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奈須きのこの最新の文章が読める!という点からインストールしてみたアプリだったけど気づけば10年。長いようで短かったけど、この物語を楽しめて本当に幸せだった。彼らの旅をプレイヤー達は忘れないだろうし、最後にブルーブックが残した言葉も刺さった。
奈須きのこの最新の文章が読める!という点からインストールしてみたアプリだったけど気づけば10年。長いようで短かったけど、この物語を楽しめて本当に幸せだった。彼らの旅をプレイヤー達は忘れないだろうし、最後にブルーブックが残した言葉も刺さった。
どんでん返し系ミステリが読みたい気分だったので、「儚い羊たちの祝宴」と一緒に購入。結婚直前のカップルのもとに、結婚を考え直すよう書かれた脅迫状が届き始めるのが話の始まり。相談された木瀬君が勝手に理花への調査依頼をしたところは違和感があった。話が進むにつれて脅迫状の文面が全く違って見えてきたときには背筋が凍る思いがした。最後にどんでん返しは綺麗に決まり、作者の手のひらで転がされる気持ち良さすら感じた。
どんでん返し系ミステリが読みたい気分だったので、「儚い羊たちの祝宴」と一緒に購入。結婚直前のカップルのもとに、結婚を考え直すよう書かれた脅迫状が届き始めるのが話の始まり。相談された木瀬君が勝手に理花への調査依頼をしたところは違和感があった。話が進むにつれて脅迫状の文面が全く違って見えてきたときには背筋が凍る思いがした。最後にどんでん返しは綺麗に決まり、作者の手のひらで転がされる気持ち良さすら感じた。
それぞれの話がバベルの会を通してつながる短編集。1「身内に不幸がありまして」→そんな理由で人を殺すんじゃない!2「北の館の罪人」絵画の話は綺麗なのに、動機が不純すぎて俗っぽい話に。取り分は大事。3「山荘秘聞」何かに執着する者の怖さ。倫理を捨てた“絶対お世話したいマン“。中盤からツッコミ待ちの物語だが、ツッコめるのは読者だけ。一周回って痛快。4「玉野五十鈴の誉れ」誉れは罪人の血で死にました。と思っていたら最後の一文が怖すぎる…。お侍の戦い方じゃない。
5「儚い羊たちの祝宴」アミルスタン羊って何?怖い。
まとめ→ミステリというよりはブラック落語集。めちゃくちゃ痛快
それぞれの話がバベルの会を通してつながる短編集。1「身内に不幸がありまして」→そんな理由で人を殺すんじゃない!2「北の館の罪人」絵画の話は綺麗なのに、動機が不純すぎて俗っぽい話に。取り分は大事。3「山荘秘聞」何かに執着する者の怖さ。倫理を捨てた“絶対お世話したいマン“。中盤からツッコミ待ちの物語だが、ツッコめるのは読者だけ。一周回って痛快。4「玉野五十鈴の誉れ」誉れは罪人の血で死にました。と思っていたら最後の一文が怖すぎる…。お侍の戦い方じゃない。
5「儚い羊たちの祝宴」アミルスタン羊って何?怖い。
まとめ→ミステリというよりはブラック落語集。めちゃくちゃ痛快
読了。普通であることを構成員に強要するような面があるのはその社会がうまく回るために必要なことだと思っているが、圧力(レール)に従い意識的、無意識的にせよその枠組みの中で生きる"幸せ"な人間と、恵子のように自分に合った音のする枠の中で生きようとする人間とどちらが幸せなんだろうかと考えてしまった。解説にも合ったが、恵子が"生まれた"最後のシーンは孤高のハッピーエンドなのか、孤独なバットエンドなのか、答えは出せないなぁ。すぐ読める本の薄さだが、破壊力抜群の小説。
#読了
読了。普通であることを構成員に強要するような面があるのはその社会がうまく回るために必要なことだと思っているが、圧力(レール)に従い意識的、無意識的にせよその枠組みの中で生きる"幸せ"な人間と、恵子のように自分に合った音のする枠の中で生きようとする人間とどちらが幸せなんだろうかと考えてしまった。解説にも合ったが、恵子が"生まれた"最後のシーンは孤高のハッピーエンドなのか、孤独なバットエンドなのか、答えは出せないなぁ。すぐ読める本の薄さだが、破壊力抜群の小説。
#読了
#読了
#読了
後輩に勧められて購入。いつも小説ばかりでこういう本はあまり読まないがなかなか刺激的な内容だった。テーマはタイトルそのまま新しい民主主義への提言である。故障、闘争、逃走、構想という4つのパートから構成されている本書だが冒頭に要約があるのが良心的だ。メインの構想パートでは無意識データ民主主義について提言が語られる。政治家不要論という見出し部分は使われてきた言葉ではあるが、具体的な代案が示されている分刺激的で、少なからず共感してしまう部分もあった。特にアルゴリズムが意思決定を行うことに関し、責任を取れるのかという文脈で、(続き)
#読了
後輩に勧められて購入。いつも小説ばかりでこういう本はあまり読まないがなかなか刺激的な内容だった。テーマはタイトルそのまま新しい民主主義への提言である。故障、闘争、逃走、構想という4つのパートから構成されている本書だが冒頭に要約があるのが良心的だ。メインの構想パートでは無意識データ民主主義について提言が語られる。政治家不要論という見出し部分は使われてきた言葉ではあるが、具体的な代案が示されている分刺激的で、少なからず共感してしまう部分もあった。特にアルゴリズムが意思決定を行うことに関し、責任を取れるのかという文脈で、(続き)
#読了
さておき、『憶測』の内容が正しかったとすると、娯楽の中ですらこんなことを考えないといけないのは悲しいなぁ。
automaton-media.com/articles/new...
さておき、『憶測』の内容が正しかったとすると、娯楽の中ですらこんなことを考えないといけないのは悲しいなぁ。
↓↓未読注意↓↓
ラストからのエピローグで全てがひっくり返るコンパクトで良質なミステリ。かなり緊張感のあるクローズドサークルで、その緊張感ゆえに、まさか立て続けに事が起こるなんてことないやろとタカを括ってました。途中から「この人物が犯人だろ」と思ってた人物が犯人で愉悦に浸っていたら最後に血の気が引きました…。
探偵役がここまで可哀想なミステリも久しぶり。後味悪いけど、切れ味鋭いので読後感は爽快でありました。いわゆる記憶を消してもう一度読みたい系の本ですね。土日とかに栞なしの一気読みがおすすめです。
↓↓未読注意↓↓
ラストからのエピローグで全てがひっくり返るコンパクトで良質なミステリ。かなり緊張感のあるクローズドサークルで、その緊張感ゆえに、まさか立て続けに事が起こるなんてことないやろとタカを括ってました。途中から「この人物が犯人だろ」と思ってた人物が犯人で愉悦に浸っていたら最後に血の気が引きました…。
探偵役がここまで可哀想なミステリも久しぶり。後味悪いけど、切れ味鋭いので読後感は爽快でありました。いわゆる記憶を消してもう一度読みたい系の本ですね。土日とかに栞なしの一気読みがおすすめです。
NHKでアニメ放映していたのが2009年なので、今更感があったのだけど思い立って四冊一気に購入した。15年以上前に書かれた作品だとかそんなことは関係なく、良い物語はいつ読んだっていいのだと改めて思うことのできた小説だった。不思議なもので、読んでいると、むかし祖父と山に行って、一緒に過ごしたことを思い出すことが多かった。自然や、自然の仕組みに詳しい大人から大切なことをエリンは学び、動物などを慈しむ心を育んだのだと思うが、それが最終的に自分を犠牲にした道を選ばせたのだと思うといたたまれない。流れで分かっていたけど、家族3人で幸せになる未来も見たかったなぁ。
NHKでアニメ放映していたのが2009年なので、今更感があったのだけど思い立って四冊一気に購入した。15年以上前に書かれた作品だとかそんなことは関係なく、良い物語はいつ読んだっていいのだと改めて思うことのできた小説だった。不思議なもので、読んでいると、むかし祖父と山に行って、一緒に過ごしたことを思い出すことが多かった。自然や、自然の仕組みに詳しい大人から大切なことをエリンは学び、動物などを慈しむ心を育んだのだと思うが、それが最終的に自分を犠牲にした道を選ばせたのだと思うといたたまれない。流れで分かっていたけど、家族3人で幸せになる未来も見たかったなぁ。
後半もタイトルのプレッシャーに負けずしっかりと読解していきたい。
後半もタイトルのプレッシャーに負けずしっかりと読解していきたい。
冒頭のイラスト2枚目でファッ!?となったが、読んでいくと実父との決着がメインの真面目な巻でした。闘争か逃走か。間違いなく最後の場面が見どころなのだけど、私としては、悠太が紗季を好きだと初めて認識する場面の回想がとても良かった。
紗季の“武装“により、その他大勢=他人として平面的に見えていた関係から、悠太の中で紗季の人格像が立体化したという表現は印象的だった。
…あとはもうラブコメ部分を堪能してください。熱海に行ったあとは兄妹の甘々ラブコメもありますので、皆さん12巻も安心してお読みください。
冒頭のイラスト2枚目でファッ!?となったが、読んでいくと実父との決着がメインの真面目な巻でした。闘争か逃走か。間違いなく最後の場面が見どころなのだけど、私としては、悠太が紗季を好きだと初めて認識する場面の回想がとても良かった。
紗季の“武装“により、その他大勢=他人として平面的に見えていた関係から、悠太の中で紗季の人格像が立体化したという表現は印象的だった。
…あとはもうラブコメ部分を堪能してください。熱海に行ったあとは兄妹の甘々ラブコメもありますので、皆さん12巻も安心してお読みください。
久々のRPG。発売日からちょこちょこと遊んでアルタベリーまで到着。目黒副島コンビの安定感は流石。とはいえ、基本的に学園もののペルソナシリーズと雰囲気は全く異なるのでユーザーの反応は賛否が分かれそう。クリアしてないので評価はまだできないけれど、ゲームとしてのクオリティは高いので、個人的にはペルソナ345とやっているファンには安心して遊んで欲しい。
久々のRPG。発売日からちょこちょこと遊んでアルタベリーまで到着。目黒副島コンビの安定感は流石。とはいえ、基本的に学園もののペルソナシリーズと雰囲気は全く異なるのでユーザーの反応は賛否が分かれそう。クリアしてないので評価はまだできないけれど、ゲームとしてのクオリティは高いので、個人的にはペルソナ345とやっているファンには安心して遊んで欲しい。