スローロリス・マン
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manrorisu.bsky.social
スローロリス・マン
@manrorisu.bsky.social
クッソ可愛い聖獣
5.結論

イーロン・マスクは、SNSを「言論市場」から「認知戦の兵器」に変えた。
彼は分断を恐れず、むしろそれを利用して権威を再設計している。

彼のTwitter買収は偶然ではない
それは、情報の戦争を民間の手で支配する試みだったのだ。
彼が創り上げたXは、21世紀の「心理戦場」であり、
ユーザーはそこに気づかぬまま、自らの感情を献上する兵士となっている。
October 27, 2025 at 10:18 AM
4. 効果:社会の分断と「無力感の収益化」

SNS上での対立は激化したが、それは政治的覚醒ではなく演出された闘争だ。
マスクはこの分断を利用して「無力感を利益に変える」構造を作った。
怒る民衆はツイートし、議論し、再投稿する。
行動はしない だが活動量は増える。
これこそ、デジタル支配の最終形だ。
October 27, 2025 at 10:17 AM
3. 背後にある思想:テクノクラートの新封建主義

マスクは自由主義者ではない。
彼の思想は「選ばれた天才が社会を導くべきだ」というテクノクラート的貴族主義だ。
Xの構造も同じだ
発言の自由は“誰にでも”あるが、影響力の分配はアルゴリズムの貴族制に従う。

これはまさに、

デジタル封建社会  領主=マスク、領民=ユーザー
という支配形態である。
October 27, 2025 at 10:16 AM
(3) アルゴリズムの最適化 ― “怒り”の分配制御

マスク体制のXでは、ユーザーの怒り・皮肉・揶揄など、感情的極性の高い投稿ほど優遇される。
これは社会の分断を増幅させるが、同時にプラットフォームへの依存を高める。
憎悪と熱狂が維持される限り、ユーザーは離れない。
つまり、彼は感情操作による支配経済を完成させたのだ。
October 27, 2025 at 10:15 AM
(2) 認証制度の改変 ― 信用を貨幣化する

従来の「身元保証型バッジ」は、ジャーナリズムや公的権威を支えていた。
しかしマスクはそれを有料化し、信用を「買えるもの」に変えた。
つまり、権威の象徴を破壊し、言論市場の階層構造を新しく設計したのだ。
結果、「声の大きい者」「金を払う者」が“事実の代弁者”となる。
October 27, 2025 at 10:15 AM
◆ 2. 構造改変の実際:自由の名を借りた“情報の重力再配置”
(1) 「検閲廃止」の名による情報洪水戦術

マスクは“言論の自由”を掲げ、従来のモデレーションを大幅に削除した。
結果、誤情報・陰謀論・過激発言が氾濫し、真実より発信力と感情の強度が価値を持つ空間が形成された。
これは偶然ではない。

感情的極化=滞在時間増加=収益増大=影響力増大
という経済的支配構造の確立だ。
October 27, 2025 at 10:14 AM