随分前に購入したのに、眠れない夜に睡眠導入剤代わりに一話読む、みたいなペースで読んでたら、読了までにだいぶ時間がかかった。
散歩が好きで1時間とか普通に歩く人間だから、歩いた記憶のない通りを進む時の、好奇心と不安が半々の感覚を想起させるような描写が多くて妙に嬉しかった。
言葉にまつわるとりとめのないことを考えたり、景色の中の違和感に自分勝手な憶測を打ち出すのも徒歩移動の時の醍醐味なんだよね。分かる。と謎の共感を登場人物たちに得たりもした。
夜に出歩く場面がどれも魅力的で真似したくなってる。風邪が治ったら仕事帰りとかに寄り道散歩したい。
随分前に購入したのに、眠れない夜に睡眠導入剤代わりに一話読む、みたいなペースで読んでたら、読了までにだいぶ時間がかかった。
散歩が好きで1時間とか普通に歩く人間だから、歩いた記憶のない通りを進む時の、好奇心と不安が半々の感覚を想起させるような描写が多くて妙に嬉しかった。
言葉にまつわるとりとめのないことを考えたり、景色の中の違和感に自分勝手な憶測を打ち出すのも徒歩移動の時の醍醐味なんだよね。分かる。と謎の共感を登場人物たちに得たりもした。
夜に出歩く場面がどれも魅力的で真似したくなってる。風邪が治ったら仕事帰りとかに寄り道散歩したい。
テンポの速い推理小説ばかり読んできたからか、イギリスの田舎の穏やかな日常の噂話と英国らしい回りくどい言い回しが多い当事者たちへの聴取から徐々に殺人事件の真相を浮かび上がらせていく展開が新鮮だった。
序盤は「海外児童文学みたいな描写多いしシルバニアファミリーの世界観でミステリーやってるみたいだ。」という感想を抱いてたが、読み終わった今は、人間だからこそ抱く憎しみと狂気がじわじわと感じられて少し放心してる。
とある登場人物の視線の先にあったものが何なのか分かった時に感情を揺さぶられた。
元々シャロット姫の逸話が好きなのもあってとても楽しめた一冊だった。
テンポの速い推理小説ばかり読んできたからか、イギリスの田舎の穏やかな日常の噂話と英国らしい回りくどい言い回しが多い当事者たちへの聴取から徐々に殺人事件の真相を浮かび上がらせていく展開が新鮮だった。
序盤は「海外児童文学みたいな描写多いしシルバニアファミリーの世界観でミステリーやってるみたいだ。」という感想を抱いてたが、読み終わった今は、人間だからこそ抱く憎しみと狂気がじわじわと感じられて少し放心してる。
とある登場人物の視線の先にあったものが何なのか分かった時に感情を揺さぶられた。
元々シャロット姫の逸話が好きなのもあってとても楽しめた一冊だった。
美術周りだと、天井付近に花々の連続した装飾がある壁紙と小口に模様が入った名簿?が一番好きだった。
観ている間は少女の清らかさ表すかのような白いドレスに終始目を奪われていたんだけど、帰宅して数時間経った今は黒い服も結構効果的に使われてたように思えてきた。ダンスの授業の場面の少女たちや喪服を着だす校長など、誰かを侵害してる時に黒を身に纏っていることが多かったような気がしてる。
それと、相対して話す二人の人物の表情を鏡を使うことでちゃんと二人分見れるようにしているの、西洋絵画で稀に良く見る構図を再現してるみたいで面白かった。
美術周りだと、天井付近に花々の連続した装飾がある壁紙と小口に模様が入った名簿?が一番好きだった。
観ている間は少女の清らかさ表すかのような白いドレスに終始目を奪われていたんだけど、帰宅して数時間経った今は黒い服も結構効果的に使われてたように思えてきた。ダンスの授業の場面の少女たちや喪服を着だす校長など、誰かを侵害してる時に黒を身に纏っていることが多かったような気がしてる。
それと、相対して話す二人の人物の表情を鏡を使うことでちゃんと二人分見れるようにしているの、西洋絵画で稀に良く見る構図を再現してるみたいで面白かった。
システム的に発想力を使うから、頭捻っていくのが面白い。あと、この記録をなんか形にしてみたくなる。
システム的に発想力を使うから、頭捻っていくのが面白い。あと、この記録をなんか形にしてみたくなる。
日本人の画家なんだけど、ビアズリーみたいなテイストの絵で、版画かペン画かも覚えてないけどとにかく線が流麗だった。
日本人の画家なんだけど、ビアズリーみたいなテイストの絵で、版画かペン画かも覚えてないけどとにかく線が流麗だった。
ちゃんと推理しながら読み進めていくの、とても楽しかった‼︎読み進めてく途中で導いた推理を既に読んだことのある身内に共有するとかもした。
案の定誰が犯人かはしっかり外れた。
けど今まで読んできた描写の、些細だけど確かな伏線や視線誘導に一気に気づけて、すごくそれはそれで楽しくなってる。
映像化不可能な内容だと思ったから、最近配信されたドラマ版も気になってきてる。
ちゃんと推理しながら読み進めていくの、とても楽しかった‼︎読み進めてく途中で導いた推理を既に読んだことのある身内に共有するとかもした。
案の定誰が犯人かはしっかり外れた。
けど今まで読んできた描写の、些細だけど確かな伏線や視線誘導に一気に気づけて、すごくそれはそれで楽しくなってる。
映像化不可能な内容だと思ったから、最近配信されたドラマ版も気になってきてる。
自分の人生の主役は自分だってメッセージを終始感じられて元気出た。
透明人間でいないで勇気を持って対話をしていき、その上で蔑ろにする人に対しては切り捨てていくミセス・ハリスの姿勢が格好良い。
そんな行動力を与えるディオールのドレスに出会うシーンが(場面の華やかさも加味して)とても良かった。何らかしらの芸術が人を感動させ行動を変えていく物語ってやっぱり好きだ。
登場人物でめっちゃイヴ・サンローランみたいな人出てきてビビったけど、ちょっと調べたら役者が独自に取り入れた要素みたい。
色々気になってきたから次は何かのブランドの創始者の伝記映画が見たいな。
自分の人生の主役は自分だってメッセージを終始感じられて元気出た。
透明人間でいないで勇気を持って対話をしていき、その上で蔑ろにする人に対しては切り捨てていくミセス・ハリスの姿勢が格好良い。
そんな行動力を与えるディオールのドレスに出会うシーンが(場面の華やかさも加味して)とても良かった。何らかしらの芸術が人を感動させ行動を変えていく物語ってやっぱり好きだ。
登場人物でめっちゃイヴ・サンローランみたいな人出てきてビビったけど、ちょっと調べたら役者が独自に取り入れた要素みたい。
色々気になってきたから次は何かのブランドの創始者の伝記映画が見たいな。
つまり終わりが見えない。
つまり終わりが見えない。
これからしばらくはアナログで創作するぞ‼︎‼︎ラグとかクラッシュのない、手の動きが明確に物に作用する世界に行くんだ…‼︎
これからしばらくはアナログで創作するぞ‼︎‼︎ラグとかクラッシュのない、手の動きが明確に物に作用する世界に行くんだ…‼︎
主題曲がとても良くて今日ずっとSpotifyでリピートしてる。
映画内のとある出来事を契機としてBGMで流れてるその主題曲のピアノの音の数が少なくなる演出が一番胸を締め付けられた。こういうのに本当弱い。
あとヴィクトリア朝なドレスやインテリアが可愛くてストーリーのしんどさが和らいだ。レースの襟と耳の横の髪を三つ編みにするお団子結び可愛い。
主人公が表情と行動と演奏でしか語れないからその分考察が楽しい。終盤にピアノを棺桶に例える台詞があったけど、果たして主人公が葬ったものって何だったんだろう。
主題曲がとても良くて今日ずっとSpotifyでリピートしてる。
映画内のとある出来事を契機としてBGMで流れてるその主題曲のピアノの音の数が少なくなる演出が一番胸を締め付けられた。こういうのに本当弱い。
あとヴィクトリア朝なドレスやインテリアが可愛くてストーリーのしんどさが和らいだ。レースの襟と耳の横の髪を三つ編みにするお団子結び可愛い。
主人公が表情と行動と演奏でしか語れないからその分考察が楽しい。終盤にピアノを棺桶に例える台詞があったけど、果たして主人公が葬ったものって何だったんだろう。
具体的には、遠いとこにあるものも描き込みすぎるから遠近感が出ない。
でも質感は欲しいしってところとのバランスが難しい。
具体的には、遠いとこにあるものも描き込みすぎるから遠近感が出ない。
でも質感は欲しいしってところとのバランスが難しい。
北欧だから丁寧な暮らし的な内容かなって予想が良い意味で裏切られた。お酒たくさん飲むし既婚者と恋愛するしで良い感じに治安が悪い。煙草吸いながら作品に向き合う姿が格好良かった。ああいう大人になりたい。
一人で踊るシーンが多くて、その演出の意図が分からないままだったんだけど、一番最後にその理由が判明した時の腑に落ちた感がすごかった。
そして鑑賞後にトーベ・ヤンソンのWikiを見たら実際のアトリエと映画内のアトリエのセットが激似でさらに鳥肌立った。
北欧だから丁寧な暮らし的な内容かなって予想が良い意味で裏切られた。お酒たくさん飲むし既婚者と恋愛するしで良い感じに治安が悪い。煙草吸いながら作品に向き合う姿が格好良かった。ああいう大人になりたい。
一人で踊るシーンが多くて、その演出の意図が分からないままだったんだけど、一番最後にその理由が判明した時の腑に落ちた感がすごかった。
そして鑑賞後にトーベ・ヤンソンのWikiを見たら実際のアトリエと映画内のアトリエのセットが激似でさらに鳥肌立った。
部屋に繭期の少女がいるの嬉しい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
部屋に繭期の少女がいるの嬉しい・:*+.\(( °ω° ))/.:+
久しぶりに長編小説しっかり読んだわ。
前に読んだのが学生時代だからやはり当時と視点が違っていた。
かつては主人公が色んなことに巻き込まれながらも淡々と仕事をこなす人のイメージがあったんだけど、ちゃんと苦しんでるし沈んでるから仕事を失敗したりもしてたから謎に親近感わいた。悲しみや割り切れなさの中でそれでも仕事を全うしていく人へ印象が変わった。
沈黙の伝導者周りの描写や「語らないこと」への捉え方がなんか好きだった。
あと同作者の「密やかな結晶」を読んだあとだからか、この作品も結構WW2のユダヤ人差別周りの諸々の影響受けてるなって気づけた。
久しぶりに長編小説しっかり読んだわ。
前に読んだのが学生時代だからやはり当時と視点が違っていた。
かつては主人公が色んなことに巻き込まれながらも淡々と仕事をこなす人のイメージがあったんだけど、ちゃんと苦しんでるし沈んでるから仕事を失敗したりもしてたから謎に親近感わいた。悲しみや割り切れなさの中でそれでも仕事を全うしていく人へ印象が変わった。
沈黙の伝導者周りの描写や「語らないこと」への捉え方がなんか好きだった。
あと同作者の「密やかな結晶」を読んだあとだからか、この作品も結構WW2のユダヤ人差別周りの諸々の影響受けてるなって気づけた。
ボタンは今日の昼休みに可愛いのを手に入れたから、あとはリボンの専門店とパーツ屋行って調達フェイズを完了させるぞ٩( 'ω' )و
ボタンは今日の昼休みに可愛いのを手に入れたから、あとはリボンの専門店とパーツ屋行って調達フェイズを完了させるぞ٩( 'ω' )و
ブライスのドレスだ。全部手縫いだ。
ブライスのドレスだ。全部手縫いだ。