リリカルなというか、なんか大きく豊かな御伽噺感がきえちゃったんだよなー　大王役者のタイプのちがいは大きいし、イワガネのキャラ変もなんか型にはめたようでここでもなにか不思議な空気感がきえてしまったし。あと2枚も持ってるんだけど、次みたときつまんなかったらもう千穐楽はさばいて家話リアタイしよ。

そんなら、宝塚歌劇は歌舞伎で歌舞伎は宝塚歌劇じゃない…？　宝塚歌劇という表現のフォーマット、なんしかあると思わない？さいきんOGがやってる刀剣乱舞とか、そういうものと言えんかねえ…

表現のフォーマット、のことなのかな… なんだろうね。

なんかついったらんどでは女性差別だとかなんとかかまびすしいけど、それはともかく、女性が歌舞伎をやるなら新しい歌舞伎を作るくらいのことだと思うんだ。だって「今ある限りの」歌舞伎は、男が作ってきたものだから。するとだな、そもそもなにを「歌舞伎」というか、…はなしがややこしなるな😂
答えのない「新しい歌舞伎」を目指して戦っている御当代もいる…

女性が歌舞伎やってたら、ちがう表現方法になってたと思うの。いま残ってる歌舞伎は男性がつくってきたものだから。

しかし、観ればみるほど「かっこいいとはああいうことさ、」と別の方を思い浮かべてしまっていけまへんな。
あと不思議なことに、男優さんはみんな顔がでかくて（除・天外先生😂）、女優さんはみんな顔が小さく声がカン高い。そのアンバランスさがどうにも最後まで居心地悪くて… というのは、わしが女ばかりの芸能と男ばかりの芸能に馴染んでいる弊害で（20年ヅカオタ→歌舞伎オタ）これはわしが悪いんだとは思うけども、でも、（現代にあるかぎりの）歌舞伎フォーマットと女性の身体ってやっぱ相性よくないんでわ…と、うっすらと。