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文学文芸
大和上市(やまとかみいち)で思いだされるのは、谷崎潤一郎の小説『吉野葛』である。

「私が大和の吉野の奥に遊んだのは、既に二十年まえ、明治の末か大正の初め頃のことであるが、今とは違って交通の不便なあの時代に、あんな山奥ーー近頃の言葉で云えば『大和アルプス』の地方なぞへ、何しに行く気になったか。」

、、、という書き出しで始まるこの小説は、一種のなぞ解きの形をとりながら、一見むだのように思われる寄り道(エピソード)が多い。しかし最後にはすべての寄り道が、津村(「私」の同行者=主人公)の母性思慕の情に収斂する構成になっている。
January 15, 2026 at 10:40 PM
仁の音さんのnote読んでて、新鮮すぎる古い言葉を知った。
「泉下の客」
「幽明境を異にする」
かなしみを抑え美しく趣ある表現です。
しかし現代において、このような趣ある言葉を使った文章は、なかなかに、滅多にお目にかかれない。ましてや自分には、その機会もないし、また仮に機会あっても使いこなすこととうてい無理。と思いつつも、でもいっぺんは使ってみたいかな。誰か泉下の客や幽明境を異する人を期待しているわけではないけれども。
June 27, 2024 at 11:51 PM
谷崎潤一郎は、新婚早々の妻・古川丁未子(とみこ) をともなって、高野山へ赴き、龍泉院内の泰雲院に滞在し、小説『盲目物語』を執筆した。

お寺の方にお聞きすると、谷崎滞在の泰雲院は、建物の奥の方にあるらしい。なんでもその建物自体?部屋?が老朽化しており、拝観はできないとのこと。

…というわけで、境内の見える範囲には、どこにも谷崎の痕跡はなかったのであった。(見落としたのかも。)
May 10, 2024 at 7:20 AM
「池田克己詩碑
 小野十三郎書

 疲れた駅からの五十丁
 月の木橋の上でようやく満月
 役場前の急坂で眞正面の満月
 火の見櫓も
 一本杉も
 まぶしくかすむ
 雪の満月

 池田克己」

吉野・津風呂湖畔の、静かで寂しすぎる吉野運動公園。そこで思いがけず遭遇した詩碑。小野十三郎書とあるではないか。
池田克己は、1927年吉野工業高校建築科卒。詩人として精力的に活動し、詩誌『豚』『現代詩精神』『上海文学』『亜細亜』などを創刊。
また戦後は、小野十三郎らを編集に加えて『日本未来派』を創刊し、自ら編集人となる。
このような池田だから、小野十三郎書による詩碑が、吉野に建てられたのだと理解した。
May 7, 2024 at 1:09 PM
雨がしとしと降る岡山の昼下がり。西川沿いに吉備路文学館まで歩いた。
館内展示を観終えて、岡山生まれを含む岡山に縁ある文学者が数多くかつ多彩であることに驚いた。それがなぜなのか興味深い。
いつか調べてみたいと思った。
April 25, 2024 at 1:59 PM
なんばにある自由軒で玉子入りの「名物カレー」食べました。

「…自由軒で玉子入りのライスカレーを食べた。『自由軒(ここ)のラ、ラ、ライスカレーは御飯にあんじょうま、ま、まむしてあるよって、うまい』と嘗(かつ)て柳吉が言った言葉を想い出し…」(『夫婦善哉』より)

※「あんじょう」は、「うまく、具合よく」という大阪言葉。
同じく「まむす」は、「まぶす」という意味。
February 22, 2024 at 8:58 PM
「やまとは恋のまほろば×しおんじやまコラボ展」に行った。
浜谷みお氏のこのマンガは「癒しを求めて入った古墳研究会」を舞台に、中河内大学の三和穂乃香(さんわほのか)が、同期、先輩らと関西のいろんな古墳に触れながら交流するさまを描いているらしい(読んでません🙏)
古墳を題に、こうした作品が創れるということに、まずは新鮮な感動を覚えたゆえ。
February 17, 2024 at 2:44 PM
テストに投稿した。

ほっこりの民家集落博物館。
February 16, 2024 at 8:31 AM