そういうわけでジャンは紹介された支援者のところでたいへんいい子に育ち、種族的にも問題あるまいと迷わず軍に入る。最初こそ騎士の右腕を目指そうとしたが、相部屋になったのがアルトリートとかいう稀代の天才だったため、武で名を上げるのは難しいと判断。事務スキルにリソースを全ツッパ。清々しすぎる即決。
その結果、幹部クラスの政治信条から噂話、過去の因縁、恥ずかしいエピソード、好きな食べ物までお見通しの諜報エキスパートみたいな有様になり、かなりの速さで昇進してゲルトの前に現れる。当然ながらゲルトは「ちょっと前に新兵として初々しい姿を見せていたお前がなぜここにいる？」となるし胃が痛い

王の騎士という立場もあって、ゲルトは終始遠くから見守るしか出来ないんだよね。心配だからとあまり近くに置くと誰かに出自を調べられる可能性がある。支援は基本的に仲介者を置いてしなければならない。幸せを願うならなるべく自分から遠ざけるのが正解。
一方でジャンは未来への展望なんて欠片もなかったところに手を差し伸べてもらったものだから、あの方の役に立ちたい、身命を賭してお仕えするって気持ちでいる。私に手を差し伸べてくれたのはあなただけだったんだ、ほかの誰かなんていない、誰も来なかったんだから。

☆クラウス：艦長
若者ががんばってるのをブリッジで腕組みしながら見てる後方観戦オヤジ。でも本編のスペックを考えるとこいつ一人で相手艦隊の通信傍受・解読したりMSを直でハッキングしてくるレベルなのでやはり出禁。主従そろって出禁。
☆アーロン：メカニック……？
むしろどこに置いても何かしらやらかしていそう。現代のメカはすべてコイツの発案から来てるとかそういう諸悪の根源の可能性すらある。

☆トーニャ：メカニック
絶対支援職。難しいことわかんないけど体力には自信があります！と元気に主張する子
☆ジャン：オペレーター
軌道計算とか着弾予想とかバチクソ似合う（適当
☆アルトリート：パイロット
普段頼りないのにコックピットで操縦桿握った時にちょっと性格変わるタイプのエース
☆ユスティナ：オペレーター
左舷に敵影ですわ！とか言って欲しいという私の趣味、パネルをピコピコ操作するのが似合う
☆オルテガ：操舵とかもやるパイロット
現場で陣頭指揮とることもあるし後ろで支援砲撃の指示出してることもある。多才女傑
☆ゲルト：パイロット
国際条約で名指し出禁を食らうレベルの男。乗艦すら許されねえよ

☆ハンス：パイロット
モーリスという謎の超技術古代メカ（めちゃくちゃ）の起動ができる選ばれし男。本当はメカニックになりたかったクソッとか思ってる
☆ライラ：パイロットも出来るオペレーター
器用貧乏。そらメイン火力が主人公に移るからね、でも教育受けた純正パイロットで普通に一番上手いはず、マドンナ的なね
☆ギイ：パイロット
十分なスキルがあるのにギャグみたいな扱いを受けがち、某炭酸ポジ。
☆ヘレナ：オペレーター
合間で世間話してくるタイプ。でもそれでパイロットのコンディションを見てる侮れないお姉さん
☆ダナエ：メカニック
作業着がセンシティブになる気がするけどたぶん技術はピカイチ。ロマンがわかる

突然そんな話を持ちかけられるジャンが気の毒だよ（でも彼はほかのやつがやってもらうくらいなら絶対志願する