StealC V2をBlenderプロジェクトファイル内に埋め込む新たな作戦が、少なくとも6か月間にわたり被害者を標的にしていることが確認されました。 Morphisecの新たなアドバイザリによると、攻撃者は改ざんされた.blendファイルをCGTraderなどのプラットフォームに配置し、ユーザーが通常の3Dアセットとしてダウンロードしていました。 BlenderのAuto Run機能が有効な状態でファイルを開くと、隠されたPythonスクリプトが実行され、多段階の感染が開始されました。 StealC V2、武器化されたBlenderアセットで拡大 本日公開された調査によれば、この活動は以前StealCの配布に関連付けられたロシア語話者の脅威アクターと結び付けられています。 このキャンペーンは、Electronic Frontier Foundation（EFF）を装ってAlbion Onlineプレイヤーを標的にした以前の試みに似ており、おとりコンテンツ、バックグラウンド実行、Pyramid C2インフラなどの要素を共有しています。 感染経路は、.blendファイル内に埋め込まれた改ざん済みのRig_Ui.pyスクリプトから始まりました。このスクリプトはリモートのworkers.devドメインからローダーを取得し、その後PowerShellステージとPythonベースのスティーラーを含む2つのZIPアーカイブをダウンロードしました。 Windowsの一時ディレクトリに展開されると、マルウェアは永続化のためにLNKファイルを作成し、Pyramid C2チャネルを使って暗号化されたペイロードを取得しました。 LNKベースのセキュリティ脅威についてさらに読む：11の国家支援グループによるWindowsショートカットの脆弱性悪用 2025年4月からアンダーグラウンドフォーラムで宣伝されているStealC V2は、急速に機能を拡張しています。現在では23以上のブラウザ、100以上のプラグイン、15以上のデスクトップウォレット、さらに各種メッセージング、VPN、メールクライアントを標的としています。価格は月額200ドルから6か月で800ドルと、即利用可能なツールを求める低レベルのサイバー犯罪者にも手が届くものとなっています。 帰属と侵害の指標 調査中に複数の侵害指標（IoC）が明らかになりました。主なものは以下の通りです： CGTraderにホストされた悪意ある.blendファイル 複数のworkers.devドメインを通じたペイロードの取得 Pythonスティーラーおよび永続化コンポーネントを含むZIPアーカイブ 複数のPyramid関連IPを介したコマンド＆コントロール（C2）通信 Morphisecは、このキャンペーンの早期ブロックを自社の欺瞞型保護プラットフォームによるものとしています。メモリやブラウザストレージにおとりの認証情報を注入することで、StealCがそれらにアクセスしようとした際に防御が発動します。プロセスは情報流出や永続化が発生する前に終了されます。 研究者によれば、このアプローチは認証情報窃取の試みを失敗に変え、StealC V2がエンドポイントに足場を築く前に阻止します。 翻訳元:

対魔忍アサギ20周年ということで祝電イラストを寄稿しました。 祝電でもコメントしましたが、対魔忍RPGに携わったのは不思議な御縁です。 特設サイトはこちら