mari-n-mezzo.bsky.social
@mari-n-mezzo.bsky.social
読む、学ぶ、感じる。
100分で名著のオルテガの大衆の逆襲を読んでいる。「大衆が多数派という正しさだけに依拠して、過去に積み上げられた経験知、歴史的に構築された秩序や規範に担保された自由を簡単に破壊する超民主主義」「多数派の意見以外を暴力的に抑圧するそうした大衆の暴走」というのを目の当たりにしすぎている昨今。「他者との共存」のために「他者と合意形成をしながら自分たちで秩序を作っていこうとする意志の上に成立する国家」ほんとに大切。今後どういうことが語られていくのか楽しみ。
February 6, 2026 at 7:08 PM
私のこれまでの学びから総合していうと、芸術における美は、判断の先のバランスに宿る。芸術家と呼ばれる人たちは、表出するものの判断をしてそれに適したバランスを取る仕事なのだと思う。私に関して言えば、その場に適した音や動作を体内でバランスを取って出す。そうして表出された個々のものの集合体のバランスを取るという仕事の人もいる。
February 2, 2026 at 8:33 PM
初めてこの方のピアノを聴いた!将棋の心地よい駒の音を聴いた時のような感覚になったり、流れる水よりも爽やかで心地よい流れの感覚を感じたり、本当に素敵な心地よい感覚の詰め合わせをプレゼントしてもらった感じ。ペトルーシュカではソキエフのパフォーマンスが良かった。ファンタジアみたいに、動きで表現したものが音で出てくるのを見て聴くのが最高だった。表現の幅が広くて良い。
September 23, 2025 at 9:57 PM
レシピとか以外ではほぼ今回ラストの読書。もっと色んな死に関する紹介があるのかと思ったらブッチャーさんの人生ドラマ的な書き方がされてて、思ってたのと違った。それでも様々な遺体に関することが書かれてて、生死に思いを馳せたし、ショッキングなことに接する機会が多い仕事での心持ちなど学ぶこともあった。この仕事は私にはできない。
August 14, 2025 at 2:35 PM
サラッと面白く読んだ。漢方生活の方は前に試したやつよりも、四字熟語のような専門用語が少なく、私に染み付いてるような西洋医学みたいな感覚からのことも書かれてて納得しやすかった。神様の方は神様が沢山紹介されてて書き方というより神様そのものがおもしろい。神社ってやっぱおもしろいわ。
August 14, 2025 at 2:30 PM
とおい歴史は不確定要素が多いんだな。これも考えられるしこれも考えられるでもこれだと思うみたいな感じ。場所に縛られずともアイデンティティを保つ術。
August 10, 2025 at 11:52 AM
傷と回復がテーマとなってる感じの短編集。特に最後の2つがすごい。エウロパあたりは、なんか同時期読んでた日本人女性作家の本に似た空気感、余白感があり、凄まじい表現みたいのが残りにくくてしっくりこなかった。左手は、得体のしれない恐怖が日常を飲み込むその勢いに圧倒されて、次の話をすぐには読めなかった。こういう方向性の書き方はこの人には珍しく思える、少なくとも初めて読んだ。火とかげは、表現の宝庫。すごく良かった。過去を取り戻したって過去を修復したって、死んだ部分を蘇らせるところに回復はない。回復は新しく生まれるところにある。傷に何も感じないところから痛みを感じたら回復の兆し。
August 7, 2025 at 7:00 AM
こちらも今日読了。恋愛小説という括りになるのかもしれないけれど、私が読んだのは、恋愛を通したある女の変化のようなものだった。恋愛小説には双方向的なものを私は求めていて、その要素はこの本では少ない。何かを話す、というのは相手男性からはほとんどない。何かほとばしる思い、みたいなものは主人公やその友だち特に女友達から発されている。特にあー分かるな、と思ったのは、感じたこと、発言することそれらが全て何かからの引用のように感じるというような発言。自分がある/ないというのはどういうことなのだろう。「自分が無い」ように見えるのがイライラすると、「自分がある」かのような人たちに人生の節々で言われる主人公。
August 4, 2025 at 10:40 AM
こういうのは小説のあととかに読むと捗る。知らないことがたくさんで面白い。フランスではバターのクロワッサンはひし形でマーガリンだと三日月型だとか、ナタデココが発酵食品でナタ菌はフィリピン政府に厳しく管理されてるだとか、室町時代にはもうワインが日本に到来してて細川忠利がワイン製造させてたり、明治にはもう本格的に製造されてたりだとか。ビールの種類だとか、各イースト菌のもたらす効果だとか、何となくで選んでたもののこととか。発酵食品はおもしろい。
August 4, 2025 at 7:02 AM
合わないって人とある程度の深さで関わって傷ついた時、そこで自分を殺してそういった人を受け入れざるを得ない状況にならずに、それは違う、と自分を取り戻せる状況に向かえるようにしてくれる人達がいる環境にいられるのはラッキーなんだよな。
August 2, 2025 at 4:28 PM
即対応のアドバイスと人生をかけて取り組んでいって系アドバイスの両方をくださるのマジですごいよな
August 2, 2025 at 4:05 PM
我慢と勇気、不安を受け止め流せるように、いじくらないように
August 2, 2025 at 2:02 AM
久しぶりにこういう余白が多い感じの本を読んだ。ゆるやかにリンクする短編集。「気づいてさ、金って、愛があるからじゃなくて、関わりたくない時に渡すものなんだって」っていう考え方が、必ずしもそうでないにしろ、これまで言語化されてなかったなるほど感で、なんか腑に落ちた。
August 1, 2025 at 9:57 AM
斎藤さんの韓国文学の本で知ったフェミニズム文学。読んで良かった。小説調ながら、データをソース付きで織り込んだり、最終的にはカルテの形で展開されていて、客観的にという感じで綴られている。この表紙からも分かるように、この小説では登場人物としてある人物像を作り上げてあるのではなく、社会の無作為な一人、と言うよりも社会の中の平均の女性、を描いている。当時の幼い子供をもつ年代、82年生まれで最も多い名前があてがわれ、彼女の人生には勿論様々なことが起こるが、他者の涙を誘うようなとりわけ大きな悲劇もたらすドラマが描かれるわけではない。世代を超えた男女差は現代的になっていき改善されているとも言える。
July 31, 2025 at 3:39 AM
700頁もあるので、如何せん時間がかかった。社会性に焦点を当てて様々な動物たちの行動が書かれた本。社会性がテーマだけあって、人間の本能的なに通ずる部分も多く、文体もあって面白く読んだ。蟻の話は特に強烈だった。ばっと読み通したわけでは無いので、もちろん其々のエピソードが頭に残ってるかと言ったらそうではないのだけど、人間だけでない様々な社会を知ることができて、捉えられる世界の奥行きがぼんやり広がった気がする。ずっと読みたい本だったので読了できて満足。
July 31, 2025 at 2:47 AM
ちょっと手強い本を読み始めた…
July 28, 2025 at 2:47 PM
世界に自分を開いていて、自分を時間をうまくコントロールしている。人生の主導権をもっている。様々なコミュニティに身をおくこと、アイディアは共有しても価値を失わない、好奇心と探究心をもち広い世界で学び続けること。ポモドーロとタッチペン。心の痛みを感じたら美しいもの、癒やしに触れ、寝て負の感情を明るい記憶にする。感情に居場所を作り落ち着いたら出す。判断をくださないで一気に読んで睡眠を取る。読みながらいちいち判断すると、インプットにならず自分なりの考え方が強化されてしまうというのが新鮮だった。相手の話を止めない、先回りして推測しないというのも同様。
July 27, 2025 at 4:54 AM
久しぶり!きつねのはなしみたいな雰囲気。怪談調。天竜峡から京都ががっつり出てきて、縦横無尽に世界の広がりが出てきて私が好きなそして正直求めていたワールドに入っていった。佐伯の存在がまさにその世界を作ってる。「普段はぼんやりと眺めている景色を言葉が出なくなるまでありったけの言葉を尽くして説明してみるとやがて頭の芯が疲れ切って風景に言葉が追いつかない。その時気づきもしなかった何かがふっと風景側から心に飛び込んでくる。」「言葉が目を塞いでくれている。普段は言葉を見ているのです。」「紋切り型の言葉を与えて、自分が投げつけた言葉を見ている」
July 25, 2025 at 12:28 PM
そっと静かに。音楽、歌に関するエッセイ集。生きることとともにある音楽・歌・詩が回想のように素直に瑞々しく語られている。半端な暗さはカットしたそうだ。光がある。光がそれぞれの音楽がふっと光を差し込んでくれ、人生を運んでくれたんだろう。真っ暗な所にはその闇に光が漂うこともあるだろうが、と書いていて、いいなと思う。私が好きな、この人の静謐さ、感じたことへの誠実な表現は、この人が、自身のそして自分を取り巻く静けさも苦しみも激しさも愉快さも等身大で向き合い受け取り発していることから浮かび上がってくる良さなのだろうなと思う。
July 20, 2025 at 12:50 AM
ギリシャ語の時間。前半は照らしては束の間で消える花火のような淡い光のスポットライトが二人の生を浮かび上がらせている感じで、真っ黒に見える水面に映るこの本のイデアみたいなものを手で掬い取ろうとし手の中を見て消えている、水も指の間からこぼれ落ちるというような感覚だったのだけれど。14を境に凄まじい没入が訪れ、一体が生まれ、ある一つの大きな経験となった。喪失を経た言葉に関する不能者が言葉を通して出会い、言語の根源的な温かい部分、本能的な、感覚的な部分、イデアとも言えるような部分、言語言葉通じ合う手段を通して交流する話。それが14以降に見えてきた時に私を取り巻くこの本の世界が変わった。
July 19, 2025 at 1:44 AM
少年が来る。天気か、自分の状態か、はじめはフェンスの反対側で起こっている凄惨な出来事をフェンスの隙間を通して安全なところから覗き見ている、しかもこちら側では母語で平和な問題が矢継ぎ早に耳元で話しかけられるみたいな感じで全く話の中に居られなかった。途中でポインティのポッドキャストを聞いたりしてリフレッシュしたり、そんな感じで3日距離を起き今日、いつの間にか読み終わっていた。所々にある太文字の言葉を中心に、彼女の文からいつも得るこんな表現ができるのかという新鮮さが、この本は私にとって大切なすごい作品だ、いつかまた読みたい、とさせた。感じたことを言葉を通して追体験させてくれるような表現。
July 16, 2025 at 12:00 AM
読んで良かった。斎藤さんの韓国文学についての本を読んでからで良かった。社会病理として排除されたスラムに住む家族を中心とした話。その社会構成・状況は斎藤さんの本を読むまで知らなかった。世界の底深さと対話におけるリズミカルな文章。対検閲で短編で発表された連作。バラバラの力を持つ物語が統合された物語。生まれつきでの貧困に生きる家族が信じ、見出そうとする愛という光。そんな彼らから命を搾り取って富を拡大し、夢現に暮らす富裕層。貧困層を知りながらそれぞれの形で、誠実さを通して目をかける中間層。豊かさのために蹴散らされた人々の犠牲によって成り立つ発展。月に近い住処で月を夢みてこびとが打ち上げた小さなボール。
July 13, 2025 at 10:21 AM
内田さんを目的に読んだけれど、ソーシャル・ジャスティスと被っていることも多く、ユーチューブを見ていたら言っていることに既視感が強くさっと読んでしまった。
July 13, 2025 at 9:42 AM
菜食主義者。思ってたよりもどっぷりとした世界だった。世界が読み進めるにつれ広がっていき、最後の章でその世界が深くなる感じ。一気に読んだ。女性の描かれ方が透明というか、器のような感じで、その器の側面に男性がその思いを描きつけているような。それで彼女自身が満足するシーンもある。彼女たちの「中身」は見え隠れするような感じだったのが、最後にぐっと入り込むというか。女性として外面的に社会性を整えることができた/できる女性とそれをしない女性。どちらも器であって何が中に入っているかは問題にならない。人として生きたくないと思った時に、その動物性を排除し、死ぬことを選ぶのでなく植物になろうとするその思考が衝撃。
July 13, 2025 at 9:39 AM
天才たちのルーティンをまとめた本、それから天才の女性に焦点を当てルーティンだけでなくどのように創作活動を行ったかをまとめた本。ルーティンの方は、作家は特に一定のルーティンを保ち、酒・煙草・珈琲・薬物を異様に用いる人以外は午前中などのスッキリした時間帯に生産を行い、その他は穏やかな(社会)生活を営んでいるといった印象。女性の方は一人あたりにルーティンだけではなく更に情報が載せられている。男性が多かったまとめに比べ、社会生活と別軸の創作活動を行うことが人生を進めるのに不可欠だったという印象がよりあった。
July 12, 2025 at 2:35 AM