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#200字小説 #1次創作 #ファンタジー
「次に使うジャムはどうするのさ」
「それくらい自分で作れるわ」
ヒッヒと笑う祖母の顔の何と小憎たらしいこと。それでも育てて貰った恩はある。この家を【祝福された館】と街の人たちは言うけれど、僕にとってはただの生家でしかない。おまけに薬草学と料理と錬金術の師範である彼女の意思をくだくことなんて、僕にはできやしないのだ。
祖母はお構いなしに中身が分からない巨大な箪笥の引出しを引っ張り、中から何か取り出した。
「次に使うジャムはどうするのさ」
「それくらい自分で作れるわ」
ヒッヒと笑う祖母の顔の何と小憎たらしいこと。それでも育てて貰った恩はある。この家を【祝福された館】と街の人たちは言うけれど、僕にとってはただの生家でしかない。おまけに薬草学と料理と錬金術の師範である彼女の意思をくだくことなんて、僕にはできやしないのだ。
祖母はお構いなしに中身が分からない巨大な箪笥の引出しを引っ張り、中から何か取り出した。