🎨は右腕を失ったが、旅をしてひたすら景色を描き続けていた。そこに行き倒れている⛓️を見つける。人口が大幅に減少した世界で、白以外の色彩(=人間)を見るのは久しい。🎨は⛓️を描く。
この世界の伝承に出てくる、色彩の神の名前。
⛓️の瞳はいつの間にかキラキラと光によって色を変える虹彩を宿していた。
失われていた⛓️の両足も、🎨の右腕も元に戻る。
⛓️は「これで君に力いっぱい抱きしめてもらえるな」とからかう。いつもなら真っ赤な顔をしてそっぽを向くはずの🎨は、今ばかりは大粒の涙を流しながら両腕をしっかりと伸ばして⛓️のことを抱きしめた。
⛓️は🎨の背中を優しく撫でながら、広がっていく色彩を見て「君の描く世界が、より美しいものになるだろうな」と静かに笑う。そして泣いている🎨の肩をそっと押して涙に濡れた顔を見つめる。
「泣かないでくれ、私の大切なエドガー」
この世界の伝承に出てくる、色彩の神の名前。
⛓️の瞳はいつの間にかキラキラと光によって色を変える虹彩を宿していた。
失われていた⛓️の両足も、🎨の右腕も元に戻る。
⛓️は「これで君に力いっぱい抱きしめてもらえるな」とからかう。いつもなら真っ赤な顔をしてそっぽを向くはずの🎨は、今ばかりは大粒の涙を流しながら両腕をしっかりと伸ばして⛓️のことを抱きしめた。
⛓️は🎨の背中を優しく撫でながら、広がっていく色彩を見て「君の描く世界が、より美しいものになるだろうな」と静かに笑う。そして泣いている🎨の肩をそっと押して涙に濡れた顔を見つめる。
「泣かないでくれ、私の大切なエドガー」
「……ああ、本当の名前を思い出したよ。なあエド、どうせなら名前を呼んでくれないか」
「……僕も、ルカに呼ばれて一緒に消えたい」
涙に濡れた顔を無理やり微笑みに変えて、秘密話をするように互いの耳に自分の本名を囁いて、愛しげな眼差しで互いを数秒見つめたあと、同時に唇を開く。
「ルーカス」
「エドガー」
その瞬間、二人の間から広がった光は木々を染め、地を染め、花を咲かせる。
「……ああ、本当の名前を思い出したよ。なあエド、どうせなら名前を呼んでくれないか」
「……僕も、ルカに呼ばれて一緒に消えたい」
涙に濡れた顔を無理やり微笑みに変えて、秘密話をするように互いの耳に自分の本名を囁いて、愛しげな眼差しで互いを数秒見つめたあと、同時に唇を開く。
「ルーカス」
「エドガー」
その瞬間、二人の間から広がった光は木々を染め、地を染め、花を咲かせる。
嫌だと言って泣きながら片手で必死に抱きしめる🎨だが、⛓️の出血は止まらない。
「ここにいたらエドまで巻き込まれる。だから早く」
「ルカと離れ離れになるならこのままでいい!僕の中の色の全てはルカだった!本当は1人で白い景色を描き続ける日々は寂しくて怖くて堪らなかった!!」
嫌だと言って泣きながら片手で必死に抱きしめる🎨だが、⛓️の出血は止まらない。
「ここにいたらエドまで巻き込まれる。だから早く」
「ルカと離れ離れになるならこのままでいい!僕の中の色の全てはルカだった!本当は1人で白い景色を描き続ける日々は寂しくて怖くて堪らなかった!!」
「エドといるのが幸せだからさ!色がなくたって、自分のことすら分からなくたって、エドがこの白い世界をありとあらゆる色彩を使って表現する様子を見るのが好きだ」
そんな二人の旅。
「エドといるのが幸せだからさ!色がなくたって、自分のことすら分からなくたって、エドがこの白い世界をありとあらゆる色彩を使って表現する様子を見るのが好きだ」
そんな二人の旅。
「君はこの世界をどうして描き続けるんだい?」
「利き手の左手が残ったから、今まで通り生きているだけさ」
自然と2人で行動することになる。⛓️は己をルカと名乗り、🎨はエドと名乗った。
⛓️は左足を失っていたが、自作らしき義足を身に付けている。
「……記憶もなく、色彩もない。君が愛していたという永久機関とやらの研究ができる環境も壊された。それなのにどうして
「君はこの世界をどうして描き続けるんだい?」
「利き手の左手が残ったから、今まで通り生きているだけさ」
自然と2人で行動することになる。⛓️は己をルカと名乗り、🎨はエドと名乗った。
⛓️は左足を失っていたが、自作らしき義足を身に付けている。
「……記憶もなく、色彩もない。君が愛していたという永久機関とやらの研究ができる環境も壊された。それなのにどうして
🎨は右腕を失ったが、旅をしてひたすら景色を描き続けていた。そこに行き倒れている⛓️を見つける。人口が大幅に減少した世界で、白以外の色彩(=人間)を見るのは久しい。🎨は⛓️を描く。
🎨は右腕を失ったが、旅をしてひたすら景色を描き続けていた。そこに行き倒れている⛓️を見つける。人口が大幅に減少した世界で、白以外の色彩(=人間)を見るのは久しい。🎨は⛓️を描く。