雑さんは普通に高確率で当てる（ワイン当て上手そう）（別にワイン通というほどでもないけど舌が良い）

もうその頃にはｲ尹が不運（？）キャラなのが定着しているのでファンはハラハラしながら見守っていたんだけど（映す価値なしになってくれるなよという懸念）、オーケストラの演奏とかダンスとか、芸術系がめちゃ強くて外さないスーパーｲ尹作タイムが始まる回

ちょっと高橋慶ﾀﾛｳ先生と広ｼｴ礼威先生の影響受けすぎなんよな

来年の春頃に2を出したい所存でございます💪🏼🔥🔥
頑張って厚めにしたいです🥰

このエピソードだけで文字数そこそこあるのでやや厚めのActors2になるやも…☺️
お届けできるように頑張ります💪🏼🔥

雑「………はぁ、私、命が持たないかも…」（偽りなき本心であり本音）
監督（おっなんかアドリブだけどめっちゃいい画撮れたなヨシこれ入れよう！それにしても善ﾎﾟｰ寺くんいると雑トさんめちゃくちゃいい顔してくれるななんか色々理解した）

舞台裏潜入カメラ最高ですね……前話でメインだった生徒役の子が次のエピソードの舞台裏カメラ担当になる…みたいな…☺️
円盤バカ売れしそうですね……どこで買えますか………
追記した撮影裏話にも書いたんですが、最後の責任の下りは伊くんのアドリブだったりします☺️

ちなみにラストシーンの「責任とってくださいね」のひと言は伊のアドリブ
不意打ち喰らって真っ赤になった雑はあれは演技ではなくガチ照れ
そのあとの雑の台詞も雑のアドリブ（なので撮了してすぐしゃがみ込むなどした）（不意打ちガチ照れ）（まさかそこまで反応があるとは思っていなかった伊は軽くパニック）

『照れてる』
『雑ト先生照れてる』
『こうかはばつぐんだ！』
『すごいちゃんと真っ赤』
『善ﾎﾟｰ寺限定雑ト特攻』
『責任取るしかないねこれはね』
『最高のエンディングだと思ってたらそれ以上の神エンディングがお出しされた』
『これ円盤化してくれるよね？よね？？？』
『円盤化！円盤化！』
『手元に置いて永久保存したいまじで』
『配信いつから？』
『新年早々、今年のベストドラマをみてしもた……これ更新されないんじゃないかな……』

その日のトレンドは『おっさん』『センセー』『ヤンキー作』などなどスペシャルエピソードの話題で埋め尽くされたそうな

『あっ』
『あっ』
『』
『』
『』
『神神神神神神神』
『キターーーーーーーー』
『センセーーーーーー』
『こんなん泣いちゃうよー』
『黒髪になってる』
『俺たちの知ってる保健室の先生だ！！！』
『やばい胸熱すぎるブチ上がる』
『期待を裏切らない善ﾎﾟｰ寺先生』
『センセー！て呼ばれた時雑トさんめっちゃ嬉しかっただろうなあ』
『いやーこれは神オチ』
『サプライズだったんか』
『元ヤン善ﾎﾟｰ寺、やるな』
『おい』
『きゃーーーー』
『うわああああああ』
『これはｺﾛし文句？』
『新手のプロポーズ』
『責任とってくださいねってこんな顔で言われたら勘違いしちゃうわぁ〜〜🩷』

『本編における俺らの良心善ﾎﾟｰ寺先生からは想像のつかないバイオレンス』
『こんな綺麗な飛び蹴り初めて見た』
『さすが元バレエダンサー』
『ここからどうやってあの仲良し教師コンビになるんですか？』
『ギャップのある役に定評のある俺たちの善ﾎﾟｰ寺ｲ尹ｻｸ』

伊はそんな雑を嬉しそうに見る
「ふふ、生まれ変わるなら生きてるうちに、ですからね。生まれ変わって、あなたのところに来ました。責任とってね、センセー。」
虚を突かれた表情で伊を見る雑
すぐに顔を覆って呟く
「………はぁ、私、命が持たないかも…」
雑の耳は赤く染まっていた

これで本当におしまい！
（このラストから数年後がドラマ本編）

「伊、ｻｸ、くん……？」
「えへへ、今日からT高の養護教諭として赴任しました、善ﾎﾟｰ寺ｲ尹ｻｸです。よろしくお願いします、先生！」
「えぇ、きみ……ええぇ………だってそんなこと、ひとことも……！」
「驚いたでしょう？」
「驚いたどころじゃないよもう。」
「でも内示は出てたはずですから、探ればわかったことじゃないですか。」
「養護教諭はちょっと特殊なの。そこはきみもよく知ってるでしょ。はぁ…不覚……」
してやられた…とこめかみをおさえる雑

2人、和やかな時間を過ごし、場面が変わる
駅のホームでｲ尹を見送る雑の横顔をうつしてEDに入る

〜Happy End〜

（盛り上がるSNS）
（そろそろ鯖落ちしそう）
（オタク、涙腺崩壊）

と思いきや、ED終了後突如始まるCパート

4月1日
新年度の始まりに気を引き締めて出勤する雑
校門をくぐる直前、後ろから名を呼ばれる
「センセー！」
ガバリと振り返る雑
そこにはあの頃を彷彿とさせるしたり顔の、しかし、制服ではなく新品のスーツを着た黒髪の青年がいた

先日見送った教え子たちには、誇らしさは感じれど、こんな胸を締め付けるような寂しさは抱かなかった
薄情な教師と嗤われるだろうか
それでも、
そうか、この子は私にとって、特別な生徒だったのか
その旅立ちを祝福すると同時に、惜別の情で満たされるくらいには

感傷に浸る雑に伊がずい、と顔を近づける
「センセー、なにしんみりしちゃってるんですか！今生の別れってわけでもないのに。」
「ん、まあ、そうだけど、ね。」
「変なの。大丈夫ですよ、ちゃんと生存報告はします。安心してくださいね。」
「うーんそういうことでは……いや、そういうことなの……？？」

「S高から旧帝出るの初めてなんじゃない？」
「仰るとおりです。もう職員室はお祭り騒ぎですし生徒は同級生も後輩も大騒ぎだし。みんな大袈裟すぎるんです。」
「ははは！まあうちでもその大学でたらよくやったって喜ぶようなところだからね。しかし、ずいぶん離れたところを選んだね。……大丈夫なの？」
「多少金銭面で苦労しようとも親元を離れたかったんです。バイトと奨学金でなんとか…4年間ならなんとかできそうなので……」

あの夜、自分を助けて怪我の手当てをしてくれた不良少年が、
二人三脚で育てた特別な教え子が、
巣立ちの時を迎えようとしている

その日以降、雑の家を訪ね勉強に励む伊
はじめこそ学習の遅れが目立ったが、雑が綿密な計画を立ててやるとぐんぐん成績が伸びていった
T高がA判定だったのも本当なのだろう
自分がT高で教えている大半の子たちより余程出来が良かった
（さらに長くなりそうなので中略）
受験に際して伊が家族と揉めたりしてピンチに陥るも、雑が手を差し伸べてことなきを得た

3月、伊1人だけが写った卒業式の写真が送られてきた数日後、雑の家には合格証書を携えた伊が訪れていた
「きみ、本当にすごいね。うちでも数人しか合格者出てない旧帝だよ。」
「おかげさまで、たかが大学合格しただけなのにでっかい横断幕が高校に掲げられて大恥です」

「ｲ尹ｻｸくん。生まれ変わるなら、生きてるうちに、だよ。」
私がサポートできることはいくらでもするからさ
諦めないでよ
一緒に頑張ろう

「……センセー、僕に、勉強、教えてくれる……？」
「もちろん。」
少年はガーゼと絆創膏まみれの顔で、憑き物が晴れたような笑顔を見せた