コウ꒰ᐡ- ‧̫ -ᐡ꒱ :verify:
banner
mezzot.fedibird.com.ap.brid.gy
コウ꒰ᐡ- ‧̫ -ᐡ꒱ :verify:
@mezzot.fedibird.com.ap.brid.gy
7年目の愛がピンチなのでしばらく今までみたいにお誘いに快諾できなくなります。お誘いはとても嬉しいし心のメモにつけてるからね。清算したら遊びにいこうね。

🌉 bridged from ⁂ https://fedibird.com/@mezzot, follow @ap.brid.gy to interact
ぜんぜんしぶとく生きています(報告)
December 28, 2025 at 12:54 PM
久しぶりに昔の自分の文章を読み返したら(未熟なりに)人間が大好きなのが伝わって来てホッとしてしまった https://mezzot.tumblr.com/post/687863181742424065/銀河の咆哮
銀河の咆哮
本編後、ミザエルとカイト主軸、オールキャラぎみ カイトが菜食主義者の設定です Pixivからの移動 初投稿:2017年9月17 ときどき虚空のさなかから<ruby><rb>時空竜</rb><rp>(</rp><rt>タキオン</rt><rp>)</rp></ruby>の声が聞こえる。ミザエルは幻聴とわかっていながら聴きいらずにはおられなかった。目を閉じ、耳を澄ませる。荒涼とした孤独の声。わたしのものだ、とミザエルは思った。 前へ進まねばならない。ヒトを信じてみたいと思ったのだ。かの約束を違えたくない。しかし他方で時空竜の声が聞こえなくなるのはいやだ、と踏み切れないでいた。 それはあまりに長いときミザエルの支えであった。信じられる唯一のものであるためだと思っていたが、いまならわかる。ミザエルは竜を愛していたのだ。母を頼るような愛着で、恋人を我が物と思うような慕情で、友と語らうような熱情で、ミザエルは竜だけを愛した。何度あの生をいきてもミザエルは竜を愛することをやめないだろう。しかし何度あの生をいきるとも、時空竜が欺きによる傀儡である事実を変えることはできない。トランスミグレイションで時を巻き戻すことはできても、未来は変えることができなかったように。 カイトが病のなかにあると知ったのはミザエルが物思いに沈んでいた、そんなおりであった。 「何! 大事ないのか!?」 「詳しくは知らねえ。風邪じゃねえのか。気になるなら行ってこい」 かつてのリーダーであったナッシュは冷徹にもそう言い切った。 「仲間だったのだろう、」 言い募ろうとするとナッシュは深々とため息をついた。 「遊馬の目から見たらお前も仲間だ。だいたい蘇ってから一度もカイトと会ってねえのはお前ぐらいだ。ベクターですら会った。行け」 ベクターさえも引き合いに出され、ぐっと返答に詰まる。気を使われているのだとさすがのミザエルにもわかったが、カイトと会うのにミザエルは胸中大きな障壁があった。 「しかし、」 「しかしもかかしもねえ」 「だが!」 「おい、いい加減にしろよ……こっちだってめんどくせえことになってんだ。お前にだけ構ってる時間なんかねえ」 ミザエルはつい先日ナッシュがアークライトと名乗るものを門前払いしたことを思い出し、その上ベクターを刺激しないため毎朝苦手な早起きを努力して継続していることにも思いいたった。 アークライトの長兄と末弟とは一度手を合わせたことがある。たぐいまれなる誇り高き決闘者であり、カイトともゆかりのあるものたち。その家の第二子もまた、ナッシュと並々ならぬ縁があるようであった。しかしナッシュが門扉を閉ざしているということは、良縁とも悪縁ともつかぬ複雑なものであるのだろう。 「す、すまん」 「わかったらさっさと行け」 頭痛がするのかこめかみをおさえ、ナッシュは追い出そうとするようなジェスチャーをした。それ以上何も言えず、ミザエルはそそくさとナッシュの部屋から退散した。しばらく関わり合いになりたくない。ミザエルとて、怒らせたくない者はいるのである。 カイトを殺したことを後悔はしていない。しかしどうしても覚えている。もう一度逢えたならとも。 惜しいと思った。違う出会い方をしたかったと、彼がバリアンであったならとさえ思った。今となればもうそのようには考えないが、ミザエルは己の過去を否定してしまうこともできないでいた。 自分のしてきたことを間違いとは思いたくない。ミザエルは自分の意志と信念を以って闘ってきた。同胞のために闘ってきた。それが誤った前提により誰かの掌の上で踊らされていただけだとしても。それをカイトには理解し得るであろうか? カイトはミザエルが初めて信じたいと思った人間である。彼に受け容れられねば、ミザエルは永遠に人間と交わる未来を失うであろうとさえ思った。もしも、カイトがミザエルの過ちをゆるせなかったら。もしも、カイトにミザエルの過去を否定されてしまったら。そうした仮定は決してカイト自身に非のないものであった。カイトがミザエルをどのように受け止めようと、ミザエルは己を変えることはできない。 しかしミザエルは同時にそれらの懸念が自らの本意であることにも薄々感づいていた。カイトが受け容れられぬのではない。ミザエルが自身を許せないのである。後悔はしていないが、多くの罪のない者たちを傷つけたことはミザエル自身に十字架を背負わせた。それが想像のカイトの声を借り、表情を借り、ミザエルを責め立てるのであった。 自分の罪を許されたくない。しかし、カイトに受け容れられたい。そうした二律背反は、ミザエルの足を遠のかせた。 カイトはよい男だ、と思う。ミザエルがこうして仮想上で悩んでいる間にも、現実の彼は病で苦しんでいるかもしれない。そうであれば元気づけてやりたいと思う。 カイトは手始めに手土産の吟味をした。仮にも友として訪問するのであればそうした心遣いは必要であろうとドルベが言っていた。病人であれば、精のつくものがよい。ウサギ肉のシチューはどうであろうか? 先日メラグが狩ったウサギをナッシュが捌き、夕食に振る舞った。アリトがあっという間に完食し、ギラグの分まで奪っていた。パンを浸すどころか、皿の隅々まで丁寧に掬いとってピカピカにしたことを覚えている。その日の片付けは大層楽であった。 ミザエルはウサギを狩ることにした。 「わたくしの手料理は高くてよ」 「頼む。ナッシュはいま、煩わせたくないのだ」 兄の名を出すと少し態度を軟化させたが、やはり条件を要求されるのであろう。 狩ったはよいものの、ミザエルは生を受けてこのかた一度も台所へ立ったことがない。バリアンとなる前は獲物を簡単に焼き、香草などを育てていたものであったが、先日賄われたシチューほどのクオリティの物は作れない。そこでメラグに作れないだろうかと打診したものの、あわや選択を誤ったかと思うほどの反応であった。しかし前回シチューを作ったナッシュ本人は自分のことで手一杯であり、ミザエルにはほかに頼れる者もいない。 「仕方ありませんね。トイレ掃除一ヶ月で手を打って差し上げますわ。破格の待遇と思いなさい。その代わり作るのはあなたですわ。わたくしは指南だけ」 「……よろしく頼む」 ミザエルはやはり人選をミスしたのではないかという思いが脳裡をちらとよぎったが、もはやどうしようもなく首肯した。 ミザエルがウサギと順調に仲良くできたのは皮を剥いで部位ごとに分けるまでの10分程度であった。下ごしらえは旧い記憶を頼りになんとか様になっていた。メラグは約束通りつきっきりで料理の指南をしたが、示範以外では決して自ら手を出さず、そしてスパルタであった。 「不器用ですわね……」 一見繊細で神経質に見られがちであるが、本質的に大雑把で短絡的であることをミザエル自身わかっていた。玉ねぎをみじん切りにせよとの任務に一片が二インチもあるかけらを生成したことでとうとうメラグは呆れた。ミザエルはメラグがほんの少しでも手伝ってくれるのではないかと期待したが、「全部のかけらがこの十分の一になったらお呼びなさい」と言って自室へ戻ってしまった。 ざく、ざく、と切っていくうちにスピードもクオリティも上がってきたものの、考え事をしているうちに鼻がツンとして目が痛いことに気がついた。瞬いた拍子にぽろりと涙がこぼれ落ち、ミザエルは驚いて声をあげた。 かなしいことなどなにもないのにぱちぱち瞬くたび次から次へと涙が落ちる。しかし、メラグを呼ぶにはこの玉ねぎどもを切り刻んでしまわねば。しばらく待ってみたが止まらないものを無理に止めても仕方ないと考え、流すがままにした。視界は少しぼやけているがなんともない。そうしてさくりと包丁を入れたところが痛みを伴って出血する。指を切った。 少々痛いがこれもそのうち止まるだろう、とミザエルは頓着せずに残りの玉ねぎをやっつけ、誇らしくメラグを呼んだ。そして台所の惨事を見たメラグの悲鳴。 「本当にあなたって人は……」 傷を手当てし終えるまでメラグの小言は続いた。ミザエルはできる限り神妙な顔を作りながら頭の中ではいったい何時にシチューを届けに行けるだろうかと考えていた。昼食に間に合わないのなら夕食の時間に、と算段を立ててメラグに「あと何時ほどでできる?」と聞いた。メラグは盛大に息をつき、ミザエルが全く反省をしていないことを嘆いた。 「あとは炒めて煮るだけですから、一時間程度ですわ。あなたは横で見ていてちょうだい」 そうして鍋に放り込まれたウサギ肉と野菜をメラグの隣でじっと見る。メラグが焼いた肉をひっくり返したり、ローリエや白ワインを入れたりする手つきは習熟度が高く、まるで熟練の魔術師が慣れた魔法を披露するようであった。 「これでよし、あとはタイマーが鳴るまでじっと待ちましょう」 「恩に切る」 「構いませんわ。これで一ヶ月はトイレ当番に困りませんし」 メラグがさらりとそう返したことで、これはメラグなりに気を遣わせないような対価なのであると気がついた。ミザエルはそうしたヒト同士の気遣いややり取りに欠けて生きてきたばかりに、コミュニケーションの取り方で驚くことが多かった。 「それでも、しかしわたしは感謝を伝えたいのだ」 「そうね、それは良いことですわ。受け取りましてよ」 にっこりと微笑んだメラグはとても綺麗だとミザエルは思った。人間が微笑んだときに口端はキュッと上にあがり、目端はまろくなる。メラグは神代璃緒という人間だったのだ、ということをミザエルはこのとき初めて意識した。 「あれ、ミザエル?」 ミザエルが花屋の前で散々に頭を悩ませ、やっとのことで白いトルコキキョウとブルースターを見舞いの花に決めた矢先である。 「遊馬。何の用だ」 ベクターを連れ立っているのを見、ミザエルはよっぽど無視しようと思ったが生来の生真面目な気質がそれを許さなかった。 「用ってほどでもねえけど、友だちがいたら声かけちまうじゃん」 友。それがミザエルを指しているのは明白であったが、どこかこそばゆい響きにそれをうまく飲み込むことができなかった。 「遊馬ァ~ミザちゃんが困ってるだろ? あんま馴れ馴れしくすんなよ」 「えっ、そうなのか!」 遊馬が慌てるのを見て、ミザエルはやっとのことで否定した。ベクターの茶々がなければ本当に硬直してどう返していいかわからなかったであろう。完全にわだかまりがとけるまでには至っていないが、ナッシュが「やつなりに気を遣っている」と示唆したことで、ミザエルは以前ほどベクターの言動に腹を立てなくなった。 「いいや驚いただけだ」 「へへ、そっか! ミザエルもカイトのお見舞いか?」 ミザエルは目をぱちくり瞬かせた。 「お前たちもか?」 「そうそう、オレたちはその帰り」 先を越された、という思いが身体中を駆け巡る。手土産を持て、とドルベが言っていたので急いで見繕ったつもりであった。しかし同時に、それらを準備している間はどうやってカイトと顔を合わせたらいいか考えなくて済むので都合が良かった。そうしてミザエルがもたもたしている間に、遊馬は会いに行ったのである。押し黙ったミザエルに、遊馬は「早く行ってやれよ、」と声をかけた。 「カイト、お前のこと待ってるぜ」 「わたしを?」 「ああ! 花、綺麗だな! カイトは喜ぶと思う」 遊馬が心の底からそう言っているのだとミザエルはわかった。緊張してどこかこわばっていたのがゆるむ。かろうじて謝意を示すと、遊馬はにかっと笑った。どこかアリトに似た、あっけらかんとした笑顔である。ミザエルはそれもとても好ましいと思った。 「こんにちは、兄さんのお見舞い?」 玄関口へ出迎えた小さな少年を見て、ミザエルは色を失った。あのとき月での一戦、遠く地球からいやだと、死なないでと、そう訴えかけていたカイトの弟であったためである。すっかり忘れていたが、ミザエルが殺してしまった男にはもちろん家族がいる。殺した張本人であるミザエルに、ハルトという少年はずいぶんと優しく話しかけた。 「……カイトはどうしている」 花を渡すとハルトは「ありがとう」と相好を崩し、ロボットに花を活けて飾るよう指示した。 「兄さん、今日はお見舞いの人が多くて、いまは疲れて寝ちゃった。でも、もう少ししたらたぶん起きてくるから。お部屋に案内するね」 少年らしい無垢な笑顔に、ミザエルは罪悪感を刺激された。自分のことを知らぬはずがない。あの月での闘いにおいて、バリアルフォーゼしていなかった姿も見ていたはず。しかしそれでも彼の微笑みには一点のくもりもなかった。 「すまない」 ミザエルはその言葉に万感を込めて言った。ハルトはただきょとんとして、「どういたしまして」と笑った。 カイトの部屋は随分と殺風景で、ハルトとの写真をフォトフレームに入れてある以外は本とコンピュータ機器しかおいていなかった。当の本人は窓辺のベッドに横たわり、目を閉じている。胸がうっすらと上下しているのを確認しなければ死んでいるのではないかと思われるほど、カイトは静かに眠っていた。顔色は悪くないが、頬は常より赤く、発汗して、発熱しているのだとわかる。以前ベクターが風邪を引いたときがそうであった。あのときベクターは力つきるまで片時もじっとしておられず、看病にあたったドルベまで感染させていた。 発熱、咳、うわごとで時折ベクターが口走る「ははうえ」はミザエルの旧い記憶をもよびさました。焔がうずまく街並みの崩れ落ちた建物をぬって、父と母を呼びながら逃げ惑った夜。飲まず食わず、砂漠をさまよい歩いた幾日もの地獄。わたしを救ったのはヒトではなく竜であった。竜のために生き、竜のために死のうと思った。お前がヒトをたすけるのであれば、わたしはお前の力になろうと。それだけであった。ヒトとはなんと、愚かで醜いのであろうかと。それに比べ、竜の神々しさよ。どれほどヒトを目にかけ、救ってやったことか。どれほど── カイト、と心の中で声をかける。 わたしはやはり、まだなんと語ったらよいのかわからぬ。お前の厚意を無下には扱うことは決してしまい。しかしいましばらく時間がほしい。せめて自らの罪と、お前と、向き合えるだけの心構えを養うまで。 眠るカイトは身じろぎひとつせず、ミザエルは立ちすくんだまま見下ろしていた。ハルトが袖をひき、座るよう促していることにしばらく気がつかなかった。 「どうしたの? 気分わるい?」 「いや……だが、今日のところは帰ろうと思う。よく、眠っている」 「うん、そうだね。ごめんね、せっかくきてもらったのに」 申し訳なさげに眉を下げるハルトを反射的に撫でる。にこにことはにかむようにハルトが照れ笑いするのを、ミザエルは愛す可しと思った。 「紙とペンを借りてもいいか?」 「もちろん」 習ったばかりの字で「お大事に」と書き、神代凌牙の署名を入れる。 「一緒に渡してくれないか。中身はシチューだ」 スープジャーと簡素な手紙を受け取るとハルトは一瞬複雑そうな表情をし、しかし何も聞かずに頷いた。今日、ここにミザエルという名の男は決して来なかった。いたのは神代凌牙の名代であり、見舞いのシチューは兄妹の得意料理である。ミザエルはそこに介在しない。 「うん。お花も、ありがとう。またきてね」 聡い子なのだろう。礼儀正しく、優しい。カイトが命をかけて全身全霊でもって守ろうとした存在。それほどまでの価値を持った人間。ミザエルはカイトの弟としか認識していなかった彼を、改めて一人の人間として理解した。 「おい、ミザエル。お前宛に荷物だぞ」 まったく心あたりがなく、首を傾げているとナッシュは「カイトからだ」と言った。ますます心当たりがない。梱包を解くと中からは一目にも精緻とわかるD-padが出てきた。白くシンプルな作りであるが、光沢のない布地のような質感があり、つくった者のこだわりと心配りを感じられる。 「どういう……ことだ……?」 「先日見舞いに行ったからその礼だろう。やつが作ったなら間違いなくいい出来だ。とっておけ」 「行っていない!」 ナッシュに怪訝な顔をされ、「行ったが、オレとわからないはずだ。眠っていたから」と付け足した。ますますわけがわからないという顔をしたナッシュに、ミザエルは一部始終を説明することになった。 「ハァ、なんでてめえまでこんなややこしい……」 「カイトは本当にわたしだとわかったのか? なぜだ」 「……D-padを展開して装着してみろ」 言われるがままDゲイザーを装着して電源を起動する。ナッシュをターゲットにロックするとともに、D-padから音声が流れ出し、デュエルディスクへと変形する。 「これは!」 ディスク展開した時のモーション、デザインともにミザエルがバリアン態でメタモルフォーゼさせていたものとよく似ていた。 「ミザエル、そのD-padを貸せ」 デュエルモードをキャンセルして渡すと、ナッシュは画面に向かって何やら入力し始めた。よし、と呟いた途端に立体スクリーンが浮かび上がる。 「よお、元気そうだな」 「そっちもな」 画面に映し出されたのがカイトだとわかるやいなやミザエルは後ずさった。まだ心の準備ができていない。こんな中途半端なときに会いたくはなかった。 「おい、ミザエル」 ナッシュがD-padを渡そうとする。ミザエルは慌てて首を横に振り、否やの意思を示したがなにぶん遅かった。 「久しぶりだな、ミザエル」 ほがらかで凛とした声が自分に語りかけてくる。D-padを受け取ったものの、ミザエルは途方に暮れていた。 「……どうしてわたしだと思った」 カイトは複雑そうな表情をみせ、ミザエルはそれが弟のハルトがみせたものとよく似ていることに気がついた。苛烈な気性の兄と穏和な性格の弟は正反対の気質をもっていたが、やはり兄弟ということなのであろう。 「隠してもお前のためにはならん。率直に言おう、字が下手すぎる」 後ろでナッシュが噴き出した。ミザエルにとっては相当の衝撃である。 「わ、わたしは字が汚いのか!」 「少なくとも凌牙の字ではないことは確かだった。いくらやつでも自分の名で誤字はしないだろう」 「おい、聞いてるぞ」 ナッシュがすかさず釘をさす。 「わたしはナッシュの名を書き間違えたのか!」 「お前に漢字はまだ早い。ハルトが『よかったら、ぼく、教えてあげるけど……』と言っていた。優しいな、ハルトは。一度うちに来い」 ハルトの複雑な表情は字の汚さのせいだったのか、とミザエルは落ち込む。自分ではきちんとかけていたつもりであった。道理でナッシュもメラグもまだ学校へは行くなと止めるわけである。読み書きの不自由さを露呈することはミザエルの自尊心をいたく傷つけたであろう。 「不甲斐ない……」 「気にするな、お前はまだ人間一年目だ。明日は空いているな?」 ミザエルが返事をするより早く、ナッシュが「こいつの予定は向こう半年以上ずっと空いている」と答えた。 「フ、ならいつでも来い。ではな」 通信が切れてもミザエルは呆然としていた。最後にカイトが柔らかく微笑んで、心の底から自分を歓迎しているように見えた。 「よかったな、明日は帰ってこなくていいぞ」 ミザエルは半ば泣きそうな気持ちになりながらD-padを撫でた、途端に着信を告げる音が鳴る。画面にはメッセージが一件と記されており、タップするとカイトからであった。 旨かった。 シチューのことだとミザエルはわかった。スクロールするとさらに追記されている。 と、ハルトと父も言っていた。 残念ながらオレは<ruby><rb>菜食主義者</rb><rp>(</rp><rt>ベジタリアン</rt><rp>)</rp></ruby>で、お前が獲ったウサギ肉を食べることはできなかったが、不揃いの玉ねぎとジャガイモも悪くなかった。 カイトが菜食主義であることをミザエルは初めて知った。今まで知る機会がなかったこともあったが、人によって食べられないものが存在するのは当然である。ミザエルもどうしてもキノコ類を食べることができない。ミザエルは少し後悔した。あらかじめ聞いておけばおかさなくてもよかった過ちである。同時にカイトのことをもっと知りたい、と思った。 菜食主義なのはなぜなのか。好きなものは何か、嫌いなものは何か。かつてなんのために闘い、どうやって光子竜と出会い、なぜ自分のことを気にかけてくれるのか。普段はなにをして過ごすことが好きなのか。わたしたちのこの奇妙な縁はいったい、なにによって結ばれているのか。 それらよりもっと、ミザエルには聞きたいことがあった。 ミザエルは心の中で何度もそれを復唱した。明日会うとき滑らかに口から出てきてくれるように。 お前にもまだ、銀河眼の鳴き声が聞こえるのか、と。
mezzot.tumblr.com
December 6, 2025 at 2:53 PM
この辛いことを知る前に死にたかったな
November 11, 2025 at 10:11 AM
めちゃ辛いことがあり、すべての機能が停止した
November 11, 2025 at 10:09 AM
月曜日になってしまった まずは散歩します
November 10, 2025 at 1:26 AM
ろしゃ、ムビチケの都合で最低でもあと二回は観にいく見込みですが、まじでところどころ容赦なくしんどさが襲ってくる感じだったのであらかじめ人と約束していて本当によかった 言質
November 9, 2025 at 8:22 AM
全然寝られなかった、、、なぜ
November 7, 2025 at 11:05 PM
俗な話流してすまない、週3出社(dtd1.2時間くらい)だけど現年収+100万のオファーレターきてむちゃくちゃ悩……もう7年くらいフルリモートだからマジで出社が本当にネック どうしよう どうする? さすがに心揺れる
November 7, 2025 at 4:23 PM
[Read the full article]

[CW] ろしゃ2感想(字幕)
ろしゃ2感想(字幕)
fedibird.com
November 7, 2025 at 1:44 PM
ロシャオ2、サイレン音と銃撃戦がガッツリあります。見る予定の人は気をつけて。
November 7, 2025 at 1:16 PM
ぽんぺが痛み止め貫通してくるし、痛み止めで胃もいかれてきている
November 5, 2025 at 5:06 AM
ぽんぺ面接やだから予定ウィークまるまる休みにしたのに、予定ウィークにまるまる来なくて直後 面接×2 現地オファー面談×1 激忙の日にきたの、泣いてもいい。
November 5, 2025 at 1:27 AM
やっと明るくなってきたな…冬だな
November 4, 2025 at 9:58 PM
わたしがわたしの思う人間に寿命までになれるか?
November 2, 2025 at 9:30 AM
反省することがあまりに多いがポストが鬱陶しい懺悔まみれになるのは防ぎたい結果、メモ帳反省文大会になっている
November 2, 2025 at 9:30 AM
ご注文の「寝付けない夜の気休めセット」でございます
October 29, 2025 at 4:06 PM
ずっと天気頭痛に悩まされてたのに最終シュッシャした途端に晴れですか :pndslime_pokan:
October 27, 2025 at 11:02 PM
いまオファーまで行くとこぜんぶリモートじゃないうえに遠くて、ああリモート……
October 23, 2025 at 2:53 AM
マリトッツォ食べたい もうどこにもない
October 19, 2025 at 6:14 AM
他者の自分勝手さが許せず苦しくなるのは自分に厳しく「自分勝手してはいけない」としているからというのが定説
仕組みを理解してもどうにもならないことはあるけど理解するとちょっと楽になる時もあるので放流
October 17, 2025 at 1:28 PM
夕方にやむなくカフェイン摂取したことで完全に寝られなくなってしまった ここまでくると睡眠薬意味なし 我はブルドーザーよ
October 16, 2025 at 6:20 PM
父親の入院手続きでシンカンセン弾丸してきた とりま山場は超えたっぽい
October 16, 2025 at 1:59 PM
ヤバい、ラップ見つからないと思ったら野菜室で冷えてた。
October 15, 2025 at 12:32 PM
あたまいたすぎて気持ち悪いタイムきた 痛み止めはもう飲んだ どうしたらええんや〜〜
October 14, 2025 at 5:22 AM
木芯キャンドル欲しいな〜と思いながらウッドウィックの香り確かめられる売り場を見つけられないまま月日は流れ、とうとうラコレでも売られているのを確認した OUD AND BERGAMOTを買いました いい感じ
October 11, 2025 at 2:04 PM