Hiroki
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主に読書メモです。質より速さをモットーに読了してから10分以内に書くようにしているので駄文だし誤字もしまくっています。
三宅香帆「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」読んだ。終盤で著者は読書はノイズに自分を開くことというが、正に前半の章が非常にノイズ的な読書体験でそこがとてもよかった。
May 1, 2024 at 2:44 PM
市川沙央「ハンチバック」読んだ。読了後も全然咀嚼できずに何か得体の知れないものが自分の中で蠢いている感じ。これから結構な頻度でこの作品のことを思い出すのであろうな
May 1, 2024 at 2:39 PM
岸政彦、柴崎友香「大阪』読んだ。大学から大阪にやってきた岸さんと、社会人生活を経て大阪から上京した柴崎さんによる大阪にまつわるエッセイ集。共通しているなと思ったのは大阪をどう思っていようが好きで住んでいようがそういったことも考えずにただ住んでいようが大阪は自分を作った土地であり、それは確実な事実なのだということ。ノスタルジーに留まらない2人の今の昔の大阪に対する眼差しも興味深く読めました。
April 25, 2024 at 4:01 PM
カズオイシグロ「クララとお日さま」読んだ。対象そのものは曖昧にしつつ、周縁を描写することで輪郭が浮かび上がらせる手法は顕在。映画化されるみたいだけどその辺は成功するのだろうか。私を離さないではうまくいっていたイメージだけど。
April 3, 2024 at 6:30 AM
千葉雅也「勉強の哲学」読んだ。勉強にはアイロニー(疑うこと)とユーモア(視点を変えること)が必要でどちらも無限性を伴うが個人の享楽的なこだわりがそれらを有限なものにするという原理編が前半、実践編が後半。勉強を始めると一時的に新たな環境の言葉が不慣れになりキモい状態(原文通り)になるとあったが、この読書感想文の取り組み自体が本当にそういう感じを持ちながら書いているのですごく納得感があった。
March 23, 2024 at 1:13 PM
朱喜哲「バザールとクラブ」読んだ。100分de名著ローティ回に出てきた「バザールとクラブ」の元論文を著者の解説付きで取り上げたZINE。論文の内容は人類学者自信が持つ自文化中心主義と研究で扱う多様性の間のジレンマをどう扱うか?という話で文章は難解だったけど実感を持って読み進めることができた。あとは自分の理想主義的な面を気付かされるところがあって面白かったしそれで返ってプラグマティズムへの関心が高まった感想。著者の最新作も読むしかないな、これでまたローティ沼へ…
March 21, 2024 at 4:10 PM
朱喜哲「100分de名著 ローティ「偶然性・アイロニー・連帯』」読んだ。4章に渡って解説をした最後に著者はローティ哲学に反する試みを行うのだけど、最後に見えたのがローティ哲学は本人の生き様がとても重要な要素だったはというところにグッときた。その上でこれを読んだ我々はこれからどうすべきなのかと問われている気もした。
March 18, 2024 at 2:42 PM
太田光「笑って人類」読んだ。直球のメッセージに少々疑問を持たずにはいられなかったけどそこに著者のメッセージを伝えることを諦めない、信じることを諦めない強い意志を感じた。主人公のセリフが所々著者とオーバーラップしてるとも感じられたり。
March 13, 2024 at 3:25 PM
東浩紀「観光客の哲学」を読んだ。ナショナリズムとグローバリズムで分断された世界で、双方を繋ぐのは観光客的なゆるく、不真面目な態度なのではという話。結論をドストエフスキー未完の作品に求めるラストはとてもスリリングな体験でした。訂正可能性も哲学も読みます
March 6, 2024 at 4:15 PM
「新もういちど読む山川世界史」読んだ。ベースが教科書なので仕方ないが説明が淡々としているのでここからトピック絞って理解を深めようと思ってもイマイチ食指は湧きづらそう。現実に発生していることをベースに各々のトピックの専門書を読むやり方の方が自分には合っているなと感じた。
February 27, 2024 at 3:09 PM
高野秀行「西南シルクロードは密林に消える」を読んだ。中国からミャンマー、インドまで現地の独立派ゲリラと共に西南シルクロードと呼ばれるルートを走破する冒険ノンフィクション。著者のイラク水滸伝、ソマリランドは既読だかそれらが現地の文化、歴史、情勢がメインのところこちらはかなりエンタメ要素が強めの一作。
February 23, 2024 at 11:39 AM
戸谷洋志「哲学のはじまり」読んだ。哲学は入門書を齧ってはいたけど自分が大事なところを抑えられていなかったことに気づけて良かった。最初に読む本としては軽さも含めてよいと思った。個人的にこの本は本当にはじまりのはじまりで、価値は読んだ読者がどうしていくかにかかるかなと感じたので、最後に紹介しているお勧めはもう少し厚いほうが良かったとも感じた。
February 13, 2024 at 5:54 AM
総統選きっかけに若林正史「台湾の歴史」読んだ。学術文庫と銘打っているだけに骨のある内容だったけど読み切ったあとは最近各種報道で語られがちだった単純化された台中問題では語られきれない台湾の現状が深く感じられる。あとがきにもあったけど李登輝総統就任から民進党初の総統誕生までのラストスパート(本書は2001年に書かれたもの)の臨場感は読書体験として単純に面白かった。
February 8, 2024 at 4:17 PM