江間慎一郎
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江間慎一郎
@ema1108madrid.bsky.social
スペインのマドリードでフットボールの文章を書いたり、惚れ込んだ文章を翻訳したりしています。訳書にシメオネ自伝『信念 己に勝ち続けるという挑戦』モドリッチ評伝『永遠に気高き魂』。アフリカ中。
メッシ、ジョルディ・アルバ引退に際して…「君に感謝をさせてくれ、ジョルディ。本当、寂しくなるな。あまりに長い時間を一緒に過ごした後だ。左サイドを見て、君がいないことを不思議に感じてしまんだろう」

「君はこれまで、どれだけのアシストを僕にくれたっていうんだ。そしてこれから、誰が僕にマイナスのパスを送ってくれるんだよ?」

彼ら2人で決めたゴールを目に焼き付けてきた人ほど、目頭が熱くなる言葉だ。

PHOTO @MutsuKAWAMORI
October 9, 2025 at 8:40 AM
レアル・マドリー、ロドリゴ残留の意思は固い。そしてシャビ・アロンソに対して、自分は左サイドでこそ輝けると同ポジションでのプレーを希望。先輩ヴィニシウスに勝負を挑む--26日付asの紙面より。

asのこういった報道はあまり確度が高くないところもあるんだけど(後にMARCAが否定したり)、こういった瞬間がいつか訪れるのではとも思っていた。ヴィニシウス不在で、代わりに左でプレーするロドリゴは確かに強烈な存在感を発揮していた。左サイドが二つあればいいのにと思うほど。
August 26, 2025 at 7:51 PM
昨日のベルナベウはチャンスがほとんどない退屈な展開で、観客はザワザワ話している時間が長く、数千人に一人くらいの割合でおっちゃんが「しっかりしろよ!」と怒声をあげていた。プレシーズンが2週間だけなら仕方なくもあり、それに前半にオサスナのトランジションを完全に封じたのはチームとして重要な変化だ。

ヴィニシウスが後方に全速力で走り、ボール奪取に貢献した場面では、エンバペが個人技で魅せたのと同じくらい大きな喝采が起きていた。……ただヴィニは昨季後半戦くらいから、すぐ火のようになる性格を抑えるようになったのと同時に、個人技のキレも欠くようになっている。
August 20, 2025 at 7:26 PM
レアル・マドリー、オサスナの5バックを前にギュレルをライン間に位置させてエンバペらと連係させつつ、ラストパスの出し手としていたが、そうすると中盤でパス回しを加速させるオーガナイザーがいなくなる(ハウセンはあくまでDFラインの選手で、今のところチュアメニでは難しい)。シャビ・アロンソがMFを求めた理由か
August 20, 2025 at 7:26 PM
ギュレル、その目に映る0コンマ何秒先の未来に向けて、正確無比な左足のパスを送る。マドリーが近年築いた黄金期において、中盤の“フットボール”は欠かせなかった。クロース、そしてモドリッチも去ったチームで彼にかかる期待は大きい。X・アロンソの志向するフットボールでも鍵を握りそうだ。
August 13, 2025 at 10:57 AM
asによればニコのアトレティックの新年俸は手取り700万ユーロ+出来高とチームトップクラスとなった。一方でMARCAによれば、バルセロナはニコの人件費を移籍金の減価償却1000万ユーロ+年俸1200万ユーロ(手取り600万ユーロくらい)の2200万ユーロと見積もっていた…こちらも出来高や段階的な昇給があっただろうが。

獲得に動いていたというバイエルン、アーセナル、チェルシーならば、アトレティックやバルセロナを上回る年俸を支払えたとは思う。
July 4, 2025 at 7:02 PM
ニコ・ウィリアムズがアトレティックと2035年まで契約延長。バルセロナが選手登録の保証に難色を示したため、代理人交えた家族会議でアトレティックから提示されていた延長オファーを受け入れた、という流れかな。この長期契約へのサインは、バルサ移籍以外でアトレティックを離れる気はなかったという意志の表明に思える。時の運と愛。
July 4, 2025 at 7:02 PM
アトレティコ、PKを無効としたスルロットのファウルはあまりに厳しく、勝ち点6獲得でのGS敗退は残酷だ。が、PSG戦前半の内容に加え、ボタフォゴ戦でも彼らの(素晴らしい)堅守を破るほどプレーが充実していたかと言えばそうではない。

グリーズマンが試合後、「審判よりも自分たちに理由を探すべきだ」と語った通り、届かなかったことには届かないだけの理由があった。

とりあえず今夏の補強については、バリオスを真に生かすためのアンカー獲得が必須に思える(カルドーソらしいが)。センターバックや左サイドバック、バエナの獲得もあるが、アルバレス中心のチームづくりはゲームをつくれるようにならないと始まらなさそうだ。
June 24, 2025 at 1:34 PM
アトレティコ、まだ少し緩さもあるがCWC2戦目で彼ららしい気概が見えた。抜群のテクニックとあふれ出る闘志を併せ持つバリオス、終了間際でも両手を広げながらボールを求め、サイドを全速力で駆け抜けようとするジュリアーノのカンテラーノ2人は、アトレティの精神性を体現する存在に。
June 20, 2025 at 11:35 AM
レアル・マドリーはゲームメーカーや配球役が、シャビ・アロンソのレヴァークーゼンで言えばヴィルツやヴィルツのような選手が足りていない印象(ギュレルはまだ可能性という感じだ)。MARCA副編集長によれば、アロンソはマドリーの強化部門との最初の話し合いで補強を希望する選手としてスビメンディの名を挙げたが、(モドリッチも抜かした)今いるMFたちで良いプレーを見せられると返答された……。

CWC次第で、クラブ側が意見を変える可能性もあるようだが(その場合シュティラーとかが候補に挙がりそうだ)、しかし陣容の過不足や補強の判断について、やはり現場ではなく上で一方的に決めてしまうのがマドリーなんだな
June 19, 2025 at 1:54 AM
シャビ・アロンソ(2014)「レアル・マドリーのプレーはロックンロールで、バイエルンはジャズだ」

シャビ・アロンソ(2021)「選手時代のマドリー?モウがいたし、喧騒に包まれていたね。とても激しい、ロックンロールみたいな月日だった」

シャビ・アロンソ、マドリー指揮官デビュー前日「いよいよ真実の時が訪れる。ロックンロールのスタートだ」

形容はずっとロックンロール。激しく、駆け抜けるような日々が始まる。
June 18, 2025 at 4:04 PM
選手主義のレアル・マドリーを介入主義寄りの監督が率いるのは、「大海を枠にはめる」無謀な行為と言われる。だがシャビ・アロンソなら、良いバランス感覚で“現代フットボールにおけるマドリー”を見出す気がする。

“フットボールの虫”に率いられ、レアル・マドリードの新章が幕を開ける|FIFAクラブワールドカップ 開幕コラム(DAZN News)
#Yahooニュース news.yahoo.co.jp/articles/2f9...
“フットボールの虫”に率いられ、レアル・マドリードの新章が幕を開ける|FIFAクラブワールドカップ 開幕コラム(DAZN News) - Yahoo!ニュース
6月15日に開幕を迎えたFIFAクラブワールドカップ2025。この大会に、欧州の強豪クラブたちはどんな思いをもって臨むのか。日本時間の明日早朝4:00にアル・ヒラルとの初戦を迎えるレアル・マドリード
news.yahoo.co.jp
June 18, 2025 at 11:44 AM
アトレティコ番バルベーロ「PSGは選手の個人技も素晴らしいが、集団として見せるオートマティスムが絶品だ」「この試合ではすべてに勝ったチームが何にも勝たなかったチームより飢餓感を示した」「アメリカでフットボールのファンをつくりたいなら、今のアトレティコは数に入れないでくれ」

今季(6月まで)と来季(7月から)の境界線にある大会で、アトレティコは今季終盤の失望感の延長線上を進んでいる。補強は無理としても、暗い終盤に明かりを灯したスルロットの先発で、どこまでできるかは見てみたい
June 17, 2025 at 12:00 PM
Reposted by 江間慎一郎
「たしかに、123年を誇るマドリーのクラブ史の中で、選手たちは過ぎゆく存在なのかもしれない。だがモドリッチと同時代を生きる人々にとっては、“彼のマドリー”もまた永遠だ。」
涙、涙で幕を閉じた“モドリッチのレアル・マドリー”:とにかく心を打つ「愛さない方が難しい」39歳の物語
www.goal.com/jp/%E3%83%AA...
涙、涙で幕を閉じた“モドリッチのレアル・マドリー”:とにかく心を打つ「愛さない方が難しい」39歳の物語 | Goal.com 日本
【欧州・海外サッカー 特集】レアル・マドリー(ラ・リーガ)本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのラストゲームを終えたルカ・モドリッチ。そんな歴史に残る一戦を取材した現地記者が綴る、世界中から愛された39歳の物語。
www.goal.com
May 27, 2025 at 1:54 PM
アトレティコ、代理人に売り込まれて、数日前まで真剣に検討していたテオ・エルナンデスの獲得を最終的に見送る。8年前、アトレティコからレアル・マドリーへ移籍する禁忌を破り(トップチーム間での直接的な移籍は2000年のソラーリ以来だった)、それが響いた印象も拭えない。過激派含めたサポーターが復帰にかなり反対していた。
June 14, 2025 at 11:43 PM
ハウセンは想像していたより怪物じみている。単純にCBとしての身体的特徴&能力、守備力、技術に優れており、両利きのため相手にとってはどちらの足からパスを出してくるか、それとも前進してくるのかが読めず手をつけづらい。そして、プレーの決断力がある(意思が強い)。マドリーの柱の一本になれる。
June 14, 2025 at 11:42 PM
クロース「僕自身がある試合で経験したことだ。ぺドリはホームで、僕たちを壊滅させた。僕は1回か2回、彼を捕まえられるんじゃないかとも考えた。すごい速い選手、という風には見えなったからね。でも彼はあらゆる場所でドリブルを仕掛け、ファウルで止めることさえできなかった。ぺドリはメッシのように、動きの速さが目に見える選手じゃない。そんなに速いようには思えないが、だけど本当はそうなんだ。彼はシンプルにプレーできて、あまりにも速いんだよ!」

Einfach mal Luppen
May 6, 2025 at 9:56 AM
クロース「今季のぺドリのプレーを見てるけど、チャンピオンズリーグでも毎回相手を凌駕している。リーガだったら、もっとさ! 1試合平均で11〜12回は相手のDFたちを負かしている……中盤の選手にとっては最も難しいことなのにね。彼こそがベストだ。彼みたいな選手がいなくなれば、その不在を痛感することになるんだよ! ぺドリは窮屈なスペースでも相手を抜き去ってしまえる。そんな才能を持った数少ない中盤の選手の一人だ。彼のような選手は、試合のあらゆるフェーズで助けとなってくれる」

Einfach mal Luppen
May 6, 2025 at 9:55 AM
クロース「僕にしてみれば、ぺドリのような存在はラミン・ヤマル、ハフィーニャ、レヴァンドフスキよりも重要だね。あの3人は試合を決めることができる。でも、そのために必要なのがぺドリであり、彼のプレーするポジションにおいては、現在の世界最高の選手だ。たとえ相手が誰だろうとも、ぺドリがプレーしていないときには寂しさを覚える。彼はゴールを決めるだけでも、アシストを記録するだけでもない。解決方法を与えてくれるんだ」

Einfach mal Luppen
May 6, 2025 at 9:55 AM
…厳密に言えば、メッシがアーセナル相手に4ゴールを決めたときの議論は「彼は史上最高の選手かどうか」だったけれど。当時、知り合いのドイツ人とそんな話をバルでしていたとき、お爺さんのバーテンダーが人差し指を立てて、「ディ・ステファノこそがナンバーワンだ」と言ったのを今でも覚えている。

メッシはその後、ワールドカップも優勝して多くの人にとって史上最高の選手になった。でも、誰がナンバーワンかは人それぞれでいい。
May 1, 2025 at 3:29 PM
S・インザーギは、ヤマルを「50年に一人現れる才能」と称した。ぼんやり思い出すのは、15年前のCL準々決勝でメッシに4得点を叩き込まれたヴェンゲルが「彼はプレイステーションの選手」と言ったこと…。大舞台で腕が立つ監督が、相手の選手をこれ以上ない形容で称賛するとき、その選手に対する世界の認識は一つの境界を越える。

エンバペの18歳140日を上回り、CL準決勝最年少得点記録を17歳291日に更新したヤマルは、世界最高の選手かどうかかが本格的に議論され始めた。
May 1, 2025 at 3:29 PM
アンチェロッティの流儀「チームがうまく行っていないときにはいつも、選手たちとの距離があまりにも近過ぎると言われる。しかし、私には私のやり方があるんだよ。今季は何度も怒ったりしたが、それでも厳しく接していたというわけではない。重要なのは互いに敬意を持つことなんだ」

「繰り返すが、選手に対しても、日常生活で人と触れ合うように接する必要がある。私は誰からもきつく当たられたことがない。母親からも監督からも教師からもね……。鞭を振るえと言われても、自分にはできない。それならば違う監督と契約をすればいい。そんなのは私のやり方ではないんだよ」
April 24, 2025 at 11:41 AM
ぺドリについては以前、故郷を巡った紀行文も手掛けてます。ストリートサッカーに興じた日々とバルサ愛、そしてこの言葉が印象に残る文章。

「彼の頭の回転は何よりも、誰よりも速い。フィジカルなど必要なかった」

カナリア諸島の新たなる芸術家、ペドリの原点を探る旅

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カナリア諸島が産んだ新たなアーティスト、ペドリの原点を探る旅 | ラ・リーガ | DAZN News JP
ラス・パルマスからやってきた18歳の若者は、今季のバルセロナにとってセンセーションとなった。カナリア諸島が産んだ新たな才能、ペドリ。その原点を探るべく、彼の故郷、テネリフェ島テゲステでその生い立ちを追った。【提供=スペイン・パネンカ誌】
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April 24, 2025 at 11:40 AM
モンジュイックで「ぺドリ」コールが巻き起こった。このスペースなんてどこにもない時代に、ぺドリだけは自由に、自分の気が向くままに踊る。相手を近寄らせないボールキープから針の穴を通すようなスルーパスを通し……なおかつ、敵陣で誰よりもボールを奪っている。彼のプレーをリアルタイムで見ることは、生涯自慢できる財産になるはず。
April 24, 2025 at 11:39 AM
マジョルカ指揮官アラサテ、バルセロナ戦後会見でぺドリについて問われ…「彼についてはプレーを分析し、フィジカルのデータに目を通したときにも驚愕する。テレビで見る分には楽しいのだがね……。しかし実際に対戦し、そのプレーを直に見ると『そろそろ止めてくれよ』と口走ることになるんだ」

「彼とガビ、オマールとサムの2対2の状況で私たちは非常に苦しむことになった。ぺドリはあまりにもずば抜けている。そのプレークオリティーは本当に、凄まじく安定しているね。あのようなミッドフィルダーは、久しく拝めていなかった」

あんな中盤の選手を見たのは久しぶりという意見に、深く頷く。
April 24, 2025 at 11:39 AM