屍鬼の正体に迫る三巻。 上手くかみ合わない展開がもどかしい。 ここから後半戦、非常に楽しみです。
屍鬼の正体に迫る三巻。 上手くかみ合わない展開がもどかしい。 ここから後半戦、非常に楽しみです。
#読了
古い因習に囚われた村民の良い意味でも悪い意味でも、閉鎖された空間での生活感が生々しく、うっすらとした気味の悪さがつきまとう。
明らかに人が死んでいて、何かが起きているはずなのに何も起きていないような不気味さが、この先どう展開していくのか期待と不安が拡がります。
#読了
古い因習に囚われた村民の良い意味でも悪い意味でも、閉鎖された空間での生活感が生々しく、うっすらとした気味の悪さがつきまとう。
明らかに人が死んでいて、何かが起きているはずなのに何も起きていないような不気味さが、この先どう展開していくのか期待と不安が拡がります。
「みんなのヒーロー」藤崎翔
苦痛な私生活とは逆に仕事の運は向いてくるという、手放しで喜べない状況のなか、思いもよらない展開と筆者の軽妙な語り口に翻弄され、感情が追い付かず迷子になってしまいました。
不穏な空気から突如として訪れる終盤戦の勢いに呑みこまれて読了。面白かった。
もう全員地獄に堕ちればいいのに…。
「みんなのヒーロー」藤崎翔
苦痛な私生活とは逆に仕事の運は向いてくるという、手放しで喜べない状況のなか、思いもよらない展開と筆者の軽妙な語り口に翻弄され、感情が追い付かず迷子になってしまいました。
不穏な空気から突如として訪れる終盤戦の勢いに呑みこまれて読了。面白かった。
もう全員地獄に堕ちればいいのに…。
「怪しい店」有栖川有栖
作家アリスシリーズ22作目。
「お店」を巡る5つの物語。
お店というテーマに様々な手法を凝らしていて、長いシリーズなのに、飽きることなく読めるのだから凄いことです。
3話目「ショーウィンドウを砕く」の倒叙ミステリが見応えあってお気に入り。
豪華なフルコースの後にデザートのような東川篤哉氏の解説も楽しかった。
「怪しい店」有栖川有栖
作家アリスシリーズ22作目。
「お店」を巡る5つの物語。
お店というテーマに様々な手法を凝らしていて、長いシリーズなのに、飽きることなく読めるのだから凄いことです。
3話目「ショーウィンドウを砕く」の倒叙ミステリが見応えあってお気に入り。
豪華なフルコースの後にデザートのような東川篤哉氏の解説も楽しかった。
「白馬山荘殺人事件」東野圭吾
密室に暗号とミステリ全開の東野圭吾初期作品。
新たな真相が次から次へと明らかになる終盤の畳みかけが気持ちいい。
序盤から読者に仕掛けてくるネタにも遊び心が感じられて面白かった。
「白馬山荘殺人事件」東野圭吾
密室に暗号とミステリ全開の東野圭吾初期作品。
新たな真相が次から次へと明らかになる終盤の畳みかけが気持ちいい。
序盤から読者に仕掛けてくるネタにも遊び心が感じられて面白かった。
「放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件」知念実希人
児童書初の本屋大賞ノミネート作。
期待していたよりもずっと面白かった。3人の魅力的なキャラクター、わくわくするストーリー展開、本格ミステリのような謎解き編、かわいいイラスト付きで読みやすく分かりやすい。
小学生の頃に出会いたかったです。
「放課後ミステリクラブ1 金魚の泳ぐプール事件」知念実希人
児童書初の本屋大賞ノミネート作。
期待していたよりもずっと面白かった。3人の魅力的なキャラクター、わくわくするストーリー展開、本格ミステリのような謎解き編、かわいいイラスト付きで読みやすく分かりやすい。
小学生の頃に出会いたかったです。
「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」井上真偽
シリーズ2作目。
地味な展開になりがちな多重解決の反証と証明を、ド派手な展開を取り入れつつ先が読めない展開で飽きずに読めました。
ところで続編の予定はないのでしょうか?1番弟子の八ツ星くんの成長した姿をぜひ見たいものです。
「聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた」井上真偽
シリーズ2作目。
地味な展開になりがちな多重解決の反証と証明を、ド派手な展開を取り入れつつ先が読めない展開で飽きずに読めました。
ところで続編の予定はないのでしょうか?1番弟子の八ツ星くんの成長した姿をぜひ見たいものです。
「お梅は呪いたい」藤崎翔
呪いの日本人形も藤崎さんの手にかかればこんなにも愛おしくなってしまうんですね。
重くなりがちな現代が抱える問題点を優しく切り取る語り口は見事。
お梅ちゃんのいたる所で巻き起こる場外乱闘は可哀そうだけど笑ってしまいました。その辺で拾われるのを待っていないか探しに行きたいです。
「お梅は呪いたい」藤崎翔
呪いの日本人形も藤崎さんの手にかかればこんなにも愛おしくなってしまうんですね。
重くなりがちな現代が抱える問題点を優しく切り取る語り口は見事。
お梅ちゃんのいたる所で巻き起こる場外乱闘は可哀そうだけど笑ってしまいました。その辺で拾われるのを待っていないか探しに行きたいです。
「山魔の如き嗤うもの」三津田信三
刀城言耶シリーズ4作目。
今作は最後まで集中して読むことが出来ませんでした。
怪異による恐怖が薄く、お約束ごとのような終わり方も疑問。
回りくどい解決編と真相にも胃もたれしました。
唯一、刀城言耶の担当編集者は良きキャラでした。
「山魔の如き嗤うもの」三津田信三
刀城言耶シリーズ4作目。
今作は最後まで集中して読むことが出来ませんでした。
怪異による恐怖が薄く、お約束ごとのような終わり方も疑問。
回りくどい解決編と真相にも胃もたれしました。
唯一、刀城言耶の担当編集者は良きキャラでした。
「リバース」湊かなえ
大学生の頃に起きた事故、そしてその時に吐いた1つの嘘。やがて明かされる真実に息を呑む。
駆け足気味とも思える展開ながら、リーダビリティの高さゆえ、雑さを感じることなく一気読み。
登場人物たちがこの後どんな決断をしても、重く苦しい現実が待っていそうで胸が痛くなります。
「リバース」湊かなえ
大学生の頃に起きた事故、そしてその時に吐いた1つの嘘。やがて明かされる真実に息を呑む。
駆け足気味とも思える展開ながら、リーダビリティの高さゆえ、雑さを感じることなく一気読み。
登場人物たちがこの後どんな決断をしても、重く苦しい現実が待っていそうで胸が痛くなります。
「地雷グリコ」青崎有吾
テンポもよくキャラも立っているしでスルスル読めて面白かった。終わり方も気持ちのいい終わり方でほっこり。
個人的にはもっとシビアでひりつく勝負を読みたかった気もしますが。
続編が望まれる一方、新しいゲームを考案するのは大変でしょうし、真兎と鉱田ちゃんに再会できる日は気長に待ちましょう。
「地雷グリコ」青崎有吾
テンポもよくキャラも立っているしでスルスル読めて面白かった。終わり方も気持ちのいい終わり方でほっこり。
個人的にはもっとシビアでひりつく勝負を読みたかった気もしますが。
続編が望まれる一方、新しいゲームを考案するのは大変でしょうし、真兎と鉱田ちゃんに再会できる日は気長に待ちましょう。
「菩提樹荘の殺人」有栖川有栖
作家アリスシリーズ21作目。
「若さ」をテーマに書かれた4編収録の短編集。
少年犯罪や芸人、著名人が被害者だったり、火村&アリスの学生時代など、筆者の持論やキャラの過去が知れたりファンには嬉しい短編集でした。
「菩提樹荘の殺人」有栖川有栖
作家アリスシリーズ21作目。
「若さ」をテーマに書かれた4編収録の短編集。
少年犯罪や芸人、著名人が被害者だったり、火村&アリスの学生時代など、筆者の持論やキャラの過去が知れたりファンには嬉しい短編集でした。
「模倣犯(五)」宮部みゆき
感情が闇の底の底まで引きずられもしたけれど、どうにか読了。結果的には落ち着くところに落ち着いてくれたようにも思う。
登場人物たちには前を向いてこの先の人生を歩んで行ってほしいなぁ。と陳腐な想いしか言葉にできない。
それにしても、五巻の裏表紙のあらすじは書き直してほしい。ネタバレがすぎる…。
「模倣犯(五)」宮部みゆき
感情が闇の底の底まで引きずられもしたけれど、どうにか読了。結果的には落ち着くところに落ち着いてくれたようにも思う。
登場人物たちには前を向いてこの先の人生を歩んで行ってほしいなぁ。と陳腐な想いしか言葉にできない。
それにしても、五巻の裏表紙のあらすじは書き直してほしい。ネタバレがすぎる…。
漸く物語が動き出した。時系列でいえば1巻のその後。
真実を知ってしまっているからこそ、感情の行き違いがもどかしく、なにもしてあげられない自分がじれったい。
いざ最終巻へ。
漸く物語が動き出した。時系列でいえば1巻のその後。
真実を知ってしまっているからこそ、感情の行き違いがもどかしく、なにもしてあげられない自分がじれったい。
いざ最終巻へ。
ただただひたすらの鬱展開。
栗橋の身の上話なんて聞きたくない。
苦痛を伴う読書体験。
後半は色々な人が報われてほしい。
ただそう祈るだけ…。
ただただひたすらの鬱展開。
栗橋の身の上話なんて聞きたくない。
苦痛を伴う読書体験。
後半は色々な人が報われてほしい。
ただそう祈るだけ…。
気分が悪くなります。眩暈がします。
誰でもいいから早くこの事件を終わらせてください。
気分が悪くなります。眩暈がします。
誰でもいいから早くこの事件を終わらせてください。
被害者たちの重苦しい心情に耐えがたい苦痛を感じつつ、関係者を巻き込む劇場型犯罪を楽しむかのような犯人に怒りを覚えながら読了。
一件落着で終わりではないの?と思いながらも、そういえば解決してない問題あるなぁ…。この後どのような展開を迎えるのか予想も尽きません。
被害者たちの重苦しい心情に耐えがたい苦痛を感じつつ、関係者を巻き込む劇場型犯罪を楽しむかのような犯人に怒りを覚えながら読了。
一件落着で終わりではないの?と思いながらも、そういえば解決してない問題あるなぁ…。この後どのような展開を迎えるのか予想も尽きません。
「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」東野圭吾
シリーズ2作目。
元マジシャンの武史の手によって、自分の殻を破り大きな一歩を踏み出していく女性の6つの物語。
すべてが独立した話ではあるけれども、繋がりもあって連作といえる構成。
一見クールで他人には興味がなさそうな武史だが、意外と他人の厄介ごとや姪の相談事に積極的に関わっていく姿勢が、世話好きで困っている人をほおっておけない人柄が滲んでいてかっこいい。
どの話も面白く、武史の過去や、真世の縁談なども含めて早くも3作目が楽しみなシリーズです。
「ブラック・ショーマンと覚醒する女たち」東野圭吾
シリーズ2作目。
元マジシャンの武史の手によって、自分の殻を破り大きな一歩を踏み出していく女性の6つの物語。
すべてが独立した話ではあるけれども、繋がりもあって連作といえる構成。
一見クールで他人には興味がなさそうな武史だが、意外と他人の厄介ごとや姪の相談事に積極的に関わっていく姿勢が、世話好きで困っている人をほおっておけない人柄が滲んでいてかっこいい。
どの話も面白く、武史の過去や、真世の縁談なども含めて早くも3作目が楽しみなシリーズです。
「不連続殺人事件」坂口安吾
山奥の豪邸に集まった様々な男女。邸内に渦巻く愛憎が齎す八つの殺人の真相とは…。
誰もが口を揃えて言う、登場人物の多さに加えて本名とあだ名が入り乱れるので誰が誰やら中盤まではさっぱり。
【不連続殺人】の意味と「心理の足跡」を辿る推理は見事か。探偵役の巨勢博士が癒しでした。
当時真相当てに懸賞金を賭けていたという遊び心は粋だと思う。
「不連続殺人事件」坂口安吾
山奥の豪邸に集まった様々な男女。邸内に渦巻く愛憎が齎す八つの殺人の真相とは…。
誰もが口を揃えて言う、登場人物の多さに加えて本名とあだ名が入り乱れるので誰が誰やら中盤まではさっぱり。
【不連続殺人】の意味と「心理の足跡」を辿る推理は見事か。探偵役の巨勢博士が癒しでした。
当時真相当てに懸賞金を賭けていたという遊び心は粋だと思う。
「生ける屍の死」山口雅也
特殊設定ミステリの始祖。『東西ミステリベスト100 15位』
過去に2度挫折した、自分にとっての鬼門を漸く読了できました。
二転三転する真相の解決編はまさに本格ミステリで、作品全体を覆うユーモラスな雰囲気も読みやすいはずなのですが、そこまでハマり切れませんでした。
余韻の残る終わり方は良かった。
「生ける屍の死」山口雅也
特殊設定ミステリの始祖。『東西ミステリベスト100 15位』
過去に2度挫折した、自分にとっての鬼門を漸く読了できました。
二転三転する真相の解決編はまさに本格ミステリで、作品全体を覆うユーモラスな雰囲気も読みやすいはずなのですが、そこまでハマり切れませんでした。
余韻の残る終わり方は良かった。
「この闇と光」服部まゆみ
『世界が反転する』と、まるでどんでん返しのような謳い文句だけれども、この物語は「美」に囚われた者たちの、耽美な心情が胸打つ見事なゴシックミステリでした。
「この闇と光」服部まゆみ
『世界が反転する』と、まるでどんでん返しのような謳い文句だけれども、この物語は「美」に囚われた者たちの、耽美な心情が胸打つ見事なゴシックミステリでした。
「首無の如き祟るもの」三津田信三
刀城言耶シリーズ3作目。
正直終盤まで気持ちが乗らずに読み進めていたが、怒涛の謎解きパートで一気にスパークしました。ここまでカタルシスを感じたのは久しぶりだったかもしれません。
最後まで読んで良かった。
このシリーズだからこその後味の悪い締めも良かったです。
読後、手首が痛いのは気のせいでしょうね。
「首無の如き祟るもの」三津田信三
刀城言耶シリーズ3作目。
正直終盤まで気持ちが乗らずに読み進めていたが、怒涛の謎解きパートで一気にスパークしました。ここまでカタルシスを感じたのは久しぶりだったかもしれません。
最後まで読んで良かった。
このシリーズだからこその後味の悪い締めも良かったです。
読後、手首が痛いのは気のせいでしょうね。
「奇岩館の殺人」高野結史
数々の古典ミステリーになぞらえた見立て殺人を使い、小気味よく進む展開に飽きずに読了。
犯人役どころか探偵役までをも相手にしなければならない状況も真新しく、運営側の心の中の悪態が面白すぎる。
続編を期待せずにはいられない終わり方で、すぐにでも続きが読みたいです。
「奇岩館の殺人」高野結史
数々の古典ミステリーになぞらえた見立て殺人を使い、小気味よく進む展開に飽きずに読了。
犯人役どころか探偵役までをも相手にしなければならない状況も真新しく、運営側の心の中の悪態が面白すぎる。
続編を期待せずにはいられない終わり方で、すぐにでも続きが読みたいです。
「グラスバードは還らない」市川優人
マリア&漣シリーズ3作目。
流石に今回の真相を見抜ける人はいないだろう。鞄の中に入れっぱなししていたイヤフォンのコードくらい絡まっていた。
冒頭、映画「アンタッチャブル」を思わせる厭な始まりから、終盤までの息をもつかせぬ畳みかけは見事でした。
気持ちがいくらか沈んだ悲壮なラストが切ない。
「グラスバードは還らない」市川優人
マリア&漣シリーズ3作目。
流石に今回の真相を見抜ける人はいないだろう。鞄の中に入れっぱなししていたイヤフォンのコードくらい絡まっていた。
冒頭、映画「アンタッチャブル」を思わせる厭な始まりから、終盤までの息をもつかせぬ畳みかけは見事でした。
気持ちがいくらか沈んだ悲壮なラストが切ない。