ちなみに自分が映画初見時に最も悲惨さを感じたのは、冒頭に「昭和19年」であることが示され、その後主人公の日本兵達が反攻の日を待って島内に潜伏を続けてから「１年が過ぎた」「また１年が過ぎた」的なナレーションが入った時。そこで観てるこちらは「あっ……」ってなる。

劇中では兵士のフィクション混じりの「英雄的戦死」の瞬間をハーモニーの効いた止め絵にする演出が繰り返される。、終盤の主人公のある行動によって「平和的解決」を迎える場面でも同様の演出がなされている。本作もあくまでフィクションであり、実態はこんな美しいものではなかったとの暗示なのだろう

ゲ謎では惜しくもぎりぎり描かれなかった「日本兵達が殺し合った人々」の明確な姿・記号的でない「前線の向こう側」は、『ペリリュー』で今度こそ見られるのだろうか。

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ありがとうございます。その後早速スジ彫りで盛大に線がズレたりしていますが……w 試行錯誤しつつ進めていきます