縁をいただいてその関わりのなかで色んなことを実体的に教えてもらえるのがうれしいのかな
人と喧嘩させてもらうこと、愛させてもらって愛していただくことなどなど、そのすべてが自分の経験として尊くゆたかなものだと思う
縁をいただいてその関わりのなかで色んなことを実体的に教えてもらえるのがうれしいのかな
人と喧嘩させてもらうこと、愛させてもらって愛していただくことなどなど、そのすべてが自分の経験として尊くゆたかなものだと思う
ある小説のセリフなのだけれど、「すすんで嫌われる必要もないけど、無理に好かれる必要もないじゃない。もちろん好かれるに越したことないんでしょうけど、でも、好かれるために生きてる訳じゃない」というマインド、社会人生活においてちょうどよい温度だなと思っている
うろ覚えなのだけど、昔出した文学賞の募集要項で、ある作家さんが「小説家というのは職業ではなくて、ある種の心の状態のことを指しているのだと思う」と書いていたのがとても素敵だった
ある小説のセリフなのだけれど、「すすんで嫌われる必要もないけど、無理に好かれる必要もないじゃない。もちろん好かれるに越したことないんでしょうけど、でも、好かれるために生きてる訳じゃない」というマインド、社会人生活においてちょうどよい温度だなと思っている
うろ覚えなのだけど、昔出した文学賞の募集要項で、ある作家さんが「小説家というのは職業ではなくて、ある種の心の状態のことを指しているのだと思う」と書いていたのがとても素敵だった
絶対的じゃなくて揺らいでいる不安定な自分のことを軽率に話して相手にそれが本物だと思われたくない わたしは変わるものだから不定形の行動であなたの解釈で判断してね
絶対的じゃなくて揺らいでいる不安定な自分のことを軽率に話して相手にそれが本物だと思われたくない わたしは変わるものだから不定形の行動であなたの解釈で判断してね
これらすべての反応にうそをつかず着実に汲んでいくことで絶対的で等身大のわたしの輪郭がはじめてわかる気がするし、理想や信念よりまずさきにくる今ここにいるわたしに目を向けてあげることができると思う
そうしたら今までスポットライトの当たるぶぶんにだけ目を向けていたわたしが改めてじぶんの足元に落ちる影に気付いてあげられるようになると思うな
これらすべての反応にうそをつかず着実に汲んでいくことで絶対的で等身大のわたしの輪郭がはじめてわかる気がするし、理想や信念よりまずさきにくる今ここにいるわたしに目を向けてあげることができると思う
そうしたら今までスポットライトの当たるぶぶんにだけ目を向けていたわたしが改めてじぶんの足元に落ちる影に気付いてあげられるようになると思うな
トラウマは、必ずしもトラウマらしい形をしていない。それは、言い澱みであったり、はぐらかしであったり、逆に淡々とした語りであったりする。複雑な表情の変化であったり、こちらに伝わってくる体の緊張であったり、予約された面接の無断キャンセルであったりもする。/宮地尚子「トラウマにふれる」
♡
そう、人が生きるために、群れは必要だ。強制や糾弾のない、許し合える、ゆるやかで温かい絆の群れが。人が一人になることも了解してくれる、離れていくことも認めてくれる、けど、いつでも迎えてくれる、そんな「いい加減」の群れ。/梨木香歩「僕は、そして僕たちはどう生きるか」
♡
トラウマは、必ずしもトラウマらしい形をしていない。それは、言い澱みであったり、はぐらかしであったり、逆に淡々とした語りであったりする。複雑な表情の変化であったり、こちらに伝わってくる体の緊張であったり、予約された面接の無断キャンセルであったりもする。/宮地尚子「トラウマにふれる」
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そう、人が生きるために、群れは必要だ。強制や糾弾のない、許し合える、ゆるやかで温かい絆の群れが。人が一人になることも了解してくれる、離れていくことも認めてくれる、けど、いつでも迎えてくれる、そんな「いい加減」の群れ。/梨木香歩「僕は、そして僕たちはどう生きるか」
♡
部屋の電気を消してから暗い天井を見つめて考える考えごとはあまりにも甘美で、あまりにも淋しくて、私はいやだった。淋しいことを好きになりたくなかった。だから、あっという間に眠った。/吉本ばなな「白河夜船」
♡
私はきょうも散歩をする。昼にも、夜にも、夕暮れにも。散歩をするのはすこしのあいだ死ぬことで、だから私は、日に何度も死んでいる。/江國香織「散歩がついてくる」
♡
わたしたちは、自分の人生についての物語を作らなくてはなりません。そうでなければその人生を生き抜くことはできないのですから。それがまさに、人生というこの怪物を扱う方法のひとつなのよ。/メイ・サートン「わたしの愛する孤独」
部屋の電気を消してから暗い天井を見つめて考える考えごとはあまりにも甘美で、あまりにも淋しくて、私はいやだった。淋しいことを好きになりたくなかった。だから、あっという間に眠った。/吉本ばなな「白河夜船」
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私はきょうも散歩をする。昼にも、夜にも、夕暮れにも。散歩をするのはすこしのあいだ死ぬことで、だから私は、日に何度も死んでいる。/江國香織「散歩がついてくる」
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わたしたちは、自分の人生についての物語を作らなくてはなりません。そうでなければその人生を生き抜くことはできないのですから。それがまさに、人生というこの怪物を扱う方法のひとつなのよ。/メイ・サートン「わたしの愛する孤独」
その服が自分より似合う人が世界に何人いようと、あなたが着たいなら着ればいいのに。/川野芽生「かわいいピンクの竜になる あとがき」
♡
ミス・グローリー 魔法をたくさんお使いなさい そうして好きなだけ 美味しい紅茶を飲むことです 次にお目にかかったとき 教えてください 寒い日の紅茶によく合う 魔法のお菓子の焼きあげ方を 魔法のミルクの溶きかたを /田口犬男「ミス・グローリーのための十三章」
♡
その服が自分より似合う人が世界に何人いようと、あなたが着たいなら着ればいいのに。/川野芽生「かわいいピンクの竜になる あとがき」
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ミス・グローリー 魔法をたくさんお使いなさい そうして好きなだけ 美味しい紅茶を飲むことです 次にお目にかかったとき 教えてください 寒い日の紅茶によく合う 魔法のお菓子の焼きあげ方を 魔法のミルクの溶きかたを /田口犬男「ミス・グローリーのための十三章」
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知的なひとってだいすきだけど、心から物事を追い求めているひとが好きなんであって知的な人っていうロールが好きなわけじゃない わたしは心が追い求めることしかしたくない
知的なひとってだいすきだけど、心から物事を追い求めているひとが好きなんであって知的な人っていうロールが好きなわけじゃない わたしは心が追い求めることしかしたくない
人の問題じゃない わたしが見てる わたしの嫌なことをわたしがした証拠はわたしの体も心もずっと覚えててすこしずつ自己信頼をうしなっていく
人の問題じゃない わたしが見てる わたしの嫌なことをわたしがした証拠はわたしの体も心もずっと覚えててすこしずつ自己信頼をうしなっていく
さまざまな街並みに身を任せてたまに人混みに揺られてみてだれかの香水がすこし自分に移って、すこしずつ好きのパーツをいただきながらわたしとして生きているよ
さまざまな街並みに身を任せてたまに人混みに揺られてみてだれかの香水がすこし自分に移って、すこしずつ好きのパーツをいただきながらわたしとして生きているよ
これはわたしだけかもしれないんだけれど、他人はあなたのことを勝手なイメージでは決めつけられなくてあなたの話からあなたを知るんだから、あなたが話すあなたって人の内容が最悪だったらそれ通りに見ちゃうんじゃないの〜って❕
これはわたしだけかもしれないんだけれど、他人はあなたのことを勝手なイメージでは決めつけられなくてあなたの話からあなたを知るんだから、あなたが話すあなたって人の内容が最悪だったらそれ通りに見ちゃうんじゃないの〜って❕
本当はただたださわりたくて、キスしたくて、抱きたくて、少しでも近くに行きたくてたまらなくて一方的にでもなんでも、涙がでるほどしたくて、今すぐ、その人とだけ、その人じゃなければ嫌だ。それが恋だった。思い出した。/吉本ばなな「とかげ」
♡
何が好きですか、と訊かれて、まよわず、ケーキ、とこたえるような単純さで、私は生きたい。/江國香織「ケーキ」
♡
倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使 /岡野大嗣
♡
人生が思うとおりにならないものなのだとしても、人は思うとおりに生きるべきだ /江國香織「ケイトウの赤、やなぎの緑」
本当はただたださわりたくて、キスしたくて、抱きたくて、少しでも近くに行きたくてたまらなくて一方的にでもなんでも、涙がでるほどしたくて、今すぐ、その人とだけ、その人じゃなければ嫌だ。それが恋だった。思い出した。/吉本ばなな「とかげ」
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何が好きですか、と訊かれて、まよわず、ケーキ、とこたえるような単純さで、私は生きたい。/江國香織「ケーキ」
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倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使 /岡野大嗣
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人生が思うとおりにならないものなのだとしても、人は思うとおりに生きるべきだ /江國香織「ケイトウの赤、やなぎの緑」
人生は、どうせ一幕のお芝居なんだから。あたしは、その中でできるだけいい役を演じたいの。/寺山修司「毛皮のマリー」
♡
あたし、自分の中を行けるところまで行ってみたの。外に出る以外、道がない。それがわかったとき、もうお葬式は終わったと思ったの。これ以上、お葬式をやってるみたいな生き方はできないってわかったんだ。/ハン・ガン「エウロパ」
♡
一晩ぐっすり眠ること、十分間泣きわめくこと、チョコレート・アイスクリーム一パイント分、あるいはこの三つの全部、これがいい薬なんだ /レイ・ブラッドベリ「たんぽぽのお酒」
人生は、どうせ一幕のお芝居なんだから。あたしは、その中でできるだけいい役を演じたいの。/寺山修司「毛皮のマリー」
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あたし、自分の中を行けるところまで行ってみたの。外に出る以外、道がない。それがわかったとき、もうお葬式は終わったと思ったの。これ以上、お葬式をやってるみたいな生き方はできないってわかったんだ。/ハン・ガン「エウロパ」
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一晩ぐっすり眠ること、十分間泣きわめくこと、チョコレート・アイスクリーム一パイント分、あるいはこの三つの全部、これがいい薬なんだ /レイ・ブラッドベリ「たんぽぽのお酒」