作者12年ぶりの新作短編集。四つの季節の物語。
大変待っておりました、新作。
全ての作品が優しさに包まれてました。
『美しい雪の物語』が特に好きで、ハワイのゆったりとした時間を擬似体験できました。コナ・スノー見てみたい。綺麗だろうなぁ。
『重力と飛翔』は主人公が後々に自身の気持ちに気付いた場面に切なさを感じたけど、良いなぁって思った。心に残る場面でした。
表題作の『狼少年ABC』、『スプリング・ハズ・カム』もそれぞれ良かった。『狼少年ABC』の謎解明がなるほどなぁと感じた。なぜ狼と感じたのか。面白い視点からの謎解明でした。
作者12年ぶりの新作短編集。四つの季節の物語。
大変待っておりました、新作。
全ての作品が優しさに包まれてました。
『美しい雪の物語』が特に好きで、ハワイのゆったりとした時間を擬似体験できました。コナ・スノー見てみたい。綺麗だろうなぁ。
『重力と飛翔』は主人公が後々に自身の気持ちに気付いた場面に切なさを感じたけど、良いなぁって思った。心に残る場面でした。
表題作の『狼少年ABC』、『スプリング・ハズ・カム』もそれぞれ良かった。『狼少年ABC』の謎解明がなるほどなぁと感じた。なぜ狼と感じたのか。面白い視点からの謎解明でした。
久々の湊かなえ作品。
主人公である結衣子が小学一年生の時、姉が行方不明になった。現在、大学生になった結衣子が行方不明当時を振り返る形で話が進み、過去と現在で姉行方不明事件の謎が少しずつ解明していく。いやー、ページを捲る手が止まらない止まらない(笑)
真相が分かった時は予想を少し裏切られた感じで、なるほどなぁ!!って思った。結衣子が不憫でならない…。
読み進めるのが本当に楽しかった〜😊
久々の湊かなえ作品。
主人公である結衣子が小学一年生の時、姉が行方不明になった。現在、大学生になった結衣子が行方不明当時を振り返る形で話が進み、過去と現在で姉行方不明事件の謎が少しずつ解明していく。いやー、ページを捲る手が止まらない止まらない(笑)
真相が分かった時は予想を少し裏切られた感じで、なるほどなぁ!!って思った。結衣子が不憫でならない…。
読み進めるのが本当に楽しかった〜😊
「変な」シリーズ4作目。今回は雨月さん相棒の栗原さんの伝記的小説。
ある1枚の古地図から物語は始まり、栗原さんの祖母の謎、ある集落の謎、ある鉄道会社に纏わる謎とそれぞれの謎が絡み合う壮大な地図ミステリーでした。
今作も最後まで楽しめました〜♪
「変な」シリーズ4作目。今回は雨月さん相棒の栗原さんの伝記的小説。
ある1枚の古地図から物語は始まり、栗原さんの祖母の謎、ある集落の謎、ある鉄道会社に纏わる謎とそれぞれの謎が絡み合う壮大な地図ミステリーでした。
今作も最後まで楽しめました〜♪
表題作を含む5編の短編集。
『千年図書館』の物語の雰囲気がファンタジー味が強いのに、真相はバリバリの現実感というのが、前作短編集『私たちが星座を盗んだ理由』を彷彿とさせた。
『見返り谷から呼ぶ声』の真相は切なくて、ラストは胸がきゅーとなった…。
表題作である『さかさま少女のためのピアノソナタ』は終盤のシュールな状況にくすりと笑ってしまった。あの状況なら私なら絶対ミスりそう…。
締めのお話のラストが気持ちよかったので、良い気持ちで読み切れました〜
表題作を含む5編の短編集。
『千年図書館』の物語の雰囲気がファンタジー味が強いのに、真相はバリバリの現実感というのが、前作短編集『私たちが星座を盗んだ理由』を彷彿とさせた。
『見返り谷から呼ぶ声』の真相は切なくて、ラストは胸がきゅーとなった…。
表題作である『さかさま少女のためのピアノソナタ』は終盤のシュールな状況にくすりと笑ってしまった。あの状況なら私なら絶対ミスりそう…。
締めのお話のラストが気持ちよかったので、良い気持ちで読み切れました〜
赤ずきんシリーズ2作目。
クールな赤ずきんの推理が今回も冴え渡っていました!
初っ端からピノキオの腕拾っているあたりから、始まったな感が満載でした笑
白雪姫の話は最後の展開をみて人間不信になりそうになったし、子豚三兄弟の傲慢さには素直に引いたし、今回も満足なお話しだらけでした!(褒め言葉)
赤ずきんシリーズ2作目。
クールな赤ずきんの推理が今回も冴え渡っていました!
初っ端からピノキオの腕拾っているあたりから、始まったな感が満載でした笑
白雪姫の話は最後の展開をみて人間不信になりそうになったし、子豚三兄弟の傲慢さには素直に引いたし、今回も満足なお話しだらけでした!(褒め言葉)
ヨーヨーアクスタ飾って、ヨーヨートートバッグ使って、複製画を愛でる日々が今から楽しみ😊💕
ヨーヨーアクスタ飾って、ヨーヨートートバッグ使って、複製画を愛でる日々が今から楽しみ😊💕
大の虫好きの主人公・魞沢泉(えりさわ せん)のシリーズ2作目の短編集。
1作目同様、軽快なテンポで進められる本格ミステリでした。2作目はどの短編も読み終わると切なさが残るものでした。特に『彼方の甲虫』は切なかった…。
あと、解説を読むまで1作目と対になっている短編集だとは思わなかったです…。すごい…。
大の虫好きの主人公・魞沢泉(えりさわ せん)のシリーズ2作目の短編集。
1作目同様、軽快なテンポで進められる本格ミステリでした。2作目はどの短編も読み終わると切なさが残るものでした。特に『彼方の甲虫』は切なかった…。
あと、解説を読むまで1作目と対になっている短編集だとは思わなかったです…。すごい…。
芸術家4人(マティス、ドガ、セザンヌ、モネ)それぞれと親交があった女性4人が主人公の短編集。
原田マハの美術小説は勉強になると感じました。解説でも記載されてましたが、「美術史としての問題を正確に捉え、資料から読み取れない部分を上手い具合に小説として作り上げている」ので、読者である私自身は画家達が本当にお話のような人生を歩んでいたのかと感じてました。(解説曰くあくまでフィクションとのこと)
本作品の中では特にマティスの話『うつくしい墓』とドガの話『エトワール』が印象深かったです。
美術館に行きたくなるなぁ。
芸術家4人(マティス、ドガ、セザンヌ、モネ)それぞれと親交があった女性4人が主人公の短編集。
原田マハの美術小説は勉強になると感じました。解説でも記載されてましたが、「美術史としての問題を正確に捉え、資料から読み取れない部分を上手い具合に小説として作り上げている」ので、読者である私自身は画家達が本当にお話のような人生を歩んでいたのかと感じてました。(解説曰くあくまでフィクションとのこと)
本作品の中では特にマティスの話『うつくしい墓』とドガの話『エトワール』が印象深かったです。
美術館に行きたくなるなぁ。
数年前に上映してた『アイスクリームフィーバー』を鑑賞して、原案となった本作が気になり購入。
表題作や映画原案作含めた7つある短編集。
川上未映子作品を読むのは今作で2作品目になるが、独特の世界観や文体で不思議な世界に浸れました。
数年前に上映してた『アイスクリームフィーバー』を鑑賞して、原案となった本作が気になり購入。
表題作や映画原案作含めた7つある短編集。
川上未映子作品を読むのは今作で2作品目になるが、独特の世界観や文体で不思議な世界に浸れました。
昆虫オタクの青年が探偵役となっているミステリー。5つの事件を扱った連作短編集。
軽快な語り口なのにミステリーの質が抜群に高く、全短編面白かった。
『火事と標本』は過去の事件を昆虫オタク青年が真相を解き明かすお話しだったが、真相がまた切なくて…。こういう親子のお話はグッときてしまう…。
続編もあるみたいなので絶対読みたい…!
昆虫オタクの青年が探偵役となっているミステリー。5つの事件を扱った連作短編集。
軽快な語り口なのにミステリーの質が抜群に高く、全短編面白かった。
『火事と標本』は過去の事件を昆虫オタク青年が真相を解き明かすお話しだったが、真相がまた切なくて…。こういう親子のお話はグッときてしまう…。
続編もあるみたいなので絶対読みたい…!
北海道を舞台とした、青少年と犯罪に関するミステリー。
序盤は女子大生と男子校生の凸凹コンビの軽快で明るい探偵モードだったのに、中盤から一気に雰囲気が変わり、犯罪の香りが其処彼処に漂い始め、犯罪に手を染めてしまう青少年のリアルな描写に心が締め付けられました…。
この小説で挙げられた犯罪は身近なものなので、もし自分の両親が巻き込まれたらと想像しただけでも怖かった…。
色々と考えさせられたお話でしたが、時々挟まれる主要登場人物達の会話にニマニマしちゃって、暗く重い話でも楽しく読むことができました〜♪
北海道を舞台とした、青少年と犯罪に関するミステリー。
序盤は女子大生と男子校生の凸凹コンビの軽快で明るい探偵モードだったのに、中盤から一気に雰囲気が変わり、犯罪の香りが其処彼処に漂い始め、犯罪に手を染めてしまう青少年のリアルな描写に心が締め付けられました…。
この小説で挙げられた犯罪は身近なものなので、もし自分の両親が巻き込まれたらと想像しただけでも怖かった…。
色々と考えさせられたお話でしたが、時々挟まれる主要登場人物達の会話にニマニマしちゃって、暗く重い話でも楽しく読むことができました〜♪
ボトルデザインにテンション上がる〜
塗るのが楽しみ😊
ボトルデザインにテンション上がる〜
塗るのが楽しみ😊
困った男性と自立している女性が主な登場人物となる7つの短編集。菊池寛で始まり、菊池寛で終わった笑
『エルゴと不倫鮨』に出てくる料理は酒飲みなら食べたくなると思ったし(私自身は飲めないのであくまで想像ですが…)、『アパート一階はカフェー』のキャセロールは想像しただけで涎が出そうな美味しそうな料理でした。
困った男性と自立している女性が主な登場人物となる7つの短編集。菊池寛で始まり、菊池寛で終わった笑
『エルゴと不倫鮨』に出てくる料理は酒飲みなら食べたくなると思ったし(私自身は飲めないのであくまで想像ですが…)、『アパート一階はカフェー』のキャセロールは想像しただけで涎が出そうな美味しそうな料理でした。
石見銀山を舞台にした、間歩の闇に魅せられ翻弄された1人の少女のお話。
序盤のウメと喜兵衛の師弟関係であり、親子の様な関係が微笑ましかったのに、中盤からウメの境遇に心を抉られ、終盤はウメから大切な人を奪わないでと懇願しながら、頁を捲る手が止まりませんでした。
ウメ、喜兵衛や隼人など石見の人達の生き様は忘れられない。
石見銀山を舞台にした、間歩の闇に魅せられ翻弄された1人の少女のお話。
序盤のウメと喜兵衛の師弟関係であり、親子の様な関係が微笑ましかったのに、中盤からウメの境遇に心を抉られ、終盤はウメから大切な人を奪わないでと懇願しながら、頁を捲る手が止まりませんでした。
ウメ、喜兵衛や隼人など石見の人達の生き様は忘れられない。
言わずと知れた本屋大賞受賞作品。
凪良ゆうの作品は『流浪の月』しか読んだことがなかったけど、それとはまた違った感じの作品でした。
瀬戸内海のゆったりした時間や東京のゴミゴミした時間を肌で感じ、暁海と櫂の2人の人生の行き着く先を憂いながら読み進め、予想外の結末に胸が締め付けられました。
この作品は夏に読むのが一番良いと思いました。花火大会見たらこの作品を思い出しそう…。
言わずと知れた本屋大賞受賞作品。
凪良ゆうの作品は『流浪の月』しか読んだことがなかったけど、それとはまた違った感じの作品でした。
瀬戸内海のゆったりした時間や東京のゴミゴミした時間を肌で感じ、暁海と櫂の2人の人生の行き着く先を憂いながら読み進め、予想外の結末に胸が締め付けられました。
この作品は夏に読むのが一番良いと思いました。花火大会見たらこの作品を思い出しそう…。
1人の歌舞伎役者の壮絶な人生を描く一代記であり、伝統と美が巧みに織り込まれた芸道小説。
映画から入った者なので、映画と比較しながら読んでいたが、登場人物一人一人の背景が細かく、よりこの『国宝』というお話に深くのめり込める事ができました。
この読後感を味わいながら、2回目の映画『国宝』を鑑賞したいと思いました。絶対に行く。
1人の歌舞伎役者の壮絶な人生を描く一代記であり、伝統と美が巧みに織り込まれた芸道小説。
映画から入った者なので、映画と比較しながら読んでいたが、登場人物一人一人の背景が細かく、よりこの『国宝』というお話に深くのめり込める事ができました。
この読後感を味わいながら、2回目の映画『国宝』を鑑賞したいと思いました。絶対に行く。
性格が真逆の男性2人と孤独を抱えてる女性1人の恋愛小説。
この作品はメインの男性が聖職者であり、イエスやら教会などキリスト教に関わる場面が多く、暗い場面やツラい場面、性的な場面が出ても、どこか不思議と清らかな気持ちのまま読み進めていくことができました。
島本理生作品の中でハッピーエンド寄りな物を初めて読んだ気がする。
性格が真逆の男性2人と孤独を抱えてる女性1人の恋愛小説。
この作品はメインの男性が聖職者であり、イエスやら教会などキリスト教に関わる場面が多く、暗い場面やツラい場面、性的な場面が出ても、どこか不思議と清らかな気持ちのまま読み進めていくことができました。
島本理生作品の中でハッピーエンド寄りな物を初めて読んだ気がする。
読み終わって、今すごく心が締め付けられて、温かいような、くすぐったいような、なんとも言えない気持ちになっている。
まさかあの作品と絡められてるとは思わなかった…。
あぁ、七河迦南先生は凄すぎる……。
私はこの先生の作品がとても好きだ…。
読み終わって、今すごく心が締め付けられて、温かいような、くすぐったいような、なんとも言えない気持ちになっている。
まさかあの作品と絡められてるとは思わなかった…。
あぁ、七河迦南先生は凄すぎる……。
私はこの先生の作品がとても好きだ…。
現在映画公開中の原作小説。全5篇の短篇集。
映画を先に鑑賞していて、ほとんどの話の真相を知った状態で読みましたが、それでもゾッとする話ばかりでした…。
『# 拡散希望』と『三角奸計』が怖かった…
現在映画公開中の原作小説。全5篇の短篇集。
映画を先に鑑賞していて、ほとんどの話の真相を知った状態で読みましたが、それでもゾッとする話ばかりでした…。
『# 拡散希望』と『三角奸計』が怖かった…
小説家の裏事情をコミカルに描かれていて、途中途中で吹きそうになりながら読みました。実在するホテルや作家さん等も出てきて、この小説がよりリアルに感じました。柚木先生の内面を少し覗いているような感覚かな…?
主人公の中島加代子のキャラが強烈なのに、全然嫌味に感じなかった。むしろ惹かれてしまった…。映画にもなってるので機会があったら観たいと思いました。
小説家の裏事情をコミカルに描かれていて、途中途中で吹きそうになりながら読みました。実在するホテルや作家さん等も出てきて、この小説がよりリアルに感じました。柚木先生の内面を少し覗いているような感覚かな…?
主人公の中島加代子のキャラが強烈なのに、全然嫌味に感じなかった。むしろ惹かれてしまった…。映画にもなってるので機会があったら観たいと思いました。
魔女学校シリーズの3作目。
ネッシー似の生物に纏わるお話で、終盤はシリーズ根幹部分の真相も明かされる重要な巻でした。
ファンタジーだけど、ミステリー色も強くて楽しかったです♪
魔女学校シリーズの3作目。
ネッシー似の生物に纏わるお話で、終盤はシリーズ根幹部分の真相も明かされる重要な巻でした。
ファンタジーだけど、ミステリー色も強くて楽しかったです♪
今回は爆弾大爆発じゃなく、雪崩のオンパレードだった笑
警視庁&長野県警&小五郎のおっちゃんがカッコよかったなぁ☺️
EDのKing Gnuがまた良い…✨✨
ただ、コナン原作読んできたのに、こんな話あったっけぇ…🙃??ってなったりしてた😂
今回は爆弾大爆発じゃなく、雪崩のオンパレードだった笑
警視庁&長野県警&小五郎のおっちゃんがカッコよかったなぁ☺️
EDのKing Gnuがまた良い…✨✨
ただ、コナン原作読んできたのに、こんな話あったっけぇ…🙃??ってなったりしてた😂
明治〜大正の横浜を舞台にした歴史×一族もの×ミステリー小説。
富豪一族・檜垣澤家に引き取られた主人公 高木かな子が檜垣澤家の当主 檜垣澤スヱに立ち向かいながら、一家で起こったある事故の真相に辿り着くまでのかな子の成長ぶりが凄まじかった…。
後半は一気読み必須でした!久々に夜中まで読んだ〜
明治〜大正の横浜を舞台にした歴史×一族もの×ミステリー小説。
富豪一族・檜垣澤家に引き取られた主人公 高木かな子が檜垣澤家の当主 檜垣澤スヱに立ち向かいながら、一家で起こったある事故の真相に辿り着くまでのかな子の成長ぶりが凄まじかった…。
後半は一気読み必須でした!久々に夜中まで読んだ〜
三越を舞台にした短編集。
私の中の三越は銀座三越になるが、本短編集は6編中5編が日本橋三越が舞台となっている。三越のライオンを誰にも見られずに跨れば願いが叶うと言う言い伝えがある事に驚愕。わぁお。
三越を舞台にした短編集。
私の中の三越は銀座三越になるが、本短編集は6編中5編が日本橋三越が舞台となっている。三越のライオンを誰にも見られずに跨れば願いが叶うと言う言い伝えがある事に驚愕。わぁお。