でも、それで主が風邪を引いてしまっては私は自分を許せなくなってしまう」
寂しげな雰囲気を湛えた笑み
「今日はとても楽しかったです。貴方の時間をいただけたこと、感謝します」
っていうお互い自分の気持ちに無自覚な両片思いんしょさにが見たい。
でも、それで主が風邪を引いてしまっては私は自分を許せなくなってしまう」
寂しげな雰囲気を湛えた笑み
「今日はとても楽しかったです。貴方の時間をいただけたこと、感謝します」
っていうお互い自分の気持ちに無自覚な両片思いんしょさにが見たい。
星を見ながら「綺麗だね」「そうですね」と穏やかに時を重ねて、はぁ、と息を吐けば冬の寒さに包まれて、んしょさんがハッとした様子で「すみません、もう戻りましょうか」と言う。
「でも、雲生はいいの?」
「?私、ですか」
「…私は、雲生ともっと一緒にいたいなと思ってて、だからあなたから誘ってもらえて嬉しかった。雲生は違う?」
「!……いえ、私も同じです」
星を見ながら「綺麗だね」「そうですね」と穏やかに時を重ねて、はぁ、と息を吐けば冬の寒さに包まれて、んしょさんがハッとした様子で「すみません、もう戻りましょうか」と言う。
「でも、雲生はいいの?」
「?私、ですか」
「…私は、雲生ともっと一緒にいたいなと思ってて、だからあなたから誘ってもらえて嬉しかった。雲生は違う?」
「!……いえ、私も同じです」
そう思うと善意100%ではなくないすか?
そう思うと善意100%ではなくないすか?