余談。
昨年本屋で「ハヤカワ文庫が入ります」と銘打たれた帆布製ブックカバーを見つけ、爆笑しながら買ったのだが、いざ家で『華氏451度』を入れようとしたら入らない。騙された!(?)と叫んだ。
そして先週。別の本屋でプラスチック製ブックカバーを物色。文庫でも2サイズあるがやや大きい方ならぎりぎりハヤカワが収まるらしい。うーん。一か八かで買ってみた。
帰宅し、積ん読ハヤカワ文庫を眺め、適当な厚さの『紙の動物園』を手に取る。入った!
こうして『紙の動物園』が約5年ぶりに積ん読から引っ張り出されたのであった。めでたし。
昨年本屋で「ハヤカワ文庫が入ります」と銘打たれた帆布製ブックカバーを見つけ、爆笑しながら買ったのだが、いざ家で『華氏451度』を入れようとしたら入らない。騙された!(?)と叫んだ。
そして先週。別の本屋でプラスチック製ブックカバーを物色。文庫でも2サイズあるがやや大きい方ならぎりぎりハヤカワが収まるらしい。うーん。一か八かで買ってみた。
帰宅し、積ん読ハヤカワ文庫を眺め、適当な厚さの『紙の動物園』を手に取る。入った!
こうして『紙の動物園』が約5年ぶりに積ん読から引っ張り出されたのであった。めでたし。
November 8, 2025 at 9:23 AM
余談。
昨年本屋で「ハヤカワ文庫が入ります」と銘打たれた帆布製ブックカバーを見つけ、爆笑しながら買ったのだが、いざ家で『華氏451度』を入れようとしたら入らない。騙された!(?)と叫んだ。
そして先週。別の本屋でプラスチック製ブックカバーを物色。文庫でも2サイズあるがやや大きい方ならぎりぎりハヤカワが収まるらしい。うーん。一か八かで買ってみた。
帰宅し、積ん読ハヤカワ文庫を眺め、適当な厚さの『紙の動物園』を手に取る。入った!
こうして『紙の動物園』が約5年ぶりに積ん読から引っ張り出されたのであった。めでたし。
昨年本屋で「ハヤカワ文庫が入ります」と銘打たれた帆布製ブックカバーを見つけ、爆笑しながら買ったのだが、いざ家で『華氏451度』を入れようとしたら入らない。騙された!(?)と叫んだ。
そして先週。別の本屋でプラスチック製ブックカバーを物色。文庫でも2サイズあるがやや大きい方ならぎりぎりハヤカワが収まるらしい。うーん。一か八かで買ってみた。
帰宅し、積ん読ハヤカワ文庫を眺め、適当な厚さの『紙の動物園』を手に取る。入った!
こうして『紙の動物園』が約5年ぶりに積ん読から引っ張り出されたのであった。めでたし。
飛氘「ほら吹きロボット」。すきだ。ほら吹きこの健気なかわいさで死と向き合う誠実な生き方を諭してくれる。時系列を十分に理解できたわけではないけれど、何度も読めば読むたびにわたしの人生経験によって読み味が変わると思う。
馬伯庸「始皇帝の休日」。馬鹿SF。シンプルに面白い。歴史改変じゃなくて大筋歴史に則ってるのがいい。FGOマスターならハードルゼロで音速読了できると思う。ニコニコ大百科を右手にすぐに読んで。
王侃瑜「ブレインボックス」。前述の「月の光」、シンエヴァ、我がバイブル高野雀「13月のゆうれい」とも通じるのだけれど、わたしはねえ、こういうすれ違っているけれど確実にそこにあった愛の話がすき。
馬伯庸「始皇帝の休日」。馬鹿SF。シンプルに面白い。歴史改変じゃなくて大筋歴史に則ってるのがいい。FGOマスターならハードルゼロで音速読了できると思う。ニコニコ大百科を右手にすぐに読んで。
王侃瑜「ブレインボックス」。前述の「月の光」、シンエヴァ、我がバイブル高野雀「13月のゆうれい」とも通じるのだけれど、わたしはねえ、こういうすれ違っているけれど確実にそこにあった愛の話がすき。
November 4, 2025 at 11:59 AM
飛氘「ほら吹きロボット」。すきだ。ほら吹きこの健気なかわいさで死と向き合う誠実な生き方を諭してくれる。時系列を十分に理解できたわけではないけれど、何度も読めば読むたびにわたしの人生経験によって読み味が変わると思う。
馬伯庸「始皇帝の休日」。馬鹿SF。シンプルに面白い。歴史改変じゃなくて大筋歴史に則ってるのがいい。FGOマスターならハードルゼロで音速読了できると思う。ニコニコ大百科を右手にすぐに読んで。
王侃瑜「ブレインボックス」。前述の「月の光」、シンエヴァ、我がバイブル高野雀「13月のゆうれい」とも通じるのだけれど、わたしはねえ、こういうすれ違っているけれど確実にそこにあった愛の話がすき。
馬伯庸「始皇帝の休日」。馬鹿SF。シンプルに面白い。歴史改変じゃなくて大筋歴史に則ってるのがいい。FGOマスターならハードルゼロで音速読了できると思う。ニコニコ大百科を右手にすぐに読んで。
王侃瑜「ブレインボックス」。前述の「月の光」、シンエヴァ、我がバイブル高野雀「13月のゆうれい」とも通じるのだけれど、わたしはねえ、こういうすれ違っているけれど確実にそこにあった愛の話がすき。
そしてその劉慈欣「月の光」はここまで読んだ11編の中で印象に残っているものの一つ。月の光と聞くと詩的な響きを感じるけれど、いざ読み始めるとエネルギー問題に絡むハードな冒険が始ま……、りそうになる。詳細は読んでみてほしいが、上海が沈んだり干上がったりする。分単位で変わる世界情勢の中で主人公が選んだものにぎゅっと心を掴まれた。月は地球を見ているだけで、主人公も月が出ているなと思うだけ。日本語作品だとまず違うタイトルになると思う。原典は中国語(月光)だけれど、名付けの響きは英語SFぽいかも。
November 4, 2025 at 11:59 AM
そしてその劉慈欣「月の光」はここまで読んだ11編の中で印象に残っているものの一つ。月の光と聞くと詩的な響きを感じるけれど、いざ読み始めるとエネルギー問題に絡むハードな冒険が始ま……、りそうになる。詳細は読んでみてほしいが、上海が沈んだり干上がったりする。分単位で変わる世界情勢の中で主人公が選んだものにぎゅっと心を掴まれた。月は地球を見ているだけで、主人公も月が出ているなと思うだけ。日本語作品だとまず違うタイトルになると思う。原典は中国語(月光)だけれど、名付けの響きは英語SFぽいかも。
わたしは1曲でもすきな曲があるだけで十分だと思ってます。それはそれとしてさといもさんのイラストはかわいい上にかなり特徴を捉えるのがお上手でだいすきです。
October 17, 2025 at 10:38 AM
わたしは1曲でもすきな曲があるだけで十分だと思ってます。それはそれとしてさといもさんのイラストはかわいい上にかなり特徴を捉えるのがお上手でだいすきです。
さすがに1000年も経てば不滅のみんな球の力を借りてもいいと思ったらしいというのも人間らしいよね。別に願いを叶えるのに他の力を借りてもいいじゃない。グーグーのお顔が表紙以来に見られるとは思ってなかったからかなり驚いた。
エイディとアンディが最後まで仲良しでよかった。ラビットも含めて家族全員から兄弟2人が愛されていたのはほんとう。
エイディも32番もシャイ同士でかわいかったね。
でも、結局ミズハがカイバラでやりたかったことってなんだったんだろうか。
エイディとアンディが最後まで仲良しでよかった。ラビットも含めて家族全員から兄弟2人が愛されていたのはほんとう。
エイディも32番もシャイ同士でかわいかったね。
でも、結局ミズハがカイバラでやりたかったことってなんだったんだろうか。
October 14, 2025 at 1:54 PM
さすがに1000年も経てば不滅のみんな球の力を借りてもいいと思ったらしいというのも人間らしいよね。別に願いを叶えるのに他の力を借りてもいいじゃない。グーグーのお顔が表紙以来に見られるとは思ってなかったからかなり驚いた。
エイディとアンディが最後まで仲良しでよかった。ラビットも含めて家族全員から兄弟2人が愛されていたのはほんとう。
エイディも32番もシャイ同士でかわいかったね。
でも、結局ミズハがカイバラでやりたかったことってなんだったんだろうか。
エイディとアンディが最後まで仲良しでよかった。ラビットも含めて家族全員から兄弟2人が愛されていたのはほんとう。
エイディも32番もシャイ同士でかわいかったね。
でも、結局ミズハがカイバラでやりたかったことってなんだったんだろうか。
機動力と耐久性に優れた仲間でカニが選ばれるのだいすき。言われてみれば納得なのだが、人間の発想だと出ないかも。死に得るクローン人間32番ではなく、綿の詰まった人形としての経験だ。
ハイロちゃんがメサを姫キャッチするかと思ったらしなかった。メサよりバズーカの方が大事。メサは痛くても頑張るけどバズーカは故障が取り返しの付かないエラーになり得る。不滅の仲間たちの命が軽い〜。だいすき。
チップ入り人間がチップ無しの痛みに初めて向き合う時「仕方ない、みんな初めてなんだから」ですぱっと次に行けたのはフシの成長かなと思った。そこから親離れに更に400年以上かかったようだけれど。
ハイロちゃんがメサを姫キャッチするかと思ったらしなかった。メサよりバズーカの方が大事。メサは痛くても頑張るけどバズーカは故障が取り返しの付かないエラーになり得る。不滅の仲間たちの命が軽い〜。だいすき。
チップ入り人間がチップ無しの痛みに初めて向き合う時「仕方ない、みんな初めてなんだから」ですぱっと次に行けたのはフシの成長かなと思った。そこから親離れに更に400年以上かかったようだけれど。
October 14, 2025 at 1:54 PM
機動力と耐久性に優れた仲間でカニが選ばれるのだいすき。言われてみれば納得なのだが、人間の発想だと出ないかも。死に得るクローン人間32番ではなく、綿の詰まった人形としての経験だ。
ハイロちゃんがメサを姫キャッチするかと思ったらしなかった。メサよりバズーカの方が大事。メサは痛くても頑張るけどバズーカは故障が取り返しの付かないエラーになり得る。不滅の仲間たちの命が軽い〜。だいすき。
チップ入り人間がチップ無しの痛みに初めて向き合う時「仕方ない、みんな初めてなんだから」ですぱっと次に行けたのはフシの成長かなと思った。そこから親離れに更に400年以上かかったようだけれど。
ハイロちゃんがメサを姫キャッチするかと思ったらしなかった。メサよりバズーカの方が大事。メサは痛くても頑張るけどバズーカは故障が取り返しの付かないエラーになり得る。不滅の仲間たちの命が軽い〜。だいすき。
チップ入り人間がチップ無しの痛みに初めて向き合う時「仕方ない、みんな初めてなんだから」ですぱっと次に行けたのはフシの成長かなと思った。そこから親離れに更に400年以上かかったようだけれど。
最後に少年が顔を出したけれど、先生のアニメ企画に寄せた解答だと、少年が楽しい時に顔を出すようだから、「ただいま」という言葉自体はフシのものなのだよね。フシにとってもあの家は自我を得た、そして忘れないという目的を得た最初の場所だから。
壁の似顔絵の中央に書かれた文字をあとでちゃんと解読しよう。
壁の似顔絵の中央に書かれた文字をあとでちゃんと解読しよう。
October 14, 2025 at 1:54 PM
最後に少年が顔を出したけれど、先生のアニメ企画に寄せた解答だと、少年が楽しい時に顔を出すようだから、「ただいま」という言葉自体はフシのものなのだよね。フシにとってもあの家は自我を得た、そして忘れないという目的を得た最初の場所だから。
壁の似顔絵の中央に書かれた文字をあとでちゃんと解読しよう。
壁の似顔絵の中央に書かれた文字をあとでちゃんと解読しよう。
フシが向き合ってきたのがハヤセではなくハヤセに取り憑いたノッカーだったというのが最終巻で改めて示されて、これはフシと黒いのと、不滅の仲間たちとの視座の違いだなあと思った。ハヤセに殺されたマーチのように個に対して怨みつらみを持ちがちな命に限りある人間と違って、フシと黒いのは、命はどう続きどう終わるのがいいかをずっとノッカーと価値観バトルをしてきて、結局決着は着かなかった。着くわけがないことをそのままにしておく作者の誠実さだと受け取った。
October 14, 2025 at 1:54 PM
フシが向き合ってきたのがハヤセではなくハヤセに取り憑いたノッカーだったというのが最終巻で改めて示されて、これはフシと黒いのと、不滅の仲間たちとの視座の違いだなあと思った。ハヤセに殺されたマーチのように個に対して怨みつらみを持ちがちな命に限りある人間と違って、フシと黒いのは、命はどう続きどう終わるのがいいかをずっとノッカーと価値観バトルをしてきて、結局決着は着かなかった。着くわけがないことをそのままにしておく作者の誠実さだと受け取った。