本棚の紙魚
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本が好き。子供時代から今まで読んだ本を思い出しながら、備忘録として投稿します。
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#好きな短編集10選
昔の物から最近の物まで、幅広く読んでいます

杉本苑子『胸に棲む鬼』
太田忠司『奇談蒐集家』
恩田陸『いのちのパレード』
伴名練『なめらかな世界と、その敵』
ジェラルド・カーシュ『壜の中の手記』
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『ボーダー 二つの世界』
ミック・ジャクソン『10の奇妙な話』
ステファン・グラビンスキ『動きの悪魔』
ジュディ・バドニッツ『空中スキップ』
ヘレン・マクロイ『歌うダイアモンド』
(敬称略です)
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『江戸の怪奇譚』

氏家幹人先生の本はほとんど買っているのだが、歴史学者の視点を置きつつ、原典を細かく示して書かれた内容はどれも読みやすく、とにかく面白い。
この本は中でも、怪談系が好きな方に響くだろうなと言うものになっている。
章立てからして「奇病」「老人怪護」「凶宅」などなど、興味をそそるものばかり。原典が提示されているおかげで、そちらも読んでみようと手が伸びる。

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January 14, 2026 at 9:52 AM
『スヌーピーの初恋物語』

子供の頃から1番好きなキャラクターがスヌーピーだ。昔は食器や雑貨を買ってもらい、今は自分で気に入った日用品を集めたり、ミュージアムを訪れたりしている。
スヌーピーのキャラクター達による「恋」の物語を集めたシリーズの1冊目は、定番のルーシーとシュローダーなど、どれを読んでも微笑ましい。

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January 13, 2026 at 1:06 PM
『地球の歩き方 ジョジョの奇妙な冒険』

旅行が好きな事もあって、行く予定が無い場所のガイドブックも良く手に取るのだが、『地球の歩き方』は面白い方向に舵を切ったなと感心した1冊。
漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の舞台になった世界各地、そして架空の杜王町(仙台)までも旅の見どころとして紹介してくれている。
ページ欄外のひとくちメモまで付いているので隅から隅まで楽しめて、コアなジョジョファンで無くても楽しめた。

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January 10, 2026 at 7:29 AM
『付き馬屋おえん 暗闇始末』

吉原を舞台にした時代小説の中でも、客の借金取り立てを生業にする『馬屋』を主に据えた連作短編集。主人公は2代目を継いだ美しい娘、おえん。
華やかに見える吉原の裏、更にその闇に目を向けた内容だが、ミステリーやバイオレンスに傾倒しすぎず、艶っぽい場面はあるもののあっさりとして読み易い。
おえん自身にも愛する男性に裏切られた過去があるなど、遊女達の苦しさと重なる部分が裏表になっている。

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January 9, 2026 at 8:19 AM
『我が愛しのワトスン』

昨日はシャーロック・ホームズの誕生日。ドイル読了後に色々と読んだ中でも、切り取り方が面白かったパスティーシュ作品がこれだった。
秘密を抱えて生きるホームズと、妻を失ってベーカー街に戻ったワトスンの前にモリアーティの娘が現れる。そしてホームズにとっての最後の事件が起こる本作。
特殊な設定は、二次創作などの本が当たり前に売られている今となってはそう珍しくもないが、第10回サントリーミステリー大賞特別佳作賞で1992年に発行された事を思えば、かなり英断ではなかったか。

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January 7, 2026 at 8:26 AM
『江戸アルキ帖』

江戸漫画の第一人者(だと思っている)杉浦日向子さんの江戸めぐりエッセイ。
日曜日ごとに車に乗って(!)江戸へ赴き、巡った町々をカラーイラストと共に紹介してくれる楽しい作品だ。
たまたま自分の誕生日と同じ日付のページがあったのも嬉しかったが、本当に何気なく、そうだろうなと思える人々の風景が活写されていて、読む度に新鮮に
感動できる。

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January 6, 2026 at 9:00 AM
『きみが住む星』

タイトルと写真の透明感に惹かれて手にした。愛する人の元を離れて旅立った男性が、行く先々から恋人に宛てて送った絵葉書、という体の見開き掌編集。
異国の地での出来事や情景を通じて、恋人への想いを再確認して行く様が静かに美しい。
写真だけを眺めていても穏やかな気持ちになれる1冊だった。

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January 4, 2026 at 7:37 AM
『絵本江戸風俗往来』

東洋文庫の本を集めたい気持ちもあるのだが、なかなか本棚のキャパシティが足りないので江戸物ばかり買っている。
原著は『江戸府内絵本風俗往来』。その文庫版として内容も巧く割愛されている。
江戸時代の年中行事が年始〜大晦日まで項目立てて記してあり、図版もあるので読みやすく、季節を一巡した気分になれるのが楽しい。
1月の始めは『正月』、次項は『若水』。大晦日に家を出て神社仏閣に詣でながら年越しする、今で言う「初詣」の風習が当時は無かったと分かる内容だ。その代わり、当時から初日の出は挙って見に行っている。これも面白い。

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January 2, 2026 at 8:30 AM
3月から読書アカウントを始めて、約9ヶ月が経ちました。日常に関する投稿はほぼ無く、ただただ自身の蔵書、既読の書籍を載せているだけですが、フォローしていただけたり、いいねをいただいたりと、日々有り難い気持ちで続けて来られました。
来年も備忘録として、地道に1冊ずつ投稿できればと考えております。
本年中は大変ありがとうございました。皆様、良いお年をお迎えください。
December 31, 2025 at 7:27 AM
『移動迷宮 中国史SF短篇集』

単なる短編集ではなく「中国史」を下敷きにしてあるだけに時代は幅広く、どれも一級の歴史改変小説になっている。
引き込まれたのは、中国に伝わったコーヒーが財宝のように扱われ、様々な事象を巻き起こす『南方に嘉蘇あり』。淡々と綴られる内容が真に迫り、一瞬事実かと思ってしまう読後感。白骨の巨人に引かれ夜を往く街が舞台の『陥落の前に』は事実が胸に迫る寂しさ。
時間が鍵となる『時の祝福』『一九三八年上海の記憶』など、「あの時代、あの時が転換点だったら」という、かの国の筆者達の共通の思いが歴史改変小説に反映されているような気がした。

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December 30, 2025 at 7:11 AM
『死体捜索犬ソロが見た驚くべき世界』

アメリカには遺体探索犬がいる、という事実に大きく頷くものがある。それだけ犯罪が多く、国土が広いが故に見つけにくい遺体が多いという事なのだろう。
タイトルから、てっきり解決に関わった事件記録なのかと思ったが、この本は筆者とシェパード犬ソロの訓練記に併せた探索犬や救助犬についてのルポ。
読み進めて少し物足りなさがあったが、訓練用の『死体農場』と呼ばれる施設があるなど、目新しい知識に触れられたのは良かった。

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December 28, 2025 at 6:53 AM
『李陵・山月記』

有名過ぎる「その声は、我が友、李徴子ではないか?」の台詞が詩のように美しい「山月記」は、異形になった友との邂逅を描く掌編。あまりの短さにあまりの完璧さ。何度読んでも感嘆してしまう。
それでも中島敦の作品中で好きなのは、西遊記から材を取った「悟浄出世」「悟浄歎異」だ。独り言ばかりで心気症の気がある悟浄が観世音菩薩に使命を与えられるまでと、三蔵一行に加わった後に師匠や仲間を冷静に観察する物語。これは言わば中島による二次創作だが、西遊記本編を読み終わってからだと頷く部分が随所にあって笑ってしまう。

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December 26, 2025 at 9:26 AM
『スタートボタンを押してください』

名だたるSF作家達のアンソロジー短編集。お題がビデオゲームという所も面白いが、こんなに様々な小説が生まれる事に感動する。
今をときめくプロジェクト・ヘイル・メアリーの著者ウィアーによる「ツウォリア」は、いかにも洒脱な会話のキャッチボールが肝。
物語冒頭から「??」となるカートリーの「救助よろ」は、理屈がわかった途端に膝を打つ面白さだった。
牛丼屋から始まる桜坂 洋の「リスポーン」は、ゲームそのものが登場しない人生ゲームの物語。日本的なものが英語圏でどこまで正確に伝わるものなのだろうと、少し興味が湧いた。

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December 25, 2025 at 8:45 AM
『ラブ・ポジション ハレー伝説』

原作を手塚治虫が手掛けたOVAの小説版。OVAの脚本は辻真先だったが、こちらは別の方が小説に起こしている。
76年周期で地球へ接近するハレー彗星。
主人公の須春は彗星からの隕石を調査する為に向かったベトナムで、かつて父ロバートの命を助けた少女ラミーナと出会う。
人類の地球破壊をテーマに、ハレー彗星が異星人を送り込む為のものであるなど、いかにも手塚治虫が好むSF的展開。
過去に一度だけテレビ放映を観た記憶があるのだが、あれは24時間テレビ内のことだったろうか。

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December 22, 2025 at 8:50 AM
『呪い釘』

深い山間、熊野古道に連なる集落で自然と共に生きる人々と古くから根付いた習俗を、小説という形で紡ぐ短編集。小説でありながら、聞き知った民俗学的風習を文字に起こしたかのような実録に近い作品群だ。
表題の「呪い釘」はタイトルのおどろおどろしさに比して、突如夫に去られた嫁の哀れさと、限られた住人しかいない集落の息苦しさが感じられた。
巡礼途中に倒れて集落に身を寄せた女性と寡黙な渡し守の、心が通って行く様が温かい「小和瀬の渡し」が特に良い。
著書は文芸同人誌『VIKING』に所属している。

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December 19, 2025 at 9:11 AM
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』

明日から映画館で予告が流れると言うので、見てしまう前に読んで!の投稿がSNSに溢れていて微笑ましい。
私ももちろん原作読了なので、グレースの孤独から始まる物語が、稀有な友情、友愛に広がって行くあの感動を、映像でなく文字で味わって欲しい気持ちはよくわかる。(得てして映像化されると、所々が端折られてしまうものだし)
何よりも、SFだと言うことを忘れさせてしまうウィアーの筆致は、軽快さと真摯さを持ち合わせていて心地良い。

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December 17, 2025 at 9:40 AM
『アガサ・クリスティー イラストレーション』

トム・アダムズの手掛けたクリスティ作品の表紙を堪能出来る1冊。
Xのポストで見かけた絵が素敵だったので古書を探したものの入手困難とわかり、図書館へ。
見られただけで嬉しい。

x.com/i/status/199...
x.com
December 16, 2025 at 9:00 AM
今はNetflixなどで観られるそう。海外では必ず「神」が事象の根本原因の1つに挙がって来る点が、やはり日本とは違う。

MANIFEST/マニフェスト シーズン1 share.google/TB618GX2Umi7...
MANIFEST/マニフェスト シーズン1
日本最大の海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTV。「ブラックリスト」「スコーピオン」「クリミナル・マインド」など話題作、大ヒット作、日本初の海外ドラマが大集結!視聴方法、番組表、番組動画など公開中!
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December 14, 2025 at 9:04 AM
『異常』(アノマリー)

NY行き006便に乗り合わせた乗客が巨大積乱雲の中で異常事態に巻き込まれ、人生が変わって行く本作(2020年発表)。異常事態後の描写や神への言及が米ドラマ『マニフェスト』(2018年放送)に酷似しており、アメリカを主な舞台にしたせいでとても残念。
登場人物同士の繋がりも薄く、後半で突如登場する者がいたり、結末に至る展開も些か駆け足で、目新しさより全体の冗漫さが気になった。某大統領を揶揄した描写もやり過ぎで個人的には笑えない。
同じモチーフで『神はサイコロを振らない』や『神は沈黙せず』などがあるため、どうしても比較してしまう。

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December 13, 2025 at 6:42 AM
とあるフォローを解除した話(Xの事) privatter.me/page/693b8b2...
とあるフォローを解除した話(Xの事)
顔が見えないSNSの言葉について
privatter.me
December 12, 2025 at 3:26 AM
Reposted by 本棚の紙魚
放送まであと2日!! 
NHK 総合/BSP4Kで12/13(土)夜10時からはじまる放送100年特集ドラマ「火星の女王」(全3回)。今年デビュー10周年を迎えた直木賞作家・小川哲による原作も大好評発売中です。そして、重版も出来! 100年後の地球と火星の物語、ぜひお手に取ってみてください!
December 11, 2025 at 9:24 AM
『Botticelli』

ルーブル美術館を訪れた時に買ったボッティチェリの本。B6程度のサイズで小ぶりなのだが、中身は絵と解説がぎっしりで、何より仕掛け絵本のように折りたたまれたページがたくさんある。見ているだけで美しい。今はスマホをかざすだけで翻訳してもらえるため、フランス語が分からなくても楽しい。

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December 11, 2025 at 10:00 AM
『きん色の窓とピーター』

藤城清治さんの影絵は好きで、子供時代には影絵の舞台にも連れて行ってもらった。『銀河鉄道の夜』の影絵本の他に買ってもらったのがこの本で、手元にあるのは昭和59年の初版。
香山多佳子さんのお話(各国の民話、昔話)に、藤城清治さんの影絵が挿し絵としてふんだんに入っている。
子供のいない老夫婦の元にやって来た雪の女の子『雪のこども』では、結末に何度も泣いた。どうして月が満ち欠けするようになったかを描く『レチカとお月さま』は民話らしい内容。中国が舞台の『あかりの花』では、古代中国風のの影絵が見られて楽しい。

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December 10, 2025 at 9:09 AM
『遠野物語 付・遠野物語拾遺』

昨日は佐々木喜善の『遠野奇談』について書いたが、柳田国男の『遠野物語』はやはり洗練された読み物、民俗学としての収集譚と言えるだろう。
座敷わらし(オシラサマ)、山人、森の動物達と、当時は東京から見て遠い異国だったろう東北の地に対する異世界への眼差しが感じられる。
少なくとも、座敷わらしが全国区の知名度を得るに至った功績は柳田国男にある。
手元にあるのは装丁画が好きで選んだもので、巻末の索引と遠野の地図がありがたい。

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December 9, 2025 at 9:12 AM