「えっ、どうしたの急に」
「今喋ってたろ。昔好きだったって何だよ」
「……あ、違うって!前推してた、」
「あ?おし?」
「あの、ほら、思い出話みたいな感じだから……」
「は?そいつのこと引きずってるって事かよ」
「いや話の流れで……あと推しってそういう事じゃなくて……」
「忘れらんねぇって事じゃねーか。あんたは俺の嫁だろ」
「嫁!?ちょっと落ち着いてぶぜ、」
「いーからこっち来いちゃ。俺の事しか考えらんなくしてやんよ」
「いやあの待っ」
「全部忘れさせてやっから」
「えっ、どうしたの急に」
「今喋ってたろ。昔好きだったって何だよ」
「……あ、違うって!前推してた、」
「あ?おし?」
「あの、ほら、思い出話みたいな感じだから……」
「は?そいつのこと引きずってるって事かよ」
「いや話の流れで……あと推しってそういう事じゃなくて……」
「忘れらんねぇって事じゃねーか。あんたは俺の嫁だろ」
「嫁!?ちょっと落ち着いてぶぜ、」
「いーからこっち来いちゃ。俺の事しか考えらんなくしてやんよ」
「いやあの待っ」
「全部忘れさせてやっから」
「結局のところあんたはさ、どーしてえの?まじで俺に愛される気あんのか?」
(俺はこんなにあんたに愛されようとしてんのに。なぁ、どーなんだよ?)
湿度マシマシ豊前。愛される覚悟があっても無くてももう遅い。
「結局のところあんたはさ、どーしてえの?まじで俺に愛される気あんのか?」
(俺はこんなにあんたに愛されようとしてんのに。なぁ、どーなんだよ?)
湿度マシマシ豊前。愛される覚悟があっても無くてももう遅い。
「綺麗ちゃ、主」
気が付くと口付けられていた。視界にはうっとりと微笑む男の姿と、しんと静まり返った白のチャペルが映る。一歩後退りをすれば長い裾を踏んづける感覚がして、そこで初めて身に纏う衣服の重さを感じた。
「でーじょーぶだよ、ふたりきりだからな」
「……豊前くん、えっと、どういう」
「ぜってー誰にも見せたくねー……」
「綺麗ちゃ、主」
気が付くと口付けられていた。視界にはうっとりと微笑む男の姿と、しんと静まり返った白のチャペルが映る。一歩後退りをすれば長い裾を踏んづける感覚がして、そこで初めて身に纏う衣服の重さを感じた。
「でーじょーぶだよ、ふたりきりだからな」
「……豊前くん、えっと、どういう」
「ぜってー誰にも見せたくねー……」
「それ言っていいんですか!?」
「あー……まずいか?」
「まずいと思います」
「ま、でーじょーぶだろ」
「えっ、と……」
「あんたが誰にも言わなきゃな?」
もー共犯者だな、俺たち。と囁いて心を雁字搦めにする悪い男、豊前江。
「それ言っていいんですか!?」
「あー……まずいか?」
「まずいと思います」
「ま、でーじょーぶだろ」
「えっ、と……」
「あんたが誰にも言わなきゃな?」
もー共犯者だな、俺たち。と囁いて心を雁字搦めにする悪い男、豊前江。
「ん?いいぜ」
「助かる!ありがとう」
「なんか……いーな」
「乾いてるの無くてさー助かった……え?」
「な、もう寝ちまうとか言わねーよな?」
「いやもう寝……豊前?あの、」
「あんたが誘ったんだぞ」
「ん?いいぜ」
「助かる!ありがとう」
「なんか……いーな」
「乾いてるの無くてさー助かった……え?」
「な、もう寝ちまうとか言わねーよな?」
「いやもう寝……豊前?あの、」
「あんたが誘ったんだぞ」
「ん?やってみるか?」
「豊前くんのばか!字が読みにくい!」
「おう。あんたが口喧嘩だめな事は分かったよ」
「ぶぜんくん嫌い!」
「おっし、らいん超えってやつだな。続きは布団の上でやんぞ」
「……私とぶぜんくんじゃケンカップルは無理だよ」
「そーだな。布団の上でも仲いーもんな」
「ちょっと!」
「けんかっぷる?つーかさ、ちぃと恥ずかしくてきもちー意地悪されんの好きなだけだろ」
「……」
「こーやって攻められんのも好きなくせにな」
「……はい」
「ん?やってみるか?」
「豊前くんのばか!字が読みにくい!」
「おう。あんたが口喧嘩だめな事は分かったよ」
「ぶぜんくん嫌い!」
「おっし、らいん超えってやつだな。続きは布団の上でやんぞ」
「……私とぶぜんくんじゃケンカップルは無理だよ」
「そーだな。布団の上でも仲いーもんな」
「ちょっと!」
「けんかっぷる?つーかさ、ちぃと恥ずかしくてきもちー意地悪されんの好きなだけだろ」
「……」
「こーやって攻められんのも好きなくせにな」
「……はい」
「ったく、しょーがねーな♡全部任せろよ♡」
「う、うん……」
「俺が一生世話焼いてやっからな♡」
「それはちょっと……」
「心配すんなって♡もっと甘えてこいよ♡」
「……」
「ったく、しょーがねーな♡全部任せろよ♡」
「う、うん……」
「俺が一生世話焼いてやっからな♡」
「それはちょっと……」
「心配すんなって♡もっと甘えてこいよ♡」
「……」
「あんたは俺の事嫌いになれねーよ」
「うっ……」
「あんたは俺の事嫌いになれねーよ」
「うっ……」
と友人に冗談で言ったら、その夜自分を彼氏だと思い込んでいるおばけの豊前が出てきた。
「やっと会えたな」
基本的に最高の彼氏として振る舞うが、物凄く嫉妬深く男を寄せ付けない為段々と悩みの種になる。すると
「そんなに人間がいーのか?しょーがねーな」
と言った豊前は身近な人間の男に成り代わり、ヒトとして再び目の前に現れる。
「もーこれで離れる理由は無くなったよな」
と友人に冗談で言ったら、その夜自分を彼氏だと思い込んでいるおばけの豊前が出てきた。
「やっと会えたな」
基本的に最高の彼氏として振る舞うが、物凄く嫉妬深く男を寄せ付けない為段々と悩みの種になる。すると
「そんなに人間がいーのか?しょーがねーな」
と言った豊前は身近な人間の男に成り代わり、ヒトとして再び目の前に現れる。
「もーこれで離れる理由は無くなったよな」
「何か昔より旅行先で天気に恵まれるようになった気がする」
「そりゃ俺が隣で変えてっからな」
「えっ嘘でしょ」
「っはは、なんてな!流石に天気操る力はねーよ」
「だ、だよねびっくりした」
「雨の日でも外出ると晴れたりするんだよなー」
「やっぱり豊前くんって晴れ男なん……え、着いてきてるってこと?」
「おう。そーだぜ」
「なんで現世来れてるの」
「俺がついてっからな」
「何か昔より旅行先で天気に恵まれるようになった気がする」
「そりゃ俺が隣で変えてっからな」
「えっ嘘でしょ」
「っはは、なんてな!流石に天気操る力はねーよ」
「だ、だよねびっくりした」
「雨の日でも外出ると晴れたりするんだよなー」
「やっぱり豊前くんって晴れ男なん……え、着いてきてるってこと?」
「おう。そーだぜ」
「なんで現世来れてるの」
「俺がついてっからな」
「体だいぶ良くなってきたか?」
「だいぶ回復してきたよ」
「わりぃ、俺何もしてやれなくてよ」
「いやそんな大丈夫だって」
「つらかったよな、ごめんな」
「ぶぜんくんが謝ることでは……」
「早くあんたの体作り替えてさ、神嫁にしてりゃこんな事になんなかったのによ」
「えっ、今作り替えるって言った?」
「人間の体は脆いからな」
「ちょっとまって?」
「もうちっとの辛抱だからな。後は俺が何とかすっから」
「ぶぜんくん?」
「よしよし、主はいーこちゃ。もう少しで楽になっからな」
「治るの怖くなってきた……」
「体だいぶ良くなってきたか?」
「だいぶ回復してきたよ」
「わりぃ、俺何もしてやれなくてよ」
「いやそんな大丈夫だって」
「つらかったよな、ごめんな」
「ぶぜんくんが謝ることでは……」
「早くあんたの体作り替えてさ、神嫁にしてりゃこんな事になんなかったのによ」
「えっ、今作り替えるって言った?」
「人間の体は脆いからな」
「ちょっとまって?」
「もうちっとの辛抱だからな。後は俺が何とかすっから」
「ぶぜんくん?」
「よしよし、主はいーこちゃ。もう少しで楽になっからな」
「治るの怖くなってきた……」
「あんたってどんくらい目悪ぃんだ?」
「うーん、眼鏡無いと生活出来ないくらいにはひどいかも」
「そーなのか。じゃ、ちいとそれ外してみてくれよ」
「えっ、いいけど……」
「俺の顔見えねーか?」
「見えないって言うかぼやけるに近いんだよね」
「そっか。これでもか?」
「まだぼやけてる」
「……これでも?」
「あーようやく……ちょ、近っ」
「ハハ、無防備すぎちゃ(ちゅ)」
「あんたってどんくらい目悪ぃんだ?」
「うーん、眼鏡無いと生活出来ないくらいにはひどいかも」
「そーなのか。じゃ、ちいとそれ外してみてくれよ」
「えっ、いいけど……」
「俺の顔見えねーか?」
「見えないって言うかぼやけるに近いんだよね」
「そっか。これでもか?」
「まだぼやけてる」
「……これでも?」
「あーようやく……ちょ、近っ」
「ハハ、無防備すぎちゃ(ちゅ)」
「ぶぜんくんのせいで腰痛い」
「わりぃ、昨日激しくしすぎちまったかもしれねー」
「した覚えなんて無いよ!違くてぶぜんぬいが転がってて、」
「ほんとに覚えてねーのか?」
「……えっ」
「そーか。やっぱあれって効き目あんだな」
「……嘘だよね?アレって何?」
「ハハ、何でもねーよ」
「嘘って言って……」
「ぶぜんくんのせいで腰痛い」
「わりぃ、昨日激しくしすぎちまったかもしれねー」
「した覚えなんて無いよ!違くてぶぜんぬいが転がってて、」
「ほんとに覚えてねーのか?」
「……えっ」
「そーか。やっぱあれって効き目あんだな」
「……嘘だよね?アレって何?」
「ハハ、何でもねーよ」
「嘘って言って……」
「結婚したらよ、やっぱ一戸建てか?それともまんしょんがいーか?あんたが選んでくれよ」
「家に人居るの無理だから別居がいい」
「わり、もっかい言ってくんねーか?」
「別居がいい」
「……」
「離婚する時大変だから財産も別で」
「……」
「だから言ったじゃん、ぶぜんくんなら他にいい人いくらでも居」
「死んでも別れてやらんちゃ」
「えっ」
「死んでも別れてやらんっち言うてんちゃ離れられるっち思うなちゃ」
「ちょ、まってぶぜんく」
「逃げらんねえぞ」
「結婚したらよ、やっぱ一戸建てか?それともまんしょんがいーか?あんたが選んでくれよ」
「家に人居るの無理だから別居がいい」
「わり、もっかい言ってくんねーか?」
「別居がいい」
「……」
「離婚する時大変だから財産も別で」
「……」
「だから言ったじゃん、ぶぜんくんなら他にいい人いくらでも居」
「死んでも別れてやらんちゃ」
「えっ」
「死んでも別れてやらんっち言うてんちゃ離れられるっち思うなちゃ」
「ちょ、まってぶぜんく」
「逃げらんねえぞ」
「あんたは俺の事ほんとに好きなのか?」
「えっ?」
「あんたは俺の事好きかって聞いてんだ」
「あの待っ」
「俺の事好きか?答え次第では攫うぞ」
「……ぶぜんくん」
「なんだよ」
「(ちゅ)」
「ん!?」
「その、いつも口下手でごめん……」
「お、おう……!?」
「ぶぜんくんだいすき……」
「お、俺も好き、だよ……」
「あんたは俺の事ほんとに好きなのか?」
「えっ?」
「あんたは俺の事好きかって聞いてんだ」
「あの待っ」
「俺の事好きか?答え次第では攫うぞ」
「……ぶぜんくん」
「なんだよ」
「(ちゅ)」
「ん!?」
「その、いつも口下手でごめん……」
「お、おう……!?」
「ぶぜんくんだいすき……」
「お、俺も好き、だよ……」
「ぶぜんのおっきいの欲しい」
「お?随分熱烈な誘いだな」
「え?……あ!?いやあの、ちが……」
「いーぜ。ほら、布団行くぞ」
「ぬいぐるみが!ぶぜんの大きいぬいぐるみが欲しいなって!」
「俺のおっきいので満足させてやんよ♡」
「おわった……」
「ぶぜんのおっきいの欲しい」
「お?随分熱烈な誘いだな」
「え?……あ!?いやあの、ちが……」
「いーぜ。ほら、布団行くぞ」
「ぬいぐるみが!ぶぜんの大きいぬいぐるみが欲しいなって!」
「俺のおっきいので満足させてやんよ♡」
「おわった……」
「会いに来たぞ♡でーと行こうぜ♡」
「ギャッ、まって、ちょっとまって」
「おい、すとーかーが入ってきた反応じゃねーだろそれ」
「黒Tシャツに手袋で来ると思わないし顔が良すぎる」
「服はともかく顔はいつも見てんだろ」
「こんなかっこいいストーカー居るわけないじゃん……」
「主から言ったんだろ?ったく、しょーがねーな」
「っわ!待って近……じゃなくて待っ、なに」
「仕置きだよ、危機感ねーあんたにな」
「会いに来たぞ♡でーと行こうぜ♡」
「ギャッ、まって、ちょっとまって」
「おい、すとーかーが入ってきた反応じゃねーだろそれ」
「黒Tシャツに手袋で来ると思わないし顔が良すぎる」
「服はともかく顔はいつも見てんだろ」
「こんなかっこいいストーカー居るわけないじゃん……」
「主から言ったんだろ?ったく、しょーがねーな」
「っわ!待って近……じゃなくて待っ、なに」
「仕置きだよ、危機感ねーあんたにな」
「豊前江大好き!!か、うれしーな!」
「それこの前持って行ったやつだから豊前くん宛じゃなくて」
「これ作んの大変だったろ?俺の為にありがとな」
「いや違、」
「裏面の似顔絵あんたが描いたのか?すげーなこれ」
前に広報本丸を観に行った時に持っていったうちわが見つかってしまった。うちわを手にした豊前は一向に返してくれない。
「豊前江大好き!!か、うれしーな!」
「それこの前持って行ったやつだから豊前くん宛じゃなくて」
「これ作んの大変だったろ?俺の為にありがとな」
「いや違、」
「裏面の似顔絵あんたが描いたのか?すげーなこれ」
前に広報本丸を観に行った時に持っていったうちわが見つかってしまった。うちわを手にした豊前は一向に返してくれない。
「なー、いつまでそれやるつもりなんだよ」
「まって今色違い探してるから」
「いつ終わんの?きりねーだろ」
「とりあえず効果切れるまで……あと30分かな」
「じゃーさ、賭けしようぜ」
べったりと背から離れない恋刀が痺れを切らしてそんなことを言ってきた。
「何だかよくわかんねーけど、いろちがい?が出たら今夜は解放してやんよ」
「え!ほんと!?」
「……ま、出なかったらわかってるよな?」
耳の縁に口付け落ちてくれば嫌でも分かってしまう。腹に回ったまま離れない腕の感触を感じながら、出現場所をぐるぐると血眼で周回することになった。
「なー、いつまでそれやるつもりなんだよ」
「まって今色違い探してるから」
「いつ終わんの?きりねーだろ」
「とりあえず効果切れるまで……あと30分かな」
「じゃーさ、賭けしようぜ」
べったりと背から離れない恋刀が痺れを切らしてそんなことを言ってきた。
「何だかよくわかんねーけど、いろちがい?が出たら今夜は解放してやんよ」
「え!ほんと!?」
「……ま、出なかったらわかってるよな?」
耳の縁に口付け落ちてくれば嫌でも分かってしまう。腹に回ったまま離れない腕の感触を感じながら、出現場所をぐるぐると血眼で周回することになった。
「ん?わり、聞こえなかった」
「ごめん、ちょっと屈んでもらっていい?」
「いーけど……あ、抱えて話した方はえーな」
「えっちょ、うわ!」
身長差で上手く主の声が聞こえない豊前、近くに座るところなければ抱えて喋りそう。
「豊前!待っ、すごい見られてる!」
「こっちの方聞き取りやすいしいいじゃねえか」
「恥ずかしいから下ろして!」
「本丸に着いたらなー」
「ん?わり、聞こえなかった」
「ごめん、ちょっと屈んでもらっていい?」
「いーけど……あ、抱えて話した方はえーな」
「えっちょ、うわ!」
身長差で上手く主の声が聞こえない豊前、近くに座るところなければ抱えて喋りそう。
「豊前!待っ、すごい見られてる!」
「こっちの方聞き取りやすいしいいじゃねえか」
「恥ずかしいから下ろして!」
「本丸に着いたらなー」