どうせしばさんは離れても俺の事は気にかけて、いつでも俺の状況を確認出来る様に見守ってるに違いない。ムカつく、俺はしばさんに会えないのに、しばさんは一方的に俺を見守るなんてそんなの不公平だ。絶対に許さない
しばさんがそういうつもりなら俺だって。何も残さないままどこに行ったかも知らせない、まるでそこに最初から存在していなかったように消えてやる、と決めたちひろくん
どうせしばさんは離れても俺の事は気にかけて、いつでも俺の状況を確認出来る様に見守ってるに違いない。ムカつく、俺はしばさんに会えないのに、しばさんは一方的に俺を見守るなんてそんなの不公平だ。絶対に許さない
しばさんがそういうつもりなら俺だって。何も残さないままどこに行ったかも知らせない、まるでそこに最初から存在していなかったように消えてやる、と決めたちひろくん
どれだけ告白してもいつもと態度変わらないのはありがたいけど、それってつまり俺の告白は刺さってないってことで…
ちひろくん二十歳の誕生日に、しばさんの誕生日を最後にもう告白するのはやめよう。諦めよう。しばさんだって俺に言われ続けてるから新しい相手を作れないのかもしれないし…って思ってしばさんの誕生日に出かけませんかって誘ったら、「すまん、その日は仕事あんねん」って
どれだけ告白してもいつもと態度変わらないのはありがたいけど、それってつまり俺の告白は刺さってないってことで…
ちひろくん二十歳の誕生日に、しばさんの誕生日を最後にもう告白するのはやめよう。諦めよう。しばさんだって俺に言われ続けてるから新しい相手を作れないのかもしれないし…って思ってしばさんの誕生日に出かけませんかって誘ったら、「すまん、その日は仕事あんねん」って
すべきことが片付いてしばらくしてから「ちひろくんはもう俺とおらんほうがええと思う」なんてしばさんが言い出す。どうして。絞り出した声はあまりにもか細かった。「今まで狭い世界におったやろ。ちひろくんは、もっと広い世界を見た方がええ。それに俺は邪魔やろうから」しばさんが真剣な目でこちらを見る。ああ、この人は知っていたのか。そう思い知る。俺がしばさんを好きなこと、恋心を抱いていることを。そしてしばさんが俺のことを憎からず思っていることも、俺は知っている。それも全部含めてこの人は俺と離れると言っているのだ。
すべきことが片付いてしばらくしてから「ちひろくんはもう俺とおらんほうがええと思う」なんてしばさんが言い出す。どうして。絞り出した声はあまりにもか細かった。「今まで狭い世界におったやろ。ちひろくんは、もっと広い世界を見た方がええ。それに俺は邪魔やろうから」しばさんが真剣な目でこちらを見る。ああ、この人は知っていたのか。そう思い知る。俺がしばさんを好きなこと、恋心を抱いていることを。そしてしばさんが俺のことを憎からず思っていることも、俺は知っている。それも全部含めてこの人は俺と離れると言っているのだ。
chr君達が住んでる海は比較的暖かい地域だけど、ちゃんと四季があって夏は暑いし冬は寒い
そこで、人魚達は夏は冷たい水が流れる海域に冬は温かい水が流れる海域に移動して生活している
現在の季節は真冬
暖かい海域に移動してきたものの、水温の低下に敏感なタイプのシバさんchr君にはやはり寒い
chr君達が住んでる海は比較的暖かい地域だけど、ちゃんと四季があって夏は暑いし冬は寒い
そこで、人魚達は夏は冷たい水が流れる海域に冬は温かい水が流れる海域に移動して生活している
現在の季節は真冬
暖かい海域に移動してきたものの、水温の低下に敏感なタイプのシバさんchr君にはやはり寒い
繰り返しのど直球アプローチでしばさんを折れさせた自認がある+しばさんが諸々に罪悪感を抱いてることを理解してるから、しばさんの心を消して自分が恋心を隠しておけばしばさんはちひろくんを視界に入れるたびに罪悪感に苦しめられることもないし、ちひろくんをこれまで通りただの友人の子どもとして何の後ろめたさもなく接してくれるだろうと算段をつける。→
繰り返しのど直球アプローチでしばさんを折れさせた自認がある+しばさんが諸々に罪悪感を抱いてることを理解してるから、しばさんの心を消して自分が恋心を隠しておけばしばさんはちひろくんを視界に入れるたびに罪悪感に苦しめられることもないし、ちひろくんをこれまで通りただの友人の子どもとして何の後ろめたさもなく接してくれるだろうと算段をつける。→
将来は家業の刀鍛冶を継ぐつもりだけど、妖刀を打つなら玄力と妖術に精通してた方がいいぞ〜ってことで六平特権使って神奈備の書庫に出入り許されるチヒロ。
いくつか本持ち出して神奈備本部のフリースペースとかで読んでて、「…?」ってところがあると柴さんに電話して「柴さん、柴さんが書いた○○式結界術の印についてなんですけど…」『あーそれは直で教えた方が早いな。四層まで来れる?』「行きます」って本小脇に抱えて行く。
隣の机で勉強してた新人たちが「著者に直で電話…!?」「"柴さん"って諜報部の…!?」ってザワついた。
将来は家業の刀鍛冶を継ぐつもりだけど、妖刀を打つなら玄力と妖術に精通してた方がいいぞ〜ってことで六平特権使って神奈備の書庫に出入り許されるチヒロ。
いくつか本持ち出して神奈備本部のフリースペースとかで読んでて、「…?」ってところがあると柴さんに電話して「柴さん、柴さんが書いた○○式結界術の印についてなんですけど…」『あーそれは直で教えた方が早いな。四層まで来れる?』「行きます」って本小脇に抱えて行く。
隣の机で勉強してた新人たちが「著者に直で電話…!?」「"柴さん"って諜報部の…!?」ってザワついた。
二人で飲んでたらベロベロに酔っ払って「ほらもう帰るよ」ってしばさんに世話焼かれた。昔からずっとこの人と両思いなのにしばさんが俺を選ぶことはないから、お互いずっと独り身のまま。それが寂しくて酔いに任せてチューしたら、しばさんは驚いてた。
いいじゃないですか、…俺はあなたとできなければキスも知らずに生きていくところだったんですから。酔っ払いの一回くらい。そんなこと言わないけど。
「酔っ払いって怖いわ」って、しばさんは何事もなかったかのように振る舞って、最後まで面倒見てくれた。部屋に連れてってくれたし、水も置いておいてくれた。このまま明日にはなにもなかったことにされるなら、
二人で飲んでたらベロベロに酔っ払って「ほらもう帰るよ」ってしばさんに世話焼かれた。昔からずっとこの人と両思いなのにしばさんが俺を選ぶことはないから、お互いずっと独り身のまま。それが寂しくて酔いに任せてチューしたら、しばさんは驚いてた。
いいじゃないですか、…俺はあなたとできなければキスも知らずに生きていくところだったんですから。酔っ払いの一回くらい。そんなこと言わないけど。
「酔っ払いって怖いわ」って、しばさんは何事もなかったかのように振る舞って、最後まで面倒見てくれた。部屋に連れてってくれたし、水も置いておいてくれた。このまま明日にはなにもなかったことにされるなら、
同棲してて家でも職場でもずーっと一緒だから毎日がちひろ君充な柴さん、受け持ちのクラスが近々遠足に行くとなってグループ分けを終えてワイワイしてる生徒たちに
「おまえらはええな…好きなひとと遊べて…俺もちひろ君連れていきたいわ〜」「オヤツということにして連れて行けば?」「アホ言うな!」「(笑)まあ無理だよね…「ちひろ君の価値が300円で収まるはずないやろ…‼️」ってそっち?みたいなこと言ってるのかわいいな…
そのあと教頭に「遠足のオヤツの上限って5億円くらいに上げられません?」って聞きに行って「ロクヒラ先生はオヤツに入りませんよ」って一瞬で全てを察した受け答えされてる
同棲してて家でも職場でもずーっと一緒だから毎日がちひろ君充な柴さん、受け持ちのクラスが近々遠足に行くとなってグループ分けを終えてワイワイしてる生徒たちに
「おまえらはええな…好きなひとと遊べて…俺もちひろ君連れていきたいわ〜」「オヤツということにして連れて行けば?」「アホ言うな!」「(笑)まあ無理だよね…「ちひろ君の価値が300円で収まるはずないやろ…‼️」ってそっち?みたいなこと言ってるのかわいいな…
そのあと教頭に「遠足のオヤツの上限って5億円くらいに上げられません?」って聞きに行って「ロクヒラ先生はオヤツに入りませんよ」って一瞬で全てを察した受け答えされてる
チヒロくんは前世の記憶が無いんだけど、自分の誕生日が近付くと夢見が悪くなって無意識に国重に甘えるし、国重(記憶あり)は「甘えたかぁ?」って茶化しながら甘やかしてくれる。でも内心(全部忘れちまえばいいのにな)とか(チヒロは器用なのに、相変わらず変なところで不器用だな)とか思ってる。
多分柴さんも薊さんも記憶あるし、前世でチヒロくんが早死した分めっっっちゃくちゃ甘やかしてくる。甘やかしすぎて当の本人に「甘やかさないでください」って叱られてる。
チヒロくんは前世の記憶が無いんだけど、自分の誕生日が近付くと夢見が悪くなって無意識に国重に甘えるし、国重(記憶あり)は「甘えたかぁ?」って茶化しながら甘やかしてくれる。でも内心(全部忘れちまえばいいのにな)とか(チヒロは器用なのに、相変わらず変なところで不器用だな)とか思ってる。
多分柴さんも薊さんも記憶あるし、前世でチヒロくんが早死した分めっっっちゃくちゃ甘やかしてくる。甘やかしすぎて当の本人に「甘やかさないでください」って叱られてる。