付き合ってる二人
Xから再掲
私から🛒さんにキスするのは至難の業と言える。
身長差があるから私がどんなに背伸びをしても彼の唇には届かない。吸引口ならギリギリ……届かない。さすがは190センチオーバー。
キスしたいとか屈んでほしいって言えば🛒さんは素直に顔を寄せてくれるだろうけど、自分から予告してするキスほど恥ずかしいものはない。
だから不意にキスしたいなーなんて思ってもそれが叶うことはない。そのはずだった。
今日は生まれて初めてのおうちデート。私と🛒さんはソファに座っていた。並んでのんびりお喋りしていた時、一つ分かったことがある。好きな人の顔がいつもより近いと。
付き合ってる二人
Xから再掲
私から🛒さんにキスするのは至難の業と言える。
身長差があるから私がどんなに背伸びをしても彼の唇には届かない。吸引口ならギリギリ……届かない。さすがは190センチオーバー。
キスしたいとか屈んでほしいって言えば🛒さんは素直に顔を寄せてくれるだろうけど、自分から予告してするキスほど恥ずかしいものはない。
だから不意にキスしたいなーなんて思ってもそれが叶うことはない。そのはずだった。
今日は生まれて初めてのおうちデート。私と🛒さんはソファに座っていた。並んでのんびりお喋りしていた時、一つ分かったことがある。好きな人の顔がいつもより近いと。
✿「え、わたあめ売ってる!ごめんね、ちょっと寄ってもいい?」
🛒「うん?いいよ」
目を輝かせて店に入って行ったこの子は遠くの星から来たらしい、オレとまだ知り合って日は浅いけど結構……いや、実はかなり好きになっていた。
甘い匂いの充満する店内で待っていると嬉しそうな顔で戻ってきた。
✿「お待たせしました…これね前いた所にもあって懐かしくてつい買っちゃった、ちょっとここで食べてもいい?」
自分の顔よりも大きな、白くてふわふわしたそれに小さな口を開いてかじりついた。
彼女の唇が触れた部分からじわじわと溶けていく。
✿「おいしい…!」
📺「✿ちゃん、🛒へのおつかい頼まれてくんない?はいコレとコレね」
急に呼び出されて荷物と住所の紙を渡された
📺「○時までにお願いね〜オレちょっと忙しいから、じゃあね!」
返事をする前にさっさと行ってしまった。
✿「行っていいのかな……でも時間指定されてるし」
なにより片想いの相手の家に行けるだなんて……でも嫌がられたらどうしよう…ともやもや考えながら目的地に着いた。
恐る恐るインターホンを鳴らすと応答は出ずに、扉越しに重めの足音が聞こえてきた。勢いよく扉が開かれ
🛒「……📺遅いって、オレもうシャワー浴びたし寝ようと………え、✿ちゃん?」
道を歩いてたらハーレーみたいなゴツいバイクに横付けされて
✿「なんだ……?」
って怪訝な顔してたらフルフェイスのヘルメットの前部分がパカッって開いて
🛒「……乗ってく?」
って声をかけられる
🛒「はい、ヘルメット。しっかり掴まってよ」
って言われたけど遠慮がちに腰に手を回したら
🛒「……落ちるよ」
って両手首引かれて胸が背中に密着する程くっつくようにやり直しされて
🛒「じゃあ、行くよ」
ってエンジンかけた振動に驚いてより強くギュッとしたい
エンジンの音にかき消されて
🛒「……な……ぃ…?……………寒くない?」
って、少し顔を後ろに寄せて
休みの日にカフェで1人のんびりお茶をしていると
🛒「……ここ座っていい?」
✿「あ、🛒くん………あれ」
彼の顔には眼鏡がかかっていた、フチの無いシャープな印象の。
✿「……眼鏡かけてるの初めて見た」
🛒「あー、今ちょっと調整中でさ。取り急ぎかけてんの」
✿「そうなんだね……」
涼しげな彼の雰囲気にとてもよく似合っている。
調整中の今だけかぁ……
マグカップ越しにじっと見つめてしまう。
🛒「……似合う?」
組んだ指の上に顎を乗せてこちらを見つめ返す。
視線が合わさり動揺で咽せそうになる。
✿「……すごく似合ってるよ」
胸が高鳴ってしまう位
みんなで飲み会しよ!と言われて恐縮ながらも参加させてもらい、ちょっと早く着いちゃったかなとお店の中を覗くと📺と🛒がもう居て
📺「✿ちゃんやっぱり早かったねー」
🛒「ここ、座ったら」
と隣の席をポンポンと指定される。
その後みんな揃って和やかに始まり
2時間くらい経って各々が会話をし始めそれを眺めてると右手をすり、とテーブルの下で撫でられた。
驚いて横を見ると🛒くんが向こうとの会話をしながら、こちらを見ずに手を握ってきた。
🌷「✿ちゃん酔った?顔赤くない?」
✿「だ、大丈夫……」
その後🛒くんから「夜風当たりに行かん?」と連れ出される。
私も行きたい←
私も行きたい←
「今さら気づいたん?」
「もう逃げられないからな」
「あーあ、バレたか……」
のどれも全部言ってほし過ぎる、🛒くんに
「今さら気づいたん?」
「もう逃げられないからな」
「あーあ、バレたか……」
のどれも全部言ってほし過ぎる、🛒くんに