リリースから早3年、昨年入手したCDに続き遂にレコードまで購入。今年出たUSリイシュー盤です。現時点の僕の2020年代ベストアルバム。LP2枚組でカットされた曲も曲順変更も無し。これが重要で、この作品は頭から通してすべて聴いてこそ最高の感動が。
リリースから早3年、昨年入手したCDに続き遂にレコードまで購入。今年出たUSリイシュー盤です。現時点の僕の2020年代ベストアルバム。LP2枚組でカットされた曲も曲順変更も無し。これが重要で、この作品は頭から通してすべて聴いてこそ最高の感動が。
通称『ホワイト・アルバム』を入手。87年のリイシュー盤ですが、CDレンタルの音源しか持ってなかったので嬉しい。初期のアルバムだけど、ロックからファド、タンゴなど既に多様な音楽への嗜好が窺えます。時代を映すサイケな空気感、良い曲が多く大好きなアルバムです。「Irene」、「Objeto Não Identificado」は勿論、最後の「Alfômega」カッコいいな。
通称『ホワイト・アルバム』を入手。87年のリイシュー盤ですが、CDレンタルの音源しか持ってなかったので嬉しい。初期のアルバムだけど、ロックからファド、タンゴなど既に多様な音楽への嗜好が窺えます。時代を映すサイケな空気感、良い曲が多く大好きなアルバムです。「Irene」、「Objeto Não Identificado」は勿論、最後の「Alfômega」カッコいいな。
娘から父へのオマージュ作。父のレパートリーを優しい歌声で普段より抑え気味に穏やかに。リラックスして淡々と歌っているようにも感じますが、それが逆に沁みます。色々思いながら聴いてしまう作品だけど、少なくとも肌寒くなってきた今の季節にちょうど合う温もりがあります。
娘から父へのオマージュ作。父のレパートリーを優しい歌声で普段より抑え気味に穏やかに。リラックスして淡々と歌っているようにも感じますが、それが逆に沁みます。色々思いながら聴いてしまう作品だけど、少なくとも肌寒くなってきた今の季節にちょうど合う温もりがあります。
邦題『ナラ・レオンと素晴らしき仲間たち 私のエゴ』。
帯なしでリーズナブルだった国内盤を購入。メロウな曲から軽やかに疾走する曲まで豪華共演陣とデュエットで。カエターノと「Odara」、ドナートと「Amazonas」、そしてメネスカルとの「Flash Back」も。
ほんとどの曲も最高で、これは休日盤として完璧です。
邦題『ナラ・レオンと素晴らしき仲間たち 私のエゴ』。
帯なしでリーズナブルだった国内盤を購入。メロウな曲から軽やかに疾走する曲まで豪華共演陣とデュエットで。カエターノと「Odara」、ドナートと「Amazonas」、そしてメネスカルとの「Flash Back」も。
ほんとどの曲も最高で、これは休日盤として完璧です。
秋が来たら買おうと思っていた今年の新譜。バックはこれまでよりシンプルなジャズサウンドで、ピアノの参加も大きいのか就寝前の音楽としては一番かも。彼女の柔らかく神秘的な声の魅力、今回は大きな抑揚なく比較的淡々と歌っていて、これが実に良い塩梅で聴き手を穏やかな気持ちにさせてくれます。
秋が来たら買おうと思っていた今年の新譜。バックはこれまでよりシンプルなジャズサウンドで、ピアノの参加も大きいのか就寝前の音楽としては一番かも。彼女の柔らかく神秘的な声の魅力、今回は大きな抑揚なく比較的淡々と歌っていて、これが実に良い塩梅で聴き手を穏やかな気持ちにさせてくれます。
長らく気になっていたCDを遂に入手。彼のことはずっと偉大な作詞家という認識でしたが当作ではギターとピアノのみのシンプルかつ極上の演奏をバックに自らで歌を。これが見た目どおりの?渋ステキ声で驚きました。古酒のような熟成、芳醇な味わい深さで週末の夜にぴったりです。
長らく気になっていたCDを遂に入手。彼のことはずっと偉大な作詞家という認識でしたが当作ではギターとピアノのみのシンプルかつ極上の演奏をバックに自らで歌を。これが見た目どおりの?渋ステキ声で驚きました。古酒のような熟成、芳醇な味わい深さで週末の夜にぴったりです。
夏の終わりはこちらポップサイドの傑作でまったりと。後年も歌い続ける名曲のオンパレード。手堅すぎるバンドサウンドといいまったく隙がない。こんなのベスト盤でもなかなか無いかと。MPBと聴かれたらコレ!という気分です。
夏の終わりはこちらポップサイドの傑作でまったりと。後年も歌い続ける名曲のオンパレード。手堅すぎるバンドサウンドといいまったく隙がない。こんなのベスト盤でもなかなか無いかと。MPBと聴かれたらコレ!という気分です。
昨年秋に出たカタルシスでの久しぶりのアルバムを遅ればせながらレコードで入手。お気に入りだった前作とメンバーも同じで長らく待った続編を聴いてるみたい。カミラ・メサが歌にギターにフル回転なのも前作同様です。前作から感じたことだけど、ライアンの曲、このバンドの演奏とカミラの歌の相性がすごく良いように思います。
あとミルトンやヴィクトル・ハラの曲を取り上げているのも嬉しい。
昨年秋に出たカタルシスでの久しぶりのアルバムを遅ればせながらレコードで入手。お気に入りだった前作とメンバーも同じで長らく待った続編を聴いてるみたい。カミラ・メサが歌にギターにフル回転なのも前作同様です。前作から感じたことだけど、ライアンの曲、このバンドの演奏とカミラの歌の相性がすごく良いように思います。
あとミルトンやヴィクトル・ハラの曲を取り上げているのも嬉しい。
夏にまったり聴くのに最高のレコードを入手。🇦🇴アンゴラの音楽家で80年代の3枚のアルバムからの編集盤。この細やかさ洗練度には本当に驚きました。僕の知らなかった80年代の音楽。世界は広く歴史は長い、その繋がりも朧げに感じながら。
夏にまったり聴くのに最高のレコードを入手。🇦🇴アンゴラの音楽家で80年代の3枚のアルバムからの編集盤。この細やかさ洗練度には本当に驚きました。僕の知らなかった80年代の音楽。世界は広く歴史は長い、その繋がりも朧げに感じながら。
神フォーク。神弾き語り。ちょっとほかに似た作品を思い浮かべることができない、というかそれを許さない儚くも美しい孤高のアルバム。ただ聴くだけの濃密な30分。
これは今年の年明けにアウトレット価格で購入したリイシュー盤ですが、音には十分満足しています。
神フォーク。神弾き語り。ちょっとほかに似た作品を思い浮かべることができない、というかそれを許さない儚くも美しい孤高のアルバム。ただ聴くだけの濃密な30分。
これは今年の年明けにアウトレット価格で購入したリイシュー盤ですが、音には十分満足しています。
夏の夜のフォーク。Big Thiefは全部は聴けていないけど、嗜好的にソロ作の方に惹かれます。特にこのアルバムと次の花ジャケのアルバムが好き。弾き語り系で音数控えめで週末の疲れた耳に優しい。息遣いを感じながら脳内でメロディーを辿るように。至福のひととき。
夏の夜のフォーク。Big Thiefは全部は聴けていないけど、嗜好的にソロ作の方に惹かれます。特にこのアルバムと次の花ジャケのアルバムが好き。弾き語り系で音数控えめで週末の疲れた耳に優しい。息遣いを感じながら脳内でメロディーを辿るように。至福のひととき。
これを聴きながらアイス食べています。シングル曲や未発表曲などから、タイトルどおりカーニヴァルの為の曲だけを集めたコンピ。ポジティブで明るい曲が多く、真夏の休日気分に浸るのに最適です。A面B面共、最後の曲はしっとり熱冷まし的に終わるのも良い。
これを聴きながらアイス食べています。シングル曲や未発表曲などから、タイトルどおりカーニヴァルの為の曲だけを集めたコンピ。ポジティブで明るい曲が多く、真夏の休日気分に浸るのに最適です。A面B面共、最後の曲はしっとり熱冷まし的に終わるのも良い。
邦題『ブラジリアン・ホット・デュオ』。夏になると聴きたくなります。たしかに熱量感じるセッションですが、ふたりの生み出す緩やかなグルーヴが最高に心地いいです。緊張感とリラックス感が絶妙に共存して。どの曲もかなり長尺、だけどこれは長ければ長いほど良い。いつまでも浸っていたい。
邦題『ブラジリアン・ホット・デュオ』。夏になると聴きたくなります。たしかに熱量感じるセッションですが、ふたりの生み出す緩やかなグルーヴが最高に心地いいです。緊張感とリラックス感が絶妙に共存して。どの曲もかなり長尺、だけどこれは長ければ長いほど良い。いつまでも浸っていたい。
Joyceの次女によるNara Leão愛唱歌集。随分前のアルバムですが、心地よい風が吹き抜けるような作品で今でも愛聴盤です。基本的にNaraの60年代のアルバムからのサンバ重視の選曲。それを母Joyceのナイスなアレンジで。バックもLula Galvão、Robertinho Silva、Tutty Morenoなど磐石な布陣で、爽やかで愛らしいAnaの歌を軽やかにサポート。
Joyceの次女によるNara Leão愛唱歌集。随分前のアルバムですが、心地よい風が吹き抜けるような作品で今でも愛聴盤です。基本的にNaraの60年代のアルバムからのサンバ重視の選曲。それを母Joyceのナイスなアレンジで。バックもLula Galvão、Robertinho Silva、Tutty Morenoなど磐石な布陣で、爽やかで愛らしいAnaの歌を軽やかにサポート。
Arto Lindsayプロデュースが意外に思えるほど基本的にアコースティックでゆったりとした内容。心地よいリズムにガルの艶やかな声が映える涼やかな良曲が満載です。正に涼曲!なのに最後は少し異質なファンキー&グルーヴィーな曲で終わるのがまた良い。
曲はCaetano、Gil、Jorge Ben、Djavanが提供。参加メンバーもかなり豪華。
ですが、多くの曲でPaulo Bellinati(この2年後にMônica Salmasoと)がギターを担当しているのは今回久し振りに聴いて知りました。
Arto Lindsayプロデュースが意外に思えるほど基本的にアコースティックでゆったりとした内容。心地よいリズムにガルの艶やかな声が映える涼やかな良曲が満載です。正に涼曲!なのに最後は少し異質なファンキー&グルーヴィーな曲で終わるのがまた良い。
曲はCaetano、Gil、Jorge Ben、Djavanが提供。参加メンバーもかなり豪華。
ですが、多くの曲でPaulo Bellinati(この2年後にMônica Salmasoと)がギターを担当しているのは今回久し振りに聴いて知りました。
Miltonプロデュース。参加メンバー、取りあげている曲など、かなりミナスに寄った作品。個性的で迫力ある歌声が他にはない魅力で、M4「Catavento」のカヴァーが圧倒的に素晴らしいです。他に本人参加 のIvan LinsやToninho Hortaの曲も。優美なアレンジはJoão Donato。
Miltonプロデュース。参加メンバー、取りあげている曲など、かなりミナスに寄った作品。個性的で迫力ある歌声が他にはない魅力で、M4「Catavento」のカヴァーが圧倒的に素晴らしいです。他に本人参加 のIvan LinsやToninho Hortaの曲も。優美なアレンジはJoão Donato。
連日の熱帯夜にスローで涼やかなボッサの良盤を。やや低めの声、落ち着いた歌唱が素晴らしい。素敵なアレンジはOscar Castro Neves、シンプルで過不足なく品があります。全12曲の内、M3、6、9、12でZimbo Trioがバックを務めているのですが、この4曲が特に好きです。
連日の熱帯夜にスローで涼やかなボッサの良盤を。やや低めの声、落ち着いた歌唱が素晴らしい。素敵なアレンジはOscar Castro Neves、シンプルで過不足なく品があります。全12曲の内、M3、6、9、12でZimbo Trioがバックを務めているのですが、この4曲が特に好きです。
CD棚を整理してたら出てきて久し振りに聴いたら涼しげで今の気分にぴったり。ブラジルのドラマのサントラ、名作です。ほとんどの曲をValle兄弟が提供。何と言ってもOsmar Milito「América Latina」が最高ですが、ストリングスとかコーラスとか全曲通して気持ちいいです。
CD棚を整理してたら出てきて久し振りに聴いたら涼しげで今の気分にぴったり。ブラジルのドラマのサントラ、名作です。ほとんどの曲をValle兄弟が提供。何と言ってもOsmar Milito「América Latina」が最高ですが、ストリングスとかコーラスとか全曲通して気持ちいいです。
V.A. / Outubro (2002), Vendedor De Sonhos (2019)
V.A. / Outubro (2002), Vendedor De Sonhos (2019)
心の処方箋が到着。ジル唯一の弾き語りアルバム(ですよね?)。これはどんな症状にも効く魔法の薬。この安心感、詩的で少しスピリチュアルな感じも。鎮まります。CDで何度も聴いてきたけど、何年も後にアナログで聴けるとは。一度諦めたけど買って良かった。
心の処方箋が到着。ジル唯一の弾き語りアルバム(ですよね?)。これはどんな症状にも効く魔法の薬。この安心感、詩的で少しスピリチュアルな感じも。鎮まります。CDで何度も聴いてきたけど、何年も後にアナログで聴けるとは。一度諦めたけど買って良かった。
様々なアーティストとのコラボ曲だけを集めたアルバム。早くもやってきた熱帯夜の暑苦しさを軽減してくれる好コンピです。彼女の歌声で体感2℃は下がるような。そしてただの寄せ集めではなくどれもがベスト級に良い曲ばかり。曲のヴァリエーションも順番もすごく良い。
素晴らしいコラボ相手とバックのメンバー、彼女が誰からも好かれている証でしょう。
僕の好きな曲はもう全部と言ってもいいのですが、今日のところはArnaldo Antunesとの「Alta Noite」。João Donatoのピアノが泣けます。
様々なアーティストとのコラボ曲だけを集めたアルバム。早くもやってきた熱帯夜の暑苦しさを軽減してくれる好コンピです。彼女の歌声で体感2℃は下がるような。そしてただの寄せ集めではなくどれもがベスト級に良い曲ばかり。曲のヴァリエーションも順番もすごく良い。
素晴らしいコラボ相手とバックのメンバー、彼女が誰からも好かれている証でしょう。
僕の好きな曲はもう全部と言ってもいいのですが、今日のところはArnaldo Antunesとの「Alta Noite」。João Donatoのピアノが泣けます。
ナラのシコ・ブアルキ曲集。哀愁漂う曲が多めですが、ナラが歌うと全曲が今日の天気のような心地よさ。おそらくシコ曲との相性が良いのでしょう。本人とデュエットも3曲。そしてバックがグルーヴィーというには柔らかいゆったりした絶妙テンポの演奏で最高のサポートを。
これは休日に最適な一枚です。
ナラのシコ・ブアルキ曲集。哀愁漂う曲が多めですが、ナラが歌うと全曲が今日の天気のような心地よさ。おそらくシコ曲との相性が良いのでしょう。本人とデュエットも3曲。そしてバックがグルーヴィーというには柔らかいゆったりした絶妙テンポの演奏で最高のサポートを。
これは休日に最適な一枚です。
少し前にお安く購入した2ndのアナログ盤。1stから15年も経ってるのに普通に地続きで聴けてしまうのが改めて凄いなと。曲の強度は1stの方が上のような印象があったけど全然そんなことなくて。Marisa Monteのアルバム同様、Tribalistasも夜に聴くのが好き。なにか優しいから。
少し前にお安く購入した2ndのアナログ盤。1stから15年も経ってるのに普通に地続きで聴けてしまうのが改めて凄いなと。曲の強度は1stの方が上のような印象があったけど全然そんなことなくて。Marisa Monteのアルバム同様、Tribalistasも夜に聴くのが好き。なにか優しいから。
梅雨入り前の貴重な休日に、気分的にも季節的にもちょうどいい一枚。ミナス音楽にも通じる浮遊感、絶妙アレンジでアルバム丸ごと歌ものもインストも等しく良いです。悩みますが個人的ベスト曲はToninho Hortaも参加の「Ela」かな。とにかくこれはブラジル音楽、特にMPBが好きな方に是非とも聴いていただきたい作品です。
梅雨入り前の貴重な休日に、気分的にも季節的にもちょうどいい一枚。ミナス音楽にも通じる浮遊感、絶妙アレンジでアルバム丸ごと歌ものもインストも等しく良いです。悩みますが個人的ベスト曲はToninho Hortaも参加の「Ela」かな。とにかくこれはブラジル音楽、特にMPBが好きな方に是非とも聴いていただきたい作品です。
エリスはアナログ見つけたら買ってしまいます。これは同名ミュージカル・ショーの曲から厳選して収録。「Como Nossos Pais」や「Fascinação」、「Tatuagem」での永遠を感じる彼女の歌声は、僕には代わりのないものだとつくづく思う。
Violeta Parraの「Gracias A La Vida」も聴きどころの一つ。そのほかバリエーションの広い収録曲はどれも水準高く、かなり好きなアルバムです。曲の構成やバックの演奏とか、少しプログレな感じも。
エリスはアナログ見つけたら買ってしまいます。これは同名ミュージカル・ショーの曲から厳選して収録。「Como Nossos Pais」や「Fascinação」、「Tatuagem」での永遠を感じる彼女の歌声は、僕には代わりのないものだとつくづく思う。
Violeta Parraの「Gracias A La Vida」も聴きどころの一つ。そのほかバリエーションの広い収録曲はどれも水準高く、かなり好きなアルバムです。曲の構成やバックの演奏とか、少しプログレな感じも。