昔々、本の行商で生活している小さな村がありました。
他に働き口がないので大きな街へ出て行ってしまう若者もいましたが、村を愛するりばいはそこから離れることなく、あちこちの村を訪ねては本を売り、決して多くはない儲けでつつましい生活をしていました。
りばいが訪れる村の一つに、たいそう本好きな男がいました。名前はえるびんといい、りばいよりも少し年上のようでした。
彼が住む村はりばいの村から山を2つ、丘を3つ越えたところにありましたが、丈夫な身体を持つりばいにとって訪ねていくことはまったく苦になりませんでした。
昔々、本の行商で生活している小さな村がありました。
他に働き口がないので大きな街へ出て行ってしまう若者もいましたが、村を愛するりばいはそこから離れることなく、あちこちの村を訪ねては本を売り、決して多くはない儲けでつつましい生活をしていました。
りばいが訪れる村の一つに、たいそう本好きな男がいました。名前はえるびんといい、りばいよりも少し年上のようでした。
彼が住む村はりばいの村から山を2つ、丘を3つ越えたところにありましたが、丈夫な身体を持つりばいにとって訪ねていくことはまったく苦になりませんでした。