畜産関係者
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畜産関係者
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映像は特に断りのない限り、国内で自分で撮影したもの
暑さにあえぐ日本の鶏たち

卵用鶏はすし詰め状態で、ケージにぎゅうぎゅうに閉じ込められています。
この暑さから逃れたいと、ケージから頭だけでも出して、少しでも暑さから逃れようとします
July 8, 2025 at 2:10 AM
人が使うエアコンのような贅沢な設備は畜舎にはありません。
鶏舎では暑期の熱死はふつうでした。
2日で1100羽以上の鶏が暑さで死んだこともありますが、従業員らは毎年のことで慣れているので驚きません。

鶏は数万数十万単位で飼育されています。数千羽死んでも問題ありません。その程度の損失は必要経費として想定済みで経営されています。
July 2, 2025 at 3:57 AM
公平に言うと、鶏が動かなくなり体に手を当てて死んだことを確認してから解剖をする従業員もいました。

しかし「すぐに解剖すれば体温も分かる」と言って、この映像のようにまだ動いているうちから解剖を始める従業員もいました。

問題は、養鶏場で鶏がどんなふうに扱われているか外部にはわからないことです。
「人道的に扱っている」「動物福祉基準がある」などと謳いながら鶏に暴力をふるっていても、決して表には出ません。

畜産動物一羽一頭の扱いを監査する制度を持っている国は、世界中どこにもありません。
June 26, 2025 at 11:53 AM
乳牛は大量に乳を出すよう育種されています。そのため代謝に負担がかかり、産後に起立不能になることは珍しくありません。
この牛も出産後起立できなくなり通路に座り込んでしまいました。
すると作業者が来て、起きろと13回蹴られました。自分の知る限り乳牛を蹴るというのも酪農では珍しいものではありません。
人との利益のために高泌乳に「改良」され、その結果立ち上がることが困難になって蹴られても、牛には抗弁するすべがありません。
徹底した搾取。それが畜産です。

写真は日本の酪農場で撮影
June 18, 2025 at 1:55 AM
この牛は、餌を口にくわえては後ろに放り投げるというのを毎日繰り返していました。これは監禁性ストレス。牛本来の行動が発現しにくい牛舎の中での長期飼育による葛藤や欲求不満が持続した時に現れると言われています。

牛を屋内で飼うと精神的な健康が損なわれると言われています。多くの研究が牛は牧草地へのアクセスを好むことを示しています。牛は運動も好み、放牧地では、牛は 1 日 3.2 ~ 6.4kmも移動すると言われています。

しかしこの牛は、一生をコンクリート敷の狭い牛舎の中に閉じ込められ、草の上も土の上も歩くことができません。餌の放り投げは、この牛の苦しみであり、精いっぱいの反抗です。
June 11, 2025 at 11:36 AM
写真は、日本の卵養鶏場。
弱りなどで卵を産まなくなって廃棄される鶏たちです。

生きたままで羽を縛って動けないようにして袋に詰めて処分されていました。
鶏たちはすぐには死ねません
何時間もかけてじわじわと窒息・熱死します(袋の中で生きた鶏の体温で蒸し風呂のようになります)。

非人道的な殺処分です。
動物愛護管理法違反で刑事告発しましたが不起訴になりました。

しかし、このような方法で鶏を淘汰しているのはここだけではありません。
他社の養鶏場でも、このような方法で鶏を処分しています。
養鶏場は無法地帯、鶏は何も言えず抵抗できず、虐殺されています
June 6, 2025 at 9:27 AM
映像は日本の酪農場
狭い囲いに単飼される産まれたばかりの子牛、下痢で尻周りの体毛が脱落してしまった産まれたばかりの子牛です。

下痢は子牛のもっとも一般的な病気です。
子牛は少しのストレスで下痢を引き起こします。母牛と一緒に生活すれば消化機能が改善され下痢が減ることが知られていますが、酪農産業では乳生産を増やすために、母子は産まれてすぐに引き離されます。

母牛の乳を吸うこともできません。母牛に舐めてもらうこともできません。まだ幼く遊びたい盛りですが誰とも遊べません。狭い囲いの中で走り回ることもできません。
下痢して当然の環境です。
May 31, 2025 at 11:24 AM
「日本人は卵を生で食べるから、糞で卵を汚さないようにケージ飼育が必要」といわれますが、ケージ卵はよく汚れているました。

ケージは清潔とはとても言えません。ケージの中で鶏が腐った死体と同居していることは珍しいものではなく、鶏はその死体を踏み、その上で卵を産んでいました。
血の付いた卵は総排泄腔脱(内臓脱出)の鶏が産んだ卵です。鶏は休む間もなく卵を産ませられるため、総排泄腔脱になる鶏はとても多かったです。

汚卵は洗卵機に一度通すのですが、綺麗にできなかった卵は「液卵」として出荷されました。写真の卵です。これは加工食品用の卵になります。
May 28, 2025 at 6:08 AM
日本の肉養鶏場。
毎日たくさんの鶏の死体が出ますが、
数万羽鶏舎に収容してそのうちの数千羽死んでも、利益は出ます。たくさん死んでも死に過ぎなければ儲けになる。

鶏はロットで管理され、一羽一羽のケアはされません。死んだら単に鶏舎から出して廃棄物として処理するだけ。
世間でよく言われる「命への感謝」などはどこにもありません。
May 22, 2025 at 3:55 AM
日本の酪農場
産まれて一時間ほどで母牛から引き離された子牛です。
母牛から引き離され狭い囲いに閉じ込められてバケツに入れられたミルクを与えられます。

母牛とともに過ごせる自然哺乳の場合、一日数回に分けて、一時間に6000回、母牛の乳頭を吸います。半分は乳汁摂取、もう半分は乳汁摂取を伴わないおしゃぶりだと言われています。母牛の乳頭を吸うという行為は子牛の心の安寧のために必要なことですが、それはかないません。

一生で一番遊びたい時期なのに一人で遊べるものもなければ、一緒に遊ぶ仲間もいません。
May 16, 2025 at 12:51 PM
日本で一般的な、バタリーケージ養鶏場。
バタリーケージのバタリーとは「互いに結合して連なった配置」というような意味を持ちます。
バタリーケージはその異様な狭さから分かるように、管理者がいかに省エネルギーで効率よく卵を得られるかのみ考えて作られており、生き物としての鶏の習性や生態への配慮は皆無です。
砂場や止まり木や巣といった鶏が本能で必要とする資材もない。
檻に拘束されて卵を産まされ続ける鶏は、餌を卵に変える装置としての扱いであるといっても過言ではなく、犬猫ならその飼育施設として存在すらしていない拷問道具といってもいい。
May 15, 2025 at 9:43 AM
鶏卵用の鶏はバタリーケージという檻に閉じ込められて飼育されますが、その床面は斜めに傾いています。
卵が集卵ベルトに転がるようにするためです。

鶏は一生斜めに傾いた床の上で生活しなければなりません。
傾いた床の上での生活がどれだけ鶏を苦しめているかは、毎日見ているとよく分かりました。
鶏たちはつま先に力を入れて足を踏ん張るようにして斜めの床の上に立っていたし、弱った鶏は足を踏ん張れず前のめりになり、集卵ベルト側に頭を突き出していることもありました。
May 6, 2025 at 2:40 AM
牛を蹴ったり道具で叩いたり、糞尿の堆積した施設に閉じ込めたりしていた茨城県畜産センターの写真です。

牛の体にスノコの痕がついています。
茨城県畜産センターの繋がれた和牛たちは、金属製スノコの上で寝ることも強いられていました。
May 5, 2025 at 10:41 AM
日本の卵養鶏場です。
日本の採卵鶏はほぼ100%がケージ飼育。
鶏は一生を20センチ四方(もっと狭い養鶏場もたくさんあります)の檻の中にとじこめられます。
ここから出られるのは死ぬ時だけです。
May 4, 2025 at 10:40 AM
日本で、運動場や放牧地に、毎日牛を放している酪農場は12.5%。
64.8%の酪農場には、そもそも運動場や放牧地がありません。
北海道を除く都府県で放牧を行う酪農は4.5%にとどまります。

多くの乳牛は生涯牛舎に閉じ込められています。

1日に45kgもの糞をする乳牛が、牛舎の中で多頭飼育されるので、すぐに床は糞だらけになります。
多くの牛乳は、糞だらけの場所で生活している牛から搾乳されたものと思ってもらって問題ありません。
糞を100%生乳(牛から搾乳されたばかりの乳)から除去することもできません。店頭に並ぶのは殺菌されたものです。

数値は日本草地畜産種子協会、畜産技術協会調べ
May 3, 2025 at 2:11 AM
茨城県畜産センター
長期にわたり泥濘化した運動場に牛を閉じ込めても不起訴。
排泄物の堆積した施設での飼育は、動物愛護管理法で処罰対象。犬猫ならアウトなのに畜産動物なら容認される。

www.java-animal.org/ibaraki-ushi...
May 2, 2025 at 3:09 AM
画像は日本の肉鶏養鶏場。
日本の平均飼育密度は、1m×1mあたり約16羽。
写真のようにぎゅうぎゅうなのが普通です。

羽毛が薄汚れていますが、糞です。
鶏の糞は出荷(と殺)までそのままのため、鶏は50日ほどの短い生涯を自分の糞の上で暮らすことになります。そのため真っ白だった羽毛は、写真のように糞で薄汚くなります。
April 29, 2025 at 3:40 AM
卵を買いたいけど虐待に加担したくない場合は

・ケージフリーを選ぶ
・飼育密度を確認する(ケージフリーでも高密度の飼育もあります)

・床の状況を確認する(ケージフリーでも床が網で砂浴びできない農場もあります)

・強制換羽の有無

・農場内での殺処分方法を確認する(平飼いでも非人道的な淘汰を行っている農場があります)

・そして、出荷(と殺)間近の農場を実際に見る(動画を見せてもらう)。幸せな一生を送ってきたのかどうかは結局のところ鶏を見なければ分かりません。羽がボロボロになっていないか、鶏冠が健康か、敷料はサラサラか。

それらができないならば卵は購入しないほうが良いです。
April 25, 2025 at 3:06 AM
鶏たちは日齢が高くなるほど、羽は汚れ、禿げ、ボロボロになっていました。

採卵鶏は産卵の質が落ちる生後1-2年で出荷・と殺されます。

出荷間近の鶏舎では羽装がボロボロなのが普通で、どの鶏も爪が異様に伸び、総排泄腔脱(卵が出る腔から内臓が出ること)も多く、弱ってケージの隅にうずくまっている鶏も目に付き、死体も増えました。

地肌がほぼ丸見えの酷い羽毛脱落の鶏たちもいました。
April 22, 2025 at 8:06 AM
「生きたまま廃棄するのではなく殺して出すことはできないのか」と聞くと「殺すなんてできない」と禍々しい話でもしているように眉をひそめられました。

もし殺して廃棄するとしても農場内でできる殺処分方法は「頸椎脱臼」と言う非人道的な方法しかありません。鎮静剤、麻酔剤、致死剤などと言う手順をふんだ安楽殺は単価の安い鶏には許されていません。

卵を産めなくなった鶏を治療するという選択肢もありません。万単位で鶏を飼育する養鶏業で、一羽一羽治療なんてしません。一部の弱った鶏は廃棄したほうがコスパがいいのです。

どっちに転んでも鶏には地獄しかありません。
April 16, 2025 at 10:09 PM
跛行(足を引きずる)は乳牛では、ものすごく一般的な疾患です。

乳牛の跛行発生率は20-50% (最新農業技術2021)。 日本装削蹄協会の調査によると、跛行の主因となる蹄病は、乳牛の35%で見られたそうです。

殴る蹴るなどの暴力と比べると分かりにくいですが、跛行は動物福祉の五つの自由を奪うと言われるほど牛の生活すべてを阻害します。
餌を食べる、歩く、水を飲む、横になる、立つ、これらすべての動作に痛みを伴い、ガリガリに痩せる乳牛もいます。

多頭飼育、過密、舎飼いで放牧しない、育種による高泌乳、コンクリート床など人為的なものが跛行の要因。
跛行は虐待だと海外では認識されています。
April 15, 2025 at 12:44 AM
自分が働いたケージ飼育の大規模採卵養鶏場では、検査したすべての鶏舎からサルモネラ菌が検出されたことがあります。
ウィンドウレス(窓のない)のバタリーケージ鶏舎でした。

「ケージは衛生的」だと養鶏業者はよく言いますが、そのような言い訳をケージ飼育を継続する理由にならないと思います。
ケージ飼育をする理由は 大量の鶏を狭い面積に収容できて「生産性」が高いからです。
April 12, 2025 at 12:53 AM
動画は日本の採卵養鶏場です。

移動用ラックに収容されて育雛農場から採卵農場に運ばれてきた鶏たち。

ラックからケージに鶏を移すときに、鶏の体を一羽一羽両手で保定して持つという人はいませんでした。ラックに手を突っ込み、鶏の片羽や片足を数羽分一度につかんで引きずり出し、ケージの狭い入り口から鶏を押し込むというのが普通でした。

ケージに押し込もうとすると、鶏は入るまいとするように飼槽やケージの縁に足をかけて抵抗しました。

育雛農場も採卵農場もケージ飼育。さらに移動用ラックもケージです。移動用ラックの高さは22㎝。鶏はぎゅうぎゅうに身をかがめた姿勢で詰め込まれて輸送されてきました。
April 10, 2025 at 11:49 AM
子供はこの母牛が収容された場所から100mほど離れた牛舎に収容されました。
母牛のいる場所から子牛のいる牛舎は見えませんでしたが、母牛には子供がいる方向がわかるのでしょう。その方向を見て鳴き続けました。
首を振り、チェーンでつながれた首輪を外そうと何度も試みる姿も見られました。

母子の引き離しは、乳牛、和牛どちらでも行われており、母子に大きなストレスを与えますが、畜産では生産効率が優先されます
April 5, 2025 at 2:13 AM
豚舎では毎日、産まれた子豚・死産を選別して、ペンに設置されている保温箱に入れる作業をしました。

従業員はみな、子豚を投げることに慣れてしまっていました。相手が受け取る体制になっているかどうかも確認せずにポンポンとなげる人もいて、飛んできた子豚をあわてて受け取るような場面を見ることもありました。
産まれたばかりの歩きもたどたどしい動物が、モノのように投げられる光景を不快に思いましたが、子豚を投げられているそばで、それをとがめるでもなく農場長と獣医師が巡回しており、ここではこれが普通になってしまっているのだろうと思いました。
April 3, 2025 at 3:38 AM