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@molmottou.bsky.social
探索者メモとぼやき
(尻尾ぶんぶんうごくのかわいいと思ったんだけどな…)
January 14, 2026 at 8:57 AM
「……じゃあな」
December 30, 2025 at 5:15 PM
「派手にやったもんな、俺」

「なあ」

「手、握んないでくれ」

「そんなに強く握っても、冷たくなるだけだぞ」

「もう、握り返せもしないんだ。」

「……彼氏失格だな」

「目の前にいるのに」

「こんなに近くで、お前が泣いてるのに」

「涙ひとつ、拭いてやれないなんて」

「……ごめん」

「花束、赤くなっちゃったな」

「渡したかったな、綺麗なままで」

「お前の呆れ顔見たかった」

「あのさ」

「ずっと、ちゃんと言えてなかったよな」

「……愛してる」

「最初から、ずっと愛してた」

「今さらなんて情けないよな」

「何の意味もない」

「ごめん」

「独りにして、ごめんな」
December 30, 2025 at 5:15 PM
「あの日からずっと、俺の世界の中心はお前だった」

「就職して離れてた三年間、頭の隅にはいつだってお前がいた」

「だから、ちゃんと伝えたくて」

「……あ、見えてきた。あの時計台」

「よかった、まだ誰の足跡もない。一番乗りだ」

「もうすぐ着くよ。」

「いた」

「本当に、来てくれたんだ」

「変わってないなあ。そのコートも、マフラーの巻き方も」

「……へへ、なんか緊張してきた」

「こっち!今手振ってる」

「……」

「どうしたんだよ」

「なんで、いきなり泣き崩れるんだよ」

「そんな顔しないでくれ。せっかく会えたのに」

「…あーあ、見つかっちゃったか」
December 30, 2025 at 5:15 PM
「向かってる途中結構考えてたんだよな。いつお前のこと好きになったんだろうって。」

「でさ、はじめて会った日のこと覚えてる?」

「新歓の飲み会のあと。二次会から抜け出して、二人で始発待ってた時だよ。」

「駅前のロータリーの地べたに座り込んでさ。化粧も崩れてボロボロで……『もう歩けなーい』って文句言ってたよな」

「本当、最悪だった」

「でも、明け方の青い光の中で、あくびして涙目になってるお前の横顔を見た時……俺、思ったんだ」

「こいつと生きていきたいなって」

「変だよな、綺麗な場所でも、特別な瞬間でもない。あのロータリーで、俺はどうしようもなくお前に惚れたんだ」
December 30, 2025 at 5:15 PM