冬野瞠/冬野みはる
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michalfuyuno.bsky.social
冬野瞠/冬野みはる
@michalfuyuno.bsky.social
「ふゆの みはる」です。小説と絵を書/描いている成人。同名で色んなところにいます。活動場所まとめ→ https://lit.link/MichalFuyuno
Skeb→ https://skeb.jp/@MichalFuyuno
連絡先→ michalfuyuno*gmail.com
#novelmber
5.隠れが「隠れ家的な喫茶店」 6.滴る「■も滴るいい男」
7.一組「片割れの切なる願い」 8.慕わしい「どうか振り向かないで」
#140字小説 #140字SS
November 8, 2025 at 12:37 PM
#novelmber
1.瞼「生まれ落ちた君へ」 2.それでは、「素敵で楽しい愉快なショー」
3.微光「椛の合図」 4.同時「永遠なる好敵手」
#140字小説 #140字SS
November 8, 2025 at 12:34 PM
goghのアバター作ってみました! アバターちゃんの動きを見てるだけで楽しい…

#gogh で一緒に作業しませんか?
フレンド募集中です:
share.gogh.gg/link?id=01e4...
November 1, 2025 at 4:27 AM
こちらの逆バニーヴェルナーをネットプリントに登録してみました! 肌面積多めなので周囲にご注意下さい(画像の♡部分は実際には印刷されません)
ローソンorファミマでL判/30円
番号:R7Y85XACPK
期限:10/24 20時頃まで
October 16, 2025 at 12:42 PM
特に意味のない逆バニー姿のヴェルナーの絵です
#oc
September 30, 2025 at 12:59 PM
参加している企画 #悪役少女アンソロ の作品が公開されました! 冬野は和風時代ものR18G作品『大正悪夢奇譚』を寄稿しております。人外男に人生を滅茶苦茶にされる女の子の話です。
読む人を選ぶ内容ではありますが、初めての境地に挑戦してみたのでご感想頂けたら嬉しいです😈(絵だけでも見て頂けたらもちろん嬉しい)
villainxvirgin.studio.site
September 22, 2025 at 12:52 PM
#skeb #commission
Skeb納品しました! ファンタジー/男女/NSFWありのご依頼でした。リクエスト並びにブーストまでありがとうございました🙏
skeb.jp/@MichalFuyun...
September 6, 2025 at 5:01 AM
🦋はラベル付けたらエチ絵も投稿できるんでしたっけ…? 駄目だったら教えて下さい
August 30, 2025 at 9:46 AM
ノベプラさんのコンテスト入賞賞品のアマギフで手に入れた自分用お中元です
August 10, 2025 at 12:29 PM
#バニーの日
殺伐不穏バニーボーイ義兄弟です
August 2, 2025 at 11:08 AM
#おっぱいの日
えっちなお兄さんとお姉さんです(お互い敵同士)
August 1, 2025 at 1:12 PM
#文披31題
Day31 ノスタルジア「かえるべき場所」
#140字小説 #140字SS

 それを見たとき、ノスタルジアという言葉を強く思い出した。既視感とも違う、初めて見るのにひどく懐かしい気持ち。
 洞穴の奥、息を潜めた何かが、私を待っているのが分かる。それと一体になるのが、ずっと前から定められた自分の運命だ。
 早く帰りたい。孵ろう。還らねば。
 闇の奥で、それが大口を開く。
July 31, 2025 at 12:43 PM
#文披31題
Day30 花束「高嶺の花」
#140字小説 #140字SS

「どうして僕を好きになったの」
 思いきって恋人に訊いてみる。正直僕は全体的に冴えないし、眩いばかりの彼女とは釣り合わないと思っていたのだ。
「私ね、人の顔が花束に見えるの」と恋人は言った。君の花束が一番、綺麗だと思ったから。私にとって君は高嶺の花なんだよ。
 眩しそうに目を細めて、笑う。
July 30, 2025 at 12:50 PM
#文披31題
Day29 思い付き「褒め尽くし」
#140字小説 #140字SS

 思い付きで始めたことほど上手くいく。意外とそんなものだろう。
 僕は今、他人のペットを褒め尽くすのを生業にしている。犬や猫の動画が大好きで、友人に熱く語っていたところ、お金を払ってでも褒められたい飼い主がいるかもよ、と言われたのだ。
 お互いwin-winな妙な仕事。今のところは順調だ。
July 29, 2025 at 1:48 PM
#文披31題
Day28 西日「共犯者」
#140字小説 #140字SS

 西日で赫く染まる部屋で彼女は告白した。僕は「いいよ」と応えて、二人で都合のいい場所を探し、初めて一緒に汗をかいた。
 これでぜんぶ大丈夫だ。何も問題は起きていない。
 彼女の体が真っ赤に濡れていたのは夕陽のせい。僕らが埋めた屍体は真夏が見せた白昼夢。そういうことにして、意識に鍵をかける。
July 28, 2025 at 12:25 PM
#文披31題
Day27 しっぽ「dis-communication」
#140字小説 #140字SS

 その日、全ての人類にしっぽが生えた。短いのや長いの、細いのや太いの。
 千差万別のしっぽを得て人類は大いに困惑したが、次第に慣れていった。しっぽを用いた意思疎通がたいへん有用だと知れると、人類は徐々に言語を喪っていった。
 あとは奴らから再びしっぽを奪いさえすれば、地球は我々の手の中さ。
July 27, 2025 at 1:27 PM
#文披31題
Day26 悪夢「最悪な夢」
#140字小説 #140字SS

 悪夢にも良し悪しがあって、自分が死ぬ夢なんかは良い前触れとされている。そう、ここはお前の夢の中だ。
 俺が誰かって? 本当に思い出せない? ……やっぱり忘れちまったか。俺はお前に最悪な夢を見せに来た。
 お前が俺の夢をもう一度見たらお前は死ぬ。お前は死ぬまで、二度と普通の夢は見られないのさ。
July 26, 2025 at 1:39 PM
#文披31題
Day25 じりじり「天井の怪」
#140字小説 #140字SS ※ホラー注意

 帰宅するとなぜか部屋の中が暗い。暗いというか何も見えない、闇だ。
 電気を点けようとスイッチを操作しても全く変化がない。何やら聞いたことのない、じりじりという生き物の鳴き声らしきものも聞こえる。
 スマホのライトを天井に向けてみると、そこには真っ黒い、脚の多い、巨大な蠢くものが、大量に。
July 25, 2025 at 2:36 PM
#文披31題
Day24 爪先「ちょっとわくわくしてきた」
#140字小説 #140字SS

 爪先が透けて見えたので病院へ行った。
 徐々に全身が透明になる疾患で、現時点で治療法はないという。完全に透明化すると体だけでなく、私に関する情報全てが他人から認識できなくなるらしい。
 頭部以外が透けたら、嫌いな奴らを脅かしにお礼参りに行ってやろうか。その後のことはその時考えればいいや。
July 24, 2025 at 1:28 PM
#文披31題
Day23 探偵「アンチミステリー」
#140字小説 #140字SS

 雪に閉ざされた山荘で二人が共謀し、十人中三人が殺された。探偵の私は全貌を知るが、真相を明かす気はない。探偵は警察ではないし、被害者が全員屑だったからだ。
 事件は事故で片付けられ、犯人らが良心の呵責を感じれば自首するだろう。それでいい。
 探偵の生きる世界は、ミステリー小説じゃないのだ。
July 23, 2025 at 1:26 PM
#文披31題
Day22 さみしい「先んじて不安を刈る」
#140字小説 #140字SS

 さみしいのはきらいだ。地平線に沈む夕陽、蜉蝣の羽の儚さ、夏の終わりの風の匂い。僕を置き去りにするものに触れると、切なくて泣きたくなる。
 友達だっていつか自分の前からいなくなるのでは、と不安になってしまう。だから僕はそうなる前に、いつも彼らの命を奪ってきた。
 全部、さみしさが悪いんだ。
July 22, 2025 at 1:30 PM
#文披31題
Day21 海水浴「警告」
#140字小説 #140字SS

 ここで泳ぐのはやめときな。海水浴の何がいいんだ? 変な虫はいるし砂まみれになるし着替えも片付けも面倒で疲れるだけだろ。
 俺も昔この浜でダチと遊んでな、何年も砂に埋められたままなんだよ。ダチは離岸流に捕まって、俺は生き埋めにされて、二人ともずっと一人ぼっちだ。
 海水浴なんて、やめときな。
July 21, 2025 at 1:09 PM
#文披31題
Day20 包み紙「コレクションの完成」
#140字小説 #140字SS

 海を渡ってくるものが纏う、独特の風が好きだった。海外の菓子の包み紙、外国の切手、渡り鳥の羽根、渡り蝶の標本。私自身も世界各地を飛び回り、あらゆるものを収集してきた。
 さて、君への頼みはひとつだけだ。数々の海を渡り歩いてきた私を、我がコレクションに加えてほしい。
 意味は、分かるだろう?
July 20, 2025 at 10:37 AM
#文披31題
Day19 網戸「初盆」
#140字小説 #140字SS

 気づくと民家の間をふらふらと彷徨っていた。なぜだろう、何も思い出せない。私はどうしてここに? それ以前に私は誰だっけ。
 懐かしい匂いがして、そちらへ近づけば見覚えのある家があった。網戸の向こうから私の好物の香りが漂ってくる。そのまま体が網戸をすり抜けて。
 そうだ、ここは私の家、だった。
July 19, 2025 at 1:20 PM
#文披31題
Day18 交換所「猫の髭スタンド」
#140字小説 #140字SS

 道端に手作りの屋台を見つけた。海外のレモネードスタンド風の外観に、「猫じゃらし十本と猫の髭交換し〼」とある。
 もしや猫が主の交換所か、と胸を高鳴らせてエノコログサを集めて行けば、座っていたのは幼い少年。夏休みの課題か何かかな。何にせよほほえましい。
 と、目の前をさっと猫が走り過ぎた。
July 18, 2025 at 12:46 PM