散々見て回って購入したのは椎名純平の『世界』。ドメスティック・ソウルの真骨頂ですね。
散々見て回って購入したのは椎名純平の『世界』。ドメスティック・ソウルの真骨頂ですね。
『土と兵隊』には杭州湾敵前上陸記、『麦と兵隊』には徐州会戦従軍記という副題がつけられている。『麦とー』の発表が先であるようだが、出来事の時系列は本書に収録されている順序が正しいようだ。どちらも著者が戦地で殴り書きで記した日記をもとにしているそうだ。
兵士たちの素朴な性格や一喜一憂、激しい戦闘での束の間の休息。ルポルタージュでありながら、ついつい著者の目線で日本軍に感情移入してしまうのが本書の魅力だろう。
あとから振り返れば重大な戦争犯罪に手を染めていても、その真っ只中では抗うことが困難であり、後悔先に立たずとは本当にその言葉の通りだと実感する。 #高卒読書
『土と兵隊』には杭州湾敵前上陸記、『麦と兵隊』には徐州会戦従軍記という副題がつけられている。『麦とー』の発表が先であるようだが、出来事の時系列は本書に収録されている順序が正しいようだ。どちらも著者が戦地で殴り書きで記した日記をもとにしているそうだ。
兵士たちの素朴な性格や一喜一憂、激しい戦闘での束の間の休息。ルポルタージュでありながら、ついつい著者の目線で日本軍に感情移入してしまうのが本書の魅力だろう。
あとから振り返れば重大な戦争犯罪に手を染めていても、その真っ只中では抗うことが困難であり、後悔先に立たずとは本当にその言葉の通りだと実感する。 #高卒読書
ルーマニアの貧しい村に暮らす親子が主人公。朝から叩き起こされた父親は、「テレビが壊れているから修理してほしい」と幼い息子にねだられる。その日は天候がすぐれず「来週じゃダメなのか?」と尋ねると「今日がいい」と譲らない。「天気が良くなってから行こう」と父が粘ると「夕方6時からのブルース・リーが観たい」と息子も譲らない。
父子はテレビを抱えて街に通じる道路まで歩き、そこからヒッチハイク。すでに行列のできている修理屋になんとか頼み込んで、1番にテレビを見てもらうが…
悪態をつきながらも一生懸命に奔走する父親の姿がとても良かった。 #高卒映画
ルーマニアの貧しい村に暮らす親子が主人公。朝から叩き起こされた父親は、「テレビが壊れているから修理してほしい」と幼い息子にねだられる。その日は天候がすぐれず「来週じゃダメなのか?」と尋ねると「今日がいい」と譲らない。「天気が良くなってから行こう」と父が粘ると「夕方6時からのブルース・リーが観たい」と息子も譲らない。
父子はテレビを抱えて街に通じる道路まで歩き、そこからヒッチハイク。すでに行列のできている修理屋になんとか頼み込んで、1番にテレビを見てもらうが…
悪態をつきながらも一生懸命に奔走する父親の姿がとても良かった。 #高卒映画