塩カル
banner
404cacl2.bsky.social
塩カル
@404cacl2.bsky.social
どこかの誰かの独り言。大体とうらぶの話。うちの本丸の出来事多め。とっくの昔に20歳超え。
icon:クリームソーダのいのち様
対二筋樋の私「わからないことがあったら教育係の鯰尾に聞けば大体解決すると思うから。自分の部屋確認したらみんなに挨拶行っといで」

二筋樋を見送った後、伽羅ちゃんと執務室でふたりきりになったときの私「いやいやいやツラ良すぎるって!警察で、番犬自認があって、相棒呼びされるとか???いやちょっと供給過多っすね…………ねえ伽羅ちゃんどう思う!?」
わからせた後なので余裕のある伽羅ちゃん「あんたが好きそうな刀だと思う」
January 15, 2026 at 11:55 AM
まずは一口。魚介の旨みが口の中に広がる。梅干しの酸味がいいアクセントになっていて、後を引く。表情から私が気に入ったのを読み取ったのか、和泉守は満足気に笑い、自分も茶碗を口元へ運んだ。
「ん、塩加減もいい感じだな」
「うん、ちょうどいい」
「気に入ったなら買った店教えるか?」
「お願い〜今度買いに行くわ」

そんなやりとりから始まって、万屋の新商品や最近開店したお店についての話に花が咲く。そうして会話をしているうち、茶碗に注がれた出汁を飲み切る頃には、先程までの頭の痛みは随分と和らいでいた。
January 13, 2026 at 9:57 AM
「ん?あぁ、もしかして頭痛か?」
「そう、昼間は平気だったんだけどさっきからちょっとね」
「なら尚更、温かいもの腹に入れるべきだな」
お茶よりも少し金色がかった色をした液体が茶碗を満たしていく。
「之定はよ、最初からパックにされた出汁っつーのはどうにも味気ないって言うんだよな……」
「あー、歌仙ちゃんは自分で出汁の割合とか決めたい派だもんね」
「そうそう、その気持ちもわからなかねぇが、手軽なのはこっちなんだよなぁ」
わかめがひらひらと開く。崩された梅が出汁の中を舞って、さながら春の情景のようだ。
「美味しそ……」
「評判のいい店で買ってきたから、風味の良さは保証するぜ」
January 13, 2026 at 9:57 AM
見える位置にローマ字表記がないだけの可能性がある
January 13, 2026 at 9:05 AM
気に入った和服を着たかったくらいの意味で溢した言葉が予想外の方向に転がっていっている。いや、確かに本丸であれば成人式くらい全然問題なくできるだろうけど、そうではなくて。助けを求めて隣にいる大倶利伽羅に視線をやれば、ただ頷くだけだった。そうだ、彼が一番私に後悔を残させまいとする刀だった。

そこからは早かった。
瞬く間に成人式の話は本丸に周知され、やれ着物はどうするか、メイクはどういう感じがいいか、ヘアアレンジは、お祝膳は……と詳細が決まっていく。

そうして成人の日からそう日が空かないうちに、私は幾年越しの成人式を迎えることになったのである。
January 12, 2026 at 12:41 PM
「……でも、あのとき可愛い和服を着る機会を一回逃したの、惜しかったなーって思って」
「……主の晴れ着姿、俺見たいなー」
「はい、私も見たいです」
村雲と五月雨が目をキラキラさせてこちらを見る。普段は甘えたがりで我儘なわんちゃんたちだが、同時に相手の気持ちを慮れる優しい子たちなのだ。二振りの言葉に合わせて、談話室の管理をしている鯰尾が高いところにあるポニーテールを揺らした。
「なら本丸で成人式やろうよ」
「ええ、二十歳とっくに過ぎてるのに?」
「そのくらいの年数なんて誤差!ちょっと遅くなることよりも、主に悔いが残ってることの方が俺たちにとっては問題だし」
January 12, 2026 at 12:41 PM
明石と小竜は解釈捏ね回し枠
January 12, 2026 at 2:55 AM
私がこうしてただ出来上がりを待っているとき、大倶利伽羅は決して呆れたり急かしたりしない。どころか、一緒にその経過を楽しんでくれる。彼のこういう、誰かのほんのり大切なものを蔑ろにしない態度は数多ある好ましいところの一つである。
ぽた、ぽた、と次第に雫が落ちるまでの間が空いていく。そろそろ終わりだろう。ドリッパーを外し、役目を終えたフィルターを片付ける。淹れたてのコーヒーをそれぞれのマグカップに注ぎ、ほどよく温まっている牛乳を足す。澄んだ茶色がぐるぐると渦を巻いた白に塗りつぶされる午後9時。夜空に月明かりが溶けたら、こんな感じなのかななんて思いつつ、マドラーでくるりとかき混ぜた。
January 11, 2026 at 11:03 AM