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面白かった映画だけつぶやくよ
『フロントライン』(2025)

観に行きたい映画がタイミングを逃して観れないとずっと後悔するのですが、この映画もその1本でした。特に、自身がリアルタイムで体験していたパンデミックの中の実話が元になっていると聞くと、尚更後悔が募ります。
それにしても、涙無しでは観ることが出来ませんでした。命をかけて頑張ってくださる方たちが、無下にされる世界は辛いです。
ダイアモンド・プリンセス号の感染は、ニュースで見ていたので最後を知っていますが、何を置いても人の命が軽んじられない世界になると良いなと思いました。
この時期に携わっていた医療従事者のかたたちの頑張りには、今でも頭が下がります。
November 16, 2025 at 6:54 AM
『フランケンシュタイン』(2025)

Netflixで配信のギレルモ・デル・トロ監督の『フランケンシュタイン』が、期間限定で映画館にて上映しているので観てきました。
デル・トロ監督の映画は、少しダークで不条理を感じる所が好きで、名前を聞くと観に行くようにしています。この『フランケンシュタイン』は、以前観た白黒映画より、想像外の雰囲気で驚きました。
私の中の『フランケンシュタイン』は、純真ゆえに少女を湖で溺れさせてしまう悲哀ある怪物だったのですが、ストーリーテラーの一部として語る姿は想像もしてませんでした。
ヴィクターやエリザベスに感情移入出来なかったのもあり、悲哀感は少し薄かった気がします。
November 14, 2025 at 1:25 PM
『モンテ・クリスト伯』(2024)

凄く面白かった!!
有名なデュマの原作は何となく知って観たのですが、人生大部分を費やした壮大な復讐劇を、ほぼ3時間飽きることなく観届けることが出来ました。
それにしても、凄い執念です。原作は読んだ事が無いのでどれだけ近く描かれているかは分かりませんが、2004年に放送されたアニメの『巌窟王』もとても好きだった事を思い出しました。改めて、原作を読んでみようかという気になっています。
考えてみれば、180年以上も昔の小説が今でも通用するというのは凄いことだと思います。個人的には、この『モンテ・クリスト伯』とユゴーの『レ・ミゼラブル』が二大巨頭だと思っています。
November 13, 2025 at 3:46 PM
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)

久し振りに観たけど、凄く面白かった。確かに、40年の時を経てもファンが多いのは頷ける。
特に、クリストファー・ロイド演じるドクは、良いキャラクターだと思う。現在87歳で、まだまだ現役なのも素晴らしい。
そして、マイケル・J・フォックス。彼は、29歳の時に発症したパーキンソン病と闘っている。この『バック・トゥ・ザ・フューチャー』から『摩天楼はバラ色に』を経て『ドク・ハリウッド』あたりの活躍から、このままずっと日の当たる道を歩く人かと思っていた。知った時は、本当に心の底から驚いた。それでも、現代の映画界に影響を与える希望の人だと思う。
November 8, 2025 at 1:24 PM
『2001年宇宙の旅』(1968)

スタンリー・キューブリック監督の主要な映画はほぼ観てるのに、この『2001年宇宙の旅』だけは、時間の長さと難しそうな内容というだけで今まで観てこなかった。これではキューブリック監督ファンとは言えないと思い直し、漸く観るに至った。4Kになったというのも背中を押してくれた。
びっくりだが、4Kになっても撮影方法が全く分からない。さすがキューブリック監督、天才!!と思わずにいられなかった。この映画が、57年前の映画とは思えないくらい映像も新しかった。
ストーリーは、アーサー・C・クラークの原作なので古いのだが、宇宙でAIに身を任せるのは現代ぽくて普通に怖かった。
November 6, 2025 at 4:10 PM
▶10月の映画

24本観ました。

・映画館  1本
・配 信  23本
・試 写  0本
November 1, 2025 at 1:11 PM
『みじかくも美しく燃え』(1967)

妻帯者の陸軍中尉シクステン・スパーレとサーカスで綱渡りをするスターのエルヴィラ・マディガンは、一瞬で恋に落ち、駆け落ちの末の困窮から心中したスゥェーデンで実際に起こった事件を元に作られた映画になります。
それにしても、シクステンは貴族で、エルヴィラもまだまだ子供で、二人の逃避行は心配になるくらい夢見がちな世界が展開されます。その末の困窮で心中なので、時代が大きく関わってるのかなと思わされます。
とにかく映像が美しく、今では『エルヴィラ・マディガン』の愛称を持つモーツァルトの『ピアノ協奏曲第21番』がとても切なく美しいです。
October 31, 2025 at 10:54 AM
『ダークナイト ライジング』(2012)

個人的に、ダークナイト・トリロジーシリーズのどれか1本を選ぶなら、今作の『ダークナイト ライジング』が一番好きかなと思いました。選んだ理由は、『ダークナイト』で大活躍だったジョーカーはいないけど、ちゃんとバットマンが主役だと思えたから。
ラストも、まだまだバットマンは誰かに引き継がれていくんだろうと希望に満ちているのも良かった。
今作は、更にノーラン監督らしいショットも満載で、この頃から、スマートな映像が増えた気がします。もしかして、編集の仕方かもしれないですが。
今回、改めてバットマンを理解した上で、ちゃんと観返して本当に良かったと思いました。
October 27, 2025 at 3:07 PM
『ダークナイト』(2008)

ノーラン監督もヒース・レジャーも知ってたけど、この頃はアメリカンヒーロー関連を観る気になれず先送りしていました。その後、バットマンシリーズの取っ掛かりに観始めるには、ノーラン監督作品はちょっと難解だなと思います。何で、こんなバットマンビギナーに向いてない所にいきなり入っちゃったんだろと、その後、数々のバットマンシリーズを観てきたので少し反省。今なら、ジョーカーの凄さも良く分かる。やっぱりシリーズものは、最初から観たほうが良い。
あと、ヒース・レジャーのジョーカーは、最初拒否反応しかなかったけど、改めて観ると、ここまで狂った演技が出来るのも凄いなと思わされました。
October 27, 2025 at 2:13 PM
『恋は雨上がりのように』(2018)

タイトルと予告で年の差のじめじめした恋愛ものをイメージして避けてた映画ですが観始めたら思いの外コメディ要素も多くカラッとした片恋もので面白かった。
避けてた理由の1つに主演の小松菜奈の今まで観た唯一無二なヒロインイメージがあまり好きじゃ無かったせいもある。でも今回は普通の少し可愛い子って感じで学生らしいのがとても良かった。
原作が少女漫画なんですね。店長の大泉洋を筆頭にファミレスで働いてるスタッフや脇を取り巻くみんなに個性があって楽しませてくれるのも良かった。
ラストの小松菜奈と大泉洋の表情が未来の続きを感じさせる雰囲気だったのもとても良かった。
October 10, 2025 at 1:07 AM
『13日の金曜日』(1980)

今更だけど、『13日の金曜日』にケビン・ベーコン出ててびっくりした。『フットルース』や『クイックシルバー』の青春映画なイメージが強かったから、まさかホラーに出てると思わなかった。以前は怖くてホラー映画全く観てなくて、今になって名作と呼ばれるホラーを観直してるから気付けて良かった⋯。
多くは語らないけど、いろいろ凄かった。特に、ラストは本当にびっくりした。さすが、名作と呼ばれるだけあった。
October 4, 2025 at 10:19 PM
『宝島』(2025)

上映されている映像から、湿った空気や熱を感じさせられる、何とも深い映画でした。日本人は、沖縄の歴史をちゃんと知るべきだと思いました。この映画は、戦後の沖縄からコザ暴動迄が描かれています。
米軍基地から物資を盗む盗賊団「戦果アギヤー」たちは、その日、盗みに失敗して米兵から追われ散り散りに逃げ帰ります。しかし、その中のリーダーであるオンは帰ってきませんでした。オンを待ち続けるグスク、ヤマコ、レイの物語。
それぞれの役を妻夫木聡、広瀬すず、窪田正孝が熱演していて、彼らの演技の幅を感じさせられました。
エンディングに実際の写真が差し込まれ、三線のメロディーが流れるのも良かった。
October 3, 2025 at 11:43 PM
▶9月の映画

19本観ました。

・映画館  3本
・配 信  15本
・試 写  1本
October 2, 2025 at 11:40 AM
『ヴィーガンズ・ハム』(2021)

ブラックコメディとして描かれたカルトなホラー映画なのですが、ノリが一番近いのは『ハッピー・デス・デイ』シリーズかなと思いました。
肉屋の亭主がうっかりビーガンを轢いてしまい、それを隠蔽するため食肉加工するという話。フランスは、ブラックコメディというと『カルネ』も肉屋の話でした。グロいシーンもありますが、軽いノリで観れてしまうのが凄い。
本当に美味しいかどうかは疑問ですが、肉にハマっていく様子は面白く、ラストが何とも言えず、妻ソフィーの言葉も気になります。考察好きな人にも向いている、謎の多い映画です。
September 26, 2025 at 2:07 PM
『ミーツ・ザ・ワールド』(2025)

Fan’s Voice独占オンライン試写会にて視聴。
歌舞伎町界隈の物語なのに、良い人しか出てこなくてびっくり。こんな風にふらふらしてたら、絶対どこかでだまされるんじゃないかと思うけど、腐女子の由嘉里は、どこまでも周囲に恵まれている。ちょっとした事件は起こるけど、彼女とキャバ嬢ライ、ホストのアサヒの3人を中心に物語は進むので、はみ出した彼女達を取り巻く外側の世界は現実感が薄い。ずっと観てると、出てくる人全て病んでるのが分かる。
ところで、劇中で放送された擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」のアニメの完成度が高くて、本編より力入ってんじゃないかと思った。
September 17, 2025 at 9:33 PM
『ヒックとドラゴン』(2025)

実写版、とても良かった。ただ、ストーリーを大方忘れていたので、記憶では、ここまでダークなイメージじゃ無かった。帰ってから、速攻でアニメ版観直したけど、本当に台詞まで忠実に作られてる。少し惜しいのは、トゥースの名前の由来が実写版だと分かりにくかったこと。それ以外は、動くトゥースなんてアニメ版より愛着を感じてしまった。
また、アニメ版のヒックは声が渋すぎだけど、実写版のヒックはヒックそのものだった。サウスポーなのもちゃんとアニメ通り、細かな仕草まできちんとトレースされてた。
アニメ版の『ヒックとドラゴン』は3本あるので、実写版も続編あると良いな。
September 10, 2025 at 2:53 PM
『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』(2017)

米国代表として五輪出場を果たしたフィギュアスケート選手であり、「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の中心人物でもあるトーニャ・ハーディングの半生を描いたインタビュー形式の伝記映画。
とにかく、彼女の周囲に居る人物が全員個性的で強烈。インタビューを聞いてると、彼ら全員が自己中で妄想気味、どれが本当か分からなくなる。これが実話とは、かなり衝撃。
そんなトーニャをマーゴット・ロビーが熱演。他のキャストも、なかなかにハマってる。エンディングで、主要な本人インタビュー映像と初めてトリプルアクセルを成功させたトーニャの笑顔も見られるので比べて見て欲しい。
September 6, 2025 at 1:39 PM
『劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』(2025)

7月、映画館のフロアが人で埋め尽くされてたので、8月は行くまいと決めてた『鬼滅の刃』を、漸く9月を迎えたので行ってきた。
とにかく、最初からクライマックス。TVシリーズを見てなければ、ストーリーが突然始まるので、とにかくディープなファンの為の映画だと思う。
残念ながら今回の『鬼滅の刃』は、息が詰まるくらい観るものが多過ぎて、とても疲れて混乱した。個人的には、映画は猗窩座だけに集中して、しのぶさんや善逸のストーリーは別にスペシャルとかで観たかった気がする。なかなかの物語が、猗窩座の物語の裏に隠れて勿体ない気がした。
September 2, 2025 at 3:46 PM
『8番出口』(2025)

川村元気プロデュースは好きだが、川村元気監督になると何とも相性が悪い。前作の『百花』は、本当にダメだった。今回も、少し不安に思いながら『8番出口』を観てきた。
相変わらずの川村ワールドは理解し辛く不快だと思ったが、それがホラーには妙にハマってた気がする。
川村監督の映画は川村監督の世界で閉じてて、観てる人は、受け入れられるか受け入れられないかスッパリ二分されると思う。作家でもあるから、映像と台詞の両面から押し寄せてくる。それが今回は、駅の地下道を無限ループするだけで、とにかくシンプルなのがとても良かった。元ネタのゲームは知らないけど、ホラーはこれくらいが丁度いい。
September 2, 2025 at 3:01 PM
▶8月の映画

19本観ました。

・映画館  0本
・配 信  18本
・試 写  1本
September 1, 2025 at 2:18 AM
『大統領暗殺裁判 16日間の真実』(2024)

Fan’s Voiceオンライン試写にて視聴。
韓国の朴正煕大統領暗殺事件とその裁判を題材に作られた法廷サスペンス。
主犯であるキム・ジェギュ部長の随行秘書官パク・テジュが軍人だったせいで、弁護士のチョン・インフは、彼の軍法裁判を捻じ曲げる不正に頭を悩ませる事になる。
大まかな所は、歴史に基づいているのだろう。パクの裁判に関しては、恐ろしいほどのスピードで刑が確定し執行された事実は変わらない。
事件に関する詳細は、断片的にしか現れず理解が難しい部分もあったが、裁判中に起こった軍事クーデターなど考えると、裏で暗躍した人物が確かにいたのだと思えた。
August 12, 2025 at 8:20 AM
『28週後⋯』(2007)

前作の『28日後⋯』の配信が始まった頃、こちらは課金しないと観られない状態だったけど、割と直ぐに見放題に戻ってきた。もう少し早く観る予定だったが、漸く見終えることが出来た。
基本、このシリーズで助かるキャラは、全人類に一番迷惑をかける、何とも納得し辛いパターンなのだと理解。相変わらず、ツッコミどころは満載だが、一気に観させるパワーだけは凄いと思う。
ところで、タミーとアンディの姉弟、特に姉のタミーが全く表情が無くて、生存者なのに感染者と区別が分からない所がキャストミスじゃなかろうかと思ってしまった。
最新作の『28年後⋯』は見そびれたから配信待つかな。
August 11, 2025 at 8:34 AM
▶7月の映画

11本観ました。

・映画館  2本
・配 信  8本
・試 写  1本
August 3, 2025 at 10:53 AM
『パーフェクトブルー』(1998)

何度か観てるけれど、観るたびに印象が変わる映画。今回は、ラストの数十分が本気で怖かった。1998年の作品なのに、今まさに起きてる事件と重なってしまう。
人気絶頂の中、アイドル・グループから脱退し、女優に転身した未麻。ある日、彼女のもとに熱狂的なファンから脅迫のFAXが届く。
推理ものとしてもよく出来ていて、アニメーションだから可能と思われるフェイクがそこかしこに散りばめられている。一瞬、未麻の妄想した世界のように思わせておきながら、現実に事件は彼女への包囲網を狭めてくる。
恐ろしいことに、時代と映画がシンクロした気がした。今だからこそ観るべき映画だと思う。
July 30, 2025 at 10:06 AM
『スーパーマン』(2025)

DCユニバースの第1作をジェームズ・ガン監督がリブートした『スーパーマン』、いきなりスーパーマンが日常に存在する世界が始まるので、彼らの人間関係を理解するのが少し大変。レックス・ルーサーが敵であると認識するには、最初の戦いを省略しないほうが良かったと思う。また、ロイス・レインとは既に出会っているので、彼らの恋愛シーンには思い入れを感じなかった。とにかく『スーパーマン』を知ってる前提でスタートするので、初心者には少しハードル高めに感じられた。それ以外は、人間らしい味のあるヒーローが見られて良かった。スーパー犬クリプトが目立つ活躍をしていてかわいかった。
July 20, 2025 at 11:44 PM