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@usaalter.bsky.social
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テーマ フラッシュバックとトラウマ・鬱ではない 日常の生きづらさ (優しさゆえの対立、物事への向き不向き、目立つ人目立たない人) 自分の過去の失敗談や、恥ずかしいこと、美少女ゲームへの愛。僕たちはどうして画面の中の美少女を実物として愛せないのか? 雨の降る夕方、水たまりに映る建物の影が人の姿になる恐怖 スティグマ 鬱蒼としたクラシック音楽、共通言語 人生の目標: 社会的で、普通の幸せ。家庭、とか。 現実の問題に戻る 結局のところ『寂しさと孤独』 →日常として見えていたはずの何かで寂寥をごまかす本能
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すなお
「ん……。ちゅ……」

- 誰も知らない音が鳴った。

(ch. 破滅の富)
(うーん。彼女は彼らのことを”かぞく”であると見なしているが、とまりがすなおのことを直接的にどのように思っているかは表現されてないので、この微笑みがいつも含蓄のあるものに見えるのが素晴らしいと思います)
(彼女が全てを見守ってくれていることが、”僕”がすなおとセックスをするまでの過程をステップアップさせていること)
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とまり
「聞いてみて、ふうん、そっかあって思ったよ。誰も知らないことって、素敵」
- 考えるのをやめて顔を上げる。
- 相変わらずの微笑みがそこにある。

とまり
「誰も知らないよ」
「わたしと、すなおと、お兄ちゃんだけ知ってる」
「そういうのがあったら、かぞくだよね」
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幸福と安定からはじきだされた人
ねえ、私がずっと気にしていたのは、彼が ”小説を読み直して語る相手” である「あの子」についてですが、これはすなおちゃんのことなのでしょうか。

(あの11文字から意識していたのは、彼が感情を抑圧する原因となった物語のテーマであり、この物語が物語であることをとどめるための最後の砦です)(フィクションとして何らかの状態を抱えた 何種類もの空想上の ”僕” が少女と繋がることで生き続けること)
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すなお
「こんなに……入るんだ」

- そういう風にできているから。まだ完全に熟していない果実。青いそれを収穫してまうことは不可能じゃない。

(詩的な表現。個人的な嗜好と「収穫する」という人の手が介入するような外因的な言い回し)
(they dont differentiate between the spellings 'わたし' and '私' btw)
すなお
「あ……、おちんちん……。う、と、ペニス……?」


「言い方はどっちでもいいよ。でも、できればカタカナじゃないほうが嬉しいかな」

すなお
「おちんちん……?」

(Haha it's just a line from the person who wrote the script. it's common for conventional ways and our values to clash, but that can be accepted without your influence)
- 全身が湿気に包まれていつも以上に甘い香りを放つ。
- すなおからはいい匂いがする。彼女の固有の体臭。また告白されたと言っていた。
- 雄を誘う何かをこの雌は持っている。

(うーん。やはり彼女と一緒にいた異性の存在は、彼の加虐心を押し進める1つの要因だろう。自分とは他の人に傷つけられてしまうのではないかという不安)
この彼女のことに踏み込むシーンで私は彼女たちが本当の双子ではないことにようやく気が付きました。最高のタイミング(でも、ほんとうの……ってなに?)。自分を守るために相手を守っているという自覚。でもとまりちゃんがパンツを見せて誘惑してきた理由は、すなおちゃんが僕の陰茎を見たから、でしょう?
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「おへその下……このあたりにある器官。わかる?」

すなお
「子宮……?」
- その発音を聞いてを自分が思っていたよりもずっと滾った。
- そうだ。この柔らかな肌と肉の下には子宮がある。

- 僕はゆっくり説明する。
- あの白濁が花粉のようなものであること。
- それで受精すること。
- 植物の種みたいなもの。けれど胚乳はなくて、かわりに母体から栄養をとること。
- 女の子の体は冒涜的にできている。絶対に搾取される仕組みだ。

(私はこの文章に真剣にはなれません。ここで重要なのは「それで受精すること」の前に改行を挟むという文章スタイルとテンポ感についてです)
- 持っているだけで破滅してしまうような富がある。
- その一節には前段がつく。
- 誰かとわかちあえなければ、だ。

「たぶん心のどこかでわかってるんだろうけど、傷は時間でしか癒されなくて」

- 時間はすぐに取り出すことができない。
- いっぱい傷ついたから、今日は多めに時間の塗り薬を使おう、なんていうわけにはいかないのだ。

(ほら、傷を癒そうとする働き--転がる錠剤--の喩えに似ている)
すなお
「こ、恋人……でしょ? わがままきいてほしい……」


「……わかった」

すなお
「うん。ありがとう……。途中でやめないでね」

(セックスの導入。すなお「そんなわけないじゃん。あいつらなんてもっと傷つけばいいよ。それでもどうせ私とはつりあいがとれない」によって決定づけられたのではなく(でもプライドと自分を守ろうとして傷ついてしまう行動が “周囲との対比” によって生まれているのは確かだろう)、「お互いが傷つけ合うことによって傷を癒そうとする」というジレンマ。傷ついている時間が自分の全ての癒しを占めている?)
すなお
「それを持っているがために破滅するような、そういう富があるのです……」

- 朗読するようにつぶやいて、すなおちゃんはじっと何か考えている。
- 彼女なりに懸命に考えていることを理解しようとする。

とまり
「だいじょうぶ! わたしが守ってあげるから。天パでガード」
- どういうガードなのかわからない。
- しかし二人がいつも一緒にいるのには、お互いに理由があるということだろう。
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"破滅の富"
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"袋小路にいるので恋だと知った"
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使命感に燃えるすなお

(ch. 破滅の富)
とまり
 「あ、お兄ちゃんもせびろで格好いいね。似合ってるよ」
 「……おとうさんみたい」
- そう言われて顔を上げて、とまりちゃんの顔を見てしまう。
- 目が合う。すると微笑みを返してくれる。

(ねえ、彼女がおとうさんと言う前の沈黙と若干下がった声のトーンを確認しましたか?彼女たちには両親がいません)
誰も知らない場所で
ああ、彼女たちの『お医者さんごっこ』は本シリーズの恒例行事だ。特に歯科医師は頻出で、粘膜への接触(触診)とやや一方的な攻めという共通項があります。もう1種類の頻出は「洋服でこする時と素肌でこする時の違い」です。(ストッキングを履けば、必ず男性主人公は3種類の刺激を楽しむことになるでしょう)
"袋小路にいるので恋だと知った"
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詩的な表現
- くにくにとした箇所に何度も指を往復させる。そのうちに指先は愛液で朝の陽光を反射する。
- そこに手を伸ばすのはどうしても罪深く、自然な抵抗がある。
- この子たちはまだ守られているべきなのだと思う。
- でも――。

とまり
「さわって。わたしたち、お兄ちゃんのはさわったんだよ」
- もう一線は超えてしまっている。だんだん抗えない魅力も感じ始めている。

(時には相手が一歩踏み出すことを助ける(また感情表現。人間同士のコミュニケーションにおいて最も難しいのは、彼女の発音のイントネーションや抑揚、表情から、自分でもわからなくなりそうな言葉の意味を探すこと)ような、等価交換条件の提示。これは命令ではなく、提案よりもほんの少しだけ強い欲望が込められているように感じます)
ところで、私は彼女が成長した姿にも思いを馳せています。それと同時に、以前彼女たちが言及した「わるいこと」について、とある少女に相互扶助のような関係性を説かれた記憶がありますが、その際の「反社会的な」という強い表現を私は忘れていません。
(これは余談ですが、自身の罪の意識を軽くしようとする思考は中立的であると感じます。自分の状況を「正しくない状況」から「あたかも正しいような状況」にするのは私たちの考え方次第です)

とまり
「さわって、ぬがして……。好きなことして。あげられるものは何だってあげる。お兄ちゃんをわるい人にしちゃうんだもんね」
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とまり
「それより今は楽しいことしよう」

- とまりちゃんは笑いながらソフアに寝そべる。そして傍らに置いてあった帽子を引き寄せた。こうするときには欲しいらしい。

keyword: lucky charm, the effect of a hat 👒
すなおによる自分で言って恥ずかしがる癖

「昨日のうちに宿題やって、偉いね。いつもそうだよね」
すなお
「あ……えへへ。うん。私はコツコツするの。怒られてもつまんないし」

(ああ、ここで私はまこちゃんから教わった「タイル掃除の法則」を思い出します。大変な物事について、その分量の全体を見るのではなく、1つ1つ丁寧に積み重ねて処理していく方法は、確かに私の心の支えになっています)
すなお
「はあ……。私、きっと無理してがんばる……。だから、おに一さんは私のいいところ、毎日ひとつ言って」

(私はどうしてか、この交換条件の提示が*文化的に*良いことだと知っています。ただ繰り返しの毎日として微動だにしない心理状態を保つのではなく、交換条件によって対価を求めようとする探求が活力を生んでいるような気がします。直接的過ぎず、相手を安らかな気持ちにするような性的な言葉)
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損をしたくないという感情
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