歌声のひとひら胸に咲かせれば荒地の風はあなたに変わる
鏡越し赤いドレスを抱きしめてこんな肩にも羽はあるから
レコードの針を落として静けさをなぞるあなたの国のことばで
ニッキ水 くちびる赤く染めているひとはあなたの面影を持つ
トウキビを焦がした香り故郷にあなたの歌をほどく夕暮れ
ざらついた爪を彩る色ひとつ泥に塗れてなお輝いて
平和ならここにもあっていいはずだ だって乙女は夢見るもんさ
#dcst短歌
歌声のひとひら胸に咲かせれば荒地の風はあなたに変わる
鏡越し赤いドレスを抱きしめてこんな肩にも羽はあるから
レコードの針を落として静けさをなぞるあなたの国のことばで
ニッキ水 くちびる赤く染めているひとはあなたの面影を持つ
トウキビを焦がした香り故郷にあなたの歌をほどく夕暮れ
ざらついた爪を彩る色ひとつ泥に塗れてなお輝いて
平和ならここにもあっていいはずだ だって乙女は夢見るもんさ
#dcst短歌
文明の風を帆《むしろ》に浴びながら金波を裂きて船は進まん
むつごとを囁くやうに帆を張れば無風はあまく鳴きはじめたり
もう疾うに砕けたデネブ新しき星座の名前全てが欲しい
犬共《ますらを》の戦と呼ぶか大空へ御国の為に飛び立つことを
徒花のごとく分儀は狂ひたり正義は移り変わるのだから
#dcst短歌
文明の風を帆《むしろ》に浴びながら金波を裂きて船は進まん
むつごとを囁くやうに帆を張れば無風はあまく鳴きはじめたり
もう疾うに砕けたデネブ新しき星座の名前全てが欲しい
犬共《ますらを》の戦と呼ぶか大空へ御国の為に飛び立つことを
徒花のごとく分儀は狂ひたり正義は移り変わるのだから
#dcst短歌
石片が吾《わたし》の肌を傷付けて命乞いなら何度も聞いた
水膨れみたく熱持つ両頬を引きずり歩く 蝉 しゃあしゃあと
洞窟の外は豪雪また一人ひとは冷たい石へと戻る
焼肴 塩をまぶせば篝火が黄色になると誰かが燥《はしゃ》ぐ
黒雲母一枚一枚剥がす様に誰かが、落ちてゆく、群れから
蝋燭の翼じゃ空は飛べなくて紙飛行機は南東の空
貝殻を集める夢を見る貝殻とおもったものはなきがらでした
#dcst短歌
石片が吾《わたし》の肌を傷付けて命乞いなら何度も聞いた
水膨れみたく熱持つ両頬を引きずり歩く 蝉 しゃあしゃあと
洞窟の外は豪雪また一人ひとは冷たい石へと戻る
焼肴 塩をまぶせば篝火が黄色になると誰かが燥《はしゃ》ぐ
黒雲母一枚一枚剥がす様に誰かが、落ちてゆく、群れから
蝋燭の翼じゃ空は飛べなくて紙飛行機は南東の空
貝殻を集める夢を見る貝殻とおもったものはなきがらでした
#dcst短歌
#dcst短歌
石たちは時をかぞえるわたしには、わたしだけには聞こえぬ声で
抱きしめたあなたの腕のつめたさに何度も冬を教えてもらう
ばらばらになったからだを繋いでくひたすら文字を書きとるように
ビーカーに涙を溜めるNaClO(しおみず)も檻を穿つと知っているから
戦場(いくさば)のまんなか きみのポッケからあらたな花があふれだす、春
高らかにあなたの指が鳴る朝にわたしはここを出てゆくだろう
星空のひとつひとつを紐解いてはしゃぐあなたの声が聞きたい
#dcst短歌
石たちは時をかぞえるわたしには、わたしだけには聞こえぬ声で
抱きしめたあなたの腕のつめたさに何度も冬を教えてもらう
ばらばらになったからだを繋いでくひたすら文字を書きとるように
ビーカーに涙を溜めるNaClO(しおみず)も檻を穿つと知っているから
戦場(いくさば)のまんなか きみのポッケからあらたな花があふれだす、春
高らかにあなたの指が鳴る朝にわたしはここを出てゆくだろう
星空のひとつひとつを紐解いてはしゃぐあなたの声が聞きたい
青春の亡骸が吹く雪路(ゆきみち)で君が来るのをまだ待っている
青春の亡骸が吹く雪路(ゆきみち)で君が来るのをまだ待っている
7章🍩
チョコレート・ナッツ・シナモン・ドーナッツ 救世主(メシア)の顔は塗り潰されて
これは誰が為の喝采?喉笛に巻き付く象牙色のネクタイ
ぬばたまの制服でゆけ民衆のすべてすべてを友人にして
ひび割れた砂地で硝子細工抱く痩けた手首に血が滲んでも
ひさかたのマジカルペンは黄金色頭を垂れるべき王の色
7章🍩
チョコレート・ナッツ・シナモン・ドーナッツ 救世主(メシア)の顔は塗り潰されて
これは誰が為の喝采?喉笛に巻き付く象牙色のネクタイ
ぬばたまの制服でゆけ民衆のすべてすべてを友人にして
ひび割れた砂地で硝子細工抱く痩けた手首に血が滲んでも
ひさかたのマジカルペンは黄金色頭を垂れるべき王の色
改心失敗と思いきや、ちゃんとジョーカーの話は冴さんの心を変えてきたんだなって。
改心失敗と思いきや、ちゃんとジョーカーの話は冴さんの心を変えてきたんだなって。