っている。エマソンの『自信』を読んで、そのことを改めて突きつけられた。
 
頼れるのは、結局のところ、自分だけなんだと思う。他者への期待を手放すと、不思議と心が軽くなる。
 
Self-Relianceという原題が示すように、これは単なる自己肯定感の話じゃない。自分の内なる声に従い、自分を頼りにして生きていくということ。
絶えず変わり続ける覚悟を持つこと。
それがエマソンの「自己信頼」の本質なんです。
masudabooks.com/2025-10-18/
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「内なる神」を信じるというエマソンの思想は、独善ではなく、真の共同性を生む基盤なんです。
自分を信じるから、人とつながれる。
覚悟を決めるから、共鳴者が現れる。
 
よくあるのが、企画書や事業計画書だけを書いて、全体像を描いている気になっているケースです。
でも、それでは何も変わりません。
内面から発する「かすかな光」を見逃さず、それに基づいて行動すること。
 
活動を作っていくときに、信じられるのは自分なんです。
でも、自分を信じることは独りよがりではありません。
真に自分を信じているからこそ、他者との真の共鳴が生まれます。
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自分を信じるって、本当はどういうことなんでしょうか?
エマソンの「自己信頼」は、ポジティブシンキングではありません。
絶えず変わり続ける覚悟を持つことなんです。
 
牧師から講演家へ転身したエマソンは、自分の「強み」を冷静に見極め、不確実な道を選びました。
安定を捨てて、自分の内面の声に従う――その覚悟が、彼を「コンコードの巨人」にしたんです。
 
エマソンの「反・知性主義」は、知性を否定するのではなく、権威に盲従せず自分の頭で考えることの重要性を説いています。
専門家の意見やデータは大切ですが、それを鵜呑みにして自分で考えることを放棄してはいけません。
自分の円と他者の円が交わる場所で、互いの価値を高め合う。その営みこそが、仕事における真の価値なのだと思います。
masudabooks.com/2025-10-17/
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「人は川に浮かぶ船のようなもの。一つの方向へ進んでいけば、あらゆる障害は取り除かれる」
 
才能は誰もが持っています。でも、その才能をどう使うかを決めるのが品性。自分という中心をしっかりと持ち、自分の価値観に基づいて行動する力です。
 
「強さは弱さから生まれる」
 
文脈次第で、弱みが強みに変わることもある。ある円では弱点とされることが、別の円では最大の強みになる。それに自覚的になることが、自分の価値を正しく見出す鍵になるんです。
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あなたは自分の「仕事」に価値を感じていますか?
多くの人が仕事の価値を見出せないのは、自分という「中心」を見失っているからなんです。
 
エマソンが説く「円」の概念——自分という円を持ち、その中でどんな活動を広げ、他者の円とどう交わっていくか。仕事とは常に他者と関わる営みだからこそ、逆説的に自分を見失わないことが何より重要になります。
 
エマソンは仕事の4つの定義を示しています。
① 身体的である
② 他者から認められる
③ 喜愛を感じる
④ 自分自身の価値を見出す
 
特に最後の「自分自身の価値を見出す」こと。これこそが真の核心です。
「偉大な人ほど平凡な一日を真面目に過ごす」
 
特別なことをする必要はありません。日常の小さな選択、小さな行動の積み重ねが、私たちの人生の質を決めていきます。
 
All life is an experiment――人生は実験です。
 
完璧を目指す必要はない。ただ、自分に素直に、今日という一日を真摯に生きる。その積み重ねこそが、自分らしい人生を作り上げていくのだと思います。
masudabooks.com/2025-10-16/
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あなたは自分を信じていると言えますか?
実は、多くの人が「自分を信じる」ことの本当の意味を誤解しているんです。それは単なる自信過剰でもなければ、他者を無視して我を通すことでもありません。
 
真の自己信頼とは、自分という軸を持ちながらも、柔軟性と好奇心を失わず、世界に開かれている状態。エマソンの言葉が教えてくれるのは、そんな生き方です。
 
「普通の人は仕事で買われ、高潔な人は人物で買われる」
 
人格を磨くとは、社会の評価や平均から距離を置き、自分に素直に過ごすこと。その結果として、独自の道が見えてくる。自分で自分の仕事の名前を見つけていくんです。
私たちはすでに完全であり、本質的に仏である。ただ、それを認識していないだけ。修行とは、この本来備わっている力を「思い出す」プロセスなんだと気づかされました。
 
量子力学が示す相互依存性と、ブッダが2500年前に語った「縁起」の教えが、驚くほど共鳴する。この両翼を持って初めて、私たちは本当の智慧に到達できるのかもしれません。
 
詳しくはこちらにて。
masudabooks.com/2025-10-15/
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心が凪いでいる状態って、どんな感じだと思いますか?
ヨンゲイ・ミンゲール・リンポチェの『今、ここを生きる』を読んで、この問いについて深く考えさせられました。
 
仏教でいう「空」とは、何もない虚無ではなく、無限の可能性を秘めた状態なんです。波の中に漂い、力が入っていない状態。世界と一体化している感覚。
 
「心は持ちよう」「病は気から」といった言葉の背後には、もっと深い真実があります。本書は、チベット仏教の智慧と現代科学を結びつけて、心の本性を見極める方法を教えてくれます。
習慣化の本質は「自分を観察すること」にあり、記録と振り返りを通じて無意識のパターンを見抜くこと。
朝の過ごし方、食事のルーティン、お金との向き合い方、そして1年という時間を「波」として捉える年間設計まで。
 
小さな実践の積み重ねが、「ふつう」の日常を愛おしいものに変えていく。
地味に見える習慣が、実は人生を大きく変える力を持っているんだと、本書を読んで実感しました。
習慣をつくりたいのに、なぜいつも三日坊主で終わってしまうのでしょうか?
 
実は、習慣化がうまくいかないのは、あなたの意志が弱いからではありません。
なぜなら、私たちが同じ失敗を繰り返してしまうのは「怠け者だから」ではなく、ただ「無意識のパターン」に気づいていないだけだからです。
 
本書『LIFE 02 "ふつう" を愛おしむための、僕の習慣』は、ミニマリストとして丁寧な暮らしを実践するなにおれさんが、自身の日常で培ってきた具体的な習慣を惜しみなく公開した一冊です。
本当の安心は、自分が少数派であっても構わないという覚悟の中にあります。弱さは克服すべきものではなく、抱えたまま生きていくもの。そして、人と違う自分を、決して誰かに譲り渡さないで生きてみることを決心する。それを日々繰り返すことが自信なのだと。
 
協力者が現れるのは、自分でやると決心した人間の前だけ。関係性を考えるということは、つまり、生きることそのものを考えることなんです。どんな関係性を選び、どんな関係性を育て、どんな関係性から距離を取るのか。その選択が、そのまま人生の質を決めていきます。
 
言葉の奥にある感情と向き合うこと。それは、自分自身を理解する旅の始まりです。
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とげとげしい言葉を誰かに投げつけたこと、ありませんか?
 
精神科医Nさんは、1日20〜30のツイートを投稿し続けることで、自分の心の動きを観察してきました。そこで気づいたのは、言葉は単なるコミュニケーションツールではなく、自分の内側にある感情の投影だということ。
 
孤独が苦しいのは、ひとりぼっちだからではありません。頭の中が他人の声でいっぱいになっているから。私たちは一人でいるとき、実は最も多くの人々に囲まれているのかもしれません。ただし、それは実在の人々ではなく、自分の頭の中で作り上げた「他者の視線」や「他者の評価」なんです。