I like rhythm&blues,horse raceing,and cats.
十三大橋、長柄橋、鳥飼大橋、淀川大橋、枚方大橋。淀川に架かる橋をよく走った一日だった。
21時半ごろ、レスパイアから乗り込んできた男性2人組を飛田新地へ。
見た目もおとなしめ、道中の会話はビジネスに関する話の一辺倒で、化学的な単語の多くから医薬品関係の仕事だろう。
かの地へ向かう一行のほとんどにありがちな鼻息の荒さや幼稚性のなさが逆に特徴的だった。
折り返し、太子の交差点手前で奇しくも似たような2人組に捕まった。行き先は梅田。
見た目もおとなしめ、道中の会話はビジネスに関する話の一辺倒で(以下略)。思わず苦笑い。
十三大橋、長柄橋、鳥飼大橋、淀川大橋、枚方大橋。淀川に架かる橋をよく走った一日だった。
21時半ごろ、レスパイアから乗り込んできた男性2人組を飛田新地へ。
見た目もおとなしめ、道中の会話はビジネスに関する話の一辺倒で、化学的な単語の多くから医薬品関係の仕事だろう。
かの地へ向かう一行のほとんどにありがちな鼻息の荒さや幼稚性のなさが逆に特徴的だった。
折り返し、太子の交差点手前で奇しくも似たような2人組に捕まった。行き先は梅田。
見た目もおとなしめ、道中の会話はビジネスに関する話の一辺倒で(以下略)。思わず苦笑い。
午前中、レスパイアからアメ村のホテルへ届けた二人連れの親子。母親と娘ともにロングのカーリーヘア。会話を拾い聞きしてるとフランス語。別れしなに「サンキュー」ではなく「メルシー」と声かけすると喜んでくれた。
今日のバックシートではフランス語の会話が多かった。たまたまなのかなんなのか。
夜が更けて、大きな事故現場を目撃した。梅田ランプ西の交差点。中央分離帯に頭から突っ込んだセダンが雨に濡れていた。タクシーの自爆だ。
大破したタクシーの傍で、駆けつけた警察官に囲まれている運転手は幸いにも怪我ひとつ負ってないようだった。
午前中、レスパイアからアメ村のホテルへ届けた二人連れの親子。母親と娘ともにロングのカーリーヘア。会話を拾い聞きしてるとフランス語。別れしなに「サンキュー」ではなく「メルシー」と声かけすると喜んでくれた。
今日のバックシートではフランス語の会話が多かった。たまたまなのかなんなのか。
夜が更けて、大きな事故現場を目撃した。梅田ランプ西の交差点。中央分離帯に頭から突っ込んだセダンが雨に濡れていた。タクシーの自爆だ。
大破したタクシーの傍で、駆けつけた警察官に囲まれている運転手は幸いにも怪我ひとつ負ってないようだった。
霧雨からはじまり本降りへと。タクシードライバーにとって、水滴にコーティングされた大阪市内中心部の日曜日は自ずと殺人的繁忙期に。
犬も歩けば棒。タクシーも走れば客。こんな日はそんな感じ。それでも流れは悪い。上客との出会いがない。疲労と焦りはつのる。ここはいったん落ち着いて、中心部の喧騒から離脱して、反転攻勢への準備を整えたい。向かったのはUSJ乗り場17時。
到着して15分足らず、完全にリセットするには時間的に心許なかったが神様に思いは伝わったのだろう。焦がれた待ち人がついにやってきた。京都。63km。大勝利。
霧雨からはじまり本降りへと。タクシードライバーにとって、水滴にコーティングされた大阪市内中心部の日曜日は自ずと殺人的繁忙期に。
犬も歩けば棒。タクシーも走れば客。こんな日はそんな感じ。それでも流れは悪い。上客との出会いがない。疲労と焦りはつのる。ここはいったん落ち着いて、中心部の喧騒から離脱して、反転攻勢への準備を整えたい。向かったのはUSJ乗り場17時。
到着して15分足らず、完全にリセットするには時間的に心許なかったが神様に思いは伝わったのだろう。焦がれた待ち人がついにやってきた。京都。63km。大勝利。
黄砂が目にしみた一日だった。
アバンザ前で客を降ろして、新地本通を抜けて御堂筋出口。そこへ待ったをかけてきた女性だった。
「待ったをかけた」にしては挙動があいまいで、おれも判断を躊躇しつつも出口に後続車が通れる最低限のスペースを開けて車を寄せた。
そのまま運転手席サイドのウインドウを下げて路上の彼女とやりとり。
エアポートへ行く料金を訊ねてくるその表情には正体が無く、今にもその場に崩れ落ちそう。
やりとりがまとまらないうちに勝手に乗り込んできたのでやむなく発車。
ポリスステーション。彼女は突然そう告げた。
黄砂が目にしみた一日だった。
アバンザ前で客を降ろして、新地本通を抜けて御堂筋出口。そこへ待ったをかけてきた女性だった。
「待ったをかけた」にしては挙動があいまいで、おれも判断を躊躇しつつも出口に後続車が通れる最低限のスペースを開けて車を寄せた。
そのまま運転手席サイドのウインドウを下げて路上の彼女とやりとり。
エアポートへ行く料金を訊ねてくるその表情には正体が無く、今にもその場に崩れ落ちそう。
やりとりがまとまらないうちに勝手に乗り込んできたのでやむなく発車。
ポリスステーション。彼女は突然そう告げた。
16時すぎにいつもの梅田のホテルからプロ野球解説者を乗せて甲子園球場へ。
出発前、なじみの運転手たちと「放送局のチケット持ちで梅田から高速乗って大回りで行ってくれたらええのに」って軽口叩いてたらその通りに。
ここから運気急上昇。振り出すカードがズバズバとハマっていく。21時に入ると風雲急。夜空に走る稲妻と滝のような雨。
日づけが替わる頃には阪急京都線が止まった。25時20分。西宮から脱兎の勢いで舞い戻った三番街乗り場には長蛇の列が。
積み残しの電車が、ようよう到着した直後だった。くたくたの会社員を川西大和団地。
16時すぎにいつもの梅田のホテルからプロ野球解説者を乗せて甲子園球場へ。
出発前、なじみの運転手たちと「放送局のチケット持ちで梅田から高速乗って大回りで行ってくれたらええのに」って軽口叩いてたらその通りに。
ここから運気急上昇。振り出すカードがズバズバとハマっていく。21時に入ると風雲急。夜空に走る稲妻と滝のような雨。
日づけが替わる頃には阪急京都線が止まった。25時20分。西宮から脱兎の勢いで舞い戻った三番街乗り場には長蛇の列が。
積み残しの電車が、ようよう到着した直後だった。くたくたの会社員を川西大和団地。
文楽劇場の手前で女の子を降ろして、千日前通をUターン。近鉄難波あたりで待ったがかかった。
キャシー中島をかさ増しした感じの女性と、高齢婦人とふとっちょのちびっ子。助手席にどっかり乗り込んできたキャシー中島がやたら陽気に話しかけてくる。
フロムオーストラリア。東京から今大阪、明日は京都、また東京で締めだとのこと。十三のプラザオーサカまで届けた。
その後梅田で。4歳ぐらいの女の子と幼児を抱えた30代女性。つきそいの男性はいっしょに乗り込んで来なかった。
さまざまなバックボーンをさまざまな目的地へとランダムに日々運ぶ。
文楽劇場の手前で女の子を降ろして、千日前通をUターン。近鉄難波あたりで待ったがかかった。
キャシー中島をかさ増しした感じの女性と、高齢婦人とふとっちょのちびっ子。助手席にどっかり乗り込んできたキャシー中島がやたら陽気に話しかけてくる。
フロムオーストラリア。東京から今大阪、明日は京都、また東京で締めだとのこと。十三のプラザオーサカまで届けた。
その後梅田で。4歳ぐらいの女の子と幼児を抱えた30代女性。つきそいの男性はいっしょに乗り込んで来なかった。
さまざまなバックボーンをさまざまな目的地へとランダムに日々運ぶ。
14時半ごろ、いつもの梅田のホテルで順番待ちをしていると「貸切で桜の名所を巡回してほしい」とのオファー。特に断る理由もない。
ほどなくして現れたのは中国系の高齢夫婦とその娘(孫娘かも)の3人。高齢の女性は車椅子。
ホテルから大阪城、大阪城から桜之宮公園、そしてホテルへ戻るという行程。
盛りを過ぎた桜は、見頃の峠を越えてしまっているのが残念だったが、それでも楽しんでくれたようでなにより。
2時間の貸切運賃に色をつけて14000円を渡してくれた。
いつかはおれも車椅子の伴侶と異国でタクシーに乗ることがあるかもしれない。
14時半ごろ、いつもの梅田のホテルで順番待ちをしていると「貸切で桜の名所を巡回してほしい」とのオファー。特に断る理由もない。
ほどなくして現れたのは中国系の高齢夫婦とその娘(孫娘かも)の3人。高齢の女性は車椅子。
ホテルから大阪城、大阪城から桜之宮公園、そしてホテルへ戻るという行程。
盛りを過ぎた桜は、見頃の峠を越えてしまっているのが残念だったが、それでも楽しんでくれたようでなにより。
2時間の貸切運賃に色をつけて14000円を渡してくれた。
いつかはおれも車椅子の伴侶と異国でタクシーに乗ることがあるかもしれない。
初夏を思わせた日曜日から一転の花冷え。3歩進んで2歩下がる。季節のうつろいの妙。
都島通りを梅田へと急いでいると、大東洋の向かいの、暗がりに立っていた男性から待ったがかかった。「京都ですけどいけますか」。24時38分。のぞむところ。
新御堂から中環、吹田インターから名神に。日づけの替わった夜の高速道路を一目散。国道十条を左折れ、西大路駅をアンダーパス。49.4km。
仕事を終えての帰り道。吹田出口付近で右前方にJPN。
追い抜きざまに見たナンバーは「名古屋」。追い越したおれのサイドミラーに映ったのは「賃走」の青い表示。
初夏を思わせた日曜日から一転の花冷え。3歩進んで2歩下がる。季節のうつろいの妙。
都島通りを梅田へと急いでいると、大東洋の向かいの、暗がりに立っていた男性から待ったがかかった。「京都ですけどいけますか」。24時38分。のぞむところ。
新御堂から中環、吹田インターから名神に。日づけの替わった夜の高速道路を一目散。国道十条を左折れ、西大路駅をアンダーパス。49.4km。
仕事を終えての帰り道。吹田出口付近で右前方にJPN。
追い抜きざまに見たナンバーは「名古屋」。追い越したおれのサイドミラーに映ったのは「賃走」の青い表示。
桜満開。春なのに25℃を超えていくようなこともあるさ。
12時37分発でいつものホテルから外国人ファミリーを乗せて京都。初夏を思わせる陽射しを浴びながら第二京阪を疾走。超気持ちいい。
夕方はちびくろサンボの虎状態の大阪城へ。三度目の正直で長居公園。運よく居合わせたタクシー待ちカップルを連れて八戸の里。この2本の合わせ技で9500円。まいどあり。
本日最終便は24時20分。リムジンバス乗り場から芦屋朝日ヶ丘町。高台のメゾン。60代の夫婦なのか夫婦でないのかよくわからない男女。男はちょっと小林薫に似てるといえば似ていた。
桜満開。春なのに25℃を超えていくようなこともあるさ。
12時37分発でいつものホテルから外国人ファミリーを乗せて京都。初夏を思わせる陽射しを浴びながら第二京阪を疾走。超気持ちいい。
夕方はちびくろサンボの虎状態の大阪城へ。三度目の正直で長居公園。運よく居合わせたタクシー待ちカップルを連れて八戸の里。この2本の合わせ技で9500円。まいどあり。
本日最終便は24時20分。リムジンバス乗り場から芦屋朝日ヶ丘町。高台のメゾン。60代の夫婦なのか夫婦でないのかよくわからない男女。男はちょっと小林薫に似てるといえば似ていた。
桜のハイシーズン。1年の中でも、この期間が一番外国人旅行客で活況を呈するように思う。
とりわけ大阪城のタクシー乗り場はにぎやかで、次から次へとやってくるタクシーがあっという間に捌けていく。
こういう時は大阪城の最寄りで乗客を届けた帰路に寄り道感覚で乗り場に行くと、確実に仕事にありつけるので組み立てが楽になる。
今日でいうと、梅田から高麗橋の日経新聞。そのまま大阪城に寄って上六。上六から細工谷。細工谷ならもう一度大阪城へ寄り道しよう。からのなんばハッチ。こんな感じでたやすく数珠がつながる。
とりあえず大阪城。
桜のハイシーズン。1年の中でも、この期間が一番外国人旅行客で活況を呈するように思う。
とりわけ大阪城のタクシー乗り場はにぎやかで、次から次へとやってくるタクシーがあっという間に捌けていく。
こういう時は大阪城の最寄りで乗客を届けた帰路に寄り道感覚で乗り場に行くと、確実に仕事にありつけるので組み立てが楽になる。
今日でいうと、梅田から高麗橋の日経新聞。そのまま大阪城に寄って上六。上六から細工谷。細工谷ならもう一度大阪城へ寄り道しよう。からのなんばハッチ。こんな感じでたやすく数珠がつながる。
とりあえず大阪城。
到着したリムジンバスから次々と乗客が降りてきて、ほうぼうへ散っていく。乗り場に待機していた先頭車両、2番目の車両にもいそいそと客が乗り込み、順次その場を離れていく。
すべての乗客が消え、もぬけのからになったバスも、ゆっくり乗り場から去っていった。3番目のおれのタクシーには誰もやってこなかった。
取り残されたおれは、車から降りて、がらんとした乗り場を眺めた。大きめのスーツケースがふたつと、大きめの眼鏡をかけたスーツケースとおなじぐらいのサイズの女の子がそこにいた。
タクシー?と声をかけると、ホッとしたようにうなずいた。
到着したリムジンバスから次々と乗客が降りてきて、ほうぼうへ散っていく。乗り場に待機していた先頭車両、2番目の車両にもいそいそと客が乗り込み、順次その場を離れていく。
すべての乗客が消え、もぬけのからになったバスも、ゆっくり乗り場から去っていった。3番目のおれのタクシーには誰もやってこなかった。
取り残されたおれは、車から降りて、がらんとした乗り場を眺めた。大きめのスーツケースがふたつと、大きめの眼鏡をかけたスーツケースとおなじぐらいのサイズの女の子がそこにいた。
タクシー?と声をかけると、ホッとしたようにうなずいた。
17時から、後半9時間のみの半日出勤。明日からは4月。年齢を重ねるにつれ、どんどん月日の流れが速くなっていく。あっという間に今年も25%を消化。
本日も好調キープ。目を惹くような遠距離営業こそ1本もなかったが、走れば走るだけ確実に売り上げにつながっていった。今日のような営業はある意味でタクシー稼業の理想に近い。
肉体的にも精神的にもなんらすり減ることなしに一日を終え、しっかりとした結果もバッチリついてくる。毎日がこうだったら、こんないいシノギはない。
春風に誘われて、これからもっと街は本格的に浮き足だってくる。
17時から、後半9時間のみの半日出勤。明日からは4月。年齢を重ねるにつれ、どんどん月日の流れが速くなっていく。あっという間に今年も25%を消化。
本日も好調キープ。目を惹くような遠距離営業こそ1本もなかったが、走れば走るだけ確実に売り上げにつながっていった。今日のような営業はある意味でタクシー稼業の理想に近い。
肉体的にも精神的にもなんらすり減ることなしに一日を終え、しっかりとした結果もバッチリついてくる。毎日がこうだったら、こんないいシノギはない。
春風に誘われて、これからもっと街は本格的に浮き足だってくる。