花邑
banner
huhahahaha.bsky.social
花邑
@huhahahaha.bsky.social
読書好き。編み物好き。
基本Twitterにいるので、読書と本の呟きがメイン。徐々にやってくことが増えていく可能性あり。twitterが完全に駄目になったら、こっちに移住します。
→読了報告はTwitterであげたものとおなじのを投稿しています。
#読了
【ネタバレ有】兄と弟、あるいは書物と燃える石/長野まゆみ【初読感想】
tundoku.com/syousetu-moe...

積ん読ブログを更新しました。
謎が謎のまま残されるというか、謎が解けたら特大の謎が放置されていくというか。
「え、これ最後どういうことなん?!」となる今作、いや、久し振りに長野まゆみさんの本を読んだけど、「あー、長野まゆみさんだったなぁー……」という印象。すごく楽しかったです。
June 26, 2025 at 7:45 AM
『乱歩と千畝:RAMPOとSEMPO』青柳 碧人
#読了

個人的に自分が普段からよく感じている「小説を楽しめる平和な世界であってほしい」が作中で語られていて、その部分にすごく心が抉られたんですよね……。
June 24, 2025 at 11:41 PM
#読了
【ネタバレ有】恋に至る病/斜線堂有紀【初読感想】 tundoku.com/syousetu-koi...

死体埋め部に続けても斜線堂さんの本!
将来に迎えるだろう破滅具合はたぶん死体埋め部とそう大差なさそうなんだけど、死体埋め部のほうはふたり揃っての生存エンドがあるのに(あれはまあ地獄の底をふたりで歩いて行こうねエンドなんだけど)、こっちのふたりは両方死ぬか片方が生き残るかの選択肢しかなさそうなのが、なんかこう……。
June 19, 2025 at 8:25 AM
死体埋め部の回想と再興
斜線堂 有紀
#読了

これ、織賀先輩はもうこういう人生を送るしかないんだろうけど、祝部君はたぶん織賀先輩と出会わなくてもそれなりに人生を歩めたはずで、祝部君にとって織賀先輩が文字通り「あの日あの瞬間に出会ってしまった運命の人(良い意味でも悪い意味でも)」になってるのが、なんかいいなぁーと。
このふたりの関係性でしっくり来る言葉をこの世の中から見つけ出す事が出来たなら、もう大満足なんだけどなー。
June 18, 2025 at 12:54 AM
運命の終い
奥田 亜希子
#読了

読書ブログへの感想文を書いてて思ったんだけど、この話の主人公がほしかったのってようは「気軽にご飯に誘えて気軽にどうでもいいような事を話せる、適切な距離感で自分に接してくれる友達」であって、「恋人」ではなかったんじゃないかなと。
June 15, 2025 at 1:28 AM
死体埋め部の悔恨と青春
斜線堂 有紀
#読了

久し振りに、「うわぁー。ドストライク!!」って本に当たった。面白かったー。
June 13, 2025 at 5:55 AM
路地裏の二・二六
伊吹 亜門

#読了

2回ぐらい挫折して今回ようやく読了。登場人物の多さと個々人の事情を覚えるのが大変だったけど、読んでいくと早々に退場する登場人物も多いので、案外サクサク読めたと思う。(とはいえ内容が濃いので途中で主人公がなにかを思い出すシーンがあっても「あれ? なんだっけ?」と読んでる私が首を傾げること数回ありましたが)
June 11, 2025 at 3:56 AM
『ノッキンオン・ロックドドア2 』
青崎有吾
#読了

1巻目が正直、キャラの掘り下げが少なくて不満だったんですが。
2巻目の最後の話を読んで、「そりゃあ……この話を途中で入れるのは無理だし、これは最後に入れるしかないだろうし……」と納得したうえで、これまでの事件を振り返って、倒理と氷雨の軽快な会話とかコミュニケーションを見て、なんかこう、「こ、これがクソデカ感情ってやつなのか……?」となってました。
June 4, 2025 at 4:08 AM
『ノッキンオン・ロックドドア』
青崎有吾
#読了

短編ミステリー小説を登場人物の掛け合いメインで読んでる私ですが(だって頭がポンコツなのでトリックが分からない。当たらない。今回の作品に関しても正解率ゼロでした。しゃーない)、「え? ここで終わり? 登場人物達の関係性の謎がそのままごっそり残ってるけど、まじで?え、まじで??うそやん」となってました。これ、1巻目が発売された直後で2巻目がない状態だと生殺しでは……??
June 2, 2025 at 6:01 AM
『ばくうどの悪夢』澤村伊智
#読了

片桐の存在がただの話の登場人物で割り切れないほど、私の中で存在感が増していて、中盤での展開がなければかなり本気で読むのをやめていたかもしれない。
夢と現実の境目が分からないホラー要素も怖かったんだけど、冒頭の片桐の凶行は絶対に許せないものとして、彼の心情を一概に鼻で笑えるほど私は彼を他人だと思えるんだろうか……? って考えてしまって、なんか片桐に抱く私の感情は、いわゆる共感性羞恥なんじゃないかと思うと、やっぱり読み終わった後でもちょっと居たたまれない。
そして色々と気をつけようと思う。
May 30, 2025 at 7:01 AM
確かにtwitterがお亡くなりになってもこっちでどうにかやっていけるように呟いてるけど、どうにもうまく使いこなせてる気がしないブルースカイ……。
May 25, 2025 at 2:15 AM
twitterのほうであげていた感想文をあげました。
うっかり忘れちゃうんですよね、いかんいかん。
May 25, 2025 at 2:10 AM
羊式型人間模擬機
犬怪寅日子
#読了

SFというよりは幻想小説。
語られる言葉を咀嚼して飲み込んで、言葉の世界にどっぷりはまって どんどん溶けていくような、ヤバめの独特な空気感が好き。
思えば最近この手の言葉の羅列がとにかく心地いい小説って読んでなかったなぁー。こういうの好きだわ。
May 25, 2025 at 2:09 AM
ずうのめ人形
澤村伊智
#読了

読むホラー。
小説だから読むのは当たり前なんだけど、紙媒体だからこそできる隙間とか表現とか言葉のチョイスとか、そういうものが全部よくて、「ああ、今ホラー小説 読んでるんだなぁー」ってなる。好き。
あと野崎さんと真琴さんにご祝儀あげたい。
May 25, 2025 at 2:06 AM
戦国転生同窓会
織守きょうや
#読了

これ、学校の教養テストでやった「誰が嘘をついているか答えなさい」って問題じゃないかな。
本の中のヒントを確認しながら答えを探していく論理パズル。ノート片手に挑んだら結構楽しいかも。
歴史に疎くてもネットを駆使すれば案外いい線までいけそう。
May 25, 2025 at 2:05 AM
ししりばの家
澤村伊智
#読了

「貴方の普通は本当に普通ですか?」という疑問が付き纏う。
明らかにおかしい知り合い、じゃあその知り合いの家に行くのは普通なのか。「普通」に描かれているものが異質なものに見える瞬間、異常なものから目をそらす一瞬。
救いもあるけど、生きてる人間が一番怖い。
May 25, 2025 at 2:05 AM
ヴァンパイア・シュテン
福田和代
#読了

面白かったー!!好きな設定を好きなだけ詰め込んで煮詰めたような作品!!率直に言うと煮詰めすぎの気もするんで、もうちょっとだけ緩急というかゆったりと話が進んでくれたほうが私好みかなって思うけど、なかなか面白かった。
May 25, 2025 at 2:04 AM
十二月八日の幻影
直原冬明
#読了

完全に私の好みの範疇としてスパイ物が大好きなので、ワクワクしながら読み進める。
歴史を把握しておくともっと楽しめたかも?
多分半分ぐらい内容を正確に理解してない気がするけど、でもスパイ小説ならではの駆け引きや情報の伝達手段や小ネタが面白かった。
May 8, 2025 at 11:11 PM
ぼぎわんが、来る
澤村伊智
#読了

読めばよかった!映画でうすぼんやりネタバレを食らう前に読んでおけばよかった!!下地は地方に伝わる伝承系ホラーなんだけど、読み進めていけば底なしに広がっていく“結局一番怖いのって人間だよね?”がゾクゾクする。
怖いし面白い、楽しかった!!
May 8, 2025 at 11:10 PM
烙印の名はヒト
人間 六度
#読了

文章を読むというよりは空気とか雰囲気とかそういうのを読む作品。
戦闘シーンがめちゃくちゃいい。
人間によって作られたアンドロイドが人間と同等の権利を与えられるまでの話と思っていると終盤で「……マジかぁ」となったので、この辺りで結構評価が分かれるかも。
May 6, 2025 at 5:44 AM
命の砦
五十嵐貴久
#読了

シリーズの最終巻!
このシリーズは1作目がすごく大好きで、今回の3作目は少しテイストが違う。
1作目の絶望のピタゴラスイッチよろしくエンターテイメント性が大爆発してる話ではなく、どちらかといえば現実に起こりそうなじわじわ来るしんどさが印象的だった。
May 4, 2025 at 11:19 PM
逃亡者は北へ向かう
柚月裕子
#読了

あまりに境遇や悲劇がしんどくて、人間ひとりが背負うには重たすぎるし酷すぎるし。そりゃあ他人に責任転嫁したくなるよ……。
この話にハッピーエンドを求めたら物凄くご都合主義になるんだろうけど、それでも私はハッピーエンドが見たかった。
May 1, 2025 at 5:26 AM
リストランテ・ヴァンピーリ
二礼 樹
#読了

主人公が誰かに話をする形ではじまる、退廃的で背徳的で倫理観が壊れてしまった世界の話。
血腥いけどそれも癖になりそうな空気感で、伏線も大満足。
ただ序盤で結構詳細な人体解体ショーが行われるので、ここで読者を 選びそうな予感もする。
April 25, 2025 at 12:35 AM
一次元の挿し木
松下 龍之介
#読了

読みながら色々考えてたけど、全部外れてた。うん、面白いミステリー小説。いい感じに振り回されて、謎が解けた時の「あー!!そういう意味だったのね!!」が心地よくてよかった。挿し木って言葉のチョイスよ。これぐらいの余韻がある伏線の感覚が好きだなぁー。
April 21, 2025 at 6:58 AM
#読了
春立つ風
あさのあつこ

もう特別なんですよねぇ…。
シリーズならではの安定した面白さ は勿論、シリーズを重ねてきたからこその重みもあるし。読んでいてすごく楽しい。
信次郎と遠野屋さんの掛け合いがヒリヒリしてとても大好きなので、これからもずっとシリーズを追いかけていく。最高ですわ。
April 18, 2025 at 2:59 AM