anta-dare.bsky.social
@anta-dare.bsky.social
関西→関東→関西→(去年から)四国と流転しつつ、昭和末期から美術館で働くおっさんが個人的につぶやくアカウント。
ICOM(国際博物館会議)が5月18日を「国際博物館の日」としているのをご存じの方はどのくらいいるだろう。博物館関係者じゃないとICOMを知らなくても無理ないけど。2019年にICOM世界大会が京都であったりもしたのだが。
ICOM日本委員会はこの日に毎年シンポジウムをしているが、今年のテーマは画像の通り。
May 6, 2025 at 1:25 PM
国立アートリサーチセンター(NCAR)の「JUMP アーティスト+キュレーター国際協働プログラム」を去年から手伝っているついでに、画像フォルダからロサンゼルスの写真(最後に行ったのは10年前ですが)を。
(1) ロサンゼルス・カウンティ美術館のでかい敷地にはマイケル・ハイザーのパブリックアート「浮遊する塊」(2012)。巨石の下をくぐるスロープの幅は4mくらいある。
(2) J・ポール・ゲティ美術館の一つゲティ・ヴィラ (Getty Villa)
1997年にゲティ・センター(こちらも凄い)が出来てから美術館としてのメインはそちらになったが、カリフォルニアの陽光に映える美しさは独特。
April 25, 2025 at 1:35 PM
1-2|美術館のカフェというと、私的には3回ほど訪れたデンマーク・ルイジアナ美術館(Louisiana)が雰囲気や環境もセットでお気に入り。近代・現代美術館としても素晴らしいところ。10年以上ご無沙汰しているが、庭園と海峡(対岸にスウェーデン)を見下ろすカフェでカールスバーグを…最高でした。
3-4|何故か北欧は4-5回行っており(除くアイスランド)フィンランドも印象深い。北極圏ラップランドの入口ロヴァニエミにも小さい現代美術館がある。ここはWW2の頃、旧ソ連との対侵略防衛戦の関係でやってきたドイツ軍が焼き払った町。市街地の戦後復興計画には建築家アルヴァ・アールトが貢献した。
April 6, 2025 at 1:01 PM
岡山市に新たな私立の現代美術館「ラビットホール」が誕生。
興味津々なんだけど、設置運営主体・石川文化振興財団のウェブサイトを今しがた覗いてみたらコンテンツが「Coming soon」だらけなのがちょっと…(インスタのアカウントには画像がアップされているが)
レポートによると建築家の青木淳さんが展示空間を手掛けたらしい。既存の建築空間から削ぎ落せるだけ削ぎ落とした荒々しい空間は新鮮に映る。「これを初期状態として、空間と作品の応答がずっと続いていくような場所、動き続けている状態をキープしたい」のだそうだ。
bijutsutecho.com/magazine/new...
岡山の新現代美術館「ラビットホール」が開館。目指すは20年かけて「壊す」建築
公益財団法人石川文化振興財団(理事長:石川康晴)が、岡山市中心部に同財団初の現代美術館「ラビットホール」を新たに開館させた。
bijutsutecho.com
April 6, 2025 at 12:57 PM
高知県立美術館 4月以降の展覧会予定
4/24~6/29 「英国王室に咲く ボタニカルアートとウェッジウッド」
7/12~9/7 「安野光雅美術館コレクション 安野先生のふしぎな学校」
11/1~2026/1/18 「異端の奇才 ビアズリー」
2026/2月~4月 「高知の前衛(仮称)」
美術館ホールでの映画の定期上映会、春は「ヌーヴェルヴァーグとフィルム・ノワールをつなぐフランスの鬼才 ジャン=ピエール・メルヴィル監督特集」5/24・5/25
上映作品『海の沈黙』『恐るべき子供たち』『賭博師ボブ』『サムライ』
moak.jp
高知県立美術館
シャガール、近代・現代の美術作家、郷土作家によるコレクション展と、国内外の様々なジャンルのアートをご紹介する企画展を開催。
moak.jp
March 19, 2025 at 1:52 AM
滋賀県立美術館『ブツドリ:モノをめぐる写真表現』
会場の半分はあいにく撮影不可。
雑誌「NIPPON」は対外的宣伝(プロバガンダ)雑誌だが、昭和戦前のデザイン水準の高さがうかがい知れるので、注目。
あと画家・猪熊弦一郎の収集していた小物の実物と、それをホンマタカシが撮影した写真を並べていたのが素敵。
March 10, 2025 at 12:56 AM
山陽地方の現代美術の話題・1
《「世界で最も美しい美術館」下瀬美術館で初の現代美術展。「周辺・開発・状況 ─ 現代美術の事情と地勢 ─」が4月開催へ》
www.tokyoartbeat.com/articles/-/a...
「世界で最も美しい美術館」下瀬美術館で初の現代美術展。「周辺・開発・状況 ─ 現代美術の事情と地勢 ─」が4月開催へ
美術館が2024年に「世界で最も美しい美術館」としてベルサイユ賞を受賞したことを記念する展覧会。東アジアにルーツを持つ9組のアーティストが参加
www.tokyoartbeat.com
March 7, 2025 at 10:21 AM
「アート・ママ」シリーズや「パン人間」で知られる現代美術家・折元立身さんが逝去。ご冥福を…
自分が北品川・原美術館で折元さんの個展をやったのは2000年。あれからもう四半世紀経か。
確かその翌年にヴェネチア・ビエンナーレと横浜トリエンナーレに選ばれた。
原美術館の建物もなくなってしまったし、歳月の流れを感じる。
この個展の時、JR品川駅のコンコースでパン人間のパフォーマンス(集団行進)をやったのも懐かしい記憶。事前にJR品川駅へお願いに行ったり、大量のバゲットを手配したり、なかなか大変でした。
bijutsutecho.com/magazine/new...
折元立身が逝去。「アート・ママ」シリーズや「パン人間」で知られる
現代美術家・折元立身(おりもと・たつみ)が2月23日に逝去したことがわかった。
bijutsutecho.com
March 3, 2025 at 10:15 AM
香川の美術館で日本の中堅若手アーティストの現代美術展を開催中、それぞれ面白い。瀬戸内芸術祭2025の前哨戦という感じかな。
1-3|高松市美術館『高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく』3/16まで
横山翔平、國久真有、矢野恵利子、新宅加奈子、山下麻衣+小林直人
(画像は順番に横山翔平、新宅加奈子、山下麻衣+小林直人)
4|丸亀市猪熊弦一郎現代美術館『西條茜展 ダブル・タッチ』3/30まで
March 1, 2025 at 9:59 AM
収蔵庫の収容能力問題はどこも抱えているし、日本は自然災害リスクがつきまとうから、複数の美術館が共同収蔵庫を持つことも必要だろうと以前から考えてはいた。でも、プラスばかりではないので、どう解決していくのか見守りたい。
*管理運営上の責任と役割分担をどうするか(防災防犯含む)
*自然災害リスクの少ない立地を確保できるか
*専門職(学芸員)はどっちに勤務するのか
*収蔵庫と展示室が距離的に離れることのリスク・コスト・手間はどう考えるか
www3.nhk.or.jp/lnews/nagoya...
美術品など1か所で保管3施設の「共同収蔵庫」整備へ 愛知県|NHK 東海のニュース
【NHK】収集活動で増える絵画や彫刻などの美術品の収蔵スペースを確保するため、愛知県は県美術館など3つの施設の美術品を一か所で保管する「共同収蔵庫」…
www3.nhk.or.jp
February 25, 2025 at 12:22 PM
元・京都市民で元・滋賀県立美術館職員だから「琵琶湖のお水代」は昔よく聞いた話だなあ。
琵琶湖に流入する河川はたくさんあるが、水が出ていく川は一本しかない(瀬田川→宇治川→淀川→大阪湾)。
ついでに言うと、琵琶湖の面積は東京23区がすっぽり入るくらい。
『京都市の「琵琶湖の水」感謝金、年2・3億円で滋賀県と合意…大正時代から支払いを継続』読売新聞オンライン
news.yahoo.co.jp/articles/815...
京都市の「琵琶湖の水」感謝金、年2・3億円で滋賀県と合意…大正時代から支払いを継続(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
琵琶湖を水道水の水源としている京都市は、2025年度から10年間、年2億3000万円の「感謝金」を支払うことで滋賀県と合意した。自治体間で水の使用料を払う義務はないが、市は大正時代から1世紀以上、
news.yahoo.co.jp
February 24, 2025 at 9:28 AM
1-2|兵庫県立美術館『1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち』阪神・淡路大震災30年企画展
やっと見に来れた。親戚や知人が被災したから思うところもそれなりに。
撮影不可の部分が多くて残念…って、聞いてますか、美かえる君。
田村友一郎の展示は「1995年」をよく表している。

3-4|西宮市大谷記念美術館『戦後西ドイツのグラフィックデザイン展』
見ごたえある展示だったが、上記の後で見ると別の感慨も。阪神・淡路大震災から数か月後に訪問したら(もちろん休館中)、特色である日本庭園の池は地割れで水が完全に抜けてしまい、壁のタイルも亀裂だらけ。よくぞ復活しました。

#美術館
February 21, 2025 at 12:26 PM
出張ついでに表参道のOMOTESANDO CROSSING PARKで「Made in 青森―自然と歴史の交差点」を見ていたら、唐突に「東高現代美術館」(←バブル景気の1990年前後に数年だけ存在したのだが、知ってますか)を思い出した。確か表参道交差点の反対側あたりだったか。

「東高現代美術館」は不動産会社がパトロンでSCAIの白石氏が企画担当、なかなか意欲的な展示をしていたけれども、バブル景気がはじけてあっという間に姿を消した。おぼろな記憶だと天井も高くて100坪以上はあった気がする。
ググったらArtscapeの記事が出てきた。
artscape.jp/dictionary/m...
February 15, 2025 at 10:57 AM
(1-2)高知県須崎市の《すさきまちかどギャラリー/旧三浦邸》で毎年コレクション展をするコレクター姫本剛史氏のコレクションが今度は奈良市美術館で展示。
『ヒメコレ! 現代アートコレクションでめぐる時空旅行』3/8~23
ここは平城宮跡近くのミ・ナーラという商業施設(元イトーヨーカドー)の中にある。
(3-4)おなじ奈良市内では、奈良県立美術館が小企画「奈良ゆかりの現代作家」をスタートしている。
01 | 今西真也「吸って、吐いて」2/16まで開催中
02 | 赤松加奈「こんにちは、  」2/18~3/9
#美術館 #奈良
February 9, 2025 at 1:30 PM
備忘録:瀬戸内エリア美術館の気になる現代美術展。いくつ見に行けるかな…

(1)丸亀市猪熊弦一郎現代美術館「第1回 MIMOCA EYE/ミモカアイ」大賞受賞記念『西條茜展 ダブル・タッチ』
www.mimoca.org/ja/exhibitio...

(2)高松市美術館『高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.12 わたしのりんかく』
横山翔平・國久真有・矢野恵利子・新宅加奈子・山下麻衣+小林直人
www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takam...
西條茜展 ダブル・タッチ|企画展|MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
www.mimoca.org
February 8, 2025 at 12:26 PM
#美術館 #ビアズリー
「異端の奇才—ビアズリー」都内の7つの書店でビアズリーフェア実施! …なのだそうだが、自分のところにも(なぜか…)店頭に並べる関連本の選書の依頼が来て、ちょっとマニアックでビアズリーと直接関係ない本を選んじゃった。売り場に出すPOP用のコメントまで求められてしまったが…ほんとに出してもらえるんかいな。
mimt.jp/blog/museum/...
三菱一号館美術館ニュース | 新しい私に出会う、三菱一号館美術館
JR東京駅徒歩5分。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心。
mimt.jp
February 4, 2025 at 12:57 PM
#美術館
「異端の奇才―ビアズリー」展
三菱一号館美術館(東京) 2/15~ 5/11
久留米市美術館(福岡) 5/24~8/31
高知県立美術館 11/1~2026/1/18
何故か本州会場は一カ所だけであとは九州・四国という謎の巡回スケジュール。
mimt.jp/ex/beardsley/
異端の奇才 ビアズリー展|三菱一号館美術館
三菱一号館美術館で開催される「異端の奇才 ビアズリー展」のサイトです。
mimt.jp
February 2, 2025 at 1:33 PM
#美術館
先月、阪神淡路大震災から満30年になったわけだが、神戸の兵庫県立美術館では「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」展を開催中で、近々見に行く予定。
あのとき、西宮市在住の画家・津高和一さんが自宅倒壊で亡くなられた報は衝撃だった。平成初期に仕事で少しご縁があり(あいにく自分の転職で離れてしまった)、ご自宅で歓待していただいたこともあったのが今や遠い記憶。
兵庫県に住んでいた自分の親戚も自宅全壊判定などの被災をしたのだが、幸い命は無事だったのが救い。
bijutsutecho.com/magazine/new...
阪神・淡路大震災30年 企画展「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」(兵庫県立美術館)開幕レポート。あの日、何を失ったか、これから何を残せるのか
阪神・淡路大震災から30年の節目となる2025年を前に、兵庫県立美術館で阪神・淡路大震災30年 企画展「1995 ⇄ 2025 30年目のわたしたち」が開幕した。会期は25年3月9…
bijutsutecho.com
February 1, 2025 at 1:30 PM
1月は出張・私用あわせて東京行きが三回あった。
1|東京都現代美術館「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」展。タイトルで思い出したが、自分の学生時代に『音を視る、時を聴く 哲学講義』という本が出ていた。哲学者・大森荘蔵と坂本龍一の対話集で初刊は1982年。
2|東京都現代美術館は坂本龍一がやけに混んでいたけど、同時開催の「MOTアニュアル2024 こうふくのしま」も見ごたえあった。
3|終了したが、森美術館「ルイーズ・ブルジョワ展」はさすがに堪能できた。
4|東京都写真美術館の「恵比寿映像祭恵2025 Docs ―これはイメージです」は開幕したばかり、初日にさっと見てきた。
#美術館
February 1, 2025 at 3:18 AM
#美術館
2月の高知県立美術館、展示室とホールの主催事業
公式ウェブサイト moak.jp
1|美術|企画展「浜田浄 めぐる 1975-」2/8から4/13まで
2|映画|冬の定期上映会「没後30年 俳優 川谷拓三特集」2/15・2/16
3|パフォーマンス|contact Gonzo × dot architects' 「the storm」2/22
February 1, 2025 at 3:01 AM