蒼月は冷酷な気質を生まれ持ったキラのように感じたけど、清史郎月はノートと世間の熱狂によって人生を狂わされたように見えた。蒼月のほうが原作寄りだけど、清史郎月のほうが私の好みかも。でもアフトクのお話ぶりから想像するに緻密な計算によって作り上げた月像なんだろうな。それはそれで月っぽい。

作品としては、光と影の演出が好き。開演前リンゴを照らす照明とか、影絵的な二幕始まりとか、歌うＬを下から白く照らす通路とか色々。
地味だけど一番は、父親との自室の場面。壁に当てる照明の、光と影で体がまっぷたつになるように立って父親の話を聞く月。月の表裏を視覚化してるのがいい。

アップするとなんか白っぽくなるなるのなんで。

今回、粧裕の存在が大きく感じて。かつての月の信念を持ち続け、何も知らされないからその善性は揺るがない。他の皆は変化するのに彼女だけは変わらない。大事な役だね。月の変化につれて妹との距離が離れていくのに、最後に兄のために泣かせるのはこの作品の（栗山さんの）優しさだと感じる。
あと単純に、リュークをバーン💥て撃つとこ可愛すぎた☺️

蒼くんはずっと月やってた？って思うほど月すぎて今あまり言うこと浮かばない😆月曜に加藤月観るのでどう違って感じられるかなー♪
新宿での月がいちばん楽しみなところです。書くだけでゲームのように命を操っていた月が、初めて直接に手を下すという大きな一線を越える場面だから。
リュークは忙しく動き回るからずっとは追ってられなかった😅でも動き止まってるときはだいたい犬だったね？
ミサのライブ始まり、りんご口に咥えたままワンコのポーズだったけど、あのりんごは柔らかい材質でできてるのかしら。本物咥えてたらヨダレが出てしょうがないよね。

CDに馴染みすぎてて、曲中音が変わってるところでハッとしてしまう。2025年版で上書きしたいので音源くださいホリプロさん。
私は映像でも舞台でも、誰がどの役かとか頭から追い出して観たいたちなので、推しが白塗りなのがむしろ雑念湧かないでよかった。リュークは綺麗なお顔じゃない方がいいです。

登場シーンのリューク怖かったな。浦井健治という役者を知らないで観る人は恐しく感じるのでは。
めぐレム以外は初演再演とは違ってるわけだけど（映像でしか見てないけど）、その違いがそれぞれの役を際立たせてた。レムも発語に慣れてないような喋り方で、思ってた印象から少し離れてて新鮮だった。

ドラマで見た内向的なかっきーって、なんというか休火山みたいで、おとなしそうに見せて突然噴火しそうな気配漂わせてて、沸々としたエヴァンができそうな。私はもっと、ありふれた日常に、学生たちの中に紛れてしまってるエヴァンを見たいんだわ。

東京はわからないけど、関西は公演前でも劇場のほうがいい席残ってることが多い。座席すぐ確認させてくれるし。
しかし11000円が安いと錯覚してしまうのほんと毒されてるわー