松野家も東京の学生たちも、みな良き人たちだ
日々を精いっぱい生きている、他者への思いやりもある

ものの見方、積み上げてきた習性、当たり前にあるちょっとした優先順位
ほんのすこし視点を変えただけで、それらが恐ろしく立ち現れてくる
うさぎの形の影が化け物の姿に変わるように

大いなる悪意や強い害意、得体のしれない化け物がなくとも恐怖は作れる
怪談の本質はいつの時代も普遍的な人間性なのだなと思える脚本！たいへんすき

「主よ〜」じゃなくて「ボレロ」だったわ

クライマックスは菅野美穂フルスロットルだった…すごい迫力だった
生贄くんと同じ顔で引いた
特集記事はどうなったんやろ？生贄くん頑張ったから、せめて記事にはしてやってほしい
菅野美穂はあのでかい石をがんばって持って帰ったのかしら…と思ったらさすがに違った

映画だもんね、「見つけてくださって」より「見てくださって」、だよね
こちらこそありがとう、面白かったです！

不満点といえば赤い女さんとアキラくん（仮）がナーフされてたことかな
結末では原作のヤバさがなくなってた
オリジナルお札も考察ないまま放置されちゃったし
そのかわり、原作では違法エロサイトで女優と交流できると思い込んでるキモ男だったまさるくんが邪神に進化してた
昇進おめでとう！
満を持しての登場の仕方がなんかセクシーで笑った

突撃サヤマ邸のくだりがいっちゃん怖かった
同時に原作既読勢へのどデカいひっかけもあって舌を巻き申した
ここで引っかかってなかったら結末楽しめなかったかも
原作読んでる人はサヤマおじさんの言葉に「ははーん赤い女のことやんな」としたり顔で頷くようになってる
でも実際はサヤマおじさんには視聴者と同じものしか見えていない
いやあ参った、きれいに引っかかった