一週間後家に行くと宣言した隊長とその意味を深読みするオロルンの話。 ♡喘ぎ、結腸責めなど己の性癖に従って書いています。ご注意ください。 2/9Webオンリーから加筆修正。

「うがあああ～～！？うそでしょ～～！？」 謎煙の主から南に幾許か、ひっそりと建てられた家から大声が突き抜ける。その家の主、部族では黒曜石の老婆と恐れられるシトラリは怒りに震えていた。 長年生きてきた彼女の楽しみは酒と娯楽小説だ。ベッドに本を広げて寝転がり、手の届くところに酒とツマ...

「ここまで連れてきてくれてありがとう」 浮遊感と共にクク竜が地面に降り立つ。オロルンはその背中から飛び降りた。お礼におやつ箱の中からエンバーコアフラワーを渡す。好物を見るなりクク竜はすぐさま喰らいつき上機嫌に鳴いた。今日一番地脈の流れが良い場所にあった花は特別美味しかったのかもし...

セックス中も思考があちらこちらに飛ぶオロルンとそれを窘める隊長の話。 自分の性癖にしか考慮してしません。ご注意ください。

キィニチは切り立った崖の上に立ち辺りを見回した。 テペアカク坂の付近で人を襲うイクトミ竜がいる。商人や通行人が安全に行き来できるよう捕縛して欲しいという依頼を受けた。何の呵責もない通行人を襲っているのか、また別の理由があるのか。そもそも生息域から外れたイクトミ竜がいる理由は。あら...