福岡県築上町西八田
正八幡神社近くの勘蔵というところに現れるマド火(火の玉)
鎌や鍬を持っているという
昔、ここで旱魃の時の水喧嘩で撲殺された人がいるという
『椎田町史 民俗編』より
福岡県築上町西八田
正八幡神社近くの勘蔵というところに現れるマド火(火の玉)
鎌や鍬を持っているという
昔、ここで旱魃の時の水喧嘩で撲殺された人がいるという
『椎田町史 民俗編』より
福岡県八女市黒木町
昔、夜に光善寺の住職の木屋石門が読書をしていると、障子が開いて女の霊が入ってきて、お経の功徳で成仏させてほしいと頼んだ
石門が読経すると霊は満足して去ろうとした
しかし石門が霊を呼び止めてその姿を絵に描いた
その絵は今でも彼岸会にかけて供養されている
『筑紫野民譚集』より
福岡県八女市黒木町
昔、夜に光善寺の住職の木屋石門が読書をしていると、障子が開いて女の霊が入ってきて、お経の功徳で成仏させてほしいと頼んだ
石門が読経すると霊は満足して去ろうとした
しかし石門が霊を呼び止めてその姿を絵に描いた
その絵は今でも彼岸会にかけて供養されている
『筑紫野民譚集』より
福岡県北九州市小倉区
通行人に飛びついて耳たぶを舐めるとてもすばしこい怪童
頭に鍋を被っているのでそう呼ばれている
ある時、祭に向かう福智の権現様の娘の耳たぶを舐めようと襲いかかったが、どこからか矢が飛んできて唇に突き刺さり、そのまま石になった
『民話千里眼』より
福岡県北九州市小倉区
通行人に飛びついて耳たぶを舐めるとてもすばしこい怪童
頭に鍋を被っているのでそう呼ばれている
ある時、祭に向かう福智の権現様の娘の耳たぶを舐めようと襲いかかったが、どこからか矢が飛んできて唇に突き刺さり、そのまま石になった
『民話千里眼』より
徳島県徳島市
昔、裕真上人という高僧が念仏に明け暮れ、寺のことをあまり顧みなかったので貧しくなった
そこで観音様に縋ろうとその前に行くと、口から米が出て、以降毎日決まった量が出るようになった
しかし、ある僧がもっと米を出そうと口を無理に開けようとしたら出なくなった
『日本の伝説16阿波の伝説』より
徳島県徳島市
昔、裕真上人という高僧が念仏に明け暮れ、寺のことをあまり顧みなかったので貧しくなった
そこで観音様に縋ろうとその前に行くと、口から米が出て、以降毎日決まった量が出るようになった
しかし、ある僧がもっと米を出そうと口を無理に開けようとしたら出なくなった
『日本の伝説16阿波の伝説』より
福岡県福津市
旧本木村に現れた2匹の獣
1680年から1694年の14年間もの間、夜に怪しい術を用いて村の女に近づいて襲い、獣のような子を産ませて(死産)、女を殺した
藩主の犬や猟師、庄屋などの活躍により騒動は収まった
『江戸の妖怪事件簿』より
福岡県福津市
旧本木村に現れた2匹の獣
1680年から1694年の14年間もの間、夜に怪しい術を用いて村の女に近づいて襲い、獣のような子を産ませて(死産)、女を殺した
藩主の犬や猟師、庄屋などの活躍により騒動は収まった
『江戸の妖怪事件簿』より
福岡県大牟田市
旧三池町高泉に刀鍛冶である三池典太の屋敷跡と伝わる場所がある
そこに鞴の跡、炉の跡と伝える場所かあり、深夜にそこに立って耳をすますと微かに鍛治の音がするという
『豊国筑紫路の伝説』より
福岡県大牟田市
旧三池町高泉に刀鍛冶である三池典太の屋敷跡と伝わる場所がある
そこに鞴の跡、炉の跡と伝える場所かあり、深夜にそこに立って耳をすますと微かに鍛治の音がするという
『豊国筑紫路の伝説』より
兵庫県神戸市北野地区
夜中の二時になると家の前の道をチリーンという鈴の音と共に「つじーっ、うらないー」という中年の女らしき声が通り過ぎるという
しかし、その姿を見た者は誰もいない
ある人がこの地区にいた頃、この声を聞いたので窓を開けて道を見たが誰もおらず声だけが通り過ぎた
『新耳袋』第四夜より
兵庫県神戸市北野地区
夜中の二時になると家の前の道をチリーンという鈴の音と共に「つじーっ、うらないー」という中年の女らしき声が通り過ぎるという
しかし、その姿を見た者は誰もいない
ある人がこの地区にいた頃、この声を聞いたので窓を開けて道を見たが誰もおらず声だけが通り過ぎた
『新耳袋』第四夜より
福岡県福岡市東区
平成18年8月25日、海の中道大橋で飲酒運転により三人の子どもが亡くなった
以降、海の中道大橋で飲酒して事故発生時刻に車で通ると子供の叫び声と水中でもがく様な音が聞こえてきて、一気に車内が湿気で覆われ、車内のガラスが曇り視界不良になるようになったという
「心霊スポットスレ まとめサイト」より
福岡県福岡市東区
平成18年8月25日、海の中道大橋で飲酒運転により三人の子どもが亡くなった
以降、海の中道大橋で飲酒して事故発生時刻に車で通ると子供の叫び声と水中でもがく様な音が聞こえてきて、一気に車内が湿気で覆われ、車内のガラスが曇り視界不良になるようになったという
「心霊スポットスレ まとめサイト」より
福島県
昭和28年ごろ、山村で妊娠10ヶ月の妊婦が亡くなり、このままでは子どもが浮かばれないので、村の医師に頼んで胎児を摘出した
しかし、これが死体損罪になると事件になった
しかし、子育て幽霊等の墓で子どもが生まれた伝説・昔話、実際の開腹手術の事例により無罪となった
『土葬の村』より
福島県
昭和28年ごろ、山村で妊娠10ヶ月の妊婦が亡くなり、このままでは子どもが浮かばれないので、村の医師に頼んで胎児を摘出した
しかし、これが死体損罪になると事件になった
しかし、子育て幽霊等の墓で子どもが生まれた伝説・昔話、実際の開腹手術の事例により無罪となった
『土葬の村』より
福岡県F市
ある学校での怪異
ある土曜日にある子が机の下でガタガタ震えていた
先生が「どうしたんだ」と聞くとその子は後ろの壁を指した
そこでは壁がうにうにと動いていたという
『みんなの学校の怪談 赤本』より
福岡県F市
ある学校での怪異
ある土曜日にある子が机の下でガタガタ震えていた
先生が「どうしたんだ」と聞くとその子は後ろの壁を指した
そこでは壁がうにうにと動いていたという
『みんなの学校の怪談 赤本』より
福岡県豊前市求菩提
犬ヶ岳にいたという鬼
猛覚魔卜仙という人が甕に封じ込んだとされる
そのため犬ヶ岳を別名亀の尾のつじというとする説がある
この甕は国宝に指定されているとする解説もあるそうだが、「福岡県文化財総覧」にそれらしいものがない
『九州の山伝説』より
福岡県豊前市求菩提
犬ヶ岳にいたという鬼
猛覚魔卜仙という人が甕に封じ込んだとされる
そのため犬ヶ岳を別名亀の尾のつじというとする説がある
この甕は国宝に指定されているとする解説もあるそうだが、「福岡県文化財総覧」にそれらしいものがない
『九州の山伝説』より
福岡県北九州市
県道73号線を走っていると見えてくる3本のイチョウの木
霊の目撃情報がある
切り倒そうとすると祟りが起こるといわれている
昔、伐採工事に関わった人が事故死し、その家族も交通事故に遭った
この木はかつてご神木として大切に扱われていたという
「全国心霊マップ」より
福岡県北九州市
県道73号線を走っていると見えてくる3本のイチョウの木
霊の目撃情報がある
切り倒そうとすると祟りが起こるといわれている
昔、伐採工事に関わった人が事故死し、その家族も交通事故に遭った
この木はかつてご神木として大切に扱われていたという
「全国心霊マップ」より
福岡県
ある高校での怪異
その高校にはイエスを抱いたマリア像が立っている
夜中になると浮かび上がって高い高いをすることがあるという
また、たまにマリア像自ら空中で三回転半ジャンプをするという
「心霊スポットスレ まとめサイト」より
福岡県
ある高校での怪異
その高校にはイエスを抱いたマリア像が立っている
夜中になると浮かび上がって高い高いをすることがあるという
また、たまにマリア像自ら空中で三回転半ジャンプをするという
「心霊スポットスレ まとめサイト」より
茨城県
ある学校での怪異
放課後、肋木の一番上から飛び降りるとろくぼくくんが現れて「危ないよ」と注意されるという
『新・学校の怪談』5より
茨城県
ある学校での怪異
放課後、肋木の一番上から飛び降りるとろくぼくくんが現れて「危ないよ」と注意されるという
『新・学校の怪談』5より
福岡市東区妙徳寺
飲酒運転の事故で犠牲になった三人子どもを祀った地蔵尊です
飲酒運転、ダメ、絶対
福岡市東区妙徳寺
飲酒運転の事故で犠牲になった三人子どもを祀った地蔵尊です
飲酒運転、ダメ、絶対
岩手県遠野市
稀に人目に見えるという沼
祠が祀ってある辺りに現れる
その沼には海、川に棲む魚の種類が全ていると伝えられている
もし、この沼を見ると病んで死ぬという
『新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺』より
岩手県遠野市
稀に人目に見えるという沼
祠が祀ってある辺りに現れる
その沼には海、川に棲む魚の種類が全ていると伝えられている
もし、この沼を見ると病んで死ぬという
『新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺』より
中世ヨーロッパの人が遠い異国にあると信じていた植物
羊の実をつけるという植物で子羊が空腹になると枝が屈して草を喰むという
これは当時のヨーロッパ人が綿の存在を知らなかったために産まれた伝説である
『怖くて眠れなくなる植物学』より
中世ヨーロッパの人が遠い異国にあると信じていた植物
羊の実をつけるという植物で子羊が空腹になると枝が屈して草を喰むという
これは当時のヨーロッパ人が綿の存在を知らなかったために産まれた伝説である
『怖くて眠れなくなる植物学』より
岩手県M町
ある学校のトイレの怪異
夜中の四時から五時の間にトイレに入ると三十センチくらいのお婆さんが現れてクイズを出す
五問のうち三問以上答えられないと一生付き纏われるという
『みんなの学校の怪談 赤本』より
岩手県M町
ある学校のトイレの怪異
夜中の四時から五時の間にトイレに入ると三十センチくらいのお婆さんが現れてクイズを出す
五問のうち三問以上答えられないと一生付き纏われるという
『みんなの学校の怪談 赤本』より
広島県S町
ある小学校にはのっぺらぼうがいて目、口鼻、耳を取られるという
しかし「先生が来た」というと壁を通り抜けて逃げていくという
『みんなの学校の怪談 赤本』より
広島県S町
ある小学校にはのっぺらぼうがいて目、口鼻、耳を取られるという
しかし「先生が来た」というと壁を通り抜けて逃げていくという
『みんなの学校の怪談 赤本』より
滋賀県米原市
関ヶ原の戦いで斬られた落武者を下に隠したという赤みを帯びた大岩
触ったりすると祟りがあるという
『私家版滋賀県妖怪事典』(元資料『いろりばた 伊吹町むかし話』)より
滋賀県米原市
関ヶ原の戦いで斬られた落武者を下に隠したという赤みを帯びた大岩
触ったりすると祟りがあるという
『私家版滋賀県妖怪事典』(元資料『いろりばた 伊吹町むかし話』)より
沖縄県
不吉な鳥と言われているが見た人はいない
葬式の前の晩、もしくは数日前に葬式の道を「こーん、コーン」と鳴きながら辿ることでまだ死んでいないその人の死を予知するという
『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄県』より
沖縄県
不吉な鳥と言われているが見た人はいない
葬式の前の晩、もしくは数日前に葬式の道を「こーん、コーン」と鳴きながら辿ることでまだ死んでいないその人の死を予知するという
『日本怪異妖怪事典 九州・沖縄県』より
周防灘
桔梗貝(?)、蓮の葉貝(タコノマクラ)等に纏わる伝説
これらの貝は陣笠に形が似ている
伝説によると滅んだ平家が被っていた陣体笠なのだという
『築上郡史』より
周防灘
桔梗貝(?)、蓮の葉貝(タコノマクラ)等に纏わる伝説
これらの貝は陣笠に形が似ている
伝説によると滅んだ平家が被っていた陣体笠なのだという
『築上郡史』より
福岡県宮若市乙野
昔、浄久寺の住職が幡随意上人から竜の鱗を貰った
住職は乙野川の上流の滝壺に鱗を埋めた
以降、雨乞いをその滝に行うとどんな旱魃の時にも雨が降った
また、竜が昇天するときは雨が降るとも言われるようになった
『鞍手郡郷土史』より
福岡県宮若市乙野
昔、浄久寺の住職が幡随意上人から竜の鱗を貰った
住職は乙野川の上流の滝壺に鱗を埋めた
以降、雨乞いをその滝に行うとどんな旱魃の時にも雨が降った
また、竜が昇天するときは雨が降るとも言われるようになった
『鞍手郡郷土史』より
福岡県飯塚市
昔、麻生上三緒炭鉱で坑夫が大火傷を負って自宅養生していた
ある夜中、大勢の見舞客と医者二人が家に来て治療をすると言って全身の皮を剥いだ
坑夫は痛みに悲鳴を上げたが医者は治るから我慢しろと言った
その後医者達は煙のように消えて坑夫の遺体だけが残った
『山の怪異大事典』(元資料『狐をめぐる世間話』)より
福岡県飯塚市
昔、麻生上三緒炭鉱で坑夫が大火傷を負って自宅養生していた
ある夜中、大勢の見舞客と医者二人が家に来て治療をすると言って全身の皮を剥いだ
坑夫は痛みに悲鳴を上げたが医者は治るから我慢しろと言った
その後医者達は煙のように消えて坑夫の遺体だけが残った
『山の怪異大事典』(元資料『狐をめぐる世間話』)より