よしざき
y0b1t2.bsky.social
よしざき
@y0b1t2.bsky.social
120 followers 76 following 460 posts
みんなそれぞれ自分のようになるんです。 blog: https://yobitz.hatenablog.com
Posts Media Videos Starter Packs
その人物は、実際にいる人でも、いない人でもいい。
尊敬に値する人物と関係を結び続けるにあたって、その人物にふさわしい自分でいようという気概は常にあって、それは高校から今までずっと持っていますね。
「○○は俺の嫁」は高校に入ってからは流石にあんま言ってなかったんじゃないかなと思うけれど、「絢辻さんの恋人として適切に振る舞おう」みたいな気持ちはあった気がする。どうだったでしょうか?
逆に、私が他のラノベやアニメに手を広げなかったのは地方住まいで深夜アニメは観られないし、実家に場所を取るラノベは隠し置けないしという原因はあったろう。
高校生の時にゲーム『アマガミ』と出会って以来、数はやっていないものの、大学生の間は恋愛SLGのオタクで(そういう自認で)、会社に入ってからはそういう自認も薄れてしまったんですが、たまにやると素朴に感動する、という感もあり、他方で先述したように「大人の目線」になっちゃった今はベタに没入しきることもできないし、まあ、そういう時期は私の人生においてもう終わったんだね、と寂しさも覚えました。
私はいわゆる聖地巡礼をゴリゴリにするタイプのオタクなのだけれど、本作だけは別で、特別で、どこにも居ないでほしかった。そうして、どこにも居ないでいるおかげで、私の青春において隣に居てくれることができたのだったのだろうなあ、と。そういうことも感じました。
ゲーム『アマガミ』の舞台って、携帯電話のなかった90年代半ば、どの地方にもありそうでどこにもないような地方都市が舞台で、普遍性のある、は言い過ぎかもしれないけれど、誰でもどこか懐かしさを覚える雰囲気が漂っていたと思うんですよね。プレイしてその印象を強めました。
ただ、人気アニメ『アマガミSS』では舞台は千葉県銚子市に設定されちゃってて、私はあのアニメと折り合いを付けることが出来ていない(し、付けるつもりもない)んですが、ああやって舞台がいま・ここに固定されてしまうことがイヤだったのかもしれない……と言葉にできました。
今回、悪友・棚町薫さんとの恋仲を目指しましたが、他にも、幼馴染み・桜井梨穂子(私がゲーム『アマガミ』に関心を持ったきっかけである)とか、仮面優等生・絢辻詞(私が最終的に一番好きだった子である)とか、いた。
他にもいたが、私の(本名)としての生き方を振り返った時に、私の青春に一番いて欲しかったなあ、という人物として棚町薫さんを選びました。
記憶に違わず、いや、それ以上に好人物でした。
そういう彼女ら彼らの青春をどこか遠くから眺め、私ってすっかり「大人の目線」になっちゃったね、という感じでもあります。
そんな「大人の目線」になることが悪いとはぜんぜん思っていないけれど(だって紛うこと無き大人だからね)、近視眼的な「子どもの目線」に戻れることって二度となくて。とは言え、このゲームに没頭するなか、ふと「子どもの目線」に戻ってしまう瞬間もあり、本作をプレイしなかった15年の間ずっと待ち望んでいたのってそんな「あわい」の瞬間だったのかもしれないですね。
ゲーム『アマガミ』は私の青春の原点でした。素直に、彼女ら彼らが眩しかったです。ありがとう。
ということで、ゲーム『アマガミ』の実況配信でした。3日間3時間ずつ、合計9時間にお付き合いくださってありがとうございました。
15年ぶりに本作に触れてみて、自分の柔らかいところ、青春の甘さや苦さを思い出させてもらえたひとときでした。あの時の私って本当にボンクラのアホンダラやったなあ、とか、翻って彼女ら彼らって彼女ら彼らなりに全力で生きているんだなあとか。
ゲーム『アマガミ』実況もそろそろ終わりが見えてきました(残すは、最終日のデートのみです)
ゲーム『アマガミ』配信、最終盤に入りました。このゲームは、最後の週に入るとデフォルトのBGMが切り替わるんですよね。このBGMが切なくて。
この桜井梨穂子のソエンイベントって、本命とのデートの前夜に差し込まれるんですよね。悪意だと思う。