って、僕は考えていて、フワッとした感じで「日本の文化を守るために」とか「ルールを守る必要がある」とかで排斥を肯定するのは、ほんとうにただのレイシズムだと思ってる。

↑これは今日別の場所で見かけた「文化を否定するわけでも移民を追い出したいわけでもないんだけど、その文化を別の国で完全に再現はできないし、この国にきたのなら最低限その国のルールは守らないといけない」という発言を見て考えたこと。

日本で生まれた日本語しか話せず日本でしか暮らしたことのない移民二世ですら、両親がどちらも日本国籍を持っていなければ、日本国籍を持てない。（と、日本の法律で決まっている。これを血統主義と言う。日本の法律を変えていく必要があると思う。）
そういう子が、国外に強制送還させられているんだよ。

ルールや規則を守れというのなら、そのルールや規則が実用上妥当性があるのかどうか、十分に周知されているのかどうかも含めて、検討される必要があるんじゃないかなぁ。

にもかかわらず、そもそも移民や難民の申請をしているようなひとたちは、さまざまな場面で不自由を強いられている。労働が制限されたり、行動範囲が制限されたりね。
それでも日本の「文化」に馴染もうとしてくれているひとたちがほとんどだよ。（だって、攻撃されるの怖いじゃん。）

「ルールを守らない外国人」みたいな言い方をすることによって、あたかも「外国人はルールを守らないひとが多い」かのように印象付けられ、ある日突然警戒され始めたり攻撃され始めたりしているひとたちが、実際に存在していることを問題にしてほしい。

でも、ストーリーがちょっと荒いのはそもそも昔からではあるんだよね。
たぶん、ドット絵でデフォルメされていた分ざっくりでも大丈夫だったシナリオが、ビジュアルのクオリティや詳細度が上がったところに追い付いてきてないんだと思う。

っていうのが、とりあえずメインストーリーをクリアして一段落した時点での感想。

ストーリーもやっぱちょっと納得できないところや、唐突すぎたり無理矢理な感じがするところがあると感じた。
サビ組まわりのこととか、ハルジオさんの扱いとかも、僕としては「ギャグでは済まなくない？」って感じる部分がある。
あと、僕はAランクになったらミアレの街から排除ベンチを無くしてもらうのが願いだったので、勝手に違う願いにされたことにも納得できない（ゲーム上、プレイヤーの願いが叶えられるわけじゃないのは仕方ないってことも分かるけどさぁ）。

“人権” の話であるのに、“人権” の話が通用しないひとたちがこの社会に多数存在しているということがしんどいよねー。

このゲームの売上の一部は、両生類、湿地、環境保護団体に寄付されるんだって。

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