犯人の犯行やその後は勿論、家族や周囲の反応や対応にただ怒りと孤独を頭で抱えることしか出来なかった。どこまでが事実なのか示し合わせたくなるほどに。センシティブで他人事に出来ない作品。重いテーマだけど視聴して良かった。

少し前に見終わった。コメディとシリアスの緩急が話の中で噛み合ってない気がして、勿体なさを感じてしまった。キャストは結構良い人たちが集まってるのに。締まりが足りない？アクションもそこそこあって。何でこんなことに…。

英国お得意のジワジワと闇を掴む真相解明でもなく、『ジェイコブを守るため』とも違った。彼は今の子どもでもあり、大人でもあるように見える。心理士との対峙はまるで実際の映像でも引っ張ってきたのかと錯覚しそうになる演技。カメラワーク故？俯瞰的に人物、事件を見ていた気がした。

『ダークジェントリー』の朗らかさを合間に思い出したりもした。