安曇野って雰囲気じゃないなぁ。
諏訪か、八ヶ岳の麓らへんがいいかなぁ？

どっちがいいと思う？

あるあるw

あかん。
仙人、何をどうすればいいのかすっかり忘れてるw

操作もおぼつかないw

軽いなぁ。

届いた！🙌

37.

　勇真は受け取ったカードをみつめた。父が、公私ともに深く信頼している税理士に託した貸金庫の中には、いったい何が入っているというのだろう。

「現金や証券、貴金属、登記簿など、申告が必要な物が入っていたら教えてくれないか」

「わかりました」

　勇真はうなずき、カードを鞄にしまった。

「あの……」

　勇真は少しためらったあと、意を決して口をひらいた。

「なんだい？」

「兄のことを、なにかご存じでしょうか？」

　浩一は少し困ったような顔をした。

「俺が五歳の時、兄は死んだと聞かされました。でも、戸籍では失踪したことになっています。兄に、何があったかご存じではありませんか？」

36.

　席を外した浩一は、すぐに戻ってきた。手にカードを持っている。

「貸金庫のカードだ。君のお父さんから預かっていた。何かあったら君に渡すように頼まれていたんだ」

「何かあったら……？」

　それは、今回のようなことが起こる可能性を予見していたということだろうか？

「もちろん万が一に備えてという意味だよ。それなりの年齢になればそういう心配はするものさ。それでも、まさか急にこんなことになるとは思ってもいなかっただろうね」

　浩一はそう言って、勇真にカードを渡した。

「銀行のほうの手続きが終わったら連絡をするから、貸金庫の中身をなるべく早く確認してほしいんだ」

35.

「ご両親のことは残念だったね」

　約束した日、事務所を訪れた勇真にお茶を出しながら、浩紀の父、税理士の河合浩一は静かな声でお悔みを言った。

「父の交友関係を調べる前に火事になってしまって、すぐに連絡できなくて申し訳ありませんでした」

「それは気にしないでくれ」

　勇真が頭を下げると、浩一は手を振ってそれをさえぎった。

「書類に署名捺印さえしてくれれば、相続関係の手続きは全部やっておくから、安心してくれ」

「ありがとうございます。よろしくお願いします」

　勇真はもう一度、深々と頭を下げた。

「実はね、今日わざわざ来てもらったのは、渡したいものがあったからなんだ」

34.

　行方不明者は七年経つと死亡として扱うことができる、と聞いたことがある。
　兄は七歳でいなくなり、ちょうど七年経って死亡扱いされたことになる。両親はなにを根拠に兄がもう二度と戻らないと確信したのか。

　兄が死んだと聞かされたのは、姿が見えなくなってすぐだったと思う。いつも追いかけていた背中を失い、勇真は泣きじゃくったことを覚えている。「仕方なかったのよ」と母は言い、勇真を抱きしめてくれた。

　仕方なかった――？

　背中にひやりとしたものを感じた。

　今まで知っていたものとは異なる両親の顔を見てしまったような気がして、勇真はうろたえた。

最近の本って3000円超えててちゅらい😣💦

今すぐは買えない。保留～ 保留～

待って！！！

こないだはなかったけど、今は電子書籍あるじゃん！！！！

パスワード管理アプリとか、ブラウザ自体がパスワード保存してくれるので、最近はパスワードに困ること少なくなりました。

こないだ、奇跡的になろうにログインできたのも、ブラウザにパスワードが保存されてたお陰です。パソコンが変わっても自動で入れました🥰

連携してればPCで設定したパスワードをそのままAndroidでも自動入力できたり。

便利な時代になったものです。
（セキュリティ的にはどうなのか、しらんけどw）