わたしは5つ位の女の子。平屋建ての洋館に初老の男性と暮らしている。経緯は分からないが、2人して服毒して世を去ることに決めていた。男性が「僕は先に飲んだよ」と毒の瓶を差し出した。置いていかれる!と慌てて一息に煽った。毒は遅延性で、効くまでの間2人一緒に家中の窓を締めて回った。
目が覚めてから「おじさん、本当に毒を飲んだのかな?」と幼女の心のまま疑いがもたげた。
わたしは5つ位の女の子。平屋建ての洋館に初老の男性と暮らしている。経緯は分からないが、2人して服毒して世を去ることに決めていた。男性が「僕は先に飲んだよ」と毒の瓶を差し出した。置いていかれる!と慌てて一息に煽った。毒は遅延性で、効くまでの間2人一緒に家中の窓を締めて回った。
目が覚めてから「おじさん、本当に毒を飲んだのかな?」と幼女の心のまま疑いがもたげた。
2階建ての広々としたログハウス。住うのは1人の夫に2人の妻。家中埃が積もっている。妻たちは幾度も掃除したいと訴えるが夫は許さない。その夫は下半身の細さに比べ不自然なほど胸周りが厚い。場面が切り替わり、諸肌脱いだ夫の乳首からそれぞれ斧が生えていた。斧は片手持ち用とは云え柄は30センチほどもあり、異様な胸周りの厚さは乳首斧のせいだった。
2階建ての広々としたログハウス。住うのは1人の夫に2人の妻。家中埃が積もっている。妻たちは幾度も掃除したいと訴えるが夫は許さない。その夫は下半身の細さに比べ不自然なほど胸周りが厚い。場面が切り替わり、諸肌脱いだ夫の乳首からそれぞれ斧が生えていた。斧は片手持ち用とは云え柄は30センチほどもあり、異様な胸周りの厚さは乳首斧のせいだった。
博多の屋台のようなカウンター席しかない店。横に座ったエネルギッシュな初老男性は芸人だと云う。名前は【ヨンダラ】。店内は「ヨンダラさんだ!」と盛り上がる。ヨンダラさんは「趣味が高じてテレビゲームを作ったこともある」と上着の内ポケットから剥き出しのCD-ROMらしきものを出し、なぜか記録面をこちらに向けて光を反射させる。そしてヨンダラさんは何も頼まず去ってしまった。有名人の登場に店内は沸いていたが、わたしは全く知らない人だった。
博多の屋台のようなカウンター席しかない店。横に座ったエネルギッシュな初老男性は芸人だと云う。名前は【ヨンダラ】。店内は「ヨンダラさんだ!」と盛り上がる。ヨンダラさんは「趣味が高じてテレビゲームを作ったこともある」と上着の内ポケットから剥き出しのCD-ROMらしきものを出し、なぜか記録面をこちらに向けて光を反射させる。そしてヨンダラさんは何も頼まず去ってしまった。有名人の登場に店内は沸いていたが、わたしは全く知らない人だった。
3階建ての民俗博物館。空調も湿度調も満足に機能しておらず、やる気の見られない職員たちがあろうことか市販のティッシュで所蔵物を拭っている。臨時アルバイトの中年白人は日本語が全く読み書き出来ないのに江戸前期に作られた雛飾りの備品個数の点検をやらされている。見兼ねて手伝いを申し出て点検表を見るとアラビア数字と漢数字が入り混じっていた。「これの責任者は誰だ」と探すところで目が覚めた。
3階建ての民俗博物館。空調も湿度調も満足に機能しておらず、やる気の見られない職員たちがあろうことか市販のティッシュで所蔵物を拭っている。臨時アルバイトの中年白人は日本語が全く読み書き出来ないのに江戸前期に作られた雛飾りの備品個数の点検をやらされている。見兼ねて手伝いを申し出て点検表を見るとアラビア数字と漢数字が入り混じっていた。「これの責任者は誰だ」と探すところで目が覚めた。
うちの犬が何処かで吠えている。見渡すと、犬は車の多い大通りの向かい側でわたしを探し鳴いている。轢かれては一大事と、クラクション響くなか車道を渡る。犬の側へ駆け寄ると、犬は子供用のお昼寝布団を巻き紐で縛ったものに変わっていた。それを抱き上げ家路に。犬のような布団のようなものは他人の子供の匂いがした。
うちの犬が何処かで吠えている。見渡すと、犬は車の多い大通りの向かい側でわたしを探し鳴いている。轢かれては一大事と、クラクション響くなか車道を渡る。犬の側へ駆け寄ると、犬は子供用のお昼寝布団を巻き紐で縛ったものに変わっていた。それを抱き上げ家路に。犬のような布団のようなものは他人の子供の匂いがした。
雨上がり。遊具の乏しい小さな公園に満開の桜。地面は一面の水溜りとなり、桜の花びらで薄桃色の湖のようになっている。水溜りの中を歩くと足に引っ掛かるものがあり、構わずに進むとそれは水栓で、水溜りの底が抜けて雨水とともに桜の花びらも穴に吸い込まれて消えた。
顔を開けると遊具もなく、満開の桜の花も無く、そこはただ枯れ木に囲まれた空き地だった。
雨上がり。遊具の乏しい小さな公園に満開の桜。地面は一面の水溜りとなり、桜の花びらで薄桃色の湖のようになっている。水溜りの中を歩くと足に引っ掛かるものがあり、構わずに進むとそれは水栓で、水溜りの底が抜けて雨水とともに桜の花びらも穴に吸い込まれて消えた。
顔を開けると遊具もなく、満開の桜の花も無く、そこはただ枯れ木に囲まれた空き地だった。
実相寺昭雄が撮りそうな団地群の一棟。住民たちは勝手気ままに他人の家を行き来する。何処も施錠されていない。中は居住にとどまらず様々な商いをしている。文具店、喫茶店、スナック、もろもろ。鍛治をする工房まである。だが何ら看板も無く、ドアを開けるまで中がどうなっているか分からない。
独特なコミューンで、みな、貨幣を出す事なく物を持って帰っていた。貨幣が存在しないのか、ツケがきくのか分からないまま目が覚める。
実相寺昭雄が撮りそうな団地群の一棟。住民たちは勝手気ままに他人の家を行き来する。何処も施錠されていない。中は居住にとどまらず様々な商いをしている。文具店、喫茶店、スナック、もろもろ。鍛治をする工房まである。だが何ら看板も無く、ドアを開けるまで中がどうなっているか分からない。
独特なコミューンで、みな、貨幣を出す事なく物を持って帰っていた。貨幣が存在しないのか、ツケがきくのか分からないまま目が覚める。
ジェットコースターと観覧車がひしめく小さな遊園地内で同人誌の即売会が開かれている。即売会は一階建ての仮設で、中はジェットコースターと観覧車の足場が邪魔で机を整然と並べられない。参加者は思い思いに机を置くスタイルで、古参はその様子を『マレー諸島』と呼んでいる。だが誰も本を机上に出していない。入り口付近では画材店が大量多種のスクリーントーンを売っている。コスプレする2頭身の骸骨が散りばめられたスクリーントーンを20枚ほど買う。
「何に使うんだ!」
と怒りを感じて目が覚めた。
ジェットコースターと観覧車がひしめく小さな遊園地内で同人誌の即売会が開かれている。即売会は一階建ての仮設で、中はジェットコースターと観覧車の足場が邪魔で机を整然と並べられない。参加者は思い思いに机を置くスタイルで、古参はその様子を『マレー諸島』と呼んでいる。だが誰も本を机上に出していない。入り口付近では画材店が大量多種のスクリーントーンを売っている。コスプレする2頭身の骸骨が散りばめられたスクリーントーンを20枚ほど買う。
「何に使うんだ!」
と怒りを感じて目が覚めた。
わたしはデパートで働くBG。ビジネスガール、BG。クレイジーキャッツの映画に出て来そうな絵に描いたような昭和のおキャンな同僚が今朝の新聞のクロスワードを見せながら
「あと1個が解けなくて嫌んなっちゃう!この1マス!」
と大袈裟に頬を膨らませている。答えは『ぷ』、完封のぶ。なるほど、勤め先のデパートが賑わっていたのは、系列の球団が完封勝利で優勝したからか。
「博識な彼に聞いたらどうかな」とおキャンな彼女に恋している同僚男性の名を出す。夢の中のわたしはなかなかお節介な人間らしい。
わたしはデパートで働くBG。ビジネスガール、BG。クレイジーキャッツの映画に出て来そうな絵に描いたような昭和のおキャンな同僚が今朝の新聞のクロスワードを見せながら
「あと1個が解けなくて嫌んなっちゃう!この1マス!」
と大袈裟に頬を膨らませている。答えは『ぷ』、完封のぶ。なるほど、勤め先のデパートが賑わっていたのは、系列の球団が完封勝利で優勝したからか。
「博識な彼に聞いたらどうかな」とおキャンな彼女に恋している同僚男性の名を出す。夢の中のわたしはなかなかお節介な人間らしい。
テレビのバラエティ番組。毎日顔を見ないことはない大御所俳優が御意見番とばかりに滔々と語っている。俳優の名前が字幕に映し出される。四文字の名前。全て禾へんが付く。「電車が好きでね、この名前(芸名)にしたんだ」とテーマと関係無い自分の話をする。誰も口を挟めない。画面には、俳優とその名前しか映らないまま時間が過ぎてゆく。結局俳優の名前の読みは分からないまま目が覚めた。禾へんのツクリ側はマヤ文字のような象形文字だった。
テレビのバラエティ番組。毎日顔を見ないことはない大御所俳優が御意見番とばかりに滔々と語っている。俳優の名前が字幕に映し出される。四文字の名前。全て禾へんが付く。「電車が好きでね、この名前(芸名)にしたんだ」とテーマと関係無い自分の話をする。誰も口を挟めない。画面には、俳優とその名前しか映らないまま時間が過ぎてゆく。結局俳優の名前の読みは分からないまま目が覚めた。禾へんのツクリ側はマヤ文字のような象形文字だった。
ふざけ半分で公開の催眠療法を受ける若い男。療治の終盤に患者が自らの秘密を一言だけ紙に書き出すと云った半ばショーのようなもの。男が書いたのは「ゲイ嫌悪」。その場には彼の恋人が居た。恋人は男性で中性的な雰囲気を纏っており、本人は性別の垣根を煩わしく思っていた。
紙に書かれた言葉を見て、彼の恋人は「君と私のズレは分かってた」と部屋を去った。観客たちは恋人たちの別れに大盛り上がりだった。
ふざけ半分で公開の催眠療法を受ける若い男。療治の終盤に患者が自らの秘密を一言だけ紙に書き出すと云った半ばショーのようなもの。男が書いたのは「ゲイ嫌悪」。その場には彼の恋人が居た。恋人は男性で中性的な雰囲気を纏っており、本人は性別の垣根を煩わしく思っていた。
紙に書かれた言葉を見て、彼の恋人は「君と私のズレは分かってた」と部屋を去った。観客たちは恋人たちの別れに大盛り上がりだった。
滑走路のように幅広くどこまでも続く、駅から伸びた目抜通り。3冊の本を手に図書館へ向かう。重ねた一番上のほんのタイトルはカタカナ3文字。夢の世界の動物の名らしい。その名は起きて暫く覚えていたが、顔を洗ったら下水に流れてしまった。キネミ、コニネ、もう思い出せない。
滑走路のように幅広くどこまでも続く、駅から伸びた目抜通り。3冊の本を手に図書館へ向かう。重ねた一番上のほんのタイトルはカタカナ3文字。夢の世界の動物の名らしい。その名は起きて暫く覚えていたが、顔を洗ったら下水に流れてしまった。キネミ、コニネ、もう思い出せない。
漁師町のミニシアター。旅館の宴会間のような畳部屋に、客は座布団も敷かず行儀良く正座して並んでいる。客層は皆20代前半くらい。長髪ヒッピーや、書生風、今時のファストファッションとさまざまな時代の若者。映し出された映画は途中途中でCMが入り、どうみても火曜サスペンスのようなテレビドラマなんだが、客は集中して食い入るように観ている。
漁師町のミニシアター。旅館の宴会間のような畳部屋に、客は座布団も敷かず行儀良く正座して並んでいる。客層は皆20代前半くらい。長髪ヒッピーや、書生風、今時のファストファッションとさまざまな時代の若者。映し出された映画は途中途中でCMが入り、どうみても火曜サスペンスのようなテレビドラマなんだが、客は集中して食い入るように観ている。
夜の遊園地。高台にウォータースライダー。冬の間は水を流さず、ラメやお菓子と一緒に滑る。ツレとはぐれ、裏門から抜け出る。喧騒を背にうらぶれた商店街を歩く。夜なのでシャッター街なのか、それとも昼は賑わっているのか分からない。ひとつだけ金魚掬いの夜店が出ていた。覗くと水槽の中は金魚ではなく、嬌声をあげウォータースライダーを滑り降りていた客たちか小さくなってラメの海に沈んでいた。
夜の遊園地。高台にウォータースライダー。冬の間は水を流さず、ラメやお菓子と一緒に滑る。ツレとはぐれ、裏門から抜け出る。喧騒を背にうらぶれた商店街を歩く。夜なのでシャッター街なのか、それとも昼は賑わっているのか分からない。ひとつだけ金魚掬いの夜店が出ていた。覗くと水槽の中は金魚ではなく、嬌声をあげウォータースライダーを滑り降りていた客たちか小さくなってラメの海に沈んでいた。
人目を気にしながら何かを布製のペンケースに入れチャックを閉めた……その瞬間に目が覚めた。覚醒しつつあるぼんやりとした意識で「これで安心」と思ったこと以外全て忘れてしまった。
ペンケースが小刻みに震えていたような気もするし、何かドロッとしたものが滲んでいたような気もするが、あれはもう意識の河口に向かって流れて消えた笹舟。
人目を気にしながら何かを布製のペンケースに入れチャックを閉めた……その瞬間に目が覚めた。覚醒しつつあるぼんやりとした意識で「これで安心」と思ったこと以外全て忘れてしまった。
ペンケースが小刻みに震えていたような気もするし、何かドロッとしたものが滲んでいたような気もするが、あれはもう意識の河口に向かって流れて消えた笹舟。
アニメのような世界。視界に入るもの全て主前で引かれ、バケツ塗りで彩られた世界だった。シルバニア位の大きさの女の子が5人目の前に居る。「ラーメン食べる人?」と尋ねると5人ともニコニコと手を挙げる。「麺は一本ずつね」とママゴト茶碗に取り分けてやると、1人「足らない」と云わんばかりにむくれている。皆に薄切りの蒲鉾を足してやると皆ニコニコ。小人を狙う吸血鬼が出没しているそうなので、ラーメンの汁にはおろしニンニクを足しておいた。
アニメのような世界。視界に入るもの全て主前で引かれ、バケツ塗りで彩られた世界だった。シルバニア位の大きさの女の子が5人目の前に居る。「ラーメン食べる人?」と尋ねると5人ともニコニコと手を挙げる。「麺は一本ずつね」とママゴト茶碗に取り分けてやると、1人「足らない」と云わんばかりにむくれている。皆に薄切りの蒲鉾を足してやると皆ニコニコ。小人を狙う吸血鬼が出没しているそうなので、ラーメンの汁にはおろしニンニクを足しておいた。
正月の寮。半地下の風呂場を独り占め。影が差し、ふと窓を見やると眼鏡の中年男性が硝子を拭いている。皆さん帰省中かと……と恐縮する男性に気にせず続けてくれと促し、世間話。ジャンル問わずサブスクで音楽を聴くのがお好きとのこと。
目が覚めてから気付いたが、彼の眼鏡は湯煙でも曇らずにクリアだった。そこが如何にも夢らしい。
正月の寮。半地下の風呂場を独り占め。影が差し、ふと窓を見やると眼鏡の中年男性が硝子を拭いている。皆さん帰省中かと……と恐縮する男性に気にせず続けてくれと促し、世間話。ジャンル問わずサブスクで音楽を聴くのがお好きとのこと。
目が覚めてから気付いたが、彼の眼鏡は湯煙でも曇らずにクリアだった。そこが如何にも夢らしい。
下着のバーゲン会場。白地に青と金糸の刺繍入りのガータストッキングを手にするも片方しかなくワゴンに戻す。他に欲しいものもなく外に出るとバーゲン会場はガレー船だと気付く。赤子の泣き声がし、辿ると舳先の中からする。拳を何度も舳先に打ち付けるとお包みだけ出てきた。泣き声は他の船から聞こえ出す。
下着のバーゲン会場。白地に青と金糸の刺繍入りのガータストッキングを手にするも片方しかなくワゴンに戻す。他に欲しいものもなく外に出るとバーゲン会場はガレー船だと気付く。赤子の泣き声がし、辿ると舳先の中からする。拳を何度も舳先に打ち付けるとお包みだけ出てきた。泣き声は他の船から聞こえ出す。
大きなおはぎ2つと、黒豆の煮豆と、その煮豆を寒天で固めたセットを頼む。夢の中のわたしはセンスが悪い。
大きなおはぎ2つと、黒豆の煮豆と、その煮豆を寒天で固めたセットを頼む。夢の中のわたしはセンスが悪い。
花金の最終電車の車内アナウンスは深夜のラジオみたいな賑やかさだった。乗客がみんな笑って乗り過ごしていた。そこで目が覚めてしまったんだが、夢の人たちはみんな終着駅まで行ったんだろか。
花金の最終電車の車内アナウンスは深夜のラジオみたいな賑やかさだった。乗客がみんな笑って乗り過ごしていた。そこで目が覚めてしまったんだが、夢の人たちはみんな終着駅まで行ったんだろか。