なんとか現状を変えようと旅行してみたり、アドバイスをしてみたり、一緒に悩んだり、泣いたり、励ましたり、ご飯を作って食べたり。
それが全て無駄で意味がなく、ひとつも効果がなかったのがただの事実。
目の前で倒れている私に声をかけることもせず、自分の内側にこもって耳を塞いで目を背ける。結果たくさんの他人を巻き込んで迷惑をかけてしまったのに。
なんとか現状を変えようと旅行してみたり、アドバイスをしてみたり、一緒に悩んだり、泣いたり、励ましたり、ご飯を作って食べたり。
それが全て無駄で意味がなく、ひとつも効果がなかったのがただの事実。
目の前で倒れている私に声をかけることもせず、自分の内側にこもって耳を塞いで目を背ける。結果たくさんの他人を巻き込んで迷惑をかけてしまったのに。
ついに関係性が拗れました。どこかというと、義……です。ちなみに本人たちはなーんにも知らず意識してすらいません。ただ私が関係を放棄するというだけで。
話し合いに向かった私母には愚痴を言い、責任はとにかく誰かになすりつけ、自分は正しいと言い張り、世間体や体面をやけに気にする割に私の扱いはいないもの同然、入院して一度も気遣われることもなく。あ、入院費は蹴られました。払いたくないそうです。
(私が全額自分の貯金から出しています)
これはもうさすがにやめていいですよね?
ついに関係性が拗れました。どこかというと、義……です。ちなみに本人たちはなーんにも知らず意識してすらいません。ただ私が関係を放棄するというだけで。
話し合いに向かった私母には愚痴を言い、責任はとにかく誰かになすりつけ、自分は正しいと言い張り、世間体や体面をやけに気にする割に私の扱いはいないもの同然、入院して一度も気遣われることもなく。あ、入院費は蹴られました。払いたくないそうです。
(私が全額自分の貯金から出しています)
これはもうさすがにやめていいですよね?
そう、納得いかないからです
そう、納得いかないからです
それぞれのルートで3人で洋菓子、和菓子を作って、全員でぐったりしながらも最後は「いただきます」をする芽衣ちゃんの笑顔で「こういう時間も悪くない」と顔を背けて少しだけ微笑む藤田さん、大きく一口を取って芽衣ちゃんにあーんをする八雲さんとでゆったりした時間が流れてほしい。
それぞれのルートで3人で洋菓子、和菓子を作って、全員でぐったりしながらも最後は「いただきます」をする芽衣ちゃんの笑顔で「こういう時間も悪くない」と顔を背けて少しだけ微笑む藤田さん、大きく一口を取って芽衣ちゃんにあーんをする八雲さんとでゆったりした時間が流れてほしい。
島根で宍道湖を初めて見た時、この海がすぐにまぶたに浮かんできて、そのあまりの似通いに驚いて。(3枚目は宍道湖の夕日)
言葉も出ないその美しさに、波の音だけの静けさに、そっと心が凪いでいくのを感じながら。
島根で宍道湖を初めて見た時、この海がすぐにまぶたに浮かんできて、そのあまりの似通いに驚いて。(3枚目は宍道湖の夕日)
言葉も出ないその美しさに、波の音だけの静けさに、そっと心が凪いでいくのを感じながら。
一旦はそれで落ち着いた八芽は、来た道を戻って和菓子屋さんにマシンガン聞き込みをはじめるのだった……。
一旦はそれで落ち着いた八芽は、来た道を戻って和菓子屋さんにマシンガン聞き込みをはじめるのだった……。
……どうしよう。顔が熱いのを止められない。だって音二郎さんに教えられたから。「男の食べかたは床の様子と同じ」だって。華のある笑みで、いたずらっぽく。
八雲さんは夜の時も紳士で優しい。……けど。もしも。唇を舐める舌がちらりと赤い。……あ、目が合った。色違いの瞳は獲物を前にした獣のようにギラリと光っていた。
……どうしよう。顔が熱いのを止められない。だって音二郎さんに教えられたから。「男の食べかたは床の様子と同じ」だって。華のある笑みで、いたずらっぽく。
八雲さんは夜の時も紳士で優しい。……けど。もしも。唇を舐める舌がちらりと赤い。……あ、目が合った。色違いの瞳は獲物を前にした獣のようにギラリと光っていた。
でも変わらずすごく楽しかったので。自分だけでは知らない知識、見えなかった世界。私にとっての先生は稀人です。
でも変わらずすごく楽しかったので。自分だけでは知らない知識、見えなかった世界。私にとっての先生は稀人です。