ICOM日本委員会はこの日に毎年シンポジウムをしているが、今年のテーマは画像の通り。
ICOM日本委員会はこの日に毎年シンポジウムをしているが、今年のテーマは画像の通り。
(1) ロサンゼルス・カウンティ美術館のでかい敷地にはマイケル・ハイザーのパブリックアート「浮遊する塊」(2012)。巨石の下をくぐるスロープの幅は4mくらいある。
(2) J・ポール・ゲティ美術館の一つゲティ・ヴィラ (Getty Villa)
1997年にゲティ・センター(こちらも凄い)が出来てから美術館としてのメインはそちらになったが、カリフォルニアの陽光に映える美しさは独特。
(1) ロサンゼルス・カウンティ美術館のでかい敷地にはマイケル・ハイザーのパブリックアート「浮遊する塊」(2012)。巨石の下をくぐるスロープの幅は4mくらいある。
(2) J・ポール・ゲティ美術館の一つゲティ・ヴィラ (Getty Villa)
1997年にゲティ・センター(こちらも凄い)が出来てから美術館としてのメインはそちらになったが、カリフォルニアの陽光に映える美しさは独特。
3-4|何故か北欧は4-5回行っており(除くアイスランド)フィンランドも印象深い。北極圏ラップランドの入口ロヴァニエミにも小さい現代美術館がある。ここはWW2の頃、旧ソ連との対侵略防衛戦の関係でやってきたドイツ軍が焼き払った町。市街地の戦後復興計画には建築家アルヴァ・アールトが貢献した。
3-4|何故か北欧は4-5回行っており(除くアイスランド)フィンランドも印象深い。北極圏ラップランドの入口ロヴァニエミにも小さい現代美術館がある。ここはWW2の頃、旧ソ連との対侵略防衛戦の関係でやってきたドイツ軍が焼き払った町。市街地の戦後復興計画には建築家アルヴァ・アールトが貢献した。
興味津々なんだけど、設置運営主体・石川文化振興財団のウェブサイトを今しがた覗いてみたらコンテンツが「Coming soon」だらけなのがちょっと…(インスタのアカウントには画像がアップされているが)
レポートによると建築家の青木淳さんが展示空間を手掛けたらしい。既存の建築空間から削ぎ落せるだけ削ぎ落とした荒々しい空間は新鮮に映る。「これを初期状態として、空間と作品の応答がずっと続いていくような場所、動き続けている状態をキープしたい」のだそうだ。
bijutsutecho.com/magazine/new...
興味津々なんだけど、設置運営主体・石川文化振興財団のウェブサイトを今しがた覗いてみたらコンテンツが「Coming soon」だらけなのがちょっと…(インスタのアカウントには画像がアップされているが)
レポートによると建築家の青木淳さんが展示空間を手掛けたらしい。既存の建築空間から削ぎ落せるだけ削ぎ落とした荒々しい空間は新鮮に映る。「これを初期状態として、空間と作品の応答がずっと続いていくような場所、動き続けている状態をキープしたい」のだそうだ。
bijutsutecho.com/magazine/new...
4/24~6/29 「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド」
7/12~9/7 「安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校」
11/1~2026/1/18 「異端の奇才 ビアズリー」
2026/2月~4月 「高知の前衛(仮称)」
美術館ホールでの映画の定期上映会、春は「ヌーヴェルヴァーグとフィルム・ノワールをつなぐフランスの鬼才 ジャン=ピエール・メルヴィル監督特集」5/24・5/25
上映作品『海の沈黙』『恐るべき子供たち』『賭博師ボブ』『サムライ』
moak.jp
4/24~6/29 「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド」
7/12~9/7 「安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校」
11/1~2026/1/18 「異端の奇才 ビアズリー」
2026/2月~4月 「高知の前衛(仮称)」
美術館ホールでの映画の定期上映会、春は「ヌーヴェルヴァーグとフィルム・ノワールをつなぐフランスの鬼才 ジャン=ピエール・メルヴィル監督特集」5/24・5/25
上映作品『海の沈黙』『恐るべき子供たち』『賭博師ボブ』『サムライ』
moak.jp
会場の半分はあいにく撮影不可。
雑誌「NIPPON」は対外的宣伝(プロバガンダ)雑誌だが、昭和戦前のデザイン水準の高さがうかがい知れるので、注目。
あと画家・猪熊弦一郎の収集していた小物の実物と、それをホンマタカシが撮影した写真を並べていたのが素敵。
会場の半分はあいにく撮影不可。
雑誌「NIPPON」は対外的宣伝(プロバガンダ)雑誌だが、昭和戦前のデザイン水準の高さがうかがい知れるので、注目。
あと画家・猪熊弦一郎の収集していた小物の実物と、それをホンマタカシが撮影した写真を並べていたのが素敵。
《「世界で最も美しい美術館」下瀬美術館で初の現代美術展。「周辺・開発・状況 ─ 現代美術の事情と地勢 ─」が4月開催へ》
www.tokyoartbeat.com/articles/-/a...
《「世界で最も美しい美術館」下瀬美術館で初の現代美術展。「周辺・開発・状況 ─ 現代美術の事情と地勢 ─」が4月開催へ》
www.tokyoartbeat.com/articles/-/a...
自分が北品川・原美術館で折元さんの個展をやったのは2000年。あれからもう四半世紀経か。
確かその翌年にヴェネチア・ビエンナーレと横浜トリエンナーレに選ばれた。
原美術館の建物もなくなってしまったし、歳月の流れを感じる。
この個展の時、JR品川駅のコンコースでパン人間のパフォーマンス(集団行進)をやったのも懐かしい記憶。事前にJR品川駅へお願いに行ったり、大量のバゲットを手配したり、なかなか大変でした。
bijutsutecho.com/magazine/new...
自分が北品川・原美術館で折元さんの個展をやったのは2000年。あれからもう四半世紀経か。
確かその翌年にヴェネチア・ビエンナーレと横浜トリエンナーレに選ばれた。
原美術館の建物もなくなってしまったし、歳月の流れを感じる。
この個展の時、JR品川駅のコンコースでパン人間のパフォーマンス(集団行進)をやったのも懐かしい記憶。事前にJR品川駅へお願いに行ったり、大量のバゲットを手配したり、なかなか大変でした。
bijutsutecho.com/magazine/new...
1-3|高松市美術館『高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく』3/16まで
横山翔平、國久真有、矢野恵利子、新宅加奈子、山下麻衣+小林直人
(画像は順番に横山翔平、新宅加奈子、山下麻衣+小林直人)
4|丸亀市猪熊弦一郎現代美術館『西條茜展 ダブル・タッチ』3/30まで
1-3|高松市美術館『高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく』3/16まで
横山翔平、國久真有、矢野恵利子、新宅加奈子、山下麻衣+小林直人
(画像は順番に横山翔平、新宅加奈子、山下麻衣+小林直人)
4|丸亀市猪熊弦一郎現代美術館『西條茜展 ダブル・タッチ』3/30まで
*管理運営上の責任と役割分担をどうするか(防災防犯含む)
*自然災害リスクの少ない立地を確保できるか
*専門職(学芸員)はどっちに勤務するのか
*収蔵庫と展示室が距離的に離れることのリスク・コスト・手間はどう考えるか
www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya...
*管理運営上の責任と役割分担をどうするか(防災防犯含む)
*自然災害リスクの少ない立地を確保できるか
*専門職(学芸員)はどっちに勤務するのか
*収蔵庫と展示室が距離的に離れることのリスク・コスト・手間はどう考えるか
www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya...
琵琶湖に流入する河川はたくさんあるが、水が出ていく川は一本しかない(瀬田川→宇治川→淀川→大阪湾)。
ついでに言うと、琵琶湖の面積は東京23区がすっぽり入るくらい。
『京都市の「琵琶湖の水」感謝金、年2・3億円で滋賀県と合意…大正時代から支払いを継続』読売新聞オンライン
news.yahoo.co.jp/articles/815...
琵琶湖に流入する河川はたくさんあるが、水が出ていく川は一本しかない(瀬田川→宇治川→淀川→大阪湾)。
ついでに言うと、琵琶湖の面積は東京23区がすっぽり入るくらい。
『京都市の「琵琶湖の水」感謝金、年2・3億円で滋賀県と合意…大正時代から支払いを継続』読売新聞オンライン
news.yahoo.co.jp/articles/815...
やっと見に来れた。親戚や知人が被災したから思うところもそれなりに。
撮影不可の部分が多くて残念…って、聞いてますか、美かえる君。
田村友一郎の展示は「1995年」をよく表している。
3-4|西宮市大谷記念美術館『戦後西ドイツのグラフィックデザイン展』
見ごたえある展示だったが、上記の後で見ると別の感慨も。阪神・淡路大震災から数か月後に訪問したら(もちろん休館中)、特色である日本庭園の池は地割れで水が完全に抜けてしまい、壁のタイルも亀裂だらけ。よくぞ復活しました。
#美術館
やっと見に来れた。親戚や知人が被災したから思うところもそれなりに。
撮影不可の部分が多くて残念…って、聞いてますか、美かえる君。
田村友一郎の展示は「1995年」をよく表している。
3-4|西宮市大谷記念美術館『戦後西ドイツのグラフィックデザイン展』
見ごたえある展示だったが、上記の後で見ると別の感慨も。阪神・淡路大震災から数か月後に訪問したら(もちろん休館中)、特色である日本庭園の池は地割れで水が完全に抜けてしまい、壁のタイルも亀裂だらけ。よくぞ復活しました。
#美術館
「東高現代美術館」は不動産会社がパトロンでSCAIの白石氏が企画担当、なかなか意欲的な展示をしていたけれども、バブル景気がはじけてあっという間に姿を消した。おぼろな記憶だと天井も高くて100坪以上はあった気がする。
ググったらArtscapeの記事が出てきた。
artscape.jp/dictionary/m...
「東高現代美術館」は不動産会社がパトロンでSCAIの白石氏が企画担当、なかなか意欲的な展示をしていたけれども、バブル景気がはじけてあっという間に姿を消した。おぼろな記憶だと天井も高くて100坪以上はあった気がする。
ググったらArtscapeの記事が出てきた。
artscape.jp/dictionary/m...
(1)丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「第1回 MIMOCA EYE/ミモカアイ」大賞受賞記念『西條茜展 ダブル・タッチ』
www.mimoca.org/ja/exhibitio...
(2)高松市美術館『高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく』
横山翔平・國久真有・矢野恵利子・新宅加奈子・山下麻衣+小林直人
www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takam...
(1)丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「第1回 MIMOCA EYE/ミモカアイ」大賞受賞記念『西條茜展 ダブル・タッチ』
www.mimoca.org/ja/exhibitio...
(2)高松市美術館『高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく』
横山翔平・國久真有・矢野恵利子・新宅加奈子・山下麻衣+小林直人
www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takam...
「異端の奇才—ビアズリー」都内の7つの書店でビアズリーフェア実施! …なのだそうだが、自分のところにも(なぜか…)店頭に並べる関連本の選書の依頼が来て、ちょっとマニアックでビアズリーと直接関係ない本を選んじゃった。売り場に出すPOP用のコメントまで求められてしまったが…ほんとに出してもらえるんかいな。
mimt.jp/blog/museum/...
「異端の奇才—ビアズリー」都内の7つの書店でビアズリーフェア実施! …なのだそうだが、自分のところにも(なぜか…)店頭に並べる関連本の選書の依頼が来て、ちょっとマニアックでビアズリーと直接関係ない本を選んじゃった。売り場に出すPOP用のコメントまで求められてしまったが…ほんとに出してもらえるんかいな。
mimt.jp/blog/museum/...
「異端の奇才―ビアズリー」展
三菱一号館美術館(東京) 2/15~ 5/11
久留米市美術館(福岡) 5/24~8/31
高知県立美術館 11/1~2026/1/18
何故か本州会場は一カ所だけであとは九州・四国という謎の巡回スケジュール。
mimt.jp/ex/beardsley/
「異端の奇才―ビアズリー」展
三菱一号館美術館(東京) 2/15~ 5/11
久留米市美術館(福岡) 5/24~8/31
高知県立美術館 11/1~2026/1/18
何故か本州会場は一カ所だけであとは九州・四国という謎の巡回スケジュール。
mimt.jp/ex/beardsley/
先月、阪神淡路大震災から満30年になったわけだが、神戸の兵庫県立美術館では「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」展を開催中で、近々見に行く予定。
あのとき、西宮市在住の画家・津高和一さんが自宅倒壊で亡くなられた報は衝撃だった。平成初期に仕事で少しご縁があり(あいにく自分の転職で離れてしまった)、ご自宅で歓待していただいたこともあったのが今や遠い記憶。
兵庫県に住んでいた自分の親戚も自宅全壊判定などの被災をしたのだが、幸い命は無事だったのが救い。
bijutsutecho.com/magazine/new...
先月、阪神淡路大震災から満30年になったわけだが、神戸の兵庫県立美術館では「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」展を開催中で、近々見に行く予定。
あのとき、西宮市在住の画家・津高和一さんが自宅倒壊で亡くなられた報は衝撃だった。平成初期に仕事で少しご縁があり(あいにく自分の転職で離れてしまった)、ご自宅で歓待していただいたこともあったのが今や遠い記憶。
兵庫県に住んでいた自分の親戚も自宅全壊判定などの被災をしたのだが、幸い命は無事だったのが救い。
bijutsutecho.com/magazine/new...
1|東京都現代美術館「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」展。タイトルで思い出したが、自分の学生時代に『音を視る、時を聴く 哲学講義』という本が出ていた。哲学者・大森荘蔵と坂本龍一の対話集で初刊は1982年。
2|東京都現代美術館は坂本龍一がやけに混んでいたけど、同時開催の「MOTアニュアル2024 こうふくのしま」も見ごたえあった。
3|終了したが、森美術館「ルイーズ・ブルジョワ展」はさすがに堪能できた。
4|東京都写真美術館の「恵比寿映像祭恵2025 Docs ―これはイメージです」は開幕したばかり、初日にさっと見てきた。
#美術館
1|東京都現代美術館「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」展。タイトルで思い出したが、自分の学生時代に『音を視る、時を聴く 哲学講義』という本が出ていた。哲学者・大森荘蔵と坂本龍一の対話集で初刊は1982年。
2|東京都現代美術館は坂本龍一がやけに混んでいたけど、同時開催の「MOTアニュアル2024 こうふくのしま」も見ごたえあった。
3|終了したが、森美術館「ルイーズ・ブルジョワ展」はさすがに堪能できた。
4|東京都写真美術館の「恵比寿映像祭恵2025 Docs ―これはイメージです」は開幕したばかり、初日にさっと見てきた。
#美術館