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いちのせ

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

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かろうじて生きてる百合オタク　秋とねこが好き

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いちのせ

@1noseeee.bsky.social

得意なことは中綴じのクオリティを一定に保つことです

November 15, 2025 at 7:52 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

無配あります　ぜっっったいに余る部数を作ったのでぜひ持って行ってください

November 15, 2025 at 7:49 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

元気な京都弁に恐怖

November 12, 2025 at 3:33 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

「………………」

「～～～～～ッ！！」

「……ふふ、クロスの負けね？」
「ま、まけました。おかね、はらいます……」
「お金はいらないわ。その代わりに、もう一度やりましょう？」
「な……！　も、もう一度、ですか……！？」
「……私とはなりたくない？」
「な、なににですか……？」

「私はクロスとなりたいのだけど――〝仲良し〟」

「うぐっ……！　うう…………私もなりたいですけどぉ……エルマさんと、その……〝仲良し〟」

「なら、もう一度やりましょう。　――今度は余計なことを考えないように」
「ううっ……バレてる……」
「だって、全部顔に出てるもの。おおかた、合意を取ってないのに触ったら……とか考えていたんでしょう？」
「……そのとおりです」
「合意なら今取った。なら、いいわね？」
「…………キスしたいならそう言えばいいのに」
「何か言ったかしら？」
「なんにも。　――次は負けませんよ、エルマさん」
「ええ、その意気よ、クロス。私も負けないわ」

November 11, 2025 at 12:11 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

アバ♀エル『負けず嫌いの"仲良し"』

印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「『負けず嫌いの“仲良し”』」、「いちのせ」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「…………ロス、……ク……」
「…………」
「……クロス、聞こえる？」
「んぇ？　あ、エルマさん。どうしました？」
「どうしたはこっちの台詞よ。ぼんやりして珍しいわね」
「あはは、ちょっと考え事してました」
「それはいいけれど……何かを口に咥えたままでは危ないわ。何を食べているの？」
「これですか？　リンがくれたお菓子です。細い棒状のプレッツェルにチョコレートが塗られていておいしいですよ。エルマさんもどうぞ」
「ありがとう。一本頂くわ」

「そういえば、このお菓子を使ったゲームがあるそうです。タツが言ってたんですけど……」
「ゲーム？」

「一本のお菓子を二人で両端から食べていって、先に折った方が負けっていうゲームだそうです。エルマさんは知ってますか？」
「聞いたことないわね。ノポンの文化なのかしら」
「リンは知ってたみたいですけど、ものすごい嫌そうな顔していました」
「リンが知ってるなら地球人にも親しまれている文化なのかしら。地球の知らない文化……私たちは似たものどうしね」
「あはは、そうですね。思い出せるかなあと思ってさっき考えてたんですけど……エルマさんと似たものどうしになれるなら、思い出せなくてもいいかな」

「……ところで、折った方が負けというのは？」
「二人で同時に同じものを食べるから、噛む時の力加減が難しいみたいで。負けた方がお金を払うのがノポン流とか何とか」
「ふうん……無事に食べ切ったらどうなるの？」
「タツが言うには『その二人はとっても〝仲良し〟ですも！』って」
「〝仲良し〟……」

「……やってみます？」
「いいけれど……負けるつもりはないわよ？」
「望むところです」

◆◆◆

「…………ん」
「（これって…………）」
「………………」
「（これって……どこが食べ終わりのタイミングなんだろう？　お菓子が真ん中で二つに割れるわけでもないし……）」
「………………」
「（あ、あれ？　このまま食べ続けたら私とエルマさんって…………ああっ！？　リンが『タツとは絶対にやんないよ！』って言ってた理由がわかったかも……！　だってこれ、無事に食べ終えるってつまり……！）」
「………………」
「（ど、どうしよう……！　エルマさんは気付いてるのかな……！？　うう、今さら嫌とは言われないだろうけど、でも急に〝そう〟なったら驚かせちゃうかな……っていうか、もうあとほんの少しでぶつか――）」

November 11, 2025 at 12:11 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

本が……出来てる！！　本が出ます　これからカバーを巻きます

November 7, 2025 at 2:34 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

ハピハロアバ♀エル　食いしん坊（修正した）

October 31, 2025 at 2:46 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

カ、カスの睡眠時間……

October 28, 2025 at 8:57 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

5-7/7

「……私が欲しいドール？」
「あー……あはは……言っちゃいました……」
「あなたが購入したドールに、私が乗るの？」
「う……、嫌で、なければ……」
「嫌だなんて、そんなことないわ。けれど、どうして？　ドールなら私も購入出来るわよ？」
「……私を見つけてくれた日からずっと、エルマさんにはお世話になってきたから……どこかで恩返しがしたいって思っていたんです」
「そう……それでお金を貯めていたのね？」
「はい。エルマさん、今はドールを所持していないってリンから聞いて……だから好きなドールを贈れたらいいなって」
「そうだったの……」
「黙っていて、すみません。驚かせたくて」
「避けていたわけではなかったのね」
「エルマさんを避ける……！？　そんなわけないじゃないですか！　ドールが必要な任務も一緒に行きたいから乗ってもらいたいのに……！」

「なら、ありがたく買ってもらおうかしら。けれど……次からは相談してもらえると嬉しいわ。こうして協力することだって出来るのだから」
「はい……すみません……」
「あまり無理をしないで、ブレイドホームに帰ってきてちょうだい。あそこはあなたの家でもあるのだから」
「わかりました。ありがとうございます、エルマさん」
「………………心の距離、か」
「エルマさん……？」

「でも――ありがとう、クロス。あなたの気持ち、とても嬉しいわ」

「――――っ！」
「…………クロス？」
「い、いえ、すみません。エルマさんって……そういうふうにも笑うんだなって思って」
「……変だったかしら」
「そんなことないです！　その……かわいいなって思って」

「あら、ありがとう。あなたも素敵よ、今の――照れている顔」
「うぐ……なんか恥ずかしくなってきました」
「行くのをやめたくなった？」
「……やめません。三日後のお休みの日、一緒に買いに行ってもらえますか？」
「もちろん。そのためにはまず、目の前の任務を成功させないとね？」

「了解です。行きましょう、エルマさん」
「ええ、頼りにしてるわよ？　クロス」

October 25, 2025 at 11:07 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

アバ♀エル『見えない距離の進み方』　1-4/7

印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「『見えない距離の進み方』」、「いちのせ」と記載されています。
以下は本文の内容です。

※ドールライセンス取得直後くらい。まだ付き合ってないアバ♀エル

「ヴァンダム、ちょっと相談があるのだけど」
「おお？　エルマから俺に相談たぁ珍しいじゃねぇか。どうしたんだ？」
「報酬金額が良い任務はあるかしら」
「報酬金だぁ？　まさかお前さん、金に困ってるのか？」
「いいえ違うわ、私は困ってない。チームの仲間がちょっとね」
「チームの仲間ぁ……？　リン――とは思えねぇから、クロスか？　なんだって急に？」
「最近貯蓄をしてるらしいとリンから聞いたの。だから、何かあればと思ったのだけど」
「おいおい、本人から聞いたんじゃないのか？　随分遠回りじゃねぇか」
「…………最近、同じ任務に就かなくて」
「そういや、最近お前さんたち一緒にいるところあんまし見ねぇな。なんだ、避けられてんのか？」
「そんなこと……ないと思いたいけれど」
「わはは！　天下の『鬼教官』の『エルマ大佐』がそんな顔するとはな！　厳しくしすぎたか？」

「私のしごきにはよくついてきてくれてると思う。やりすぎたのかしら……」
「さぁな。そればっかりは本人に聞いてみねぇことにはわからねぇな。　――それで、〝共通の話題〟でも作ろうって魂胆か」
「そういうのじゃないわ。私は彼女に協力したいだけ」
「まぁ、そういうことにしとくか。相変わらずツンデレだな」
「あなたたちのスラングはわからないわ」

「気に入った新人を大事にしたい気持ちはわかるけどな。たまには素の部分も見せてやんねぇと、いつまでも心の距離は遠いままだぞ。　……お、これなんかどうだ？　オーバードの討伐依頼。今のお前さん達なら余裕だろ」
「だから心の距離とかそういうのじゃ……――良い金額ね。礼を言うわ、ヴァンダム。これなら喜ぶんじゃないかしら」
「おうよ。さっさと持ってってやんな」
「そうするわ。じゃあ、また――」
「おう。　……って、あっという間に行っちまった。まったく不器用っつーか、なんつーか……少しは素直になりゃいいものを……難儀なこった」

◆◆◆

「クロス、ちょっといい？」
「エルマさん！　どうしましたか？」
「オーバードの討伐任務があるのだけど、行ってみない？」
「行きます！　エルマさんから誘ってもらえるなんてうれしいなぁ」
「………………」
「……エルマさん？」
「……いえ、なんでもないわ。ただ……一緒に任務をするのは久しぶりだと思って」
「そうですね。私がいろんな任務のハシゴをしてましたから」
「報酬金額もかなり良いのよ？　取り合いになってしまうからクエストボードに降りる前にもらってきたの」
「そうなんですか？　あ、本当だ……すごい金額。これなら達成出来そうかも……」
「最近貯蓄をしているらしいわね」
「あはは……聞かれちゃいましたか。そうなんです。欲しいものがあって……」
「欲しいもの？」

「本当は目標金額が貯まるまで内緒にしてようと思ったんですけど……これで達成出来そうだし、言ってもいいですか？」
「ええ、もちろん。聞かせてくれる？」
「……ドールを、買おうと思っているんです」
「あら、いいじゃない。どれにするの？」
「その……乗るのは私じゃなくて別の人なので、一緒に買いに行ってもらう必要があって……だから今は、どれがいいかはわからなくて……」
「…………そう。お互いが満足するものが購入できるといいわね」
「よろこんでもらえたらいいんですけど…………エルマさん、次のお休みっていつですか？」
「次の休みは三日後ね。それがどうしたの？」
「何か予定はありますか？」
「特にないわ。ドールの相談なら引き受けるわよ？」

「ありがとうございます！　エルマさんが一番欲しいドールにしましょうね！　――って、あっ！」

October 25, 2025 at 11:07 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

これは小説の赤ちゃん　原稿が終わったら進めます　目標は5000-6000字

October 24, 2025 at 10:34 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

ごらん、これがカスの睡眠だよ

October 12, 2025 at 10:08 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

でもこうなるとちょっとオオ……ってなるじゃん

September 27, 2025 at 2:32 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

博士……これは一体……？

September 27, 2025 at 2:26 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

アバ♀エル『エルマって呼ばせたい』

印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「『エルマって呼ばせたい』」、「いちのせ」と記載されています。
以下は本文の内容です。

※６章あたり。「単語の綴りを忘れてしまった」という街の人との会話から

「えっと……しー、あーる、おー、えす……」
「あら、何をしているの？　クロス」
「あ、おつかれさまです。エルマさん」
「同じブレイドホームに暮らしているのだから、かしこまるのはもうやめにしましょう？　楽にしてちょうだい」
「じゃあ、……おかえりなさい、ですね。エルマさん」
「ええ、それでいいわ。……字を書いていたの？」
「はい。さっき、サンシャインカフェのラッテと、最近あんまり字を書かないから綴りを忘れてしまったという話になったんです」
「確かに、ほとんど端末上のやり取りになっているわね」
「だから私はどうかなと思って書いてみたんですけど……自分の名前の綴りも思い出せなくて……」
「…………」
「……ああ！　ごめんなさい！　そんな暗い顔をさせたいわけじゃなくてですね。だか

らまずは、自分の名前とみんなの名前の綴りから覚えていこうと思って、練習していたんです」
「そうだったのね」

「読めるし、話せるのに……書けないって不思議ですよね。そこだけきれいさっぱり思い出せないなんて」
「記憶障害の影響が、色濃く出る部分とそうでない部分があるのかもしれないわね」
「そうかもしれないです。エルマさん、もしよかったら……ちょっと見てもらえますか？」
「ええ、もちろん。見せてくれる？」
「これなんですけど……汚い字で、すみません。〝クロス〟は、しー、あーる、おー、えす、で合ってますか？」
「〝交わる〟という意味から取るのであれば、最後にもう一つエスが必要ね」
「もう一つえす……しー、あーる、おー、えす、えす……ですか？」

「そう、それで合っているわ。ちなみに、私の名前は書ける？」

「えっと……いー、あーる……？」
「エル。イー、エル、エム、エーで〝エルマ〟よ」
「いー、える、えむ、えーで……エルマ……」
「…………」
「イー、エル、エム、エー……で、エルマ……よし、これで大丈夫かな」
「……もう少し練習しましょう。声に出しながら何度かやってみて」
「わかりました。えっと……エルマ……エルマ……エルマ……」
「…………」
「エルマ……エルマ……」
「…………」
「エルマ」

「――普段からそう呼んでいいのに」

「……ん？　何か言いましたか？　エルマさん」
「何でもないわ。あなたって、意外と頑固なところがあるわね」

「ええっ、すみません。どのあたりがですか？」

「もっと練習したら教えてあげるわ、クロス」
「教えてくださいよ～エルマさん～！」
「ほら、手が止まっているわよ。早く練習なさい」
「今日のエルマさんは厳しいなぁ……えっと、イーエルエムエー、エルマ……エルマ……」

September 26, 2025 at 3:52 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

地獄の校正をしている

September 22, 2025 at 5:27 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

自分にキレる未来が見える

September 19, 2025 at 3:01 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

アバ♀エル『しあわせを編む』

印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「『しあわせを編む』」、「いちのせ」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「エルマさん…………それ、楽しいですか？」
「ええ。初めてやるけれど、案外出来るものね」
「エルマさんが楽しいならいいですけど……」
「あら、クロスにとっては不満？　嫌だったかしら……」
「嫌なわけないじゃないですか。エルマさんに触ってもらえるの好きですよ、私。ちょっとどきどきするけど、落ち着きますし」
「なら、随分と歯切れが悪いのはどうして？」
「やりづらくないですか？　私の髪の短さで三つ編みなんて……肩にすら届いてないのに」
「そんなことを心配していたのね。ふふ、やりづらいなんてことはないわ。　……触り心地もいいし」
「そうですか？　あまり気にしたことなかったです」
「私はクロスの、柔らかな青い髪が好きよ。濃紺の――夜空のような髪が」
「あ、珍しい。エルマさんが好きって言うなんて」
「そう？　普段から言ってるつもりだけど」

「滅多に聞けませんよ。〝気に入ってる〟とは聞きますけどね」
「ほとんど同じ意味じゃない」
「そうですけど。でもたまにはそのままの言葉で聞きたいです」
「……考えておくわ」
「はぁい」

「……さあ、戯れはこれくらいにして、そろそろ寝ましょうか」
「そうですね。　……あーあ、もったいない」
「なにが？」
「せっかくエルマさんが編んでくれた三つ編み、解けちゃうから残しておけないなあって。髪、伸ばそうかなぁ……Ｂ．Ｂ．の身体で伸ばせるのかわからないですけど」
「またやってあげるわ。いつでも言ってちょうだい」
「あはは、お気に召しました？　エルマさん。　……そうだ、次は写真撮っておこうかな。形に残ると嬉しいですから」

「そうなの？」
「そうですよ。思い出って感じがして……エルマさんはそういうのないですか？」
「そうね……軍にいた頃は私物が禁止されていたから、私はあまり物を持たないようになったわ。でも……」
「でも？」
「クロスが――あなたがそう言うのであれば、少しくらいはいいのかもしれない」
「……ふふ、少しずつ形に残せたら嬉しいです。思い出」
「そうね」
「……よし、じゃあ寝ましょ――うわぁ！？　どうしました？　おやすみのハグですか？」
「…………クロス、」
「はい。どうしましたか？　エルマさん」

「――好きよ、クロスのこと」

「………………」
「クロス？　ちょっと、聞いてる？　人がせっかく……」
「すきです、エルマさん」
「……ええ、知ってるわ」
「だいすきです」
「ふふっ、ありがとう。知ってる。　……これも思い出になった？」
「なりました。ここ最近で一番のしあわせな思い出です」
「ならよかったわ」

「……ねえ、エルマさん」
「なぁに？」
「また、してくれますか？　三つ編み」
「いつでもしてあげるわ　――そのあとのこともね？」

September 15, 2025 at 10:20 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

ゲーム内にこういうのがあるんです本当です信じてください！

September 7, 2025 at 6:37 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

アバ♀エル「えっちなお姉さんだと思っています」

印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「「えっちなお姉さんだと思っています」」、「いちのせ」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「……エルマさん、少し前に『お肌ツルツル液』で頭までツルツルにしてしまった人のこと覚えていますか？」
「ええ……確か、最終的に購入者はＢ．Ｂ．の髪の毛のパーツを交換したのよね。それがどうかしたの？」
「あの『お肌ツルツル液』って、全部回収されたわけじゃなかったんですね」
「どういうこと？」
「なんとこのブレイドホームにも紛れ込んでいたみたいです」
「――クロス、あなたまさか……！」
「ああ、いえ。この髪はちゃんと生えてます。Ｂ．Ｂ．の身体でちゃんと生えてるっていうのも妙な感じですけど……」
「なら、どうしてそんな話を？」

「お尻に塗っちゃったんですよね」

「……………………ごめんなさい。もう一度言ってもらえる？」
「お尻に塗っちゃったんですよね」
「私の聞き間違いではなかったのね…………」

「いつだったか、『お尻に乳液を塗るとツルツルになる』って聞いたことがあって。あ、このツルツルは『ツルツル液』的なツルツルじゃなくて、すべすべみたいな感じのようですけど」
「そう…………それで試してみたというわけね？」
「私の乳液と容器の見た目がすっごく似てて。塗った途端に〝前の方の毛〟がファササ～ってツルツルになっちゃって」
「ン゛ッ……ふ、…………少なくとも、顔に塗らなくてよかったわね」
「そうですね。今かなりスースーしてます。見ます？」
「見………………っ、そうね、正直なことを言うと、少しだけ興味があるわ」
「どうぞ……見えますか？」
「…………本当に生えてないわね」

「…………エルマさんのえっち」
「あなたが見せたんでしょう？　人聞きが悪いわ」

「これって……このまま、なんですかね……？」
「Ｂ．Ｂ．の身体にも代謝のような働きはあるわ。その……いつ頃生えてくるかというのはわからないけれど」
「しばらくツルツルでもいいですか？」
「構わないわ。別に支障もなさそうだし」
「支障…………」
「……私もやってみようかしら」
「それは――…………それは、ちょっと……えっちすぎますね……」

「あなた、私を何だと思ってるの？」

September 7, 2025 at 6:35 AM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

最悪なメモをここに供養します　意味がわからない人はそのままのきみでいてください

September 4, 2025 at 1:10 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

5-7/7

「そうね……少し考えてもいい？」
「どうぞ。今でなくてもいいですからね」
「わかった。決まったら言うわ」

「――でも、ちょっと意外でした」
「なにが？」
「エルマさん、ずっと強い役で勝っていたから……最後がワンペアだなんて」
「ワンペアは――確率上は、ハイカードの次に成立しやすい役だもの。私だって毎回上位の役を揃えられるわけじゃないわ」
「あはは、そうですよね」

「――本当はね、少しだけ動揺したのよ」

「エルマさんが……動揺？いつですか？」
「あなたが急にあんなことを言った時よ。少し恥ずかしくなって――交換する札

を間違えたの」
「全然気付きませんでした……」
「だから言ったでしょう？自分はどんな札を引いても顔に出さないことって」
「……エルマさんには勝てないなあ」

「その点、クロスは随分とわかりやすいわ。ハイカードの時なんて特に。この世の終わりみたいな顔してた」
「そんな顔してました？私……」
「ええ、それから……この服が似合うと言ってくれた時と、この服のまま外に出てはだめと言ったとき」
「どんな顔してました？」
「――自覚ないの？なら、内緒にしておこうかしら」
「ええ～！教えてくださいよー！」
「内緒よ。でも……そうね、感情を顔に出さない方がいい時もあるわよね」
「確かにそうですね。戦闘時なんかは特に。表情で動きを読まれたりしますし」

「――そうね、決めたわ。クロス、あなたもこれを着たらいいのよ」
「え、ええ……っ！？なんで私もバニー服を！？」
「いいから。それからもう一度勝負をしましょう？ポーカーフェイスの練習がてら」
「それは……さすがに恥ずかしいです……」
「私にこんな格好をさせておいてよく言えるわね」
「す、すみません……エルマさんに似合うと思って素材集め頑張ったんです……」
「その意欲を今度は自分に向けてちょうだい。あなたにはもっと強くなってほしいの」
「……ポーカーにですか？」
「勝負事全般によ。どうするの？やる？」
「や、やります……！鍛えてください、エルマさん」

「その意気よ。さあ、かかってらっしゃい」
「エルマさんのポーカーフェイス、崩してみせます！」

August 24, 2025 at 4:26 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

アバ♀エル『黒兎衣（くろうさころも）の裏表』　1-4/7

印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。付記に「『黒兎衣の裏表』」、「いちのせ」と記載されています。
以下は本文の内容です。

「ストレート」
「……ツーペアです。ううっ、また負けた……」
「ふふ、これで私の十連勝ね？クロス」
「エルマさん、強すぎです……」
「ポーカーは得意な方なの。まだやる？」
「やりたいです。エルマさんが嫌でなければ」
「いいわよ。ただ……そうね、普通に続けてもいいけれど、せっかくだから何かを賭けてみない？」
「賭け……ですか？」
「ええ。もちろんハンデはつけるわ。今から三回やって、一回でもあなたが勝てば、あなたの勝ち。一度も勝てなければ――私の勝ち」
「いいですけど……何を賭けるんですか？」
「そうね……ありがちだけど『負けた方は勝った方の言うことを一つ聞く』というのはどう？」
「わかりました。俄然やる気が出てきました……！」

「フルハウス」
「フラッシュです……！くうっ、いけたと思ったのに……！」
「良い役を揃えられそうだったのに残念ね、クロス」
「次です！次こそ……！」

「スリーオブアカインド」
「ハイカードです……うう、どうして……」
「もう後がないわね？」
「参ったなあ。今さらですけど、コツとかありますか？」
「――相手をよく見ることよ。そして、自分はどんな札を引いても顔に出さないこと。ポーカーフェイスという言葉があるようにね」
「相手をよく見る…………」
「さあ、クロスの番よ。どうぞ？」
「ええと……エルマさんはいつ見てもかわいいです」
「どうしたの？急に……」

「……バニー服がよく似合ってます」
「……ふふっ、相手をよく見るって、そういうことじゃないわよ？」
「え、違うんですか？すきだなあと思いながら見てました……」
「ええ、そう顔に書いてある」
「あはは、顔に出ちゃってましたか……はい、エルマさんの番です。どうぞ」
「……番をもらうわね」

「――エルマさん、」
「なあに？」
「その服着たまま、外に出ちゃだめですよ」
「ええ、さすがにしないわ。着るのは今だけよ」
「それもそうですけど、他の人に見せたくないので」
「…………クロス、あなた……意外とそういうこと言うのね」
「意外でした？いつも思っていますよ。こういうの、重たいかなあって……あまり言わないようにしてるんですけどね」

「………………」
「……エルマさん？」
「……いえ、何でもないわ。さあ、私も役が揃った。開けましょう。クロスからどうぞ？」
「じゃあ私から――ワンペアです。エルマさんは？」
「…………ワンペアよ」
「役が同じ……！この場合の勝敗はどうなるんですか？」
「同じ役だった時は、より大きい数字の人の方が勝ちになるわ」
「ということは……私は７のワンペアで、エルマさんは…………」

「――９のワンペア。勝負は私の勝ちのようね」

「ああー……！もうちょっとだったのになあ……」
「ふふ、惜しかったわね。さて、どんなお願いを聞いてもらおうかしら？」
「私に出来ることだったら何でもしますよ」

August 24, 2025 at 4:26 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

プロットだけ書いてたら急にこんなんなって笑ってしまった　なにわろとんねん

August 21, 2025 at 1:56 PM

いちのせ

@1noseeee.bsky.social

似合いすぎ

August 11, 2025 at 11:28 PM