マカマカ
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マカマカ
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マカマカです。成人済み女性。ほそぼそと字を綴ります。ワンピ🐯さんを応援中。仕事多忙につき、字書き活動は控えめ。
ぷらいべったー【MakaMaka | Privatter+ https://privatter.me/user/Makama】
採掘現場へ行く道中、喫煙所の鉱夫たちから勧められた店に寄ってみれば、カウンターには何種類ものおにぎりが並んでいた。日替わり具材もあるらしく、根強い人気があるのが伺い知れる。
❤️‍🔥は自分のセンスで何種類かのおにぎりと適当にペットボトルを選んで会計を済ませると、ドジらないように細心の注意を払いつつ現場へ向かう。
早めに向かった甲斐あって、❤️‍🔥が現場に着いたのは昼休憩のベルが鳴り響くタイミングだった。
これなら🐯と落ち合えるだろうと思っていると、ちょうど🐯がいつもの資材裏で座り込もうとしているところが見えた。
ここで❤️‍🔥に悪戯心が芽生える。
たまにはこっそり近づいて突然声をかけてやろう。
February 9, 2026 at 6:53 PM
作中に出るか分からない裏設定2

現パロだから生活水準やインフラとかは日本モチーフでちゃんとしてるよ
ただ架空の北半球あたりなのでコンビニとかはない
食事描写についてはホームレスじゃないので生ゴミ漁るとかはしない。ただ🐯は廃棄寸前の食べ物を安く買ったりして生き延びている
おにぎりとかの生ものは🐯が買いに行ける時間(退勤後)に売れ残っていることはあんまりなくて、致し方なくカンパーニュ的なハード系パンとかを水でふやかして2,3日かけて大事に食べてるよ
(安く売られている食パンの耳を買ってきて水つけながら食べるイメージ)
🐯が自主的にパン食べる描写がダメな人はごめんなさい
February 8, 2026 at 4:23 PM
🐯との出会いから1ヶ月近く経ったある日、❤️‍🔥はあることに気がつく。
❤️‍🔥「🐯っていつ昼飯食ってるんだ?」
現場視察の手前、休憩時間のみに顔を出すわけにはいかず❤️‍🔥は多少時間をずらしていたが、いつもの場所に行けば大抵の場合🐯は膝を抱えて座り込んで待っていた。
最初は驚いたものの「仮眠をしてるだけだから気軽に声をかけてくれ」と言われたため、❤️‍🔥が起こして休憩終わりまで話をするのがお決まりの流れだった。
そうなると、🐯は❤️‍🔥が来る前に急いで食事を済ませているのではと心配になってくる。
❤️‍🔥がチラリと時計を見れば時刻は午前11時半、今日は接待や会食の予定も無い。
❤️‍🔥「今日は差し入れ持って早めに行ってみるか」
February 7, 2026 at 6:13 PM
❤️‍🔥がこの街に来てからの仕事は概ね順調であった。
媚びてくる工業会社の役員とは適度に接し、視察を理由に現場に顔を出しては喫煙所にて鉱夫たちと交流を深める。
立場の違う人間から話を仕入れ、上司と兄に定期報告をする日々だ。
何より、潜入捜査で気を張っている中で唯一の癒しが🐯だった。
❤️‍🔥と再会した資材の裏手が待ち合わせ場所となり、休憩時間に合わせて顔を出せば🐯はそこにいるようになった。
宣言通り鉱山の状況や鉱物についてなど情報提供してくれる🐯は、街のことや鉱夫たちとのエピソードなどについても話してくれた。
1日に数十分あるかないかのこのひとときは、気づけばお互い何よりも大切なものと化していたのだ。
February 6, 2026 at 5:55 PM
ドンキホーテグループの❤️‍🔥として街に来た口シナンテだが、その正体は警察組織に属する諜報員だ。
ことの発端は「最近話題になっている鉱石の地層調査結果がきな臭い」という事業展開を図った兄である🦩からのリークだった。
人体に無害な物質であると結論を出しているが、「無害過ぎる結果」と国のお偉いさん公認であることが引っかかったらしい。
恩師でもある上司の1059の正式な命と🦩からの依頼によって、今回❤️‍🔥はこの鉱業を生業とする街へ潜入調査をすることになったのだ。
身分を偽ってでの長期の単独任務であったが、現地で🐯という協力者を得られたことが❤️‍🔥の救いになっていく。
February 5, 2026 at 5:45 PM
首を傾げて笑って見せる🐯に❤️‍🔥はもう何度目か分からないため息をつく。
仕事など関係なく、❤️‍🔥はもう🐯を気に入っていた。
❤️‍🔥「それじゃあ、いろいろ教えてくれよ?媚を売ってくるようなやつからじゃ得られない情報もあるからな」
🐯「いいよ。少なくとも、現場に来ない連中よりは詳しい自信はある。最初は鉱夫が隠れて使ってる喫煙所の場所でも案内するか?」
❤️‍🔥「あ、それはありがた過ぎるな。頼む、🐯」
🐯「おれは吸えないけど、ここで働く鉱夫たちと確実に交流できると思うぜ」
視察初日、❤️‍🔥は後ほど愛おしい存在となる共犯者を手に入れたのだ。
February 4, 2026 at 12:12 AM
🐯「昼休憩に入ったらお偉いさん共が集ってて現場は大混乱だ。普段は滅多に顔出さないくせに」
❤️‍🔥「マジかよ。まだ視察段階だってのに大袈裟だな」
🐯「そりゃあ、あのドンキホーテグループがこの街の一大産業に興味を持ってくれたんだ。躍起にもなるだろ」
❤️‍🔥「それはまあ、否定できねえな」
タバコの煙と共に深いため息が❤️‍🔥から溢れる。🦩の会社を大義名分に来ては見たがここまで歓迎されるとは。
🐯「おれも仕事はこなすから、ちゃんと評価してくれよ?❤️‍🔥さん?」
❤️‍🔥「明け透けじゃねえか」
🐯「別にいいだろ。おれはあんたに気に入られたい」
February 2, 2026 at 6:35 PM
作中に出るか分からない裏設定

🐯の極貧生活は「どんなに頑張っても元手が貯められず脱却する機会がない」ぐらいの解像度で書いている
「コインランドリー1回に数百円分支払うのは可能だが、何万円もする洗濯機を一括で買えない」みたいな

架空の国で現パロなので🐯は家賃光熱費やスマホ代、自分の火傷用の包帯など固定費のお金はちゃんと貯金してギリギリ人権確保できる生活を送っていける程度を目安にしてる

備え付けの小さい冷蔵庫でやりくりしてるけど電子レンジもないから自炊もままならないよ
床にタオル敷いて寝床を作ってるよ
あったかい食事も布団も欲しいけどお金がないね、つらいね、🐯
かわいいよ
January 29, 2026 at 5:49 PM
青空の下、昨日と変わらない🐯の笑顔がそこにあった。
疲労からくる幻覚か?と❤️‍🔥は混乱するが、線が細い身体故にダブついた作業着姿や、腰に引っ掛けているヘルメットが🐯がこの鉱脈で働いている鉱夫であることを示していた。
「え、は? 🐯?」
「言っただろ。案外すぐだって」
悪戯が成功した子供のように口角を上げている🐯は❤️‍🔥の隣に腰を下ろす。
「話してくれた鉱脈ってのがおれの職場だろうって検討はついてたからな。早いうちに現場まで見に来るんだろうって思ってたんだ。まあ、それが翌日ってのはおれも驚いたが」
「なんだよ。分かってたなら早く言えよな」
苦笑を浮かべる❤️‍🔥のあたたかな掌は、昨日と変わらず🐯に降り注いだ。
January 27, 2026 at 6:32 PM
翌日、❤️‍🔥は朝から土地一体の鉱脈を牛耳っている会社との打ち合わせに臨んでいた。
あまり得意ではないが、🦩から託されたビジネスをよそ行きの笑顔とセールストークで語ってみせる。
有名企業からのうまい話にわざわざ顔を出した重鎮たちも乗り気で、さっそく午後から鉱脈の見学をこじつけることができた。
昼頃に鉱業所まで案内されたが、朝から堅苦しいスーツを纏い禁煙していた❤️‍🔥はヤニ切れで限界寸前だ。
社員に一声をかけ適当な資材の裏手に身を隠し、スーツに燃え移らないよう細心の注意を払ってジッポに火をつける。
肺が満たされる感覚を堪能していると、昨日のデジャヴのように一つの影が現れた。

🐯「ひどい顔だな。❤️‍🔥さん」
January 26, 2026 at 6:51 PM
懇願されてしまえば、🐯も断る理由はない。
それに、接点を作っておけば何か恩恵を得られるかもしれないという邪な気持ちがほんの少しだけ🐯にもあったのだ。
🐯「別に言いふらす理由もないから問題ねえし、おれもそっちの名前で呼ぶよ」
❤️‍🔥「ほんとか! ありがとうな、🐯!!」
本日2度目の掌も🐯は抵抗せず堪能した。

🐯「じゃあ、おれはそろそろ行かないと」
❤️‍🔥「時間奪っちまって悪かったな。おれも仕事だから、いつ会えるかは分からねえけど」
🐯「いや、案外すぐだぜ?」
🐯の返答に❤️‍🔥は首を傾げるが🐯は笑うだけだ。
そうしてホテル前で踵を返す🐯は、先ほどもらった名刺を掲げ❤️‍🔥に告げる。
🐯「またな、❤️‍🔥(コラ)さん」
January 25, 2026 at 4:53 PM
もらった名刺はシンプルだが箔押しが施された洒落ているものだ。
有名企業の名と共に「corazon」と刻まれていた。

🐯「アンタ、さっき言ってた名前と名刺が違うが…」
❤️‍🔥「あ、あぁ〜それは、名刺に書いてるのは偽名っつーか、肩書きっていうか…ドジったな」
あからさまに歯切れが悪くなった❤️‍🔥の姿を見て流石に🐯も追求する。
🐯「なんだ?言えねえことなのか?」
❤️‍🔥「いや、そうじゃねえけど…おれはいわゆる会社役員の親族でな。本名で仕事すると社員との交流する上で厄介だから、コードネームみたいな感じでやってんだ」
🐯「そういうことか」
❤️‍🔥「だから、さっき言った名前は内緒で頼むな?」
January 24, 2026 at 9:18 AM
🐯「流石に中まで入るのもな。おれの案内はここまでだ」
❤️‍🔥「ああ、本当に助かった!!ありがとな、🐯」
感謝の気持ちのまま❤️‍🔥は🐯の頭を豪快に撫でまわす。
🐯は一瞬面食らったが、こそばゆく温かな気持ちと共にその大きな掌を享受した。

この縁を逃したくない。そう直感した❤️‍🔥は名刺を1枚取り出すと、裏に一筆書き記し🐯に手渡した。
❤️‍🔥「これ、おれの名刺。裏に番号書いたからいつでも連絡くれよ。またどっかで会えたら、礼をさせてくれ。しばらくはこの街に住むからさ」
🐯「会社の経費でホテル暮らしってことか。気前のいいとこなんだな」
🐯はほんの少しの羨望が混じった眼差しで名刺を受け取る。
その翳りに❤️‍🔥気づかなかった。
January 22, 2026 at 5:06 PM
🐯の案内で辿り着いた場所はいわゆる大通りにほど近い場所らしく、都市から離れた街のホテルにしては真新しく煌びやかな建物だった。
この視察のために必要な手配は🦩に丸投げではあったが、ビジネスホテルというわけでもなさそうだ。

🐯「最近建設されたばかりなんだ。それこそ、アンタの目的の鉱産資源のおかげでこの街はここ数年で観光に力を入れているらしい。流石にVIPルーム完備のリゾートホテルもどきにするか?って思ったけどな」

🐯の解説に❤️‍🔥は得心がいく。
確かに街自体が特産品となる鉱業に力を入れるなら、観光業にも躍起になるのだろう。
そして今まさに、❤️‍🔥はそのVIPルームに案内されるのだろうと覚悟を決めた。
January 21, 2026 at 6:03 PM
🐯の案内でホテルに向かう道中、❤️‍🔥は雑談を交え街に来た経緯を簡潔に話す。
ドジについて聞かれて今までのエピソードを語ってみれせば、腹を抱え火傷など気にならないほどの笑みをこぼす🐯につられ❤️‍🔥も顔が綻ぶ。
❤️‍🔥「なんだよ。結構深刻なんだぞ」
🐯「だって、なんでそんなエキセントリックなドジが起こせるんだよ。ある意味才能だろそれ」
❤️‍🔥「そうだ。おれはドジっ子なんだ」
🐯「自分で言うなよ!」
涙まで流しながら笑われるのは釈然としないが、それ以上の温かな気持ちが❤️‍🔥に溢れてくる。
もう少し話していたいと思ったが、どうやら目的地の目前まで来てしまったらしい。

🐯「ここだな。この街唯一のホテルだから間違いないぜ」
January 20, 2026 at 5:42 PM
❤️‍🔥は思わず顔を上げ驚愕する。
声をかけられると思っていなかったのもあるが、何よりその声の主の顔に驚いてしまったのだ。
まだあどけなさの残る顔は10代後半といったところか。
首筋から顎にかけての火傷は痛々しいがスラリとした鼻筋や眼光は美しく、独特の美がそこにあった。
顔を魅入ってしまい沈黙が続いてしまったからだろう。
青年はバツが悪そうに顔を顰めて火傷を隠すようにそっぽを向いた。
🐯「ああ、気味悪かったよな。何か困ってそうだったから」
❤️‍🔥「え、あ、いや、ちょっと驚いただけだ」
我に返った❤️‍🔥は詫びを入れ事の経緯を話す。
🐯はあまりのドジっぷりに呆れつつも、自身のスマホを取り出し地図アプリを開いた。
January 19, 2026 at 7:07 PM
❤️‍🔥「なんでこんなことに…」

桜が見頃である北の大地にて、❤️‍🔥は古き良きバス停で項垂れていた。
新たな鉱産資源として見込まれている鉛を視察するため、交通機関を乗り継いで遠路はるばる原産地とされる街へやってきたが早々にドジってしまう。
事前情報をまとめた書類は自分のタバコの小火で一部焦がしてしまうし、予約したホテルへ向かおうにもここまで自分を送り届けてくれたスマホは先ほど1%のエネルギーを使い切ったところだ。
つまるところ、どうしようもなくなっている。
そもそも恩師や兄の頼みでなければこんな辺鄙な場所なんて来ないのにと頭を抱えていると、一つの影が❤️‍🔥に近づいてきた。

🐯「…おい。大丈夫か?」
January 18, 2026 at 6:31 PM
🐯「…もっと伸びると思ってたんだけどな」
この土地に来ておよそ半年。🐯が16歳を迎えたタイミングで身長を測れば、170cmにギリギリ届かないあたりで止まってしまった
成長期にまともな食事と睡眠ができなかったのが悪かったのか
自分になんとなく感じる矛盾に首を傾げるが、今の🐯は明日を生きるための生活を続けるしかない
🐯「…とりあえず、成人しないとな」
ケーキもご馳走も、祝ってくれる人もいない16歳の誕生日の夜
薄手の毛布に包まり、猫のように体を丸めて寒さを凌ぐ🐯は空腹を訴える自分の音に気づかないフリをして眠りについた
January 17, 2026 at 5:54 PM
偏頭痛に苦しむ🌷を見たときの🐯が医者の目なんですよね
January 16, 2026 at 3:16 PM